ALIVE !

gayである僕のヘンテコ?な日常。

以心電信

2004年12月31日 | 好きな後輩のこと
 今年もあと残すところ、2時間あまり。今年最後の日記です。
 今年一年はなんだか、いろんなことがあったような気もするし、案外あっさり終わってしまったような気もしますね。

 今年はなんと言っても自分が後輩のことが好きになってしまったんだなぁって実感した年だったし、また、この後輩とたくさん出かけて、楽しい思い出をたくさん作ることができた一年でもありました。

 ドライブにも出かけたし、野球観戦にも、海外旅行にも行きました。思い起こせば、一緒に出かけたり遊びに行ったりするたびにこの後輩がどんどん好きになっていくのがわかって、失ったときの寂しさを考えずにはいられないこともあったりして、結構浮き沈みのあった一年だったかもしれません。

 仕事納めの日、この後輩は何回も僕のところに顔を見せに来てくれました。まぁ、最終日なんて仕事らしい仕事はないですから、僕なんかはかなり朝から暇でした。ところが後輩のセクションは最後の〆があるらしく最終日なのにばたばたしてました。そんななかサボり(笑)がてら僕のところに遊びに来てくれました。

 「明日のお昼の新幹線で実家帰りますね!」
 後輩は実家が地方のため、明日帰省するとのこと。
 「そっか。気をつけて帰れよ。」
 「はい!おみやげ買ってきますね!先輩はどうしているんですか?」
 「僕は東京出身だから田舎ないもん。おとなしくドラクエやってるよ」
 「抜け駆けしないでくださいね!」
 「はいはい。」
 「ほら、仕事戻らないと叱られるぞ」

 別に今生の別れになるわけじゃないんですけど、あしたからちょびっとコイツの顔を見ることができないと思うとちょっと寂しくて、強がったこと言ってしまいます。

 「はーい。」といつもの笑顔でニッコリ。
 
 定時がおわり、軽い打ち上げが始まりました。一年お疲れ様と、ビールやら日本酒を同じ課内の人達と飲んでいると、携帯電話にメール。後輩からのメールとすぐわかるように着信音を変えてある(笑)

 メールには、「今日は、なんかいもサボりに行ったのに、肝心なこといい忘れてました。今年もたくさんお世話になりました。たくさん遊んでくれて、仕事も助けてくれてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。誰より一番頼りにしてます(笑)」と書かれていました。
 
 ちょっと苦笑いしてしまいました。僕自身、後輩に頼りにされるためにどれだけ今年一年頑張ったか(笑)

 僕は「おう!来年もいっぱい遊ぼうな。僕も***にはたくさん世話になったね。ありがとう。来年もよろしく。」
と返事を書きました。

 確かに、今年一年は自分の仕事のほかに、この後輩の気を引こうと(笑)かなり無理したこともありました。僕の先輩からも、「けんたろう、お前、ちょっと****(後輩)に甘いんじゃないか?」と言われたこともあったし。後輩連中からも、「****さん、いっつもけんたろう先輩のそばにいますね」と冷やかされることも数知れず(笑)それくらい、この後輩は僕によくなついていました。

 挙句の果てに、「けんたろう先輩、****ばっかりえこひいきしないで、僕にもメシおごってください」なんてドサクサ紛れに言い出す後輩まで。

 来年ももっといい年にしたいです。もっとこの後輩と仲良くなりたいですね。
 
 29日の日、帰省して実家に帰った後輩から携帯にメールが来ました。
 「無事、到着しました!やることなくて暇です・・・。やっぱり正月早く帰って、一緒にデパートの初売り行きたいなぁ」

 「年に一回しか帰らないんだから、家族サービスして来い。またゆっくりアウトレットでもデパートでも一緒に行くから。」と返事を書きました。“早く帰って来い!”って思いながら(笑)
 
今日、昼過ぎに電話がかかってきました。 

 「暇です!温泉も浸かりすぎてふやけてしまいました。何してんですか?」
 「ドラクエ。レベル23まで行ったぞ!」
 「ゲーっ やりすぎですよ。ちょっとペース落としてくださいよ」
 「やだ」
 「ずるいです!!」
 「ははは。ゆっくりしておいで。」
 「はい。」
 「よいお年を!」
 「兄ちゃんもよいお年をお迎えくださいっ!」
 「おう!サンキュー」
 「んじゃまた電話しますね!」
 「・・・・早く帰って来いよ。」プツッ

 照れくさくて言った後すぐ電話を切ってしまいました。寂しかったんですね。
 きった後、携帯にメールがきました。
 「おみやげたくさんかって帰りますね。またメールします!」


 今、部屋でこれを書きながら、オレンジレンジの新譜を聞いています。
「以心電信」って曲いいですね。
 
 君に逢えなくても ダイジョウブ
 そう、前向きに事を考えてる
 そんな時も同じ空の下で過ごしてる
 すぐに また 逢える
 だっていつも僕らはつながっているんだ

 僕らはいつも 以心伝心 二人の距離つなぐ テレパシー
 恋なんて 七転び八起き やさしい風ほら 笑顔に変えて
 離れてたって 以心伝心 黙ってたって わかる気持ち
 想いよ届け 君の元に 未来につないでく 信号は愛のメッセージ

来年はこんな歌のように、もっと後輩と仲良くしたいと思います。

みなさま、よいお年を。                 
来年もよろしくお願いします。                  
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年末の大掃除(職場編)

2004年12月28日 | 好きな後輩のこと
 年末の嫌な2大イベント。ひとつはクリスマス。もう一つは大掃除・・・。僕、掃除大嫌い

 好きか嫌いかの問題は完全に無視されて今年もやってきました。職場の大掃除。
 
 自分の部屋も満足に掃除していないのになんで職場の掃除なんかしないといけないんだ・・・。
 などという超自己中なふてくされは完全に無視され、ぞうきんが支給されました(泣)

 まずは、蛍光灯を拭けとの指令。他の人たちもかなーりイヤイヤやっています(笑)僕もこれ以上ないというやる気無しモード全開でだらだらと拭き始めました。こんな中、ひとりやる気満々な女性の派遣社員。

 「**さん!(僕のこと)もっとしっかり拭かないと、埃がとれませんよっ!」
 いきなり説教。僕もおとなしく、「スンマセン」と言えない性分のため・・・。

 「ええがな、ええがな。ちょっとくらい埃かぶっていた方が、蛍光灯の光も柔らかくなって目に ええねん!」
 と、なんの説得力もない屁理屈を言い放ちます。

 横では、同じくやる気ナッシングな後輩約2名が
 「そうだ。そうだ!」
 と、これまたなんの意味もない野次を飛ばします。

 隙あらばサボろうとする男性陣。そんな中、ひとりせっせと頑張っている男が・・・。
 
 その男は・・・。僕が好きな後輩(笑)
 この後輩、こういうことに文句言わないで真面目にやるんだよなぁ・・・。偉いんだよなぁ。

 その後輩が、「**さん。あっちの部屋の窓ガラス一緒に拭きましょう」なんて誘ってくるから・・・。
 
 「はい!頑張らさせて頂きます!!
 我ながら節操がない・・・。

 その後は・・・。後輩との楽しい掃除でした。
 こんな楽しい掃除ならいくらでもするのに。(ホントか?)
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極寒のクリスマスパーティー

2004年12月27日 | Weblog
 21日の日記でも書いた毎年恒例のクリスマス企画、

「寒い独り者組(負け組)クリスマスパーティー」

は今年も開催されました・・・。(涙)
 
 今年も同じようなメンバー(4名)・・・。去年はしゃぶしゃぶでしたが、今年は焼肉・・・。不景気のあおりを受け、ボーナスも心なしか少ないため、牛角・・・。

 独り身の寒さに加え、懐まで寒く、まさに極寒状態。


 男女構成は男3名、女1名。傍目から見ても、知り合いが見ても、どっからどう見ても
「ああ・・・。あの人達って・・・。負け組なのね・・・。」とわかる状態でしたっ!!ほっとけ!(号泣)
 
 女は、駆けつけ三杯といわんばかりにビールをがぶ飲み・・・。

 なにかに取り憑かれたように、肉を焼き続ける。男1名。

 オーダーを取りに来たサンタの格好をした店員のねーちゃんに「愛をくださいっ!」とオーダーする男1名・・・。

 出だしから異常なテンションで始まりました・・・。(笑)

 僕はといえば、満腹中枢がいかれたかのように、食べまくり・・・。
 肉、めし、肉、ビール、肉、めし、スープ、肉、肉、肉・・・。
 デザートもアイス食べて杏仁豆腐食べて・・・。
 さみしさを食でまぎらわしました・・・。

 4名で会計は3万8千円也・・・。おいおい、牛角で38,000円って・・・。

 毎年、「この会も今年で終わりにしたいね。」といいながらも今年で4回目・・・。
 
 来年こそは!!この会を脱退したい!!

 だれかいい人紹介して!


 ちなみに・・・。僕と同じくらいこのクリスマスを憎む(笑)かずさんのblogに、すごく面白い日記が載っていました。ぜひ読んでみてください。面白いです。

 また、こちらもよく遊びに来てくださるてんこさんのblogこちらのつれづれなる日々も笑えます。こちらもぜひぜひ。うれしいなぁ。ひとりじゃないって!!
コメント (4)
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クリスマスプレゼント

2004年12月26日 | Weblog
 今日、例の好きになってしまった後輩が「ipodが欲しいんだけど、どこにも売ってないんです!」というメールを送ってきた。どうやらヨドバシカメラやビックカメラなど片っ端から探したがどこも品切れ状態で手に入らなかったらしい。

 僕が持っているipodを前からすごく欲しがっていて、「ボーナスでたら絶対買います!」なんて言っていたから、よっぽど欲しかったんだろうなぁ。

 「これから仕事納めで田舎に帰るときの新幹線の中で聴きながら帰りたいんです!」とメールに書かれていた。

 もう、僕としては、後輩の喜ぶ顔が見たいがために、どこで売ってるかなぁと必死に考えました・・・。(笑)

 ふと思いついたのが銀座にできたapple storeなら売っているかもしれない!と思い、速攻で電話をかけました。

 「あの!ipodの在庫ありますか?!」
 「はい、ございます!」
 「今日これから買いに行きますから、ひとつ取り置きしていただけませんか?」
 「いいですよ!」
 おお!!ラッキー。

 後輩にこれまた速攻で電話をかけました。
 「おう。僕だけど!」
 「ipodどこにも売ってないです・・・。なんで?ずいぶん出回っているってきいていたのに・・・。」
 「今、ボーナス商戦でどこも売り切れなんだろうなぁ・・・。」
 「欲しかったな・・・。」
 「ジャーン。売ってるとこ見つけました!んで、ひとつキープしてもらってるけどどうする?」
 「えーっ!どこで!買う買う!」

 というわけで、銀座のapple storeにひとつ取り置きしてもらっていることを伝えると、
 「銀座なんていったことないから、場所がわからないです・・・。今、暇ですか?」

 実は、今日、地元の友達と出かける約束をしていたが・・・。ブッチ決定(ごめん)

 銀座の駅で後輩と待ち合わせをして、apple storeに行き、ipod無事ゲット。
 クリスマスプレゼントに買ってあげたかったんだけど、変に高価なものを買ってやるとまたこの後輩は気を使うから・・・。

 欲しくて仕方なかったipodを手に入れた後輩はすごく嬉しそうに僕にあの笑顔を炸裂させてました。

 そのあと、HMVに行き、ipodに入れる新譜のCDを買ってやりました。
 
 「メシでも食って帰るか?」
 「はい!」とニッコリ笑う。かわいい。オジサンもうこの笑顔にやられっ放しです・・・。

 よく行く銀座の安いけどおいしい寿司屋に行き、お腹いっぱい食べました。食べ終わり、外に出ると後輩が

 「今日は無理言って付き合ってもらって、欲しかったipodもみつけてくれてホント嬉しかったです。ありがとうございます!これ、明日、仕事場で渡そうと思ったんだけど、兄ちゃんにはいっつも世話になりっぱなしだから、クリスマスプレゼントです。」とヨドバシカメラの袋を渡されました。
 
 思いもよらない出来事で嬉しくて、思わず首に腕をまわして抱きしめてしまいました
 
 「えへへ。中身は帰りの電車で開けてください。恥ずかしいから。」
 「ありがとう。すごいうれしい。お前がくれるもんなら何でも嬉しいよ」
 「それじゃ、また明日!」
 「おう。気をつけて帰れよ。」

 後輩はニッコリ笑って手を振って帰って行きました。
 なんか胸がちょっと苦しくなりました。

 帰りの電車で、後輩のくれたヨドバシの袋を開けると・・・。
 そこには、僕が年末にでも買ってやろうと思っていた「ドラクエ8」が入ってました。
 ご丁寧に攻略本まで。(笑)

 何気なしに雑談で話していたことを覚えていてくれたみたいです。嬉しかった。

 携帯のメールに、「ありがとう。嬉しかったよ。ドラクエ。」と書いて送るとすぐに返事が来ました。

 「僕も同じものかいました。どっちが先にクリアするか競争です!年末は実家帰ってドラクエやります!お土産いっぱい買ってくるから楽しみにしててくださいね」と書かれていました。

 うまく言えないんですけど、うれしいんだけどせつなくなりました。
 ドラクエの入った袋をギュッと抱えて帰りました。

 
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韓流パワー

2004年12月25日 | Weblog
 今年一年もあとわずか。今年は韓国がアツい一年だったなぁ。ぺ・ヨンジュンの名前を聞かない日が無いくらい毎日聞いた気がする。ペさまのズラまで発売されて、すげぇなぁと思った。とある雑誌にそのぺさまのズラをかぶった林やぺーの写真が載っていて「林や・ぺー・ヨンジュン」と書いてあり爆笑した記憶が・・・。

 やはり「冬のソナタ」の影響がすごいよね。でも僕、全然、このドラマ見たこと無いんだけど・・・。どんな内容なのかもわからない・・・。このドラマでそのヨンさまが乗っている白いフォード・エクスプローラーが飛ぶように売れたとか・・・。車まで・・・。他にも冬ソナグッズが軒並み大ヒット。経済効果もすごかったんだろうなぁ。オロナミンCがバカ売れしたっていう話も聞いたし、「僕はハンディーカム。」なんて言われたら、「おー!ヨン様俺もハンディーカム買うぜ!」って言いたくなりそうになったもん・・・

 その後に始まった「美しき日々」これは途中からですけど見てます。なんか話の流れがいまいちつかめてないけど・・・。なんか気になって毎週見てしまいます。最近見ていて気づいたんだけど、ストーリーが気になっているんじゃなくてどうもリュ・シウォンという俳優が気になっている気が・・・。(笑)

 ゲイである僕からすると、今人気を二分していると言われる、ヨン様とイ・ビョンホン様、両方とも何故か僕的にピンとこない・・・。すごく完成された感じがするからかなぁ・・・。(笑)

 ただ、「美しき日々」に出演しているリュ・シウォンさんはなんとなく髪型とかも80年代の日本ではやったような髪型でちょっとダサイ。ここがなんかかえってカワイイ感じがして気になっているのかもしれない。だって、他のwebとかで載っているリュ・シウォンさんは思い切りあか抜けて歌なんかも歌っているらしく、ヨン様、イ・ビョンホン様と同じ感じがするんだもの。かっこよすぎ!!

 韓国って今まで、日本の文化を排除する傾向があったけど、ここ2~3年日本文化というか日本の芸能がすごく流入していて、それ以上に韓国の文化、芸能が多く日本に入ってきているよね。今まであまり韓国の歌手の人の曲とかって聴いたこと無かったし、多分他の人も同じような感じだと思うんだけど。

 で、僕自身、韓国人の歌手のCD買って聴いてみようかなって思うようになってきたもの。そこでよくこのblogに遊びに来てくださっていて最近日本でも人気爆発のパク・ヨンハのファンでいらっしゃるてんこさんのblogで情報を仕入れ(笑)HMVにでも行ってみようかなぁと思う今日この頃です。

 余談ですけど、ぺ・ヨンジュンの写真集。かなり話題になってますよね。写真展なんかも軒なみ大盛況みたいですけど。ちらっと写真集をみたのですが、すごい体してますね。ヨンさま。ムキムキじゃないですか!なんかあのヨン様スマイルとのバランスが・・・。でもヨン様スマイル。確かにステキです・・・。僕にはあのホホエミ、できません。(ヨン様ファンの方、ごめんなさい。)

 みなさま他に、韓国の歌手でおすすめあったら教えてください!
コメント (4)
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クリスマスのススメ

2004年12月21日 | Weblog
 北風が吹きすさぶ中、独り者には辛いイベントが近づいてきました(笑)そうです。クリスマス!なんでこんなイベントが日本には存在するのでしょうかっ(泣)

  まぁ、ゲイの方に限らず、ノンケの方でも一人でいるのって結構キツイかな・・・。まぁ気の持ちようなんですけどね。数年前のまだまだ20代イケイケの頃は「クリスマスなんて関係ないじゃん!私は一人でも平気!」なんて本当に強いのか、ただの強がりかわからないようなこと言っていましたが、30過ぎると一人身のせつなさが・・・(笑)

そんなことはおいといて話を進めましょうか・・・。

 僕のように、ゲイの彼氏がいない人間にとって、巷のカップルが表参道や六本木けやき坂のクリスマスイルミネーションを見ながら歩くなんてことは皆無であって、いつも影から指をくわえて「いいなぁ・・・。来年こそは!」と固く決意するのですが・・・。なぜか毎年ひとり・・・(泣)

 クリスマスイブやクリスマスが平日だとまだ、ちょっとマシ。でも、職場はなんとなく浮ついた空気。独り者期間が長いため浮ついた空気に敏感になっている自分が悲しい。
「ちょっと過敏に反応しすぎなんじゃないの~?」という意見はこの際、無視。(こういうこと言う人って相手がいて、クリスマスイルミネーションをカップルで歩ける人なんです!)→すごい偏見とねたみ・・・。

 夕方五時を過ぎ、定時の時刻が迫ってくると、大きく3つのグループができます。

 1.結婚していて、家族団らんクリスマスパーティー組
 2.バリバリ彼氏(彼女)とクリスマスディナー+お泊りコース組
 3.その他組(泣)
 
 なんで、素直に、「3.相手がいない寂しいクリスマス組」って書かないんだよ!という突っ込みはこの際、無視(笑)
えっ?無視が多いって?いいんです。僕が書いているんだもん(笑)わざわざ書いて寂しい思いしたくないでしょ!

 まぁ、書かなくてもわかるでしょうけど、就職してずっと「3.その他組」です・・・。(号泣)

 ここ3年この「3.その他組」のメンバーに変更がないのも寂しさを助長させます。「また、このメンツで、焼肉とかすしとかすき焼きか・・・。ただのやけ食い食事会じゃん・・・。」

今年一年なんの出会いもないまま、すごしてしまったことを再確認する非常に後ろ向きな会です。

 夕方、誰からともなく、「今年、どうする?」という超ローテンションな一声から、「いいんじゃん、いつもと同じで・・・。」「じゃ、去年と同じしゃぶしゃぶ屋でいい?」「あぁ・・・。いいんじゃん」
 寒い・・・。寒すぎるっ!

 とある都心のしゃぶしゃぶ屋。周りは家族連れ、カップル、怪しい飲み屋のママと社長風のオヤジなどいろんな組み合わせの客がいます。でもみんなそれぞれ楽しそう。そんな中、どよ~んとした一行が・・・。(笑)
 
 店員の「いらっしゃいませ~!!」というやけに元気いっぱいな声がさらに僕たちを苛立たせます(笑)
「お飲み物何になさいますかぁ~!!」「ビール・・・。」「私も・・・」「俺も・・・」

 テーブルに生ビールのジョッキが並べられます。そして、一番年上の先輩が

「それじゃ、とりあえず。おつかれ~(かなりトーンダウン気味に)」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。おつかれ・・・。」

ガシャガシャとジョッキがぶつかる音。
無言でみんなビールを飲み続けます。ほとんど一気飲み状態(笑)

 ひたすらビールを飲み、しゃぶしゃぶを食べ続け、酔っ払ってきた頃に、今年一年の報告会が誰からともなく始まります。

 「俺、来年、お見合いサークル入るわ・・・。」
 「マジ?!」
 とか、

 「私、出会い系掲示板で初めて会ったんだけど・・・・。」
 「ゲッーーーマジ!!」
 とか、 

 「昨日、一人で六本木のけやき坂のイルミネーション見に行っちゃった・・・・。」
 「ぎゃはは。さみしすぎるーーー」
 
 うそでもいいから、家に帰って一人で過ごしたほうがいいんじゃないか?ミエでもさ・・・。そんなことも考えるんですけど、家にいれば僕は家族と同居なので、親から「あんた、クリスマスなのに、どっか行かないの?」なんていうデリカシーのかけらもない言葉をぶつけられ凹むだけだし・・・。みんな同じようなものらしく、なぜか毎年、このお通夜ばりの寂しい会に参加してしまう自分。

 今年は24日は金曜日。カップルにとっては、最高の条件ですね。
 
 ことしは、焼肉かな・・・。(泣)来年こそは!!(笑)

 みなさんよいクリスマスを!
 I wish your merry christmas
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スルドイツッコミ

2004年12月20日 | Weblog
 僕は自分がゲイだってことは誰にもカミングアウトしていないんだけど(ゲイの友達以外ね)、自分がゲイであることをこれから先も多分言わないんで生きていくんだろうなぁって思ってます。何で?って言われると困ってしまうんだけど、やっぱり公言することによって発生するリスクが怖いっていうのがまず正直なところだと思うんですよね。

 確かに、今、好きな後輩に自分がゲイだと言うことを伝えて今後も今まで通りいることが出来るのなら言ってしまいたいって思うこともあったり、ひょっとして万が一の可能性で、後輩もゲイだった~なんて甘っちょろいことを考えてしまったりすることもありますけどね(笑)まぁ、無いでしょう。

 マイノリティに寛大?だと言われているアメリカとかでも、あれだけ同性婚に対して賛否両論が噴出している現状を見ていると日本でカミングアウトするのってまだまだ怖いです。

 とあるblogを読んで、さらっとカミングアウトされてらっしゃる方もいれば、悩み抜いてやっとの思いでカミングアウトされた方もいらっしゃるみたいですね。僕はカミングアウトすることに消極的なんで、カミングアウトすることに迷って悩んだりすることは無いですけどね。考えていませんから。臆病なんですよね。悩んで言ってしまった後にまた辛く苦しいことがある可能性があると思うと、その段階で尻込みしてしまうんだと思います。

 でも最近、日本でも少しずつではあるけれど、性同一障害の方のカミングアウトとか(カルーセル麻紀さんはちょっと強烈だったけど・・・。)なんかそういったフィールドが出来はじめているんですよね。

 あと、有名人の方とか、あれはちょっとかわいそうというか、言いたくないのに言わされてる、見せたくないのに見られてる的な感じがすごくかわいそうです。マイノリティってすごく個人的な問題だって僕は思うんです。それを公言することで何の利益も生まないし、何の損も無いものだと思うんです。おもしろ半分に人のマイノリティを食い物にしている考え方はいかがなものかなぁって思いますね。
 
 ちょっと、真面目っぽいこと話してしまいましたが、僕のカミングアウトに関する考え方です。でもでも、自分がカミングアウトしてないのに、自分の立ち振る舞いで疑惑を呼んでしまう事ってありますよね(笑)今日はこのお話を書きたかったんです!ちょっと前振りが長すぎました・・・。

 まぁ、ゲイの人って結構、小綺麗なひと多いじゃないですか。(そうじゃない人もいるみたいですけど、今日はちょっと除外!?させて頂きます(笑))
 僕自身は至って普通のまぁ男性のつもりで日々を生活しているつもりなんですけど、どうも、所々違うらしい(笑)ツッコミというか探りを入れてくる女性が何人かいます(笑)その突っ込まれた項目をいくつか紹介したいと思います。皆さんも、こういうところ見られている可能性ありますよ!注意しましょう!(笑)

 1.職場の机の上にハンドクリームが置いてある&手がスベスベ
  ・・・・・・・・・。これって他の男性社員だって机の上に置いてある人何人かいるんですよ!なのになんで僕だけこういうツッコミされるんだろうって思い聞きました。「何で?僕だけそう思うんだよっ!」って(笑)するとツッコミ女連中の回答は・・・・
「このハンドクリームって普通のマツモトキヨシとかじゃ売ってないもん。輸入物でしょ。これ。アメリカンファーマシーとかソニープラザとか行かないと売ってないもん。いつもこの銘柄使っているってことはこれを目的に買いに行っているってことでしょ~。普通、マツキヨとかで買うって。ハンドクリームくらいなら。」
「・・・・・・・・。ギクッ
確かに買いに行っているかも・・・。
 
 2.妙にブランドに詳しい。
 ・・・・・・・・・・・。これだって、男だって詳しい人たくさんいるって!

 3.デパートが好き
 ・・・・・・・・・・・。月に3~4回は行きます・・・。 

 4.習い事と海外旅行が好き
 ・・・・・・・・・・・。好きかも・・・・・。

 5.男性の本来もっている女性に対する下心というかいやらしさが全く感じられない。
 ・・・・・・・・・。なんだよこれ。見た目でもなんでもないじゃん!確かに興味ないもん!!ほっとけ。

 6.****くんに対して妙に優しい。
 ・・・・・・・・・。好きな後輩なんだよ!ボケっ!

 7.こないだ私たちの飲みの誘いを断って****くんとご飯を食べに行った。
 ・・・・・・・・・。ただの恨み辛みじゃねーかよ!なんでお前らと飲むために好きな後輩とのメシ断らなきゃならないんだよ!
 
 まだまだありますがただの野次っぽくなってきたのでこの辺で・・・。また次の機会にでも・・・。
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僕たちの結婚

2004年12月18日 | Weblog
 僕の知り合いに、最近結婚を考えている人がいる。この知り合いはゲイなんだけど、結婚する相手はもちろん女性。なんで女性を愛せないのに結婚するの?うまくいくの?いろんな疑問があるよね。それでその知り合いに話を聞いてみたんだけど、結婚に踏み切ろうと考えている大きな理由が
「会社で独身だと昇進できない。」
「会社の上司に毎日のように結婚しないのか?とプレッシャーをかけられる。」
この2つだそうです。

 でも相手の女性はビアンだそうです。お互い利害が一致したってことなのかな。
 会社で生き抜くためにためにとりあえず結婚という行為が必要なんだろうね。

難しい。何のために生きているんだろうって考えちゃう。でも生きていくためには働かなくちゃいけない。
働くための結婚。つらいね。

 きっとこんなつらいことしなくちゃいけない人たくさんいるんだろうね。

 うまくいくといいなって思ってます。
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出会いの掲示板

2004年12月16日 | Weblog
 僕はもう30歳過ぎていて、自分がゲイだって事を随分前からわかっているつもりだけど、ゲイの友達とか知り合いってほとんどいないんですね。というか2人しかいない。そのうちの1人は海外に転勤で行ってしまってもう1人の人も仕事がすごく忙しい人でここのところ全然連絡を取ってません。

 ゲイの友達がいないから、ノンケの人ばかり好きになってしまうのかな?と考えたこともあります。こっち(ゲイ)の人がいれば、その人と付き合ったり出来るのかなって。

 だからまぁ、ノンケの人を好きになってしまって、苦しい思いをたくさんしても、話をする人というか、解ってくれる人がいないんですよね。ゲイの友達がほとんどいないから。いつも1人で消化不良のまま、ズルズルと辛い思い出を引きずるわけですね(笑)

 これだけ、インターネットが普及して、BBSやらブログやら百科絢爛の状態で、ゲイの友達を作る事なんてすごく簡単にできると思うんですけど、なんかやらない(笑)なんでかって考えるんですけど・・・。やっぱり、ちょっと恐怖感があるんですよね。別に対人恐怖症とかそう言うのではないですよ(笑)

 ゲイの友達がほとんどいないまま30代を迎えて、二十歳くらいから、色んな辛い経験をしてきたけどそのことを誰にも話せず自分の中で上手く消化して今までやってきたと思うんです。 

 高校生の頃とかって、ああ、この人いいなぁとか同級生でいたんですけど、奥手というか、いいなぁで終わってしまうことが多くて、ホントに何にも無い(笑)でも、二十歳過ぎて、就職して、ホントに「好きなんだ!」って思う人が何人か現れるようになるというか、自分の中で「恋愛感情」って事を意識するようになってくると、もちろん相手はノンケの人ですから、「付き合ってください!」とか言えないわけで、そうしたら、「どうやったら自分を気に入ってもらえるか?」とか、「どうやったらこの好きになってしまった人のそばにいることができるのか?」って事を考えるようになってきたんですね。その考え方は今でもするんですけど、結局、100%自分だけのものにすることは出来ないし、自分の願う形(恋人として)のつきあいにはならない訳ですよね。

 でも20代の頃は、そんな辛い思いをたくさんしても、それを上回るパワーがあったから、今までやってこれたんだと思います。好きな人が出来て、それがダメで、落ち込んで、また新しい人が好きになって~っていうループを繰り返しながら今までやってきました。

 ところが!最近30歳を過ぎてから、辛い思いを乗り超えるパワーが出なくなっている気がするんです。辛い思いをすることに臆病になっているんだと思います。疲れちゃったのかなって思うことあります。今までは、経験した辛さとか寂しさを上手く自分の中で消化して来たんですけど、ここのところ消化不良を起こしている気がするんですね。20代の頃って、好きになってしまった人に、可愛がられたりしてぬか喜びって解っているのに嬉しい。それで、いろんなキッカケ(これはまた機会を作ってお話しますね)で避けられるようになって苦しくて自己嫌悪に陥って、それでまたぬか喜びして、自己嫌悪してってそれの繰り返しでした。でもそれでも前に進めた気がするんです。

 今でも、相変わらず、ぬか喜びと自己嫌悪の繰り返しなんですけど、前に進めなくなっている気がするんです。傷つくことに臆病になっている。そろそろ、現実的な道を考えないといけないって無意識に気持ちのどこかで思っているんだと思います。心を許して一緒に生きていける人が欲しいんだと思うんですね。だって、ノンケの好きな人に、「一緒に生きていってください!」なんて言えないジャン!!(笑)いや、言えるけど、「は?」って言われるのがオチな気がします・・・。(涙)

 で、やっぱり、ゲイの人を対象にしたような、結婚相談所なんてあるわけないし、「どうすんべ!」って考えると、今の時代やはり、インターネットに依存するのが一番手っ取り早い・・・。(笑)
 「わかってるんだったらサッサとやれよ!」っていう突っ込みは無しでお願いしますね(笑)

 前から、そう言ったゲイの方々を対象としたBBSとかチョコチョコみているんですけど、そこに書かれているプロフィールっていうか書き込みを見ていると、なんか・・・自分が思っているものとちょっと違う気がするんです・・・。
 たとえば・・・。「185*76*36 毎日ジム行ってる ガッチリ筋肉質。甘えさせてくれる40歳以上の兄貴メール待ってる!」
 どんな兄貴なら、こんな人受け止められるんだろう・・・。とか
「20歳の貧乏学生です。援助してくれる50代のパパ。メール待ってます。」
・・・・・。これって出会いか?まぁ確かに出会い求めてるか・・・。
 たしかにこういった書き込みを否定する気は全然ないんです。ただ、僕が思っているものと違うなと・・・。ちゃんと、ホントに恋人というか友達を求めているんだなって書き込みもありますよね。

 掲示板を探せど、僕の思っているような人はなかなかいない。「どんな人求めてんだよっ!」っていう野次が聞こえてきそうですが、上手く言えないんですよね・・・。すみません。
 
 探しても見つからないなら、自分が書き込みをすればいいんだと思い、色んな文章考えました。手本が無いのでどう書いたら自分が思っているような人が現れてくれるんだろう・・・。いろいろ考えてみたんですけど・・・。どうですか↓これ。

 「こころの隙間埋めてくれるような優しい人。メール待ってます。返事ちゃんと書きます。」
なんか「笑うセールスマン」の喪黒福造からメールが来そうだな・・・。

 「一緒にに苦しさとか嬉しさを分かち合いたいと思う人、メールください!。」
なんか、すごい借金抱えてる人とか、薄幸でどうにもならない人からメールが来そう・・・。
自分の辛さより、相手の辛さに飲まれそうだな・・・。

 こんな事を延々考えながら、夜は過ぎていきます・・・。
(結局、まとまらず、今現在投稿はしておりません・・・。なんか上手い文章教えてください・・・。)

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「後輩をすきになっちゃった!」のそれから・・・・(後編)

2004年12月13日 | ☆恋の行方(後輩編)
 そんな時、直接ごめんねと言えなくて、僕はメールを出します。
「さっきは当たってごめんな。」って。

 そうすると、後輩はジュースと食べかけのお菓子なんかを持ってすぐに僕の顔を見に来ます。そしてジュースを飲みながらお菓子をつまんで少しの時間雑談をします。そしてあのニコッとした笑顔を僕にくれます。そんな時さらに自己嫌悪するのと同時にこの後輩がたまらなくいとおしくなります。職場ということを忘れて抱きしめてしまいそうになります。

 僕にとって、あのニコッとした笑顔は自分をホッとさせてくれると同時に自分をすごく苦しめる笑顔でもあるんですね。できることなら後輩のことを忘れたい。後輩の前からいなくなりたいって思うことたくさんあります。でもやっぱり逢いたいんですね。大好きなんです。
 
 相変わらず、後輩からすれば僕はかわいがってくれて大事にしてくれるいい先輩のようです(笑)僕にとって後輩はもう好きで好きでたまらない。(笑)スキあれば抱きしめたいって思ってます(笑)

 文章も下手くそで、長々と書いてしまいましたが最後まで読んでくださってありがとうございます。
 ずっと自分の中だけで囲っていたことですが、なんかこうやって文章にして書くことによって気持ちが少し整理できた気がします。そして、やっぱり僕はコイツが好きなんだなってことを再確認しました。職場の同僚に冷やかされるくらい僕はこの後輩を大事に大事にしています。今、コイツは僕の宝物なんです。

 自分のマイノリティの為に片思いで苦しい思いをしている人たくさんいると思います。僕も過去に苦しい思い、つらい思いをたくさんたくさんしました。でも今、僕はこうして後輩が慕ってくれるだけでも幸せなんだと思っています。

 また時間見つけて夏の旅行の話とか、ほかのドライブの話なんかをしたいと思ってます。劇的な進展が?!無いんですけどね・・・。(泣)この旅行では笑いあり涙あり、ケンカありの珍道中でした(笑)

 近いうち、僕が就職したころ、好きになってしまった先輩の話をしたいと思います。すごくつらい終わり方をした僕にとって忘れられない経験でした。また下手な文章の上に長くなってしまうと思いますが、斜め読みでもしていただけたらと思います。


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「後輩をすきになっちゃった!」のそれから・・・・(前編)

2004年12月12日 | ☆恋の行方(後輩編)
  出会ったのは2年前。気になりだしたのが去年の秋頃。そしてこんなデートがあったのが、今年の3月。それから今まで仕事の合間をぬってドライブ行ったり、買い物に行ったり、遊びに行ったり、夏休みには2人で旅行もしました。平日もちょくちょくメシ食って帰ります。

 毎日仕事場と携帯でメールをくれて、一日に一回は顔を見せに来てくれます。僕を本当に頼ってくれてるってわかります。あくまで仕事面と先輩としてですが・・・。

 ゆっくりですが、楽しくやってます。時として、やきもちを焼いてしまったり、自分の気持ちがうまくコントロールできなくて苦しい時もあります。

 苦しくて後輩につらく当たってしまったり避けてしまった時、後輩はすごく不安そうな顔をします。「嫌われちゃったんじゃ・・・。またひとりぼっちになってしまう・・・」って思っているんだと思います。僕が後輩に対する気持ちをどうすることもできなくて自暴自棄になって後輩に当たってしまっているんですけど、後輩にはそんなことわかるはずもないですよね。すぐ、「自分が機嫌を損ねるようなことを何かしてしまったじゃないか?」って考えてしまうみたいです。優しい子なんだと思います。こんなとき、僕はすごく自己嫌悪に陥ります。

 後輩のこと誰よりも大好きなのに傷つけてしまっている自分に。
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後輩を好きになっちゃった!-6-

2004年12月11日 | ☆恋の行方(後輩編)
 後輩は、抵抗もせず、僕の胸に顔を埋めてジッとしている。沈黙が怖くて
「今日は楽しかったよ。ありがとな」と後輩を放しながら言うと、
「えへへ。僕も楽しかったです。就職して職場の人と遊びに来たの初めてだったし。」
とまたあの笑顔でニコッと笑う。
 「そっか、よかったよ」と言って後輩の頭を撫でた。
 「また、どっか遊びに連れてってください!」
 「そうだな。またどっか行こうな。」
 
 すごく嬉しいのに、抱きしめてしまった照れくささでちょっと素っ気ない言い方をしてしまった。子供の頃、いじめられっ子で人の顔色を人一倍伺って生きてきた後輩には僕のこの言い方がちょっと冷たく感じたのかもしれない。
 「つまんなかったですか?」
 「そんなことないよ。ホントに楽しかった。いつでも付き合うから、またどこに行きたいか考えておきな。」 
 「それじゃ今度は、アウトレット行きたいです!」
 「なんだよ。もう決まってんじゃねーか!(笑)」
 「えへへ。行ったこと無いんですよ。**さん(僕の名前)あります?」
 「あるよ~。御殿場も佐野も大阪りんくうタウンもね」
 「すごい!絶対連れてってくださいよ!」
 「了解。(笑)」

 帰りの車の中で、いろいろな話をした。くだらない職場の噂話(Sさんはズラだとか)とか、最近の職場でとる弁当は不味いとか(笑)そんな会話の中で、ふと間があいた。そのとき、後輩がポツリと呟いた言葉が今でも忘れられない。

 「今日、ほんとに楽しかったです。こんなに楽しかったの初めてです。僕、いつも人の顔色ばっかり見て生きてきたんです。嫌われないようにって。だから周りの人はそれなりに仲いいんです。でも、自分がしたいこと、思ってること言えないんです。嫌われるのが怖いんです。表面ではみんな優しくしてくれるんです。でもこうやって遊びに行ったりするのには誘ってもらえないんです。自分も誘えないんです。断られたらショックだから。」

 ポツリポツリ言葉を選びながら話す後輩。聞いていて、いつもの明るい笑顔の裏には人には言えないくらいのおっきな孤独を感じているんだなって。こいつ寂しかったんだなって。抱きしめてほしかったんだなって。

 「でも、今回、遊びに連れてけ!って言ったのは、お前のほうだよ。」と僕が言うと
 「仕事帰りにばったり玄関で会うと、いつも“腹減ってないか?飯でもいくか?”って誘ってくれましたよね。すごく嬉しかった。」

 僕としては、気になって仕方なかったから少しでもコイツの気を引こうと必死だったわけで・・・。(笑)とは口が裂けてもいえない・・・。

 「仕事中に遊びに行っても、いつも自分の仕事中断して僕の相手してくれるじゃないですか。」
 
 そりゃそうだろう・・・。お前の事好きなんだもの・・・。とも口が裂けてもいえない(笑)

 僕の気持ちと後輩の僕に対する気持ち、ギャップがあるのは仕方ないよね。だって後輩はノンケで僕はゲイなんだもの。でも、気持ちのギャップがあっても、僕はいいと思ってる。決して相容れないこともわかってるから。僕はただ後輩が好きなだけ。その後に来る苦しさもみんなわかってるんだけど。

 なんとなく隙間の空いた会話。
 「ちょっとサービスエリアで休憩しようか。」
 「はい。」

 日も完全に暮れて真っ暗。ガラガラのサービスエリア。
 「ジュース買ってきますね!」とまたいつもの笑顔で自販機の方へ走っていく。
 
 両手に2本の缶ジュースを持った後輩が走って戻ってくる。

 長時間、窮屈な車に乗っていたからグッと伸びをする。ふーっと深呼吸をすると肩の力が抜けて張り詰めていた気持ちがほぐれた。車に乗り込み、僕は自然と後輩の手を握って自分に引き寄せ抱きしめた。

 「大丈夫。お前は独りじゃないよ。俺、お前が弟みたいでかわいくて仕方ないもの。守ってやるから。安心しろよ。なっ!」

 「お前が大好きだ」って言えないから、こんな言い方でしか気持ちが伝えられないのがすごく寂しかった。
 後輩は何も言わずに僕の胸に顔をうずめたままギュッと抱きついてきただけだった。

 初めてのデートは楽しい思い出とせつない気持ちをたくさん残して終わりました。
 あせらないでゆっくり行こう。この気持ちを大事にしていこうっていう思いだけを残して。

 おしまい。

 最後までどうもありがとう。
 次回は、後輩を好きになっちゃった!-それから-
 をアップしたいと思います。
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ドライブ行って来ました!

2004年12月10日 | Weblog
 今日は有休使って好きになってしまった後輩とドライブに浜名湖まで行って来て、今帰ってきました。一日中大好きな後輩と2人きりですごく楽しかった

 浜松まで高速すっ飛ばして、浜名湖でうなぎ食べて、観光して、温泉に浸かって帰ってきました。走行距離500キロ!ずっと後輩が僕の車を運転してくれました

 今日、いつも僕のことを「****さん(名字)」って呼ぶ後輩が初めて照れくさそうに「兄ちゃん」って言ってくれたんです!ここまでくるのに1年かかりました。
 メチャメチャうれしかったんですけど、やっぱり「彼氏」じゃなくて後輩にとって僕は「職場の兄貴」なんですね・・・

 出かけるたび「僕はゲイで、お前のことが大好きなんだよ。」って喉まで出掛かるのに、この幸せが壊れるかもしれないって思うと怖くて言えない・・・。帰りの車はいつも自己嫌悪。
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後輩を好きになっちゃった!-5-

2004年12月10日 | ☆恋の行方(後輩編)
 着いた温泉は建物も新しく、大きな露天風呂もありなかなかいい所だった。田舎にある温泉の為か地元の人が数人いるだけでのんびり入ることが出来た。

 初めてのデート?でカワイイ後輩の裸まで拝めてしまうなんてラッキー。マズイマズイと思いながらついつい後輩の裸に目がいってしまう(笑)僕が好きだなんて事は思ってもいない後輩は、照れもせずに裸になり、僕を待っている。体重計に乗ったり、あちこちうろうろして「早く入りましょうよ~!!」と僕を急かす。「はいはい。お待たせしました。」と一緒に風呂に入る。

 「どの風呂からはいる?」と僕が聞くと
 「露天風呂入りましょうよ!」と後輩。カワイイ。何やってもカワイイ。もうオジサン参った。

 元来、長湯の僕は、ボサーッと温泉に浸かっているのが好きで、後輩もそんな僕に合わせて浸かっている。ふと後輩を見ると湯あたり寸前の真っ赤な顔をしている。

「おいおい、大丈夫か?」
「ちょっとのぼせてきました。」
「俺に付き合わないであがって涼んでろよ」
「はい」なんていいながら風呂から上がるがなんだか足下がおぼつかない。
「おいおいおい。こんなところでぶっ倒れないでくれよ」
慌てて風呂から上がり、後輩の腕を掴んだ。
「へへへ。大丈夫ですよ」
カワイイ。かわいすぎるっ!!ヤバイヤバイ。オジサン、マジで抱きしめたくなっちゃったよ!

 露天風呂の脇にあるベンチに座り、いろんな話をしながら涼んだ。たわいもない洋服のことやら仕事のこと、趣味や家族のことなど。どんな話でもよかった。もっともっとこの後輩のことが知りたかった。

 その後サウナや内風呂に入りなんだかんだ言って18時頃になってしまった。そろそろ帰らないと遅くなってしまう。
 
「**(後輩の名前)、そろそろ帰るか。」初めて名前で呼んでみた。
ニコッと笑い「はい!」と後輩。なんかグッと気持ちが近づいた気がした。

 風呂上がり、炭酸を飲んでいる後輩とお茶を飲んでいる僕。
後輩が「お茶ちょっとください!」
「いいよ。飲みな。」と僕の飲みかけのペットボトルを渡すと、ゴクゴク飲んでいる。
こんな些細なことでも僕にしてみれば嬉しい。

「さ、**、帰ろう。」
「はい!」
 
 車もまばらな広い駐車場まで歩き、「帰りも運転していきます!」という後輩に車のキーを渡して助手席に乗り込んだ。車のイグニションにキーを差してエンジンをかける後輩。「あぁ、もう帰るんだ」と思うと楽しかった一日がフィードバックしてきて、どうすることも出来ない行き場のない気持ちをおさえることが出来なくなってしまい、すごくぎこちなく後輩の首に腕を回し自分の胸に押し付けるように抱きしめた。自分でも緊張しているのがわかった。

後輩の髪は風呂上りのシャンプーの匂いがした。
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明日はドライブ

2004年12月09日 | Weblog
 明日は好きになってしまった後輩と有休使ってドライブ。そわそわして仕事が手につかない・・・。
コメント (3)
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