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gayである僕のヘンテコ?な日常。

我が妹の仁義無き戦い(前編)

2005年02月12日 | Weblog
 なんだか物騒なタイトルですが、我が妹を襲ったホントに「仁義無き戦い」の記録を妹の許可無く勝手に書いちゃう


 第1章 自堕落な生活

 我が妹は、僕と5つ歳の離れた25歳。某病院に勤務する技術系職員。

 見た目は年頃の女性らしく小綺麗にしているが、部屋に入ればそれは大変な散らかりよう。僕は結構神経質なタイプのため、週に最低でも1回は掃除機をかけ、妹の部屋のようにモノが常に散乱している状態はまずない。部屋でお菓子などを食べたりすることもほとんど無くせいぜい、好きなウイスキーをテレビを見ながらチビチビやる程度。その対角線上にいる我が妹。夜な夜な部屋でポテトチップなどの菓子をバリバリ食べながら雑誌をペラペラめくったりテレビを見ている。

 部屋が散乱しても感覚が麻痺している妹。食べかけのお菓子もそこらのテーブルの上に放置したまま寝てしまっている。こんな自堕落な生活習慣では、はっきり言って嫁の行き手も無い。


 第2章 真夜中の訪問者

 そんな自堕落な生活をしている我が妹。母親の再三に渡る「部屋掃除しろ」命令もどこ吹く風。完全にシカトを決め込んでいる。

 ある晩のこと、両親は別荘に行って留守。2人で外食しその後、いつものように部屋でアラレをボリボリ食べながらゴロゴロテレビを見ていた妹。ふと視界の端にある物体を捉えた。が、すぐに消えた。

 「気のせいかな・・・。」そう気を取り直した妹は再びテレビを見出した(らしい)

 しかしながら、その数分後、気のせいかなと思った物体が今度ははっきりと視界に入ってきた。
 そう、それは、黒光りした空飛ぶ昆虫(笑)ゴキブリ。

 
 第3章 頼りにならない兄

 「きゃ~!!」
 そんな悲鳴が隣の部屋でblogの原稿を書くためせっせとパソコンに向かっていた僕の耳に入ってきた。なんだなんだ?と思い席を立つよりも先に、妹が僕の部屋に入ってきた。かなり取り乱している。時刻はすでに深夜2時。

 「ゴ・ゴゴゴ・ゴキブリ。お兄ちゃん、ゴキブリ!!」
 こうしてこのセリフだけを見ると、まるで僕がゴキブリと思われてしまうかもしれないが決して僕はゴキブリではない。(そんなことわかってるか・・・)
 
 「は?ゴキブリ?」
 「そう、ゴキブリ出たの。」すでに妹は半泣き状態。
 「あれだけ部屋が散らかってれば、ゴキブリの100匹や200匹はいるんじゃないの?」
 僕の説教を遮って妹は
 「お兄ちゃん、キンチョール!キンチョール!」

 「は?キンチョール?それ蚊にしか効かないんじゃないの?」
 僕の冷静なつっこみに妹はいきなりキレ出し
 「何でもいいから!ゴキジェット!ゴキジェット持ってきて!」

 そんなもん家にあるのか?
 ぶつぶつ言いながら一階のバスルームへ降りていった。
 「早くして!!」妹が叫んでいる。

 なんだよ。人に頼んでおいて文句ばっかりいいやがって・・・。

 バスルームの棚を探すと、コックローチSを発見。それを持って再度二階へ。
 「ゴキジェットは無かった。コックローチSだ。」そう言って妹に渡そうとすると、
 「お兄ちゃんが退治して!」人に命令ばかりする高飛車な妹。腹立つ。

 僕は、虫と爬虫類が大嫌い。さわるどころか見るのも嫌。そもそも足が6本も8本もあること自体、信じられない。自分の部屋にゴキブリがでるのが嫌だから部屋でモノを食べない様にしているくらいである。

 「無理。自分でやれ。」僕は妹に言った。


 後編に続く
 
コメント
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