On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

ハモれメロス 神奈川芸術劇場1/28

2015-01-04 14:35:45 | 2014ハモれメロス

待っていました、シアトリカルツアー。

横浜から旅がスタートする、しかも地元で4公演!ということが
なんだか色々ある日常を乗り切るための励みになっていました。

これだけ近くで演ってくれるのだからと、4公演中3公演観ました…すごい参加率。
チケットをとってくれた友人に感謝です。
そしてここで夏休みにしてよかった。

2014年9月24日(水)初日は、母と。
座って聴きたいといつも言う母も、お芝居仕立てのライブならば
楽しめるんじゃないかな~と思っていましたが、年代的にどんぴしゃで、
むしろ私よりも目をキラキラさせて聴き入っていました。「ベサメムーチョ」も(笑)
「ローハイド」の北山さんを大絶賛。

別人格ながらそれぞれの個性をとらえている脚本の面白さ、
数々の60年代選曲の粋さ、魅せ方、聴かせ方、
なにより演技力あがっている…!という5人への驚き。

私も存分に新鮮に、大興奮。

舞台をたくさん観てきたけれど、久しぶりに演者たちの熱意に対して
胸が熱くなった(笑)
それがゴスだということはなんて素敵なことだろうと思います。
エンターテイメントとして、技量ももちろんあるのだけど
どんどん自分たちの能力を開発していく情熱に、惚れなおしました。
負けてられないなあ…そんな姿をみせてくれるチームゴスペラーズに喝采。



初日の印象として、

・あ、あなたが今回の!(KING OF GOS DVDからつながった)
・客席の巻き込みかたうまーい!演出協力したい。
・北山さんのグレー毛布かぶりに意表つかれた。
・どこかさびしげな陰のある役やらせたら天下一品。
・ランニングマシンとはうまい装置。
・シェリーてつや!
・カルロス、気のいいおぼっちゃんだ。
・ママチャリ伴走も。
・カツカレー3杯のあと弁当6つも完食するんかい。
・エアギター…?
・「My girl friend」ここで聴いたらものすごく納得。
・「くれないの街」も。アルバム聴いてるだけではわからなかった加山雄三的セリフ。
・「さあ、ハモれ。メロス」に思わず膝を打ちつつ拍手。
・ファイブオーシャンズからゴスペラーズへと変貌する前のハモメロメドレー歓喜。
・福ちゃんがかき鳴らすギターからの英語版ロコモーションへの入りがたまらない。
・「My Girl」「Sherry」ときてからの「Be Shiny」。音楽のうねりの中でうまれたこと実感。


めずらしく覚えていた、最後のご挨拶ではこんなことを。
場内の笑いを誘いつつ、それぞれがらしかった。

<黒ぽん>
ふくらはぎパンパンです。
60年代ということでおでこ出したら鏡みて親父そっくりで。
親父も中学出てから働いて、でもと思い直して定時制高校に通った。
あの頃はどうだったんだろうとそんな親父を思いながら、電話したいと思った。

<北山さん>
シアトリカルツアーは久しぶり。
こんなに大変だったっけ?と思いながら、観客のみなさんに
助けてもらいながらやってきました。ありがとうございました。

<ヤス>
スペイン語で歌える日がくるとは思ってもみなかった。
あの時間、自分のために歌っています。

<酒井さん>
ゲネプロみてた方に「サカイさん、今回はカルロスって外国人の役で大変ですね」
と言われて、いやそうじゃない!と。

<てっちゃん>
シェリーのとこでスイッチ入った。ここは逃げずにやるんだと!
いつもツアーでは2、3日目ということが多いが、ほんとの横浜初日でした。
あたたかく迎えてくれてありがとうございました。

-------

初日、ほんとうにほぼ完璧だったんじゃないでしょうか。間合いもセリフも。
ひとつ間をはずしちゃうと笑えないような箇所もありそうだったけど
ちょっとセリフ噛んじゃった!くらいで。

その気迫、勢いに感動した一夜でした。

Comment    この記事についてブログを書く
« 新年をむかえて | TOP | ハモれメロス 神奈川芸術劇... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 2014ハモれメロス