石巻&東松島&女川復興情報 “石巻地域Again”

『復興に向けて頑張る地元企業』や『石巻地域の復旧状況』といった地元密着情報などを発信していきます!
〈本文は、敬称略〉

「SL石巻線100周年記念号」

2012年12月25日 | イベント・お祭り情報
 12月22日(土)・23日(日)にJR石巻線開業100周年を記念して「SL石巻線100周年号」が運転され,それに合わせセレモニーや各種イベントが行われました。


予定どおり13:00にSLが到着。
石巻駅構内にはSL車両が後ろ向きで入ってきました。


駅員さんが、横断幕を持ってお出迎えです。


支倉常長さまとSuicaのペンギンさんもお出迎えをしていて,子ども達に人気でした。


SLから石巻駅に降車されたお客様に,石巻の牡蠣を使用した「牡蠣汁」や,

「女川汁(さんまのすり身汁)」が無料で提供され,クリスマス寒波の中,お客様の体を温めていました。


14時44分,石巻駅長と一日駅長である石巻市長の出発の合図です。
石巻駅からSLが「前向き」に発車します。


「女川港大漁獅子舞まむし」による演舞でお見送りを盛り上げました。

 寒波によって,イベント当日は冷え込みましたが,SLに乗車していたお客様と石巻地域の人々が交流し,心温まるイベントとなりました。

(toshi)

山に行く人このゆびとまれ。

2012年12月25日 | 地域づくり団体
東松島市のあったかいホールで開催された「山に行く人このゆびとまれ」に行ってきました。

このイベントは,自分たちで採取したアケビの蔓(つる)で籠を編むもの。
みやぎ地域づくり団体協議会石巻支部に加盟している特定非営利活動法人東松島まちづくり応援団が主催したイベントです。
東松島市内の山に入って,蔓採りを行い,後日その蔓を材料にして籠を編みました。


寒風吹きすさぶ中,山に入り,

急峻な斜面を登って,


ようやく採取した蔓たち。


車に詰め込んでその日は解散。
蔓は持ち帰り,洗ったうえで半乾きにし,籠を編むことになります。


翌々日,いよいよ籠を編みます。


籠の底から編み始め・・・

こんな感じに底ができあがりました。

この後,写真を撮ることも忘れながら編み続け・・・


初心者の方でも1時間半程度でできあがりました。
以外と簡単にできあがったうえ,参加者の方々は楽しい熟女トーク(?!)で盛り上がり,とても楽しい時間を過ごすことができました。


こちらは先生のお手本。
格が違います
なお,先生の作品の一部はあったかいホールでも販売されています。


ところで,あったかいホールとは・・・
「中心商店街の空き店舗を活用して、人の交流、物産の流通、経済の循環等が円滑に行われ、地域資源を利活用して新しい付加価値の創出につなげ、継続的に地域の活性化を目指すために設けられた施設」です。(あったかいホールホームページより)

地元の山で採取した蔓を作品に仕上げ,販売するというこのアケビの籠作りは,まさに「地域資源を利活用して新しい付加価値の創出につなげ、継続的に地域の活性化を目指す」というあったかいホールのコンセプトに合致し,あったかいホールの象徴ともいえるものだと感じました。

(megu)