goo blog サービス終了のお知らせ 

J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

今日のラーメン(塩ラーメン@まるしん 西新宿店)

2018年03月30日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲が浮かんでいるものの青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は12℃で、昨日とあまり変わらないが、冷たい空気を伴った北風が吹いているせいか、少し空気がヒンヤリと感じられた。清々しい感のある朝だが、今朝は鼻づまりによって目が覚めた。花粉がかなり舞っているようである。
昨夜、独り夜桜見物をしたが、案の定、今朝はだいぶ桜の花が散ってしまっているようである。自宅の近くの公園には、ほとんど花が散ってしまった木もあった。公園の敷地や植え込みは桜の花びらで埋め尽くされている。自宅のベランダにも桜の花びらがいくつも落ちていた。桜の開花宣言から2週間で散ってしまう桜のなんと儚いことか。

日中は良く晴れて上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は18℃で、昨日までの暑いくらいの陽気からぐっと気温が下がった。冷たい北風が吹いていて、空気がカラカラに乾燥しているが、外を歩くには上着無しで快適なくらいの陽気である。
今日も1日事務室で仕事をしていたのだが、周囲が騒がしくて、あまり落ち着かない。仕方ないので、今日は資料の整理をしながら1日を過ごした。夜は職場のあるビルの地下にある居酒屋で年度最終日の懇親会があり、これに出席する。二次会には行かずに帰宅の途についた。

帰りに小腹が空くのを感じて、〆のラーメンを食べて帰ることにした。大久保駅で電車を降りて南口改札を出ると、右手に折れた。目の前にあるコンビニの左脇の道を歩いて、小滝橋通りに出る。小滝橋通りを新宿方面に歩いていくと、職安通りと交差する北新宿百人町交差点に出た。
その交差点の南側の角に中華料理屋「まるしん 西新宿店」がある。今日はこの店に入店することにした。


店に入る。店内は奥行きがあり、入口から見て左手奥に厨房があり、その前にカウンター席が5席直線上に並んでいる他、右手の壁際に4人掛けのテーブル席が9卓配されている。しかし、カウンター席は配膳用スペースに使われていて、食事用の席としては使われていないようだ。
女将さんに空いている席に座るように言われて、店の中程のテーブル席に座った。卓上には醤油とラー油、酢、コショウ、一味唐辛子といった調味料と箸と楊枝、メニューが置かれている。席に座るとお冷やの入ったコップとティッシュボックスが卓上に置かれた。

お冷やを飲みながらメニューを眺める。注文したのは「塩ラーメン」である。料理を注文してお冷やを飲んでいると、隣のテーブルの客の仲間らしいのが入ってきた。女将さんが自分に席を奥のテーブルに移れと言う。自分が何も言っていないのに「ありがとうございます」などといって、お冷やのコップを奥のテーブルに持って行った。隣のテーブルの客も「ありがとうございま~す」などと言って、自分を追い立てる。気分を害したが仕方ない。憤然として席を譲った。頭にきた気分である。
ムカムカしてお冷やを飲んでいると、ラーメンが運ばれてきた。

「塩ラーメン」の麺は中細の縮れ麺で濁った塩スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが1枚と茹で玉子が半個分、もやし、めんま、刻みネギが載せられ、海苔が2枚載せられている。スープには白ゴマが浮かんでいる。
まずはレンゲでスープを掬って飲んでみる。自家製塩だれを使用しているというスープは旨味の濃いスープであっさりとした旨さである。

続いて麺を食べる。シコシコとした食感の麺はスープとあまり絡まず、麺とスープの一体感が感じられない。麺を食べているとメンマやモヤシが麺に絡んで口の中に入ってくる。メンマはちょっとしなびた感じで、あまり存在感が感じられない。
麺の上に載せられたやや厚みのある小さいチャーシューは赤身と脂身のバランスがよく、脂が甘くて舌の上でとろけるような味わいである。ちょっと残念な感じのするラーメンだが、チャーシューは美味しかった。

麺をあらかた食べ終わると、スープを飲み干して完食。お冷やも飲み干すと、店の中程にあるレジで代金を払ってさっさと店を出た。
店を出て歩き出す。まだ花粉は飛んでいるので、外を歩くときはマスクをつけているが、しばらく歩いていると、だんだんと暑くなってきて、マスクを外した。しかし、これがいけなかったらしい。夜になってもかなり花粉が飛んでいると見えて、しばらくすると鼻水が止まらなくなった。油断大敵といったところである。

家に着くと、すっかりくつろいでしまって、体も動かない。なんとか風呂に入って、頭髪に着いた花粉を洗い流す。熱い風呂に入ってようやく気分的にもサッパリとした。


今日のランチ(海鮮刀削麺@芳蘭亭 新宿都庁店)

2018年03月23日 | ラーメン(23区)


今日は曇りときどき晴れのち雨。今朝は雲が上空を覆っているが、雲の合間から青空が見えていて、次第に明るくなってきた。朝の気温は10℃で、弱い北風が吹いていて、風がヒンヤリと感じられる。暑さ寒さも彼岸までというが、確実に春の訪れを感じられるような陽気である。自宅近くの公園では桜の花の蕾が開いてきた。週末は花見日和となりそうである。
日中は雲が多いながらも、青空が広がった。昼間の最高気温は19℃で、日射しも出てきた。午後から南風が吹いて、上着無しでも過ごしやすい陽気である。ただ、風が強いので、マスクが手放せないのがツライところである。

今日のお昼は久しぶりに外で食べることにした。職場のあるビルの前のふれあい通りを渡って反対側の京王プラザホテル側に出ると、京王プラザホテルの西側にある都庁都議会議事堂地下に入った。先日「カツカレー」を食べた中華料理屋「Houran Tei」の反対側に中華料理屋「芳蘭亭 新宿都庁店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店内は外に面してカウンター席が7席配されている他、6人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が13卓、2人掛けのテーブル席が2卓配されている。厨房は中華料理屋「Houran Tei」の厨房も兼ねているようだ。店員に案内されてカウンター席に座った。


卓上には醤油と酢、コショウといった調味料の他、箸と楊枝、レンゲ、紙ナプキン、紙おしぼり、お冷やのポット、コップ、メニューが置かれている。コップを1つ手に取り、お冷やのポットから冷水を注いで、お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは各種定食の他、中華丼、五目炒飯、焼餃子、麺類等で構成されている。定食のライス・スープはおかわり自由となっている。
新宿に勤務になって以来、刀削麺にはまりつつある。中国山西省名物の刀削麺は店によって異なるが、だいたい、太めの麺でモチモチとした食感が特徴である。この店でも刀削麺がメニューの中にあるので、そのうち、「海鮮刀削麺」「大盛」を注文することにした。更にメニューにはないが、ライスをあわせて注文することにした。

お冷やを飲んでしばらく待っていると、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。
「海鮮刀削麺」は太いきしめんのような刀削麺がとろみがかった透き通ったスープに浸かっていて、麺の上にはイカ、海老、ベビーホタテといった海産物の他にレンコン、キクラゲ、ヤングコーン、チンゲンサイ、ニンジン、マッシュルーム、薄くスライスされたタケノコやダイコンといった野菜がたっぷりと載せられている。


ライスは小さめのお碗に山盛りにぎっちりと盛られている。かなりサービスしてくれたようである。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、あらためてお冷やを少し飲んで喉を潤した。続いてレンゲで「海鮮刀削麺」のスープを少し掬って飲んでみる。スープは塩味のようなのだが、味が薄い。鶏ガラでダシを取っているのだと思うのだが、ダシの味もあまりしない。ちょっとハズレだったか。ハズレという意味でいうと、「海鮮」という割には海老やイカ、ベビーホタテよりも野菜の方が圧倒的に多い。
とりあえず気を取り直して「海鮮刀削麺」を食べる。太い麺は所々に皺が寄っていて、そこにスープがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。スープの味が薄いので、全体的に味が薄く感じられる。ただ野菜の淡い甘さと海鮮の素材の味が印象に残った。

麺をあらかた食べ終わったところで、スープにライスを投入し、雑炊風にして食べる。当初の目論見ではライスにスープを入れるつもりだったが、ライスの量がたっぷりとあるので、このままお碗でライスを食べるのは難しそうなので、反対に刀削麺の丼にライスを投入した。
やはりスープそのものが薄いので、ライスを投入すると更に味が薄くなった。仕方なく、醤油とコショウを適当に入れて、レンゲでライスを食べる。ライスを食べ終わると、スープを飲み干して完食した。

お腹は満腹になったが、それだけである。あまり美味しくなかった。残念である。
入口脇のレジで代金を払って店を出ると、職場に戻った。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。年度末ということもあり、周囲はだいぶ騒がしい。幸い、仕事の方は順調で、夜遅くまで粘る必要が無くなったので、今は少し早めに帰れる。
職場を出ると、外は雨がパラパラと降ってきている。夜になって大気の状態が不安定になり、南から次第に雨雲が広がってきた。風向きも南よりの風から東よりの風に変わり、帰宅する頃には北よりの風に変わっていた。気温もぐっと下がってきたようである。


今日のラーメン(味噌ラーメン@まるしん本店)

2018年02月02日 | ラーメン(23区)


今日は雪のち曇り。今朝は上空を厚い雲が覆っていて、雪が舞うように降っていた。今朝の気温は0℃で弱い北風が吹いていて、冷凍庫の中にいるような体の芯まで凍えるような寒さである。前回のような大雪ではなく、都心は道路上にはそれほど雪は積もっていないのが幸いであるが、それでも路肩にはうっすらと積雪が見られる。自宅の前の公園は一面の雪化粧となっていた。
雪は昼前に雨になったものの、昼過ぎには止んだ。昼間の気温は2℃で朝からあまり上がらず、体の芯まで凍えるような寒さである。雨上がりで湿度が高いこともあって、お昼に外に出ると、しゃきしゃきのシャーベットのような空気が周囲を包み込んで、手足がちぎれそうなほどに寒かった。夕方は昼よりも少し気温があがったものの、最高気温は4℃と、寒い1日となった。

今日は夜、酒席があって、これに出席する。夜にはすっかり雨も上がっていたが、上空は雲で覆われていた。
その帰り、〆のラーメンを食べて帰ることにした。新宿駅西口から小滝橋通りを北に進み、大ガード下交差点で左に折れて青梅街道に入った。青梅街道を西に歩いていくと、新宿警察署前交差点に出る。左手には横断歩道を渡ったところに新宿警察署が見える。

右手には百均ショップのキャンドウ西新宿店があり、その手前を右手に折れて細い道に入った。まっすぐ北に進んでいくと、左手に中華料理屋「まるしん 本店」が見えてきた。今日はこの店に入店することにする。


店内は入口から見て奥に厨房があり、厨房に面してカウンター席が6席直線状に配されているほか、厨房の手前に4人掛けのテーブル席が6卓配されている。
店員に空いている席に座るように勧められて、入口に近いテーブル席に腰を下ろした。店員がお冷やを持ってきたので、お冷やを飲みながらテーブルの上に置かれたメニューを眺める。卓上にはメニューの他、醤油と辣油、酢、コショウといった調味料や箸と楊枝、ティッシュボックスが置かれている。

メニューは麺類のほかに各種一品料理、ドリンク等で構成されている。注文したのは「味噌ラーメン」である。ラーメンを注文すると再びお冷やを飲んだ。ふとカウンターの方を見ると、壁に貼られた貼紙が見えてきた。その貼紙には「太麺細麺選べます」と書かれている。全く気付かなかった。まあ仕方ない。
しばらくして「味噌ラーメン」が運ばれてきた。

ラーメンの麺は中細麺で熱々の味噌スープに浸かっている。麺の上にはモヤシとほうれん草、ニンジン、豚肉を炒めたものにチャーシューが1枚とメンマ、刻みネギが載せられている。


まずは麺を食べる。たっぷりのモヤシの下に隠れた麺は柔らかい食感ながらつるつると美味しいが、スープが麺にあまり絡まず、麺だけを味わっているような感じである。
麺の上に載せられた薄いチャーシューは脂身の少ない肉質系で味が良く染み込んでいる。メンマも味がよく染み込んでいるのだが、ちょっと味噌系のスープとは違和感を感じる。モヤシはシャキシャキとした食感でボリュームがあった。

麺をあらかた食べ終わるとスープを飲む。味噌スープは濃厚だが、サラサラとした飲み口で飲みやすい。ちょっと麺とスープが乖離しているような感じのする味噌ラーメンである。
スープを飲み干して完食。コップに残ったお冷やも飲み干すと、代金を払って店を出た。

ラーメンを食べて暖かくなった身に冷たい風が吹いてきて、気持ちよいくらいだったが、歩いている内に再び、凍えるような寒さを覚えた。空気が冷え冷えと身に染みた。
家に着くと熱い風呂に浸かって、ようやくひと心地を得た。


今日のラーメン(中州屋台とんこつラーメン@一竜 西新宿店)

2018年01月31日 | ラーメン(23区)


1月最終日の今日は晴れ。上空には雲が所々に浮かんでいるが、暗い空が広がっていて、東の空が白々と明るくなってきている。朝の気温はー1℃で再び冬日となった。弱い北よりの風が吹いていて、玄関の扉を開けると、冷凍庫を開けたように冷たい空気が室内に流れ込んできた。凍えるような寒さである。
日中は弱い北風が吹いているものの、青空が広がって穏やかな冬晴れの空模様となった。昼間の最高気温は9℃で、昨日よりは気温は上がった。空気は冷たく、すっきりとした寒さである。夕方になって、次第に雲が広がってきた。

今日は夜、職場の新年会があり、これに出席する。新年会の後は二次会まで行ってしまった。
その帰り、〆のラーメンを食べて帰ることにした。西新宿一丁目商店街の中央通りと二番街通りの角にラーメン屋「一竜 西新宿店」の4階建てのビルがある。今日はこの店に入店することにした。


この店は以前「油そば」を食べたラーメン屋「油そば総本店西新宿本店」のあったビルをそのまま使用している。


店内に入る。店は1階に厨房があって、厨房に面してカウンター席が4席配されている。2階には窓側にカウンター席が9席配されていて、奥に2人掛けのテーブル席が2卓配されている。1階と2階は禁煙席で、3階と4階は喫煙席である。3階は窓際に6人掛けのカウンター席が設けられていて、2人掛けのテーブル席が2卓配されている。4階は4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている。
店に入ったときに店員に1人であることとタバコを吸わないことを伝えると、2階にあがるように案内された。2階のカウンター席の1つに腰を下ろす。

卓上には各席毎にタッチパネル式のタブレットが設置されていて、これで料理を注文する。メニューは各種「ラーメン」「セットメニュー」「ご飯もの」「おつまみ」「アルコール」で構成されている。
注文したのは基本メニューの「中州屋台とんこつラーメン」である。ラーメンのボタンを押すと、麺の固さを選ぶ表示が出た。麺の固さは「針金」「バリカタ」「カタ」「ふつう」「ヤワ」の5段階となっている。その中で「ふつう」を選んでラーメンを注文した。

ラーメンの注文を終えると、目の前に重ねられたコップを1つ手に取り、卓上に置かれているお冷やのポットから冷水をコップに注ぎ入れて口に運んだ。卓上にはコップとお冷やのポットの他に醤油、お酢、ラーメン用醤油、ごま、ラー油、こしょう、おろしにんにく、紅しょうがといった調味料や薬味の他、箸と楊枝、ティッシュボックスが置かれている。
お冷やに口をつけてまもなく、ラーメンが運ばれてきた。

「中州屋台とんこつラーメン」の麺は極細麺で白いスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚とキクラゲ、刻みネギが載せられている。


まずはレンゲでスープを掬って飲んでみた。新鮮な豚ガラを丸ごと使用した雑味の無い豚骨スープはこってりめで、旨みが詰まったような味わいが美味しい。
続いて麺を食べる。見澤食品製の極細麺はシコシコとした食感で、絶妙な歯ごたえが美味しい。独自ブレンドの小麦粉を使用しているというこだわりの麺にドロリとした濃厚なスープがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。細切りにしたキクラゲや刻みネギが麺に絡まって口の中に入ってきた。

薄いチャーシューは赤身と脂身が半々で柔らかいハムのような食感である。脂身は甘く、舌の上でとろけるような味わいである。チャーシューを食べながら麺をすすった。
麺をあらかた食べてしまうと、スープを飲み干して完食。極細麺なので、量的に少々物足りない気もしなくもないが、〆のラーメンとしては量的にちょうどいいくらいである。最後のお冷やを飲み干すと、伝票を持って1階に降り、勘定を払って店を出た。

今夜はスーパー・ブルー・ブラッドムーンと呼ばれる皆既月食が見られた。月の距離が最も近くなる「スーパームーン」、月に2度目の満月となる「ブルームーン」、皆既月食により月が赤っぽく見える「ブラッドムーン」が全て同時に起こる。午後8時48分に月が欠け始めて、2月1日の0時12分に満月に戻るまでの3時間強の天体ショーは日本では約36年ぶりという貴重な現象だった。夕方に広がってきた雲が取れて、関東で皆既月食を見ることができたのは幸運であったに違いない。
ところが、である。今回の新年会は自分が幹事になっていて、新年会を外すことはできなかった。更に二次会まで行ってしまった結果、店から店にハシゴする途中で欠け始めた月を眺めることがあっても、この貴重な天体ショーを写真に収めることはできなかった。かなり残念である。


今日のランチ(麻辣麺@XI'AN 新宿西口店)

2018年01月29日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に筋状の雲が浮かんでいるものの、暗い空が広がって、次第に明るくなってきた。朝の気温はー2℃で風は無いものの、凍てついた空気がひんやりと感じられる。今日で1日の最低気温が0℃未満の冬日が8日続いている。東京都心で8日連続して冬日になるのは34年ぶりとのことである。路面から迫りあがってくる冷気に身体の芯まで凍えるように感じた。
日中は昼過ぎから雲が広がってきて、日射しも弱くなった。昼間の最高気温は10℃を僅かに下回り、冷たい東風が吹いている。昨日よりは幾分気温も上昇して、寒さも和らいだが、空模様が寒々しく感じられて、気温ほどには暖かさを感じなかった。

今日のお昼は久しぶりに外で食べることにした。職場のあるビルを出て都庁第一庁舎と第二庁舎の間を新宿駅西口に至るふれあい通りを新宿駅方面に歩いていくと、やがて西新宿一丁目商店街の中央通りに入る。やがて左手にゲームセンター「クラブセガ 新宿西口」の看板が見えてくるが、そのゲームセンターのあるビルの4階に中華料理屋「XI'AN 新宿西口店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は広くて入口から見て左手奥の窓際に2人掛けのテーブル席が14卓配されている他、その手前に5人掛けのテーブル席が12卓配されている。右手には個室があるようだ。店員にタバコを吸うかどうか聞かれて、禁煙席を希望した。すると、奥の2人掛けのテーブル席に案内された。ランチタイムは個室は喫煙席になっているようである。


席に座る。すぐに店員がお冷やと温かいおしぼりを運んできた。卓上には餃子のタレと箸、楊枝、レンゲ、小皿、紙ナプキン、お冷やのポット、メニューが置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
ランチメニューは各種「刀削麺」「定食」「ランチコース」とサイドメニューで構成されている。注文したのは「刀削麺」の中から当店名物と銘打たれた「麻辣麺」である。店員から「パクチーを入れても大丈夫か」と聞かれて了解した。刀削麺は大盛りにしてもらうことにして、更に「高菜のせご飯」を併せて注文することにした。

料理を注文してお冷やを飲んでいると、まず最初に運ばれてきたのはスープとナムルである。
スープは玉子の中華スープで、中には玉子の他に豆腐、ニンジンの千切り、キクラゲが入っている。


ナムルはキャベツとニンジンの千切り、モヤシが入っている。


続いて「高菜のせご飯」が運ばれてきた。「高菜のせご飯」は小さめの丼に盛られたご飯の上に高菜と玉子を炒めたものが載せられている。


最後に「麻辣麺」が運ばれてきた。
「麻辣麺」の麺は太いうどんのような刀削麺が濃厚なスープに浸かっていて、麺の上には挽き肉と半分にカットされたインゲン、パクチーが載せられていて、たっぷりのゴマが振りかけられている。丼の隅には赤唐辛子が1本浮かべられている。


料理が全て運ばれた後に、店員が紙エプロンと伝票を置いていった。さっそく紙エプロンを身につけると、おしぼりで手と顔を拭き、あらためてお冷やを少し飲んで喉を潤した。続いてレンゲで「麻辣麺」のスープを少し掬って飲んでみる。
麺の浸かっている赤いスープはドロリとしている。山椒がきいていて、舌が痺れるような辛さの濃厚なスープである。

箸をとって麺を食べる。すいとんを思わせる極太の麺はもちもちとしていて美味しい。この麺にスープと麺の上に載せられた各種具材が絡まって口の中に入ってくる。看板メニューの「麻辣麺」は6種類あるこの店の刀削麺の中で最も辛い刀削麺である。ただ、思ったほど辛くなく、辛いというよりは旨辛い。癖になりそうな味である。
麺を食べていると、丼の隅に浮いていた赤唐辛子が口の中に入ってきた。ここで唐辛子を噛んで食べてしまうと、口から炎が出るように辛いに違いないと、一瞬考えて、そのまま飲み込んでしまった。それが良かったのか、悪かったのか分からないが、その後は順調に麺を食べた。

麺をあらかた食べ終わったところで、「高菜のせご飯」を食べる。高菜が香ばしいご飯は玉子の甘みが「麻辣麺」を食べて辛くなった口の中で優しく、その辛味を癒してくれるように感じる。サイドメニューとはいえ、「高菜のせご飯」はボリュームがあって、なかなか美味しい。途中でナムルを食べながらご飯を食べた。高菜と玉子が無くなって、少しご飯が残ったので、「麻辣麺」のスープを少しレンゲで注ぎ入れると、雑炊風にしてかき込んだ。
「高菜のせご飯」を片づけると、再び刀削麺を食べる。麺があらかた無くなったところで、「麻辣麺」の丼を傾けてスープを飲み干した。なかなか飲み応えのあるスープである。再び、舌が痺れるような感覚に襲われながらも、スープを飲み干すと、身体全体が熱くなり、じんわりと額に汗が流れてきた。

最後に玉子スープを飲み干して完食。玉子スープは優しい甘みで口の中の辛さを緩和してくれるようにも思うのだが、量が少なすぎることもあって、完全に解消とまではいかない。その玉子スープも具だくさんでなかなかボリュームがあって美味しかった。
最後にコップに残った冷水を飲み干すと、伝票を持って店の入口脇のレジで代金を払う。もうベルトがきついくらいにお腹はいっぱいである。少々食べ過ぎてしまったようである。

午後は職場で引き続き、仕事にとりかかる。
今日は仕事に追われて、夜遅くまで職場で過ごしてしまった。ようやく、自分なりに区切りをつけて、帰宅の途に着く。上空には薄い雲が広がっている。夜になって冷たい北風が吹いてきた。