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【閉店】今日のランチ(筒井式つけ麺うどん@甲州街道 賽)

2019年02月04日 | 【閉店】うどん・そば


立春の今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、東の空に明るい光を放つ木星と金星が浮かんでいる。路面はしっとりと濡れて、未明に雨が降ったことを物語っていた。
朝の気温は5℃で弱い北よりの風が吹いている。雨で濡れた空気はしっとりとしていて、潤いを感じられる。今日は暖かくなるとの天気予報にハーフコートを着て出勤した。

朝の新宿の上空には青空が広がっていたものの、大きな雲が浮かんでいたが、日中はすっかり雲が一掃されて、澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は19℃と暖かく、日射しも燦々と降り注いで、すっかり春の陽気である。北よりの風が強く吹いていて、乾いた空気が涼しく感じられた。
今日のお昼は外で食べることにした。職場を出ると京王プラザホテルの東側を南北に伸びる東通りを南に歩いていく。甲州街道を渡って左に折れると、一昨年「千吉カレーうどん」を食べたカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」が左手に見えてくる。今日はこのカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」のあるビルの地下1階にあるうどん居酒屋「蔵出し和酒と肴 甲州街道 賽」に入店することにした。


この店はうどん居酒屋「武蔵野 はせがわ」として以前営業していたのだが、昨年の3月にうどん居酒屋「蔵出し和酒と肴 甲州街道 賽」としてリニューアルオープンしている。店は地下1階にあるのだが、店に至る階段の入口はカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」のすぐ脇にある。


階段を下りていき、扉を開けて店内に入る。店内は入口から見て奥に厨房があり、その手前にカウンター席がL字形に9席配されている他、その左手に4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。店員の案内に従って、カウンター席に腰を下ろした。


カウンター席の席は高く、よじ登るようにして席に座る。卓上にメニューが置かれている他、お冷やのコップが重ねられて置かれており、その傍らに冷水の入ったポットが置かれている。
コップを1つ手に取り、ポットから冷水を注ぐと、お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは「筒井式つけ麺うどん」(ライス、うどん、出汁割り付き)の他、うどん単品メニューとして「肉盛りうどん(温or冷)」「梅昆布うどん(温or冷)」「辛味噌坦々うどん(温or冷)」「スープカレーうどん(温or冷)」「鶏塩うどん(温or冷)」、ランチセットメニューとして「鶏そぼろ丼」「とり天丼」「牛ハラミ焼き丼」の3つの丼のうち1つと「かけうどん(温or冷)」「ぶっかけうどん(温or冷)」「もりうどん(温or冷)」の3つのうどんのうちの1つの組み合わせで構成されている。

店員を呼んで料理を注文する。注文したのは看板メニューの「筒井式つけ麺うどん」である。ライスとうどん両方を大盛りで注文した。
しばらくお冷やを飲んで待っていると、料理が運ばれてきた。ちなみにカウンター卓に設けられた蓋を開けると、中に箸と楊枝、紙おしぼり、飴が入っている。箸とおしぼりを取り出し、紙おしぼりで手を拭くと、さっそく食べることにした。

「筒井式つけ麺うどん」のうどんは平皿に簾が敷かれて、その上に極太のうどんが盛られている。通常は350gだが、大盛りにすると450gあるとのことである。小麦の外皮「ふすま」を使用した自家製うどんはうっすらと茶褐色がかっている。


つけ汁は店の特製オリジナルスープにチャーシューが1個と半分に切られた煮玉子が半個分浮かんでいて、白菜と豚挽き肉が沈み、白髭ネギがトッピングされている。スープには魚粉に加えて、豚の背脂が浮かんでいるようである。


大盛りにしてもらったライスからは湯気が上がっている。米粒が艶々としていて美味しそうである。


うどんを箸で持ち上げると、つけ汁に浸けてうどんを食べる。注意して食べないと、つけ汁が跳ねるので、つけ汁のお碗に顔を近づけて慎重にうどんを食べた。うどんは温かく、湯気が上がっている。口に入れるとコシのある歯応えにもちもちとした食感で美味しい。表面はつるつるとしていて喉越しも良く、いくらでも食べられそうな気分である。
つけ汁はサラサラとした食感の濃厚な魚介スープに動物系スープを合わせていて、旨みの詰まったスープは極太のうどんに負けないくらいの存在感がある。うどんは1本1本がボリューミーで、食べ応えがあって美味しい。

うどんを食べながらスープの中に入っているチャーシューをライスの上に載せて、ご飯と一緒に食べる。チャーシューといっても一見すると肉の塊である。赤身と脂身の割合が7:3くらいで、バランスのとれたチャーシューはがっつりとした歯応えで美味しい。煮玉子はとろけるような味わいである。
うどんをひたすら食べた後は、つけ汁を少し、残ったライスにかけて、雑炊風にしてライスをかき込んだ。つけ汁は味が濃くて、少量のつけ汁で残ったライスが無くなってしまった。

店員にお願いして出汁割りをもらうことにした。少し間をおいて、出汁割りが湯桶に入れられて出された。


薄い琥珀色の出汁割りは魚介ダシのスープのようである。


これをつけ汁の入っているお碗に注いで、箸で軽くかき混ぜると、これを飲み干して完食。美味かった。満足である。
コップに残ったお冷やを飲み干して、口の中をさっぱりとさせると、席を立った。既に店内の客は自分一人だけである。入口脇のレジで代金を払って店を出ると、店の前に置かれた階段には「準備中」の札が置かれていた。

午後は職場で夜まで仕事をする。昨日も出勤しているので、今日は精神的にかなり疲れてしまった。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。日が沈むと昼間の陽気が嘘のように、風が冷たく感じられた。暗い空には、再び大きな雲がいくつも浮かんでいた。

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