潮干狩り記

潮干狩りなんて、ほんと30年以上ぶりだ。
物心ついた頃くらいにやって以来？

土曜日、仲良しI家にお誘いいただき、けんぽ組合の潮干狩りに参加。
毎年恒例なのは目にしていたけど、行ってみたらかなり楽しくて！
すごいファミリーレクリエーションがあったもんだ。

申し込みは各人自由に出来るけど、参加証は会社経由で届くので
「おお～このおうちも行くのか！」と比較的お子さんが多いご家庭の
参加率が高いことにおどろきつつ。ひとりで申し込んだ私が異端だった（笑）

「私も行くんだ～♪」と言っていたら、昨年も参加した同僚や他部の上司から、
潮干狩りのいろは的な注意事項やアドバイスをたくさんもらい、
想像がむくむくとふくらむふくらむ。準備万端。

K子からお弁当は唐揚げとか簡単に作ってくから、手ぶらでいいよとメールがきて
「母だなぁ～」と感心しちゃいつつ、そうか、お弁当持参とあったけど
こういうときは作るね、そういえば！と遠足を思い出す始末。
どこか寄って買っていく、という頭しかなかった…作っていく豊かさを忘れていたよ。

こどもたちがいるからなぁ、とお弁当ブログなどを参考にした結果、
おにぎり、枝豆、ゆでたまご、ウインナー、かぼちゃサラダ、トマト甘酢漬けを用意。
…参考にするまでもない、簡単さ（笑）

唯一、番狂わせだったのはお天気…想像以上に寒かった…
準備していたのが「暑さ対策」「日焼け防止」的なものばかりだったのもあり
金曜夜に、持ち物見直したけど…

土曜朝、5時半起床。


さむい。


思わず、お茶わかしました。

車で行くからと潮干狩りすぐできるような格好に、素足クロックスでは冷え冷え。
着替えを入れなおし。

7：30少し前に自宅前まで車で来てくれたI家と合流し、ベイブリッジを通って
アクアラインへ。
横浜から千葉へは、海の上や下を通っちゃえば本当に近い。

アクアラインがやや渋滞していたものの1時間もかからないうちに木更津着。
無事近場の駐車場にも停められて、受付にもほどよい時間。

会場となっているところまですごい橋を渡るんだよ、と聞いてはいたんだけど
こんな橋だったとは。「木更津キャッツアイ」にも登場していたそうよ。



橋を渡った先に、中ノ島公園と潮干狩り会場が広がっています。



この橋、3階建てみたいなイメージで、スロープが六重に…
ちなみにこれ、帰りの写真だけど荷物もって上るのはきついよ～。
カート必須。

組合が貸切としていた休憩所もいくつかあったけど、キャンプ用の
簡易タープなるものを持ってきてくれていたので芝生公園に陣取り。
これはのんびりできていいね。肌寒いけど、風除けにもなるし。

 

こどもたちも潮干狩り終わったら、シャボン玉して走り回ってました。

で、肝心の潮干狩り。



はじめたら、もう写真なんて撮ってるどころではなかったので
会場の模様はこれ1枚。

このどんよりした空の下、10時頃から開始。
4000人は軽くいたんだろうなぁ…
この模様を航空写真でみてみたい、と思うほど、みんな夢中！

貸し出してもらった熊手と、計量用の網をもっていざ。

最初はあまり手応えを感じる大きさのものは採れなかったけど
遠くのほうで、どこかのお子さんが「おとうさーんこっちに大きいのあるよー！」と
叫んでいたりするのをどれどれと近づいてみたり、潮干狩りし続けて40年、くらいの
年季と気迫を感じるおばさまの熊手使いをこっそり研究してみたりのうちに
無心にもなり（笑）コツもつかめてきて、ざっくざっく。

業者さんがばらまいていったところは、こどもたちにおまかせ（笑）

「小一時間で腰が痛くなる」という同僚のアドバイス通り、ちょいと休憩。
ハーフパンツに、Tシャツ、ウインドブレーカー（最近になって10年モノが大活躍）では
寒かった…風邪ひきそう予感。
この天気はジャージに長靴が正解に違いない。

時計も外していたので、時間がわからないままだったけど、
干潮エリアの広がりに応じて移動したりしているうちにあっという間だな。
たぶん、12時前には終わるかー、とあがった気がする。
いやー、楽しかった。

2kgまでは無料だったんだけど、計量場ではおじさんが一目みるなり
はいいいよ～とスルー。
結構ぎりぎりまで採ったつもりでも、2kgって結構あるのね。

クーラーボックスに、きれいな海水（専用水道があるのだ）を入れ、
あさりの砂抜き開始し、こどもたちはシャワーも浴びたたところで、お弁当。
2年くらい前に、ウチに花火みにきたとき枝豆ばかり食べていたSちゃんは
やはり今回もくらいついていた。J太はウィンナーを私の分まで食べた（涙）

しばらく公園でのんびりしてから13：30頃には撤収。

物産館で、売られているはまぐりなどをひやかし、身体も冷えたので
近くのスーパー銭湯へ行くがてら、せっかくだから美味しいお寿司なんかも
食べたいよねーと、駅の観光案内所でIさんが聞いてくれたお店を目指す。

風邪ひく予感的中な寒気がしていたので、お風呂ありがたかった～
30分ほどゆっくりつかって、足やら腰やらもジェットバスでほぐす。
これのおかげで今日筋肉痛じゃないのかも・・・

ドライバーIさんがちょい仮眠の間、ひさしぶり、湯あがりコーヒー牛乳。

　銭湯の定番だね。

30畳ほどのたたみスペースでゆるりとしたあとは、食を求めて一路。
近所の方が、美味しいとよく利用するお寿司屋さんとのことで「半七」さんへ。

　

あなごとあら汁がイチオシだったので、にぎりにあなごを入れてもらいました。
あら汁は、鯛。上品な味でした。

遊びつくして、美味しいもの食べて。満足。
でも徐々に鼻がつまり喉の痛みも…

帰りのアクアライン10km弱のトンネルは子どもたちと共に寝落ちしそうになりつつ
また自宅前まで送ってもらい、あさりの仕分け作業。
海水入りのペットボトルも分けてもらい、何から何までいたれりつくせり。
ありがとう！！


　

ひとまず、中華なべにうつしいれて台所で砂抜き。
うかつなところに置くと水浸しになるので要注意。
一晩置くので、少し多めに海水はっておいたけど朝には半分以下に。

ブランチに、バター焼き。早めの夕食は、ボンゴレ・ビアンコ。

　

美味いよっ！！

労働の対価としてのおいしさも込み、ですな。
どんなものかなと思っていたけど身がぷりっとしていてよかった。

これはまた来年…という気持ちになります。

でも、来年のことより、まだまだあるあさりをどう食すかが問題。
またバター焼きかな～


※色々と指南してくれていた同僚が、お子さん風邪気味のために
断念していたことを知る…おすそわけしたいけど、会社持っていくのは微妙だ…