エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

愛でるのも罪 ?

2005年12月25日 | 男女もの

 他人を傷つけたり殺したり、あるいはその財産に損害を与えるのは確かに罪でしょう。それは昔から天下公認の罰を受けなければなりません。しかし今の私達はもっと複雑な世界を生きているようです。好きな異性を見つめる事すら罪に問われます。

61歳ストーカー、一目惚れ相手は三沢あけみ似
1日46回“通う”

三沢あけみ
 一目ぼれした美容室経営の女性(44)を執拗(しつよう)に見つめ続けたとして、大阪府警西成署は14日までに、ストーカー規制法違反(見張り行為)の疑いで大阪市西成区天下茶屋の無職の男(61)を逮捕した。女性は人気演歌歌手似の美人だったといい、容疑者は店の前を自転車で1日に最多で26回も通り、ガラス窓越しに女性を見ていた。

 調べでは、容疑者は11月26日から今月6日の間、計46回にわたり、美容室のガラス窓越しに女性を見つめた疑い。

 美容室は容疑者が以前住んでいたアパートの1階で、行為が始まったのは昨年12月ごろ。今年10月2日には、容疑者が自宅から包丁を持ち出したため、女性が110番通報。同署に銃刀法違反の現行犯逮捕され、10万円の罰金刑と、ストーカー規制法の警告を受けていた。

 しかし、11月22日の転居後も女性を見つめ続けたため、同署は美容室にビデオカメラを設置し、行動を確認。映像を検証し、ストーカー規制法違反に当たるか、警察庁と慎重に協議した結果、「執拗に見つめる行為」が同法の「見張り行為」に該当すると判断した。

 同署関係者は「女性は演歌歌手の三沢あけみさん=写真=似の艶っぽい美人。それにしても一目ぼれはともかく、行為は悪質」と話している。

ZAKZAK 2005/12/14

 この61歳の爺さんの気持ちも分かります。愛は法律を超えます!


イブの夜を過ごす

2005年12月25日 | 家族

 さていつ頃からイブの夜には恋人たちのスペシャルナイトになったんだろう?20年前にはもうそんなムードになってたかなぁ・・・日本独特の行事でしょう。高度成長の時代はサラリーマン達が夜のネオン街を彷徨するのが恒例でした。「サザエさん」でもマスオが例の三角帽子を被って酔っ払っていました。

 子供の頃はやはり食い気ですね。丸いあのケーキが食べたかった。しかし残念な事に母親は小さなショートケーキを家族の人数分を買う事に決めていて、我々の要求はなかなか通らなかった。理由はもう分からないんだけど、おそらくはその方が分けやすかったからと思います。なんせ喰い意地の張った男児が三人もいたから、丸いケーキのどの部分を切り取るかで喧嘩になる事は容易に想像ついたはずです。

 しかし母親も子供達の要求に折れてやっとお許しが出た時は喜び勇んで兄弟三人がケーキ屋に走りました。昭和40年頃だったと思います。まだバタークリームだったけど我が家にやってきた丸いケーキに皆満足していました。

 せいぜいそんな思い出くらいしかクリスマスにはありません。勿論サンタのプレゼントなんかは別の話、また折をみて書きましょう。学生時代も特に行事なんか無かったし、勤めだしてからもそれらしい事はしていません。飲み屋に行くのは普段からの生活でしたから。だからクリスマス・イブの狂騒には未だに乗り切れません。

 あの星飛雄馬さえクリスマスパーティを企画したくらいなのにね。残念ながら招待した客は誰も来ず最後はテーブルをひっくり返して一人泣きます。やはりあの父の子です。気に入らないとなんでもひっくり返します。

 昨夜はTVの女子フィギュアスケートを観戦し「ローマの休日」の途中で二階に上がり寝てしまいました。翌朝の除雪が早いからです。なんとも静かで落ち着いた老夫婦のイブの夜でした・・・