ALIVE !

gayである僕のヘンテコ?な日常。

後輩と旅に出よう!番外編

2005年02月28日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 木曜日にオーストラリアから帰り、金曜日は出張のため職場に行かず、今日1週間ぶりに職場復帰です。

 仕事したくねぇ~。そんなブルーな気持ちを無視するように、机の上には書類が山積み。見た瞬間更にブルー。
 1週間足らずでよくもまぁ、この量が発生するもんだよ関心してしまった。だめ出しでメールチェックすると未読メール173通。読むだけで一日終了してしまいます・・・。緊急な用事なら直接来るだろうと勝手に判断。読んでないし当然返事も出してません。

 そんななか、僕の先輩Aさんと先輩Cさんが登場。

 「おーケンタロウ、復帰したか!」
 「ありがとうございました!お陰でリフレッシュできました」
 「どこか出かけてたの?」
 「いいえ。のんびりしてました」

 そうです、後輩と旅行に行くことは誰にも言っていないんです・・・。

 「ふ~ん」←かなり疑惑の眼差し
 「****(後輩)も休みだったんだよね」←さりげない誘導尋問
 「同じようなプロジェクトでしたからねぇ。休みかぶってると思いますよ。」(なんかこいつら知ってるぞ・・・)
 
 「ケンタロウ、お菓子食べない?」
 なんの脈略もなくいきなりC先輩が勧めてくれたお菓子は何故か「コアラのマーチ」 
 やや引きつった顔で、僕は
 「あ、ありがとうございます」

 更にだめ出しは続きます。今度はA先輩が
 「あれ?このお金ドルじゃない?」
 
 何故か僕の机のデスクマットの間にオーストラリアドルの1ドル札がはさまってます

 「・・・・・。」(はめられた)
 「もう一回聞くよ。ケンタロウ、何処に行ってたの?」
 「ちょっと海外に・・・。」
 「どこ?」
 「オーストラリアに・・・。」
 「誰と?」
 「****(後輩の名前)と」
 
 「で、おみやげは?」
 「無いです・・・。」

 「なに~もういっぺんオーストラリア行ってこい!

 どうやら、僕たちが旅行中に仕事の件で携帯電話に連絡をしたのに、つながらない。そりゃそうですよ。海外なんだもん・・・。

 後輩にかけてもつながらない。

 「あいつら、どっか行ってる!」という結論に達したらしく、金曜日、後輩をとっつかまえて、吐かせたらしいです(笑)

 さっき、無視した数々のメールの中に、後輩から「ケンタロウ先輩たすけて!」とタイトルのあるメールが・・・。
 読んでみると・・・。
 「さっき、A先輩とC先輩に囲み入れられて何処行っていたんだよ!!このやろ~と詰め寄られました・・・。コアラのマーチ持ってうろついてます!っていうかしゃべっちゃいました!」

 そう言う連絡は携帯メールに入れんかい!!大体、金曜日ににくれたメールにはそんなこと一言も書いて無くて、「出張のお土産よろしくです!」それだけだったじゃんか!

 後輩のアホ~
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オペラ座の怪人 The Phantom of the OPERA

2005年02月26日 | No music No life
 ♪ジャーン ジャジャジャジャジャーン 
 なんだかドロドロした感じで始まりました本日の「No music No life」今回は番外編として、現在ロードショー中の「オペラ座の怪人」について書きたいと思います。若干ネタばれの要素があると思いますので、これから観に行こうと思っていらっしゃる方は読まない方がいいかも。「別に構わないよ!」っていう方は読んでね


 「オペラ座の怪人」と聞くと、日本人の方の大多数は、劇団四季のミュージカルを思い浮かべるのではないでしょうか?「オペラ座の怪人」の話の内容は知らなくても冒頭の♪ジャーン ジャジャジャジャジャーンという音楽を聞けば、「あ、オペラ座の怪人だ」って思い浮かぶくらいメジャーな曲ですよね。

 そういう自分もこの映画を観るまでオペラ座の怪人については予備知識はほとんどなく、作曲、脚本をミュージカル界の巨匠 アンドリュー・ロイド・ウェバーが担当しているということくらいしか知りませんでした。

 もうずっとミュージカルではロングラン公演が続いていて、確かロンドンと、ブロードウェイでは今でも公演中だったかなと思います。僕もこのオペラ座の怪人、観てみたいなぁと思っていたのですが、実は、こんなこと言ったら劇団四季のファンの方に怒られてしまうかもしれませんが、劇団四季の公演は観たくなかったんです。なんでかっていうと、僕、前に劇団四季の「ライオンキング」というミュージカルを観ているんですが、歌がすべて日本語なんです。これはもう、個人的な意見ですがはっきり言ってしまいます。雰囲気ぶちこわれです。

 エルトンジョンの「サークル オブ ライフ」という曲がライオンキングのテーマ曲なんですが、原曲を知っていて、あの劇団四季の日本語歌はちょっと頂けない・・・。できれば原曲どおりの歌詞で歌って欲しかった。

 このトラウマがあったため、日本での「オペラ座の怪人」は観る気がしなかったんです。できればブロードウェイで観たいなぁって。そう簡単には行けないですけどね。
 
 そんななか、この映画化。これははずせません。

 どんな話か・・・。ストーリーは書いてしまうとネタばれになってしまうので、興味のある方はこちらの「オペラ座の怪人Official HP」で読んでみてください。

 感想は、もうビックリしました。ミュージカル映画では傑作と言ってもいいと思います。とにかくよくできてます。すでにミュージカルで完成された感のあるオペラ座の怪人ですが、ミュージカルを知らない僕が観た感じ、すごい・・・。約2時間半の長い映画なのですが、時間を感じさせません。アンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲が1800年代末のパリオペラ座の華やかな映像とピタリとはまり僕はグッと引き込まれました。過去にアンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルで映画化された「ジーザス・クライスト・スーパースター」「エビータ」このどれよりもすごい。

 とにかく楽曲がすばらしいです。いつもは映画が終わりエンドロールが始まると最後まで観ないで帰ってしまうことが多い僕(トイレに行きたくなるんです・・・。)ですが、今回はエンドロールが終わるまで席を立てませんでした。

 見終わった後に知ったのですが、この映画の間、歌っているキャスト、口パクなのかと思っていたら吹き替えなしですべてキャストの俳優が歌っているそうです。これもビックリ。

 興奮醒めやらぬまま帰りにスクリーンショップでサウンドトラックを購入。今、このサントラを聴きながらこれを書いていますが、曲を聴いていると次々にシーンが浮かんできます。それくらい映像と楽曲がピタリとはまっています。

 家に帰り、見よう見まねで♪ジャーン ジャジャジャジャジャーンとDTM用シンセサイザーを弾くと、うちのオカンに「そんな気味悪い曲、弾かないで頂戴!」と言われました

 ただ、これ、ミュージカル映画ですから、普通の映画のようにセリフではありません。セリフがすべて歌になっています。これは最初少し戸惑うかもしれませんが、すぐ慣れます。僕としては、是非見に行って欲しいなぁと思う映画です。あ、あと、できれば、シネコンのように音響システムがいいところ、ドルビーデジタル、THXのシステムが整っているところでの鑑賞を強くおすすめします。

 余談ですが、映画の中で、主人公のプリマドンナ(クリスティーヌ)がファントムにオペラ座の地下にあるファントムの住処にゴンドラのような船で連れて行かれるシーン、水中から、シャンデリアがあがってくるシーンを観て、ディズニーランドの「カリブの海賊」をイメージしてしまったのは僕だけでしょうか(笑)

 あと、ちょっとゲイである僕として、ファントム役のジェラルド・バトラー、カッコイイ。惚れました

 最後に、「いいから観るのよっ!」←おすぎっぽく

 ☆参考☆
 オペラ座の怪人 公式ホームページ 音がでますので注意してくださいね。
 オペラ座の怪人 予告編ムービー
 オペラ座の怪人 サウンドトラック
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!帰国編

2005年02月26日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 楽しくて楽しくて仕方なかった後輩とのオーストラリア旅行もいよいよ帰国の日となりました。

 最後の日も同様に
 「ケンタロウ先輩!起きてくださいよ~」と後輩にユサユサ起こされ、二人で早朝の散歩に行き、ホテルで後輩の作ってくれた朝食を食べました。

 食べきれなかったパンやハムなどをあの、イギリス若者軍団にあげて冷蔵庫を整理しました。
 久々にオートミール以外の食材をもらった若者たちはかなり喜んでいました。

 今日は10時メルボルン発の成田行き直行便。行きのように経由なしで帰れるのでかなり時間的には短い(といっても8時間くらいですが)フライトです。

 飛行機は定刻通りに離陸し、メルボルンの街がどんどん小さくなっていきます。後輩は窓に顔をくっつけるように小さくなっていく街を見下ろしています。

 「あ~もう帰るんですね・・・。」
 「そうだね。楽しかったよ。」
 「僕もメチャメチャ楽しかったです
 「またお前とどっか出かけたいよ」
 「僕もケンタロウ先輩と一緒にまたどこか行きたいです!今度は夏休みにどっかいきましょう!」
 「どこ行きたい?」
 「ケンタロウ先輩、1年間アメリカ住んでいたんですよねぇ。」
 「うん。ボストンにね。」
 「ニューヨーク行ったことありますか?」
 「あるよ。」
 「僕、行ってみたいんですよ。アメリカ本土行ったことないし」
 「それじゃニューヨーク行くか。」
 「ホントですか

 と言うことで夏休みはニューヨークかも(笑)

 帰りの飛行機、2人とも遊び疲れ爆睡

 成田空港に無事到着し、車で空港まで来ていたので、駐車場に向かいました。帰りは後輩の運転でまず後輩の家まで行き、荷物をおろしました。

 「ケンタロウ先輩、気をつけて帰ってくださいね!」
 「おう!また明日ね。といっても僕、出張でいないけど」
 「いきなり出張ですか?きつ~」
 「ははは。しょうがないよ。それじゃな!」
 
 後輩は、僕の車が見えなくなるまで手を振っていました。車のクラクションを鳴らしバイバイと自分も自宅へと帰りました。帰る途中、後輩から携帯にメール。

 「ほんと楽しかったです。ケンタロウ先輩ありがとうございました!疲れた~寝ます! 
 
 高速をすっ飛ばし僕も家に到着。
 スーツケースを開けて思い出しました。

 そうだ、買った洋服、自分のスーツケースに入り切らなくて後輩のスーツケースに入れたんだった・・・。

 そう思ったと同時くらいにまたまた後輩から今度は電話。

 「ケンタロウ先輩!僕のスーツケースにケンタロウ先輩の買った洋服がいっぱい入ってます。僕が頂いちゃいます

 だめ~おねがい、かえして~

 ※写真はメルボルン動物園で撮ったウォンバットです
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日帰り出張

2005年02月25日 | モブログ
旅行から帰ってきた翌日にいきなり出張です。とほほ…
新幹線に乗って北を目指します!
新幹線からながめる景色、東京は昨日、雪が降ったので屋根が真っ白で眩しいです。 では行ってきまーす!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!メルボルン動物園編

2005年02月24日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 無事、帰ってきました!後輩と飛行機を降り、外に出た一言目は・・・。

 「さ~む~い~

 東京メチャメチャ寒いですね・・・。かずさんの教えてくれた春一番は何処へ行ってしまったのでしょうか?!明日から仕事、行きたくないなぁ。しかも日帰り出張だし・・・。

 急に現実ですが、この旅行記が終わるまでは現実を忘れたいと思います(笑)
では、今日はメルボルン動物園編をお届けします!

***************************************

 いよいよオーストラリアにいるのも残すところ今日を入れてあと2日、明日は帰りの飛行機のため、実際フルに活動できるのは今日が最後です。後輩の行きたがっていたグレートオーシャンロードと野生コアラも行ったし、僕が行きたかったワイナリーツアーも行けたし。と言うことで、今日は後輩が行きたがっていたメルボルン動物園に行ってきました。

 ホテルの近くからトラムに乗り約20分くらいでつきました。入場券を買い、早速入園です。動物園でデートなんてホント僕って健全(笑)

 メルボルン動物園はオーストラリアで最初に出来た歴史ある動物園で、約22ヘクタールという広大な敷地に数多くの動物が自然な状態で飼育されている開放感あふれる動物園です。日本の動物園のように檻に閉じこめられていてそれを眺めるといった感じの動物園ではありません。だからコアラなんかも手を伸ばせば届きそうなくらい至近距離で見ることが出来ます。日本では横浜にあるズーラシアという動物園が雰囲気的に一番近いかもしれませんね。

 「動物園なんて入るの何年ぶりだろう・・・。」
 「僕もすごい久しぶりです!15年ぶりくらいかなぁ」
 「オーストラリアは生態系が特殊だから、オーストラリア固有の動物が見られれてたのしいかもしれないね。」
 「コアラとか、カモノハシとかいますよね?」
 「いるよ。ガイドに載ってたもの。」
 「初めて見る動物たくさんいますね。」

 ゴリラやキリン、ライオンなど日本の動物園でも見ることが出来ますが、随分久しぶりに来たので結構新鮮で楽しい。飼育形態が自然に近い形をしているので、日本の動物園では見られないような動物の動きも見ることが出来ました。

 後輩はあっちの柵にへばりついたりこっちの檻に近づいたりとあっちこっち行って、楽しそうです。

 「ケンタロウ先輩!コアラコアラ!」と後輩はコアラエリアを見つけて走り出しました。
 「そんなに慌てなくても大丈夫だって」
 後輩は小走りにコアラの柵の近くまで行って身を乗り出してコアラを見ています。僕もあとから後輩の隣に行きコアラを見ると・・・。

 「・・・・・・。なんかでかくない?」
 「僕もそう思いました・・・。」

 メルボルン動物園で飼育されているコアラ、なぜか異常にでかい。僕らのイメージではレッサーパンダくらいの大きさで木にぶら下がっているイメージだったのですが、目の前にいるコアラどう見てもオラウータンの子供くらいの大きさ。しかも木にぶら下がっているんじゃなくて木に腰掛けてる・・・。

 「ちょっと違う気がするんだけど、ホントにコアラ?」
 「でもコアラって看板には書いてありますけど・・・。」

 後輩が指さす看板には確かに「コアラ」と書かれています。暫く見ていると、動物園の飼育係が現れてコアラの説明をし始めました。その説明をきいていると、どうやら、コアラはオーストラリア固有の動物だけど、いろいろな種類があるらしく、南に行けば行くほど大きなコアラで北の方は小さいコアラが生息しているそうです。知ってました?僕たちが思い描いていたコアラ像は北の方のコアラだったようです。

 後輩に飼育係の説明を簡単に話してやると
 「へぇ~知りませんでした。それにしてもでかすぎですよ。このコアラ
 「ほんとだよねぇ。」

 続けてオーストラリア固有の動物が続きます。

 「カモノハシだ~」
 後輩はカモノハシの水槽に顔をひっつけるように見ています。ここで驚愕の事実が・・・。

 「カモノハシってほ乳類なんですよね~」
 「そうだね」
 「赤ちゃんってどうやって生むんですかねぇ。水中でポコッと赤ちゃんカモノハシがでてくるんですかね?」
 「はっ?なんか今、お前、すごいこと言った気がするんだけど・・・。」
 「え?だってほ乳類でしょ?」
 「ぎゃはははは~。カモノハシはね、ほ乳類だけど卵から生まれるんだよ。」
 「えー!知らなかった・・・。ケンタロウ先輩このこと他に人に言わないでくださいよ!」
 「えーどうしようかなぁ。」
 「お願いしますよ~」僕の腕を揺すります。
 「はいはい。」

 後輩面白すぎる

 その他にも、エミューやウォンバット、カンガルーなど沢山の動物を見ました。
 売店でジュースを買い、ベンチで休憩。

 「やっぱり、オーストラリアの動物園は見たこと無い動物が沢山いておもしろいですね。」
 「そうだねぇ。間近に見えるのがいいよね。」
 「午後からどうしますか?」
 「センターの方に出てお昼食べて買い物しようか。晩ご飯は毎日ご飯作ってくれたら豪華な物食べよう。ご馳走するよ。」
 「わーい
 「何が食べたい?」
 「肉がいいです!」

 どこまでも肉食な後輩。

 「それじゃ最後だからどこかホテルのレストランでも行こうか。」
 「いいですね!もうケンタロウ先輩大好き
 
 現金なヤツです。

 そのあと、メルボルン動物園のショップに入り、おみやげをひやかしてメルボルン動物園を後にしました。再びトラムに乗って今度は中心地を目指します。メルボルンのセンターエリアにはデパートやら大型のスーパーなどが沢山あり、人で賑わっていました。

 デパートに入り、いろいろなお店を見て回りました。洋服の好きな後輩、デパートでもしてます。その中の一つのショップで気に入ったTシャツを見つけたらしく

 「ケンタロウ先輩、これいいですよね。」
 「いいんじゃない。カッコイイよ。」
 「買おうかなぁ。まだ何も買ってないし。」
 ブルーのTシャツでオーストラリアらしくサーフィンしている絵柄がプリントされてました。後輩にあててあげるとよく長身の後輩に似合ってます。

 「よく似合うよ。」
 「そうですか?ケンタロウ先輩も買いましょうよ。おそろいおそろい。」
 「僕はいいよ。」
 「えーいいじゃないですか。」と言いながら、色違いを僕に合わせてくれ
 「似合いますよ!」
 「そうかなぁ・・・。それじゃ買おうか。」
 ということになり僕もお買いあげ(笑)

 1枚20オーストラリアドル、日本円で1500円くらいでしょうか。
 
 レジに持って行き支払いをするとき、店員に「2枚一緒に会計して」と英語で言いました。
 財布を取り出し慣れないオーストラリアドルをガサガサやっている後輩。僕がカードで支払いを済ませると、
 「ケンタロウ先輩お金」と僕に20ドルを渡しましたが
 「いいよ。買ってあげる。」なんか後輩に買ってあげたかった。
 「だめですよ。」と言って無理にお金を僕に渡そうとするから
 「これから僕、買い物爆走するから、荷物持ちしてもらう賃料」
と言うと後輩は
 「いいんですか?わーいありがとうございます!!」
とニッコリ喜んでくれました。カワイイこの笑顔を見ると僕の財布のヒモはかなり緩みます(笑)

 その後に訪れる荷物地獄を後輩はまだ知るよしもありません

 2時間後・・・。
 「ケンタロウ先輩!!買いすぎです!!」
 「あーもう一軒だけ~!!」
 「マジすか!!」

 両手に紙袋をいくつも持たされた後輩はさすがに「騙された!!」と言ってました。

 「だって、ドルが余ってるから使い切りたいんだよ~」
 「さっきからカードで買い物してるじゃないですか!!ドルなんてとっくに無いんでしょう!
 「えへへ。ばれてる?
 「えへへじゃありません!!さ、帰りますよ!!」
 
 後輩に引きずられるようにタクシーに乗りホテルへ引き返します。

 ホテルに一度戻り、テラスでジュースをのみながら一息。

 「そろそろご飯食べに行こうか?」
 「ダメです!今日も自炊!
 「えー何で~」
 「ケンタロウ先輩いっぱい買い物してお金使ってるからこれ以上使っちゃダメです」

 厳しい後輩。
 
 「最後だから****(後輩の名前)と一緒にいいとこでご飯食べたいよ」
 「・・・・。わかりました。でも高いところはダメです!」
 
 連れ出してしまえばこっちのもの。強引に僕が行きたかったレストラン強制連行(笑)

 やっぱりちょっと値段が張るお店は美味しい!(もちろん後輩が作ってくれた物が一番美味しいですよ←ノロケ)

 後輩も
 「おいしいですね!肉、柔らかい!!」
 と、嬉しそうにニコニコして食べてます。

 おなかいっぱい食べて、店を出ました。

 「さ、それじゃホテル戻って明日の荷造りするか」
 「はい!」

 買い物爆走した自分、案の定スーツケースに荷物が入りきらず、後輩のスーツケースにも荷物を詰める羽目に(笑)荷造りも何とか終わり、

 「ちょっと飲みに行こうか?」と後輩を誘うと
 「ご飯食べさせてくれたからお酒は僕がおごりますね!」と後輩。かわいい 

 ホテルの近所にあったバーに行き、「お疲れさん会」をしました。
 
 「あっという間だったけどとりあえず、おつかれさんね!」
 「お疲れ様でした!ホントにあっという間でした!楽しかった。」
 「ホント楽しかったね。」
 
 翌日は朝10時発の飛行機ですからそんなに遅くまで飲んでもいられません。23時頃になったので「そろそろ引き上げるか」と店を出ました。

 ホテルへ帰る途中、後輩と並んで歩きながら
 「ケンタロウ先輩、ホントに楽しかったです。一緒に来てよかった。香港の時もすごく楽しかったけど、今回もすごく楽しかった。」と言ってくれました。
 「よかったよ。」

 僕にしてみても、大好きな後輩と2人きりで旅行できたわけですから楽しくないわけがありません。
 後輩の首に腕を回し抱きしめ「また、どっか行こうな」というと後輩は「絶対ですよ!」ニッコリ笑ってくれました。

 今回の旅行、ホントに楽しかった。こうしてblogにも書いたけど伝えきれないくらい楽しかった。そして益々後輩が好きになりました

 明日は帰りの道中を書きたいと思います。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!ワイナリーツアー編

2005年02月23日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 楽しかったグレートオーシャンロードドライブの翌日は、ヤラバレーというメルボルンから1時間くらいのところにあるワインの産地。ここのワイナリーを訪れ、酒浸りになるツアー。これは酒好きの僕にはたまらないツアーです。今回はお酒と言うこともあり、レンタカーではなく、バスツアーに参加しました。

 午前10時出発で15時ころ帰ってくる半日ツアー。前日は思い切りドライブで楽しんだためクタクタ。ちょっと遅くまで寝られるかなぁとおもったけど・・・。

 「ケンタロウ先輩。起きてくださいよ~」
昨日同様、またも後輩にたたき起こされました
 
 「・・・・・。今何時?」
 「7時です!」
 「・・・・・。あと一時間寝る・・・。
 「あー寝ちゃダメです。ちょっと散歩に行きましょうよ~」

 コイツ、老人か?朝、やたら早いけど・・・。

 僕をユサユサと揺さぶる後輩。後輩の腕をグッと掴んでベッドに引きずり込みました(笑)
 ギュッと抱きしめ
 「いい子だから、あと一時間寝かせろ。コラ
 
 必死に暴れる後輩。もう、朝っぱらからバタバタしたせいで、完全に目が覚めてしまい、
 「わかったよ・・・。ちょっと支度するからちょっと待ってろ」
 結局根負けした自分

 二人でホテルの近くにある公園とスーパーに朝食の材料を買いに行きました。
公園と言っても何もない広場がずーっと続くだけ。青々とした芝生にスプリンクラーの水がシャッシャッと撒かれています。マイナスイオンが出ているのが目で見えるようなくらい清々しい空気。

 「いいですねぇ。ここ。のんびりしてて」
 「そうだねぇ。気持ちいいねぇ」
朝、散歩に出てよかったなぁって思いました。

 公園を抜けスーパーマーケットに行き朝食の材料を買いました。今朝はフレンチトーストを作ってくれるらしく、後輩は卵と蜂蜜を買っていました。
 「はちみつ激安ですね!わーこれも安いなぁ」所帯じみた後輩はキョロキョロしてます。
 
 ホテルに戻り後輩の作ってくれたフレンチトーストを食べ、バスツアーの集合場所まで歩いて行きました。集合場所では小型のマイクロバスが待っており、何人かの外国人観光客がいました。その観光客の中に日本人らしき人が2名。こちらに来て日本人を見かけるのは初めてでした。

 全員揃ったか、ドライバー兼ガイド役の男性が点呼を取っています。全員揃ったことを確認するとバスは目的地に向けて走り出しました。

 「今日はワイナリーツアーだから、ワインいっぱい飲めますね」
 「うんそうだな。もうすごい楽しみ」
 「ケンタロウ先輩、お酒好きですもんねぇ
 「おう!」

 最初に訪れたワイナリーは小さな所、個人で経営しているよなワイナリーでした。ブドウ畑のそばにテーブルと椅子が並べてあり、そこでワインの試飲をさせてくれました。テーブルの上には赤、白と色んなワインがずらり。スパークリングワインもあります。

 片っ端から飲みまくりです。さすがオーストラリア、うまい!最高。

 一軒目なのに結構いい感じで酔っぱらってしまいました(笑)この先もう一軒ワイナリーに行き、そこでランチを食べながらワインを飲むスケジュールです。

 バスに揺られ、もう一軒のワイナリーここは大きな所で、Domain Chandonというフランス資本のワイナリーです。ワイナリーに着き、後輩は「うわ~」っと感嘆の声をあげました。

 目の前に、何処までも続くブドウ畑。すごい!でもまずは酒だろう!

 と言うわけで、早速、試飲(笑) ここでも、沢山の種類のワインを飲ませてもらい、食事をするためにレストランに行きました。ガラス張りでブドウ畑が見渡せるステキなレストラン。僕の隣に座った同じバスツアーで来ている外国人の女性が話しかけてきました。しかもフランス語。さすがに何言っているかさっぱり解りません。僕もの顔を後輩に向けましたが、視線をそらし無視しやがった!!

 「あの~僕フランス語わからないんで、英語でお話して頂けますか?」とおそるおそる言うと、あっさり英語で話し出しました。なんだよ。だったら最初から英語で話しかけてくれよ!と1人心の中でツッコミを入れました。

 どうやら、彼女は長い休暇を利用して一ヶ月ほどオーストラリアに滞在するそうです。優雅ですねぇ。

 「ムッシュケンタロウ、一緒に写真撮りませんか?」と声をかけてくれ、「ウィ マドモアゼル」と記念撮影をしました(笑)
 
 後輩は僕が「ムッシュケンタロウ」という言われたことが相当おもしろかったらしく、一人ずっと笑っていました。帰りのバスでも、「ムッシュケンタロウ、ムッシュケンタロウ」と一人でゲラゲラ笑ってました。失礼なヤツだ挙げ句の果てに、「ケンタロウ先輩はムッシュケンタロウというよりコマンタレブーケンタロウって感じですよね。」と解るような解らないようなことを言ってました。プンプン。ちょっと意地悪してやる~とその後30分くらい、後輩が話しかけてきてもすべて英語で返事をし続けると、な目をして「ケンタロウ先輩ごめんなさい。日本語で話してください。何言ってるのかさっぱりわからないです・・・」かわいい

 その後、ワイナリーでワインを2本、スパークリングワインを2本購入。1本は今晩飲むためです(笑)

 重たい荷物(ワイン)は後輩に持たせてと。後輩は4本のワインを持たされ、ブツブツ言っています。
 
 「何か文句あるの?」
 「・・・・。無いですよ~
 「文句言ったら香港のときみたいにまくからね!」
 「わかってますよ

 すごい効果(笑)

 その後更に、売店に行き、「買うから、試飲させて」と店員のおねーちゃんにつめより、沢山試飲しまくって、帰りのバスに乗るころには、かなりベロベロ・・・。
 到着初日のベロベロにさすがに懲りた様子の後輩、きょうはそこまでひどくありません。昼間って事もあるしね・・・。
 今度は僕がベロベロで帰りのバスの中では後輩に寄っかかってグースカ寝て帰りました楽チン楽チン。

 ホテルに戻って来て、またまたスーパーマーケットへ。今度は晩ご飯の材料を買いに行きました。
 今晩は後輩特製カレーライスです。僕はと言えば料理はカップヌードルとゆで卵くらいしかできませんから(料理じゃないという気もしますが・・・。)、ここは後輩に全部おまかせ。せっせと食事を作ってくれている間、僕はこの原稿を書いてます(笑)

 カレーのいいにおいがしてきました。早くご飯にならなかなぁ
 
 ご飯食べたら、メルボルン駅(セントラル)の方に遊びにいこうって思ってます。
 
 写真は今日行った、ヤラバレーのブドウ畑です
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!グレートオーシャンロード編

2005年02月22日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
翌朝・・・・。

 「ケンタロウ先輩。起きてくださいよ!」と揺すられ目が覚めました。
 「おはようございます!!」
 「・・・・・・・。おはよう・・・・。(まだ半分寝てます)」
 「あーもう、寝ないでください!!早くご飯食べてドライブドライブ!!」

 時計を見ると朝7時。レンタカーは8時半時から借りる予約です。
 「おまえ、昨日ベロベロで大丈夫なの?」
 「全然。いっぱい寝たから大丈夫です!昨日はケンタロウ先輩におんぶしてもらったことまでは覚えてます!その穴埋めに朝ご飯作りました!食べましょう!
 若いってうらやましい・・・。
 
 「材料はどうしたんだよ」
 「朝、散歩しにいったとき、近くにあったスーパーで買ってきました!」
 「へーやるじゃん。英語全然わからないのに。って何時に起きたの?」
 「6時です!」
 「早っ!」
 「24時間営業のスーパー見つけました!」
 「支払いは?どうしたの?」
 「そんなもんレジの表示見れば僕だってわかりますよ」
 「そうか・・・。」

 ノソノソとベッドから起き出し着替えました。後輩は、外のテラス席を陣取って作った料理を並べてます。

 「へぇ。美味しそうだね」
 「へへへ。食べましょう

 後輩の作ってくれたメニューはトーストと目玉焼きとソーセージ、サラダと牛乳にオレンジジュース。なんかホテルの朝食のようです(笑)一人暮らしをしているから料理は得意なんだとか。

 「やっぱり酪農の国ですね!牛乳とかオレンジジュース激安です!でも全部2リットル単位なんです」とニッコリ。こういうところはしっかりしているというか、所帯じみた後輩。
 
 食べていると昨日のイギリス若者軍団がやってきて僕らの朝食を見て

 「luxurious!!(豪華だねぇ)」
 と言って来ました。後輩は何を言われたのかさっぱりわかない様子。
 「豪華な食事してるねぇだってよ」と言うと、後輩はニッコリ笑ってました。かわいいなぁ・・・。

 この「ティファニーで朝食を」状態の僕らの隣で、イギリス若者軍団は、オートミールに牛乳をぶっかけて食べてます(笑)後輩に、「オレンジジュースあげなよ」と言うと、「ケンタロウ先輩があげてきてくださいよぉ」と早くも外人にビビってます。「いいからお前行け」とオレンジジュースのペットタンクを持たせ行かせると、何も言わずニッコリ笑ってオレンジジュースをイギリス若者軍団に差し出す後輩。笑顔は万国共通か・・・

 彼らに色々話しかけられている後輩。全く返事しません。硬直した笑顔が笑えます。またもや行きの飛行機で見せたの様な顔を僕に向け目から「助けて光線」出してます(笑)

 助け船を出してやり、席に戻ると後輩は
 「好意があることだけは雰囲気でわかりました。」と言ってました。(笑)

 彼らはこれから、ワイナリーでブドウ畑の掃除のアルバイトだそうです。頑張れ勤労青年たちよ。

 食事を終え、身支度をすると時間はちょうどいい時間、ホテルから歩いてすぐのレンタカー屋に二人でフラフラ歩いていき、手続きを済ませ出発です。借りた車はフォードのエクスプローラー。今日は往復500キロ近く走るので大型の車を借りました。

 「ケンタロウ先輩、そういや何処にドライブ連れて行ってくれるんですか?」
 「****(後輩)の願いが叶うところ。」
 「え?それじゃ野生のコアラ見に連れて行ってくれるんですね!わーい
 「他にもいろいろ。任せなさい!途中で運転代わってね。」
 「海外初運転!楽しみです!」

 途中、スーパーでお菓子と飲み物を買って、高速道路に乗り、目指すは一路、グレートオーシャンロードです。昨日、イギリス若者軍団に野生のコアラが見えるところも教えてもらったし、彼らおすすめの12の使徒の奇岩への道も大体頭に入っています。

 今日も良い天気で暑くなりそう。後輩が喜ぶドライブにしたいなぁと思いながらアクセルを踏み込みました。

 まずはじめの目的地はトーキーというところ。ずっと続く海岸線。青く光る海。サーフィンのメッカとして有名です。その海岸線をなぞるように車は走ります。
 「うぉ~すごい!やっぱりオーストラリアは雄大ですねぇ!」車の窓から顔をだして後輩は大喜びです。

 車を駐車場に停め、砂浜まで降りていきました。
 「ケンタロウ先輩、写真とりましょうよ!」
いつものように、後輩は僕の肩に手を回して、ツーショット写真を撮ってくれました。
 「ほら、1人の写真も撮っておきな。」と後輩の持ってきたデジカメを受け取りファインダーを構えると、後輩はおちゃらけたポーズを取ってます。

 「はずかしいから早く撮ってくださいね!」
 「はいはい。はいチーズ。」

ニッコリ笑った顔がバックの海の碧さと上手く調和しているように見えてしまうのは惚れた弱みでしょうか

 「まだ先は長いから出発するよ!」
 「はい!」

 再び、車は海岸沿いをひた走ります。次に目指すはケネットリバー州立公園です。ここでは後輩の願いである、「野生のコアラ」を見ることができるらしいんです。(イギリス若者軍団に教えてもらった)

 長い海岸線を車は快調に走ります。途中、ローンという街でフィッシュアンドチップの昼食をとり再出発。目的のケネットリバー州立公園に到着。車を降り、公園のキャンプ場の脇の道を登っていくと・・・。いました!野生のコアラが!

 「****(後輩の名前)!ほら、あそこ!」
 「あーいた!いた!コアラコアラ!!あそこにもいた!ほらケンタロウ先輩!」
 「おお!ほんとだ!」

 念願かなって野生のコアラを見た後輩はとても満足げでした。

 「僕、コアラ、生ではじめてみました」
 「え~っ?今まで見たこと無いの?」
 「無いです!パンダもないんです。だから・・・」
 「やだよ。パンダ見に中国つれてけとかそういうの!」
 「へへへ。バレたか・・・。」
 「明後日は時間作ってメルボルン動物園に行ってもっと間近にコアラ見に行こうな」
 「わーい!
 
 続けてポート キャンベルをめざします。ここがメインです。ここには12人の使徒(Twelve Apostles)というとよばれる12個の形成岩が海に突き出した絶景が楽しめます。アップした写真はそのとき撮ったものです。

 到着し、駐車場に車を停め、景観をみることができる崖のほうへ歩いていきました。

 「うわ~!!すごい!!早く早く!」後輩は興奮気味に僕の手を引っ張ります。景色に圧倒され目が輝いていました。
 僕もあまりの景色の壮大さに言葉が出ません。もうこれは言葉で言い表せないです。ホント、絶対死ぬまでに一度は見て欲しいって思います。なんか人間なんて小さいなぁって。クヨクヨすることがばかばかしくなるくらい圧倒的なスケールです。

 「ケンタロウ先輩、写真写真!!」ほとんど林家パー子状態でデジカメを構える後輩。
 一緒に肩を組んで写真を撮ってくれます。もう典型的な日本人観光客。
 「ここはちゃんとした写真を撮っておきたいね。」
 僕は側にいた観光客の1人に「写真撮って頂けませんか?」とお願いしました。

 快く引き受けてくれた外人観光客にカメラを渡し、
 後輩と2人並んで写真を撮ってもらいました。5枚ほど撮ってもらい、これ以上ないというくらいニッコリ笑った後輩がどれもとても良くとれていて、僕の宝物になりそうです(笑)

 1時間くらい、景色を眺め、写真をとり、後ろ髪を引かれながらも次なる目的地ロック アード ゴージへどんなところかと言えば・・・。

*****************************************
ポート キャンベルから東へ約7km、複雑に入り組んだ海岸線のロック アード ゴージ。 52人の生命を失った1878年muttonbird島沖のロッックアード船沈没から名付けられた洞窟。 ビーチへ歩いて下りられ、また洞窟の突端に沿っても歩くことが出来ます。
*****************************************
です。(webより引用)

 ビーチといっても小さな砂浜ですがそこに降りていき、後輩は裸足になってバシャバシャやってます。ビーチに降りるまで崖の様な階段を延々下り続け、疲れてしまったオジサンな僕は、バシャバシャやる元気もなく、砂浜に腰を下ろし、後輩を眺めます。
 子供みたいにバシャバシャ騒ぐ後輩、東京での息苦しさを解放しているようにも見えました。作り笑いの多い後輩ですが、こっちに来てからは毎日、素直にニッコリしているように見え、来て良かったなぁってホント思いました。この笑顔、東京の他の誰も知らないだろうなって。

 「ケンタロウ先輩~!」でっかい声で僕を呼びます。
 オジサンな僕は、砂浜から手を振りました。←動きたくないモノグサな自分。
 そしてビーチで遊んでいる後輩をデジカメのズームで写真を撮りました。(ホントにモノグサ・・・。)

 1時間ほど、砂浜で休み、後輩も途中であがってきて2人で買ってきたお菓子を食べいよいよ最後の目的地ロンドン ブリッジを目指しました。このロンドンブリッジもさっき行った12人の使徒と同じように海に巨岩が浮かび壮大な景観を生み出しています。

 ここまでで大体250キロほど走ってます。結構来ましたね。日本なら東京から浜松くらいまででしょうか?(笑)

 さて、楽しかったドライブですが、そろそろ帰らないと偉い時間になってしまいます。

 「さ、そろそろメルボルンに帰ろうか。」
 「はい!」

 車に乗り込み今度は250キロを引き返す旅の始まりです・・・。

 「今日はメチャメチャ楽しかったです!!
 「そりゃよかったねぇ」
 「ケンタロウ先輩僕の行きたいところ連れて行ってくれたんですね」
 「僕も行ってみたかったから。」
 「野生のコアラ、覚えていてくれたんですね」

 好きな後輩の言うこと、忘れるわけがありません。
 「野生のコアラはね、今朝のイギリス若者軍団に教えてもらったんだよ。」
 「へぇそうだったんですか。」

 「嬉しかったです。やっぱりケンタロウ先輩と来てよかった。
 そう言ってニッコリ笑う後輩。いとおしさがこみ上げてたまらずギュっと抱きしめました。
 ほっぺたにチュウをしてやると、照れたようにニッコリ笑う後輩。ますますかわいくてまたぎゅっと抱きしめ頭をナデナデしました。

 「さ、帰ろう!」
 「はい!帰りにスーパーマーケット寄りましょう!晩ご飯は僕が作ります。
 「うれしいねぇ。楽しみだよ」
 
 帰り道、今日散々はしゃいで、騒いで、バシャバシャやった後輩。いつの間にか疲れて眠ってます。
しょうがねぇなぁ・・・。結局500キロの運転はずっと僕がする羽目に(笑)

 いいんです。この笑顔と寝顔が見れれば500キロの運転くらい・・・。結構しんどいけど・・・。ははは。

 帰りにスーパーに寄り後輩が作ってくれた夕食はオージービーフのステーキと白いご飯、コンソメスープでした。それに赤ワイン。

 「ずっと運転してくれたから、体力つけてください!」と600グラムのステーキ。草履のようにでかいお肉を2人で半分ずつ食べました。美味しかった。

 食後にメロンを出してくれ、「お疲れ様でした!」と肩を揉んでくれました。やさしい後輩です

 明日はヤラバレーというところにワイナリーツアーに行ってきます!

 明日もだといいなぁ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!到着初日編2

2005年02月22日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 飲み過ぎで潰れてしまった後輩。僕は僕でグースカ寝てる後輩を部屋に残し、1人ラウンジに行き、ビールを飲みながら(まだ飲むんかい!)地図を広げて明日の道の確認をしていました。そうするとさっき助けてくれてアホじゃなくて気さくな若者外人たちが寄ってきました。

 話をすると、イギリスから来た若者らしく、1年かけてオーストラリアをぐるっと回っていてアデレードから2週間前にメルボルンへやってきたとのこと。畑でピッキング(トマトつみ)などのアルバイトをして日銭を稼ぎ、オーストラリアを回っているそうです。ちなみに、全部で3人。大学のなかよし友達らしい。僕も自己紹介して、仕事の休暇で日本から来たこと。一緒にいた酔っぱらいは仲の良い後輩であることを話しました。

 彼らはお菓子を広げて、「つまんでよ」と勧めてくれました。なんだか楽しい。僕もさっきレストランを教えてもらって、グデグデの後輩を運んでもらったお礼に、3人にビールを買ってあげ、4人で話をしました。

 僕が地図を広げているのを見て、ひとりが

 「明日どこか行くの?」
 「うん、レンタカー借りたからグレートオーシャンロードに行ってみようと思ってる。」
 「すばらしいよ!」
 「ほんと?」
 「12の使徒の奇岩は絶対見るべきだね。あれはホントにすばらしい。」
 
 彼らも、メルボルンに来てすぐにレンタカーを借りて行ったそうです。デジカメでとった画像を見せてくれました。そこには、小さな液晶画面に映された、すごくきれいな映像が焼き付いていました。

 「おお!是非行くよ!」
 そう僕が言うと、
 「明日は天気も良いからきっと最高だよ!」と言ってくれました。

 彼らにグレートオーシャンロードのコースを地図に書き込んでもらい、夜中1時頃まで話をして部屋に戻りました。後輩は布団をけっ飛ばしグーグー寝てます。寝顔もかわいい

 「ったく・・・。しょうーがねぇなぁ・・・。」布団を掛けてやり頭をナデナデして自分も眠りました。ようやく到着した長い一日が終わりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!到着初日編

2005年02月21日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 ども。こんばんは。かずさん、てんこさん、レオンさんコメントありがとうございます!皆さんカンがスルドイです!そろそろ何処に来ているか・・・。そうです。皆さんの予想通り、オーストラリアに来ています!こちらは夏。日中の気温は32度~5度くらいですが、湿度が低いため非常にからっとした過ごしやすい暑さです。夜になるとグッと気温がさがり、23~4度。ちょっと肌寒く感じるくらいです。夜、クーラーが無くても十分眠れます。

 オーストラリアと言えど、広大な国土を持つ国。オーストラリアというと、シドニーやケアンズをイメージされる方が多いと思います。今回、僕たちはメルボルンに来ています。F1をやるところと言えばピンと来るかもしれません。オーストラリア大陸の南の方にある都市です。
 
 今回、オーストラリアに行きたいと後輩のリクエスト。僕はオーストラリアには過去2回ほど来たことがあり、シドニーとケアンズは行ったことがあったので、今回はメルボルンにしました。後輩も、「よくわからないから、オーストラリアならどこでもイイです!野生のコアラみたいです!」と言ってくれたし。

 メルボルン空港に到着したのがお昼くらい。オーストラリアは他の大陸と違い、独特の生態系を持っているため、旅行客の持ち込みを厳しく規制している国です。たとえば・・・。種のある果物はダメとか、木もだめ、基本的に食品は持ち込めません。これらに該当する物を持っている場合は自己申告しなくてはいけません。自己申告無しで持ち込みが発覚した場合は厳しく罰せられてしまいます。

 空港には放し飼いにされたビーグル犬が何匹もいました。これは、旅行客の持ってきた荷物のにおいをかいで歩いている訓練された犬たちです。結構かわいい。

 ツアーでも何でもないフリーの旅行ですから空港にツアコンがいてくれるわけでもなく、自分たちで何でもしなくてはなりません。ホテルについては日本で予約が済んでいますので、空港からタクシーに乗ってホテルへ向かいました。

 メルボルンはじめてきましたが、ちょっと田舎っぽさと都会とが混じった良いところです。キャンベラが首都になる前はメルボルンが首都だったそうです。街の交通機関はトラム(都電のようなもの)でメルボルン市内をくまなく走っていて乗り方さえわかればとても便利です。

 今回は貧乏旅行。豪華なホテルじゃないです。普通のユースホテル。みなさん泊まったことありますか?基本的に食事は自分で作って食べる。ほんとに素泊まり専用のホテルです。僕が貧乏学生の頃、海外旅行ではよく使った形態のホテルです。バックパッカーみたいな若者が使うホテルです。

 大きな共同キッチンがあって、外食費をできるだけ抑えるために自分でスーパーで食材を買って、このキッチンで調理して食べる。大きな冷蔵庫が置いてあって、自分の買ってきた材料に名前を書いたシールを貼って保管します。そのホテルを出て行くとき、余った食材はシールを剥がし、まだ泊まっている人たちが自由に使ってください!みたいにするシステム。結構合理的?

 就職してから、ずっとそれなりのホテルで海外旅行をしてきた僕はすごく懐かしかった。初めての後輩は「なんか合宿みたいで楽しい!」と喜んでいましたけど。

 キッチンもラウンジも共有なので、色んな国の人たちがいます。部屋に荷物を置き、ラウンジにジュースを買いに行くと、そこには数人の白人の人たちがいました。日本人である僕を見つけると近づいてきて話しかけてきました。

 「日本から来たの?」
 「うん。」
 
 ちょうど、夕方から晩ご飯を食べるところを探さなきゃと思っていたので、聞いてみました。

 「これから外で食事しようと思うんだけど、安くて美味しいレストランない?」
 「それならUNIVERSITA RESTAURANTが量が多くて美味しいよ」
 「へぇ。それじゃそこ行ってみようかな。」
 「今、地図書いてあげるよ」
 「わるいねぇ。これあげるよ。」→食べかけのポッキーをあげました(笑)
 「オーーグリコ!グリコ!」→おそらく意味はわかっていないと思われる。かなりノー天気な若者外人
 
 こういう風に、全然知らない人と話がしやすいのがユースホテルの気楽なところでしょう。
地図をもらって部屋に戻る廊下を歩いていると
 「知り合いですか?」
 「全然知らない人。」
 「マジですか!知り合いだと思ってた・・・。」
 「メルボルン初めてでなんで知り合いがいるんだよ。」
 「カッコイイ!!」
 「どこがだよ。右も左も解らず、レストラン教えてくださいって話しただけだぞ。」
 「いいんです。英語でペラペラしゃべるのがカッコイイんです。僕も話せるようになりたい!」
 「NOVAでも行けよ・・・。」
 「ケンタロウ先輩おしえ・・
 「断る!」
 「まだ最後まで言ってません!!」
 「うるさい。」

 わかりやすい後輩・・・。

 部屋に戻りフロントでもらったオプションツアーのパンフレットとレンタカーのパンフレットを広げました。行って考えようって思っていたので、航空券とホテルだけでなんにも決めていないんです。後輩は事前に「地球の歩き方」という海外旅行ガイドの王様のような本を購入して読んでいたらしく、あちこちに付箋がベタベタ貼ってあります。

 「おい、これ、シドニーのところとか、ケアンズの所とかにも付箋が貼ってあるけど・・・。」
 「電車かなんかで行けるかなって思ったんで!」
 「・・・・。君は面白いねぇ・・・。ってアホか!行ける訳ねーだろ!」
 「オーストラリアは広いですね!」

 パラパラとガイドをめくってメルボルンのあたりを見ると、グレートオーシャンロードの所とメルボルン動物園の所に付箋が貼ってありました。行きたいんだろうなぁって思いました。いい歳して動物園か。かわいいなぁでも、この後輩、自分から「ここ行きたい!」って言わないだろうなぁって。控えめというか遠慮深いというか、自己主張が無いというか・・・。でもでも折角来たんだし、後輩の喜ぶ顔が見たいしと色々な考えが頭をよぎりました。

 「よし、明日はレンタカーを借りてドライブに行こう!」
 「わーい。
 
 早速フロントに戻り、レンタカーの予約をお願いしました。ついでに明後日行くことにしたワイナリーツアーも予約。

 「それじゃ、そろそろ晩ご飯食べに街に出ようか。」
 「うひょ~待ってました~。おなか減ったです!

 夕方も6時を過ぎたというのに日がまだまだ落ちないオーストラリア。ホテルの近くにある大きな公園ではスプリンクラーが景気よく水を撒いています。その脇をぬれないように歩きながら僕たちは繁華街へ繰り出しました。途中、ガイドセンターに寄って明日のために地図を購入。ホテルで出会ったノー天気若者外人に教えてもらった店はすぐわかり、教えてもらったとおり、ボリュームも味も文句なしに美味しかった。ワインを水のように飲むオーストラリア人、つられて僕らもがぶ飲み(笑)
 酒の強い僕につられ、酒の弱い後輩も飲み過ぎ帰りは大変な目に・・・。やめとけといったのに・・・。
ベロベロに潰れた後輩・・・・。先が思いやられます。

 「オイ!ベロベロじゃないかよ・・・。」
 「大丈夫ですぅ~」←全然大丈夫じゃない。
 まともに歩けてません・・・。

 仕方ないので、首から自分の分と後輩の鞄を提げタクシー乗り場まで後輩をおぶり連れて行きました。僕より大柄な後輩、おんぶも100メートルが限界です(笑)往来で人が見てます。視線が外人だけにどういうリアクションをとっていいか解らない・・・。

 なんで海外来てまでこんなこっぱずかしい思いをしないといけないんだろう・・・(笑)

 タクシーに乗り込み、ホテル名を告げると車はもう少しで日が落ちきるメルボルンの街を走り出しました。後輩は僕に思い切り寄っかかりグースカ寝てます。腹立つ(怒)
 
 窓から流れる景色を見ながら「あーオーストラリアに来たんだなぁ」って改めて思いました。横を見ると酔っぱらって寝てる後輩・・・。雰囲気ぶちこわしです。

 ただ、この後輩、東京の職場で付き合いが悪く、飲み会なんかにはあまり参加してないって話は前にしましたが(最近は多少行ってるみたいですが)絶対に潰れないというかそこまで飲んで崩れることが全くない。人にあまり心を開かない性格だということは解っているんですけど、そんな後輩が、こんなにベロベロに酔っぱらって、僕におんぶされるなんて格好悪いところを見せるのは僕だからなのかなぁって。そう思うとやっぱりかわいくて、後輩の首に腕を回して頭をナデナデしました←ちょっとノロケです(笑)
 
 後輩は相変わらず僕にドカッと寄りかかったままグースカ寝てましたけど・・・。

 ホテルに着き、後輩を抱きかかえタクシーから降り、ホテル入り口までまたおんぶ・・・。ぎっくり腰になりそう・・・。すると、ラウンジに昼間のグリコのアホ外人がいました。1人のアホ外人が僕に気づき、助けてくれました。もうアホ外人とは呼べません・・・。(笑)

 部屋に入りベッドに後輩を放り投げ、椅子にすわり、タバコを吸いました。
 「フー。偉い目にあった・・・。」

 明後日に予定しているワイナリーツアーがかなり不安になった僕でした。

 あしたは後輩とのドライブ話になる予定です。

 オーストラリア メルボルンより バイバイ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!到着までの道中編2

2005年02月20日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 ゲプー。いきなりすみません食べ過ぎました・・・。

 今、晩御飯食べて戻ってきたところです。オシャレ?なテラス席のあるレストランで(でも安い)イタリアンをたらふく食べてきました。後輩も食べ過ぎ&飲み過ぎでベットでひっくり返ってます・・・。

 では続きをどうぞ・・・。ゲプッ・・・。←だから汚いっていうの!!

 写真は今日、晩御飯を食べてきたレストランです。座席から撮りました。
 こちらはやっと日没です。時間は午後10時。気温は24,5度くらいでしょうか。
 カラッとしてさわやかで気持ちがいいです。なんとなくどこにいるかわかってきましたかねぇ?(笑)

************************************


しばらくすると、夕食のアナウンスが流れました。まぁ、僕たち貧乏旅行ですから、ビジネスクラスなどには乗れるわけもなく、当然メニューの選択肢は「BEEF or Chicken」なわけです

 「けんたろう先輩はどっちにしますか?」
 「びーふ、ぷりーず(笑)」
 「そんじゃ僕はチキンにしよっと。」
 
 僕の食が細い事を知っている後輩は、僕が「もういらない」と残すことを見越して違うメニュー頼みやがった・・・。

 外人アテンダントが、機内食を運んできました。
 後輩は、すごいカタカナ英語で

 「チキンプリーズ!」 結構はずかしい・・・。

 その後に続いてもう一人のアテンダントが飲み物を配っています。
 ここでも後輩、スーパーカタカナ英語で
 「ビールプリーズ!」

 ここで事件発生。

 アテンダントが
 「Which Budweiser,Tsingtao or superdry?」(バドワイザー、チンタオビール、スーパードライのどれにしますか?)
 とご丁寧に聞きました。

 すんなりビールをもらえると思った後輩は思わぬ展開にフリーズしてます
 今回乗った飛行機はキャセイパシフィック航空なのでチンタオビールを客に出していたんですね。どうやらこの「チンタオ」でパニくったようです。

 後輩はな顔で僕を見ています。目から「助けて光線」が出てます(笑)
 「バドワイザーとチンタオとスーパードライの3種類あるけどどれがいいか?って」
 「スーパードライがいいです」
 「俺に言うなよ。」
 
 後輩はニッコリ笑い
 「スーパードライ!」
 「OK」

 食事をしながら、
 「お前、ホントに義務教育終わってるの?」 
 「ちゃんと大学出ました!三流ですけど!」
 「全く英語わからないの?」
 「はい!」
 「外国旅行とか行ったとき困らなかったの?」
 「友達と行ったのは韓国ですから。日本語オッケーでした!」
 「そう・・・。」
 「英語圏行くときは、けんたろう先輩と行くって決めてるんで問題ないです。僕、日本人だし。」
 「俺は問題大ありなんだよ!!ボケ」
 「まぁまぁ、僕、荷物持ちとか力仕事とかやって気持ちで返してるじゃないですか。ねっ。」

 なんだかよくわからない後輩の持論に押し切られた感じが・・・。

 そんなアホ話を延々しているうちに、飛行機は「香港国際空港」へ着陸態勢に入りますというアナウンスが流れました。

 香港国際空港、去年の夏以来です。ちょっと懐かしい。
 「懐かしいですね!もう半年以上経つんですね。」
 「そうだね。」
 「楽しかったですよね!香港。またマンゴープリン食べたいな。」
 「そんじゃお前、香港で遊んでくれば?」
 「(無視して)さ、次はどこから乗るのかな?けんたろう先輩行きましょう!」
 
 こいつ、僕の攻撃パターン完全に読んでる・・・。

 そうです、ここ香港国際空港は今回はただの経由地に過ぎません。ここからさらに飛行機に乗り目的地を目指します。
 
 
 と言うわけで、どこへ行くかはもう少しヒ・ミ・ツ

 どこに行くか当たった人にはお土産買ってきます!(笑)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!到着までの道中編

2005年02月20日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 こんばんは!今日のお昼くらいに到着しました!無事インターネット接続も完了し、更新準備オッケーです。

 今日は到着までの道中を書きたいと思います。飛行機の中で後輩がグースカ寝ている最中に書きました(笑)

*************************************

 今回で海外旅行は3回目という後輩。かなりビギナー(笑)成田空港が珍しいのか、飛行機がバンバン飛んで嬉しいのか、かなりキョロキョロしてます。

 「おい、よそ見ばっかりしてると置いていくぞ!」
 「あー待ってくださいよ!」
 
 ガラガラとスーツケースを押しながら僕を追いかけてきます。

 必要な外貨を交換し、サッサと税関を通過。

 「免税店でタバコ買っていくから。」
 「はい!」
 と後輩は僕の後にくっついて来ます。
 
 これから行く国はタバコがすごく高い。安い免税店で1カートン購入。ちなみに後輩はタバコ吸いません。

 タバコ購入後、搭乗口のあるゲートまで行き、待合いに座りました。
 後輩は嬉しいのか珍しいのか、あちこちウロウロしてます。かわいい

 遠くの滑走路からジェット機が次々に飛び立つのをガラスに張り付くように見ていました。僕はと言えば、これから何時間も飛行機に乗っている間、タバコが吸えませんから、ガンガン吸いだめです(笑)

 そうしているうちに、搭乗開始のアナウンスが流れました。

 「あ!搭乗開始です!早く早く!」
 「大丈夫だよ・・・。チェックインしているんだから・・・。」

 まるで遠足に行く子供のよう。

 飛行機に乗り、座席に座るとしっかりシートベルトを締め、お気に入りのipodを出し、ニコニコしてます。こいつの笑顔を見ていると自分もすごく楽しくなってきます。

 「よろしくな!」と頭をナデナデしてやると
 「はい!でも香港の時みたいに、僕のことまいて笑いモノにしないでくださいよ!」

 そうです去年の夏に香港に行ったときのこと。
 英語の全くしゃべれない後輩、片時も僕の傍を離れません。
 香港のとあるデパートに行ったとき、後輩の目が離れたスキに隠れて後輩がどういう行動をとるか、からかった事があって、そりゃもう挙動不審(笑)キョロキョロして必死に僕を捜しています。ゲラゲラ笑いながら出ていくと、後輩は半べそで「ひどいひどい!」を連発。このことがどうやらトラウマになっている模様

 そうしているうちに離陸のアナウンスが流れ、飛行機は滑走路に向けゆっくり動き出しました。

 ポーン♪とアラームが鳴り、離陸体制に入ったことを告げると同時に、飛行機はグッと加速します。僕、この加速だめなんです・・・。ぐーっと機体が機首を上げていく斜め感が何度乗っても苦手。グッと目を閉じ水平飛行に入るのをじっと待ちます。体が硬直している僕を見て、後輩は笑いながら

 「けんたろう先輩、怖いんですか?」
 「・・・・・。(聞こえてない)」
 「大丈夫ですよ」

 そう言って後輩は肘掛けをグッと握っている僕の手をさすってくれました

 水平飛行に入りシートベルトOKのサインが出ると、機内はガヤガヤし始めました。
 
 僕は上映が始まった映画を見始めました。ただ、日本の航空会社でないので、言語は英語と中国語です。英語のさっぱり解らない後輩は見ても全然面白くない。

 またまた、後輩は座席に座りながらキョロキョロし始めました。落ち着きなさすぎ(笑)そして、どうやら、座席の一番後ろの壁に設置されているマガジンラックにスポーツ新聞を見つけた模様。

 一体、後輩はどういう行動にでるんだろうって観察。←我ながら意地悪だなぁ
 座席は3人横並び、窓際から僕、後輩、知らない外人さん(笑)
 英語の話せない後輩はひたすら日本人アテンダントが来るのを待ち続けています。しかしながら来るのは外人のアテンダントばっかり(笑)自分で席を立って取りに行きたいのでしょうが、通路側に座る外人さんは既に目を閉じ眠りに入っています。後輩はすがるように僕をチラチラ見ているのですが、僕もイヤホンを耳にして映画を見ているため、頼みにくい・・・。しかも気づいているのに僕も面白くてわざと知らん顔。

 そうしているうちに新聞はドンドン無くなっていきます。後輩は座ったまま首を回して後ろのマガジンラックを恨めしそうに見ていました。あまりにかわいくてじゃなくてかわいそうなので、通りかかったアテンダントに

 「Please take a newspaper」
 「OK!」

 アテンダントは僕に新聞を持ってきてくれました。その新聞を広げて僕が読み始めると後輩は僕の横っ腹をつついて

 「意地悪しないでくださいよ~」
 「え?なんのこと?」
 「もうイイです!
 とふくれ顔。ふくれた後輩もかわいいなぁ

 「ウソだよ。ほれ。」
 「ありがとうございます!!

 ニッコリ笑って新聞を読み始めました。

 つづく。また今日の夜か、明日には更新します!では!
 写真は、どこにいるかのヒント(笑)ヒントになってないか・・・。

 これから後輩とご飯食べに行って来ます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩と旅に出よう!出発!(明日だけど・・・)

2005年02月18日 | ☆後輩と旅に出よう!(豪州旅行編)
 さて、てんこさんのblogかずさんのblogでさりげなく告知させて頂きました、新企画?「後輩と旅に出よう!」を今日からお送りしたいと思います。ちなみにこの企画、うまくいくかどうかは到着地の通信状況にすべてかかってます(笑)そうです、訪問地で上手くインターネット接続できるかどうかが更新の鍵を握っているわけですね!ちなみにこの更新をしているのはまだ日本です

 それより「お前、どこ行くんだよ!」っていう突っ込みが聞こえてくる気もしますが、行き先はまだ秘密。とりあえず国外です!

 僕の勤める会社は、大型のプロジェクトが終わるとリフレッシュ休暇という一週間程度の連休を頂けます。まぁ、プロジェクトの間は休む間もなく働かされるわけですけど・・・。

 一月ほど前の話・・・。

 せっかくの連続休暇。時期もオフシーズンに入り、どこへ行っても格安(笑)一人で旅行でもしようかなぁとパラパラと雑誌をめくっていたら、後輩が

 「あーリフレッシュ休暇にどっか行くんでしょ~!」
 「まぁねぇ・・・。せっかくの連休だし。」
 「海外ですか?」
 「そのつもり」
 「・・・・・。」
 「どした?」
 「僕も一緒に行く!」
 「はっ?どこ行くかも決めてないんだよ?」
 「********に行ってみたいです!」
 「行けばいいじゃない。」
 「僕、英語しゃべれないから、一緒に行きましょう!香港に行ったとき約束したじゃないですか!また一緒に海外行こうって!」
 「おまえさ、なんか無いわけ?彼女とどっか出かけるとさ、実家に帰るとかさ・・。」
 「彼女いないし!実家、関東だし!僕も海外行きたい!行きたい!」

 言い出したらきかない後輩・・・。
 でもちょっと嬉しかったりする

 「でも、僕、あんまりお金持ってないんですよ・・・。だから去年みたいな豪華な旅行はできないんです・・・。それでもいいですか?」

 しょんぼりした後輩を見て、嫌と言えるはずもなく、
 「いいよ。それじゃ一緒に貧乏旅行しよう」
 「はい!それじゃ早速探しましょう!」ニッコリ。

 あぁ・・・。この笑顔、ホントに反則です。かなり鼻の下が伸びます。
 と言うわけで、今回はかなり貧乏旅行。いいんです。後輩と一緒なら←ノロケ

 正直に言えば、僕が参加していたプロジェクトは好きな後輩とは違うプロジェクトなんですが、仕事的にはリンクしていて、ほぼ同時に解散して休暇がうまく合ったので、後輩誘ってどこか旅行行きたいなぁって思っていたんですよ、わざとらしく後輩の前でパンフレットなんか広げて、エサ撒いていたんです。

 まんまと網に引っかかった後輩。かなりわかりやすい

 と言うわけで、今回は後輩の行きたがっている国へ行って参ります。
 ホテルの予約も航空券も準備万端。
 明日の夕方の飛行機で出発なので、更新はあさってくらいになる予定です。

 神出鬼没、次はどこから現れるかお楽しみに。

 ではいってきま~す

 追伸:レオンさんのご希望にそえるといいですけど・・・
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後輩のipod

2005年02月17日 | 好きな後輩のこと
 先週の土曜日後輩が僕の家に遊びに来ました。

 後輩が年末に欲しくて欲しくてやっと買ったipodに曲を入れるためです。

 僕は学生時代から音楽だけはかなり聴いていてCDもそれなりの枚数持ってます。そのライブラリーから後輩のipodに曲を流し込んでやりました。

 「どんな曲入れる?」
 「えーっととりあえず、けんたろう先輩のオススメを入れてください!その間に入れて欲しい曲選びます!」
 「オッケー!」
 と言うわけで、このblogでも紹介したDef TechO-ZONEを入れました

 他にも僕が昔から好きなアーティストをどんどん流し込みました。大体500曲。
 
 「今、どのくらい入りました?」
 「大体500は入れたよ」
 「うわ~嬉しいなぁ」
 「お前、最初何曲入っていたの?」
 「40曲くらいです・・・。」
 「少なっ!」
 「だって、僕CD全然持ってないから・・・。」
 
 自分の持っているCDはすべてiTunesに落としてあるのでガンガン落とせます。

 後輩のリクエストは邦楽はglobe全アルバム、東京事変、アジアンカンフージェネレーション、平井堅他・・・洋楽は、ガンズアンドローゼズ、エンヤ、basia、U2、westlife、underworld他・・・ジャンルバラバラ

 あれもこれもとガンガン入れて、全部で約4000曲
 後輩はとても満足げに「嬉しい」を連発していました。よかったよかった。
 この笑顔を見せられると、僕はメロメロです。

 その後、車で近場に出来た温泉に行き、一緒に晩御飯を食べました。夜も遅くなってしまったので、

 「家までおくってやろうか?」
 「大丈夫です!近くの駅まで送ってください。ipodに入れてもらった曲聴きながら帰りたいんです!」
 
 と言うので、乗り換えしないで帰れる駅まで送ってやり

 「気をつけて帰れよ。」と頭をナデナデしてあげると、ニッコリ笑って帰っていきました。

 かわいいなぁ・・・。

 全然関係ないんですけど、ipodのCMのパロディ版のQTがあります。よくできていておもしろいでの是非見てみてください!→ipod movie
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明け方の地震

2005年02月16日 | 好きな後輩のこと
 風邪の調子も引き始めで薬を飲んだので、ひどくなる前に押さえることが出来たみたいで、大分体調よくなりました!

 昨日、明け方東京であった地震。びっくりしましたね。何がびっくりしたって、AVラックに高く積まれているCDが上からバラバラ降ってきたのにびっくりしました

 置く場所が無くぶっつまれたCD。さすがに怖かった・・・。

 と言うわけで、今日は仕事もお休みしてしまったし、体調も大分戻ってきたので部屋のCDを整理しました。

 大分、片づいた。

 そんな感じで久しぶりに平日休みも部屋片づけ。外はだったので外に出るのも嫌だし。

 朝、グズグズと布団の中でしていると、後輩からの携帯メールの着信を告げるメロディが流れました。後輩からのメールは着信音設定しているのですぐわかります

 着信音はサザンオールスターズの「希望の轍」のイントロです。僕、この曲大好きです。

 メールを見ると
 「おはようございます!今日、出張ですか?行ったらいなかったから!」

 どうやら僕の所に来たみたいです。

 「今日は体調不良のため、お休みです!(実はそんなに悪くないんだけどね)」
と返事を出しました。

 「ズル休みですね!いいなぁ。みんなには内緒にしておきますね!」
と速攻で返事が来ました(笑)

 その後もチョコチョコメールがきました(笑)

 「けんたろう先輩がいないから今日はまじめに仕事してます!明日は来ますよね!」

 後輩が待っていてくれるって思うと嬉しかった(結局最後はノロケかい!)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おまけの悪夢

2005年02月16日 | Weblog
 風邪を引いてしまい、昨日午後3時くらいまで頑張ったのですがギブアップして早退。大分良くなったのですが、今日はお休みしてしまいました。んで、blog更新(笑)寝てろよというつっこみが聞こえますが、まぁまぁ。寝てばっかりいても退屈ですから。

 最近の500mlのペットボトルって結構いろんな「おまけ」が付いてますよね。火付け役はペプシコーラがやったスターウォーズボトルキャップあたりで一気に爆発した気がします。

 この「おまけ」でおお!って久しぶりに僕の琴線に触れた物。それが
 「爽健美茶ビューティフルビーズ ミニドッグコレクション」(笑)
 犬好きな僕にはたまらず、ビビビと来ました。

 ちなみに全12種類
 ミニチュア・ダックスフンド
 チワワ
 トイ・プードル
 柴犬
 ウェルシュ・コーギー・ベンブローグ
 ミニチュア・シュナウザー
 パグ
 ビーグル
 ラブラドール・レトリバー
 ダルメシアン
 シーズー
 ブル・テリア

 ちなみにアップした画像はビーグルと柴犬です。
 う~ん全種類欲しい・・・。大人買いしてしまいそうです・・・。

 でも僕、爽健美茶ってあんまり好きじゃないんですよね・・・。なんかちょっと臭くて。

 それにこのペットボトルの大人買いにはちょっと辛い思い出が 
 
 忘れもしません2000年。
 コカコーラが企画したイベント
 “Coca Cola TOUCH THE globe LIVE 2000! キャンペーン”
 なるものがありました。そうです。あのglobeがシークレットライブをやるという企画でした。
 
 コカコーラ500mlのラベルを確か3枚くらいを一口に応募して当選するとこのライブに行けるといった企画でした。

 当時、globe大ファンだった僕と友人は、コカコーラを箱で大人買いして、応募しまくりました。
 コーラ飲みまくり。朝も昼も晩もコーラ飲んでました

 でも、コーラ、そんなに飲めるもんじゃありません。一日4本が限界でした。それでも2リットル・・・。一週間で14リットル・・・。今思えば病気にならなかったことが不思議なくらい(笑)

 コーラを箱で買い、まず、ラベルを片っ端から剥がします。
 そんで応募するわけです。ラベルのないコーラのペットボトルが部屋中に散乱しています。

 僕 「なんか、ラベルのないコーラのペットボトルって凄いね・・・。」
 友人「うん・・・。っていうか、真っ黒な液体の詰まったペットボトルって感じ・・・。」
 僕 「どう見ても怪しいね・・・。」
 友人「なんかコーラってよりも毒みたい・・・。」
 僕 「これ、全部飲むの?」←自分で買ったくせに・・・。
 友人「全部のんだら病気にならないかな・・・。」
 僕 「・・・・たぶんなるよ。」

 結局5箱くらい買って、コーラ飲んで、友達来たらコーラ出して、家族にもコーラ飲ませて、もうそりゃ毎日コーラ。

 でも結局、チケットは当たらず・・・。 
 
 残ったのはラベルのない怪しげなコーラのペットボトルが数十本。

 コンビニで、このかわいいビーズドッグを前に、そんな悪夢がよみがえり、欲しい犬2種類(2本)だけ買って帰りました。でも全種類欲しい
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする