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【閉店】今日のラーメン(麻婆麺@箸とレンゲ)

2019年02月08日 | 【閉店】ラーメン


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて東の空に木星と金星が明るく輝いている。東の地平線上はうっすらと白っぽくなっていて、次第に日の出の時刻が早くなってきていることを実感させる。今朝の気温は3℃で弱い北風が吹いていて、風が冷たく感じられた。
電車に乗って新宿駅に到着する。朝、晴れていた空は次第に雲が広がってきて、日中にはすっかり雲に覆われてしまった。昼間の気温は7℃と、季節外れの暖かさが感じられた昨日より、ぐっと冷え込んだ。日射しが無く、冷たい北風が吹いて凍えるような寒さである。

今日は夜、新宿で宴席があって、これに出席する。会が中締めを迎えたところで、自分は足が痛いこともあって、二次会は行かずにそのまま帰ることにした。
新宿駅から混雑を避けて、中央・総武各駅停車線に乗った。電車に乗っていると、ラーメンが食べたくなった。そこで帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにして、先日〆のラーメンを食べた阿佐ヶ谷駅で途中下車する。

駅改札を出て駅南口に出ると、左に折れて駅前を南北に伸びる中杉通りを渡った。正面には阿佐ヶ谷パールセンター商店街入口があるが、今日はここに入らずに駅高架下に設けられている商業施設「ビーンズてくて」に入る。高円寺方面に進むと、正面にラーメン屋「箸とレンゲ」がある。この店は市ヶ谷に店があるラーメン屋「麺や庄の」グループが手がける新ブランドの店である。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。入口をくぐると左手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が直線上に5席配されている他、その右手に通路に面して6人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が8卓配されている。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、一番奥のカウンター席に腰を下ろした。
席に座るとお冷やが運ばれてきた。卓上には一味と七味、ミル付の黒コショウといった薬味の他に箸と楊枝、メニュー、お冷やのポットが置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。

メニューは各種「らあめん」「麻婆麺」「担々麺」に加えて数量限定の「スパイスチョコらあめん」「牡蠣味噌らあめん」の他、各種トッピング、ご飯もの、サイドメニュー&おつまみ、ドリンク、デザート等で構成されている。店に入ったのは夜なので、夜限定サービスとしてお好みのアルコール飲料+お好みのおつまみ一品の「お得な晩酌セット」が用意されている。
注文したのは看板メニューの「麻婆麺」である。「麻婆麺」は麻辣(辛さ&痺れ)レベルを1~5で選ぶことができる。普通は「2」ということなので、「2」で注文した。注文を終えてお冷やを飲んでいると、しばらくして「麻婆麺」が運ばれてきた。

逆円錐台のような丼に入っている「麻婆麺」の麺はうどんのような扁平の中太麺で、麺に春雨が絡まっていて、茶褐色のスープに浸かっている。麺の上には豆腐とエノキ、ニラ、ほうれん草、刻みネギが載せられていて、その上にたっぷりの揚げゴボウが盛られ、ナスのカットが2切れ添えられている。揚げゴボウにはたっぷりのぶどう山椒が振りかけられている。


丼には紙おしぼりと金属製の網目状のレンゲと通常の金属製のレンゲが重ねて添えられていた。
店員に「紙エプロンがご入り用ですか?」と聞かれて、紙エプロンをもらうことにした。紙エプロンを身につけて、「麻婆麺」を食べることにする。

まずは箸で麺の上にたっぷりと載せられている揚げゴボウを食べる。揚げゴボウはサクサクとした食感で、香ばしくて美味しい。揚げゴボウに振りかけられた和歌山産のぶどう山椒のピリリとした辛味が後から口の中に押し寄せてきて、舌が痺れるようである。
ゴボウを食べながら、山椒の辛味から逃れようとナスを食べる。ナスは小ぶりながら肉厚で、ジューシーな美味しさである。

揚げゴボウとナスを食べていると麺が見えてきた。麺は国産小麦を店内の石臼で挽いているという自家製麺で、もちもちとした食感で食べ応えがある。麺には春雨が絡まって口の中に入ってくる。春雨はボリュームの割にカロリーが低く、スープが絡まって美味しい。麺の上には豆腐が載せられていて、ラーメンにボリューム感を与えている。山椒で痺れた舌を癒やすように豆腐を食べた。
麺を食べていると、その他のさまざまな野菜がスープとともに麺に絡んで口の中に入ってくる。エノキのシャキシャキとした食感にジューシーなほうれん草の歯ごたえが美味しい。更に山椒の辛味が口の中に広がってくる。だんだんと山椒の痺れと絡みがやみつきになってくるように感じられる。

麺をあらかた食べ終えると、網目状のレンゲで揚げゴボウやその他の具を掬って食べる。残ったスープは丼の底の方にわずかにしか残っていない。このスープを丼を傾けて飲み干して完食。鶏とだしとケールで炊いて作ったというスープは濃厚で、旨みが詰まっている。
ドロリとしたスープを飲み干すと、最後にトドメを刺すかのように舌が痺れるような辛味が後味に残ったが、それが心地よく感じられるのは不思議なくらいである。

コップに残ったお冷やを飲み干し、卓上に置かれた伝票を持って店の入口脇のレジで代金を払った。この店はる商業施設「ビーンズてくて」の店舗であることもあって、クレジットカード払いができるのは便利である。代金を払うと店を出た。
阿佐ヶ谷駅からは中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。

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