今日は晴れ。今朝は南の空に筋状の雲が浮かんでいるが、上空には澄んだ暗い空が広がっていて、朝日が東の空に昇ってくるに従って、次第に明るくなってきた。朝の気温はー4℃で弱い西よりの風が吹いている。東京では33年ぶりに低温注意報が出たとのことである。
窓の外を見ると、道路の所々に残った雪から冷気が漂って、街全体が凍り付いているかのようである。出勤のために家を出ると、アスファルトの路面は氷のように冷たく、厳しい冷え込みに身をすくめた。冷たい空気がコートに浸みこんでくるように寒い朝である。
日中は晴れて上空には青空が広がった。しかし、燦々と降り注ぐ日射しとは裏腹に昼間の最高気温は4℃とこの冬一番の寒さとなった。更に冷たい北風が強く吹いていて、外に出ると容赦なく体温を奪っていくかのようである。日射しの温もりも感じられず、底冷えの厳しい寒さである。
今日の夜は職場の新年会が新宿アイランドタワービルの居酒屋であり、これに出席する。寒かったこともあって、少々酒も進んでしまった。いろいろな種類の酒をミックスして飲んだのが失敗だったらしい。少々酔ってしまった。
居酒屋を出た後、流れ解散となったので、自分は〆のラーメンを食べて帰ることにした。職場の人に着いていかずに、そのまま新宿アイランドタワービルの地下に足を運んだ。東京メトロ西新宿駅に直結しているアトリウムの地下1階にラーメン屋「博多 一風堂 新宿アイランドタワー店」がある。この店は一昨年の5月に出来た比較的新しいラーメン店である。今日はこの店に入店することにした。
店に入る。店内は入口から見て右手に厨房がありその前面にカウンター席が10席配されている他、左手の通路に面してカウンター席が10席配されている。右と左のカウンター席に挟まれるようにして店の中央に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されていた。
店員に案内されてカウンターの端の席に座る。席に座るとすぐに店員がお冷やを運んできた。お冷やはジャスミン茶で氷が浮かべられている。
カウンターの上にはメニューが置かれている他、テーブルの上には醤油とラーメンだし、酢、ミル付き白ごま、生ニンニクとニンニク絞り器、辛子モヤシ、辛子高菜、紅ショウガといった調味料や薬味が並べられている他、箸と楊枝、小皿、紙ナプキン、お冷やのポットが置かれている。
お冷やを飲みながらメニューを眺めた。メニューは「白丸元味」「赤丸新味」「一風堂からか麺」の3種類のラーメンを基本に「のせもの」「替玉」「サイドメニュー」「ドリンクメニュー」から構成されている。
店員を呼んで注文したのは「赤丸新味」である。LINEのクーポンを提示して「半熟塩玉子」をトッピングしてもらうことにした。麺の固さが「粉おとし」「バリカタ」「カタ」「ふつう」から選べるということで「ふつう」で注文した。
料理を注文すると卓上に重ねられている小皿を1枚取り、辛子モヤシを小皿に盛った。
お冷やを飲みながら辛子モヤシをつまもうとすると、やがて赤い逆円錐形の丼に入れられたラーメンが運ばれてきた。
ところが、ラーメンに「半熟塩玉子」がのっていない。店員を呼んで、そのことを告げると、別のお碗で運ばれてきた。
ラーメンの麺は極細麺で表面に膜の張った豚骨スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚とキクラゲ、モヤシ、刻みネギが載せられている。背脂の浮いたスープには刻みタマネギが浮かんでいる他、自家製の香味油と辛みそがトッピングされている。
まずはあらためてお冷やで喉を潤すと、レンゲでスープを掬って飲んだ。豚骨の旨みを極限まで抽出した豊かで香り高いスープはまろやかで、旨みの中に甘みが感じられる。シルクのような滑らかな食感のスープの中の刻みタマネギがシャキシャキと食感のアクセントになっていて美味しい。
続いて麺を食べる。一風堂のラーメンの麺は3種類のラーメンごとに麺の太さや種類が異なっている。「赤玉新味」の麺は角刃麺線22番(中細ストレート麺)を使用しているということだが、自分的には極細麺である。シコシコとした食感でありながら、麺の弾力が感じられる歯応えが味わえた。
麺を食べながら麺に載せられたチャーシューを食べる。薄いチャーシューは肉質系で柔らかい味がよく染み込んでいて美味しい。その他の具は麺と絡まって口の中に入ってくる。麺を食べていると次第に辛みそと香味油が溶けだしてパンチのあるスープになった。
ラーメンを食べながら箸休めに辛モヤシを食べる。モヤシのシャキシャキとした食感にピリッとした辛さが美味しい。
モヤシを食べてしまい、麺をあらかた食べてしまうと、スープを飲み干す。辛モヤシを食べてしまったこともあるが、スープも結構辛い。スープを飲み干す頃には額から汗が滴り落ちた。
丼が空になると、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。しかも体が熱く火照って、アルコールが抜けてしまったかのようである。
卓上に置かれた伝票を持って席を立つと、店の入口脇にあるレジで代金を精算して店を出る。店の外の冷たい空気が心地よかった。
夜になって再び、気温は氷点下になった。道路上に残った雪は路面にへばりつくようにカチカチに凍っていて、乾いた路面を選びながら慎重に歩く。
上空には澄んだ暗い空が広がっていて、西の空には上弦の月が浮かんでいて、明るい光を放っていた。
今日は晴れのち曇り。今朝は北の方の空に雲がかかっているものの、上空には暗い空が広がっていて、次第に空の色が朝日の光を受けて青さを増してきた。朝の気温は7℃で冷たい北風が吹いていて、湿度を帯びた空気ががヒンヤリと感じられる。日が昇るにつれて次第に上空に浮かぶ雲が増えてきた。
日中は雲の合間から青空も見えるものの、日射しは無くなって、寒々しい空模様となった。昼間の最高気温は11℃で空気は乾燥して、冷たい北風が肌を刺すような寒さである。午後になって風向きが東よりの風に変わった。日が沈むと、風がいっそう冷たく感じられた。
今日は職場でお祝い事があって、軽く飲んで帰ることになった。
帰りに〆のラーメンを食べて帰ることにした。新宿駅西口小滝橋通りを北に歩いていき、大ガード下交差点を越えて更に大久保方面に歩いていく。3年前に「とんこつラーメン」を食べたラーメン屋「手もみラーメン 福しん 新宿小滝橋店」のあるビルの隣のビルの1階にラーメン屋「札幌らーめん 大富」がある。今日はこの店に入店することにした。
店に入る。店内は店の中央に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が17席コの字形に配されている。先客はおらず、店の中央のあたりの席に腰を下ろした。
卓上には七味とコショウ、楊枝、灰皿が置かれている。席に座ると、冷水の入ったコップが出されたので、お冷やを飲みながら店の壁に掲げられたメニューを眺めた。メニューの構成はラーメン類、定食、オリジナル類、御飯類、単品料理で構成されている。
注文したのはラーメン類の一番上にある「みそカレーラーメン」である。料理を注文すると、お冷やを飲みながらラーメンができるのを待った。
しばらくしてカウンターの中から「みそカレーラーメン」が出された。ラーメンには木製のレンゲが添えられていて、箸が丼の縁に置かれている。
「みそカレーラーメン」の麺は中太麺で薄い黄色のスープに浸かっていて、麺の上にはチャーシューと薄焼き玉子、海苔が1枚ずつ載っている他、メンマとモヤシ、刻みネギが載せられている。スープにはたっぷりの白ゴマが浮かんでいる。
さっそくラーメンを食べる。まずはレンゲでスープを掬って飲んでみる。クリーミーな食感のスープはスパイシーな味わいだが、カレーの風味はあまり感じられず、味噌っぽくもない。なんだか、不思議な感じのするスープである。
今度は箸をとって麺をすくい上げて口に運んだ。麺は固めで、やや粉っぽい感じがする。麺にスープがあまり絡まないこともあって、麺に味がしないのが残念である。なぜか、具もあまり麺に絡まず、具は具で食べた。
薄くて小さいチャーシューは脂身が少なく、固い歯応えである。味もあまり染み込んでいないようだ。口の中に入れると、ボロボロとした食感で、こちらも残念な味わいのチャーシューである。
面白いのは薄焼き玉子がラーメンに載っていることだが、玉子焼きというよりは、何かの皮みたいな食感で、味があまり無い。
麺をあらかた食べ終わったところで、スープを飲み干して完食。なんだかかなり残念なラーメンだった。
最後にお冷やも飲み干すと、勘定を払って店を出た。
今日は晴れ。今朝は雲ひとつ無い澄んだ暗い空が上空に広がっていて、朝日が昇ってくるに従って、次第に明るくなってきた。朝の気温は1℃で風は無く、凍りついたような空気が周囲を包んでいる。空気の冷たさが肌を刺すような陽気である。
日中も晴れて、上空にはところどころに雲が浮かんでいるものの、青空が広がった。日射しも燦々と降り注いでいて気温も次第に上昇してきた。昼間の最高気温は14℃で、風も弱く、穏やかな陽気である。
今日は日中、研修で1時間ほど事務所を不在にしたものの、朝から晩まで仕事に没頭する。期限が決まっていても、どこまでやれば終わりになるのか、先が見えない仕事に半分苛つき、一方でその能力のない自分に憤慨しながら仕事をすすめる。気が付くと既に夜遅くなってしまっていた。
今日も仕事の帰りに夕食を食べて帰ることにした。先日から行こうと思っていた蕎麦屋があり、そこに行くことにして職場を後にすると、新宿駅から中央総武各駅停車線に飛び乗った。2つ目の東中野で下車すると、西口改札を出て山手通りを渡り、東中野銀座通りに入った。道なりに進んで行くと、左手に見えるはずの蕎麦屋は営業を終えてシャッターが半分降りている。どうやら間に合わなかったらしい。
仕方ないので、そのまま先に進んで東中野銀座通りを抜けた。早稲田通りを渡り、中野方面に歩いていくと、右手にラーメン屋「飛騰」が見えてきた。この店は以前、「魚介豚骨並」を食べたラーメン屋「名越」だったが、いつの間にかリニューアルして店の名前まで変わっている。だが、店の作りは変わらず、看板だけを付け替えたような店である。
店に入るとすぐ右手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「白」「黒」「赤」「バサラ」「煮干し醤油ラーメン」「中華そば」「辛味噌」「飛騰の味噌」「つけめん」といった各種ラーメンを基本として各種ラーメンにトッピングを加えたメニューと、ライスや手作り餃子といったサイドメニュー、トッピング、ドリンクで構成されている。
食券を購入するとカウンター席に座った。店内は店の中央から奥にかけて厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が7席配されている他、券売機の裏にも3人掛けのテーブル席が1卓配されている。
基本となるラーメンは「白」ということで「白」豚骨ラーメンの食券を買ってカウンター席に座った。この店は替玉無制限無料となっており、いつもならライスを別途注文するところだが、ライスを食べるくらいなら替玉を注文すればよいと、ラーメン一品だけを注文することにした。
席に座り、食券を卓上に置いてラーメンを注文すると、店員がラーメンのお好みを聞いてきた。ラーメンは麺の硬さ(こな落とし・はりかね・ばりかた・かため・ふつう・やわめ・ばりやわ)、味の濃いさ(こいめ・ふつう・うすめ)、脂の量(多め・ふつう・少なめ)が選べる。すべてふつうにしてもらうことにした。
ラーメンを注文すると目の前に重ねられたコップを1つ手に取り、卓上に置かれているお冷やのポットから冷水をコップに注ぎ入れて口に運んだ。テーブルの上には醤油、酢、ラー油、コショウ、一味唐辛子といった調味料や擂り胡麻、辛子高菜、紅ショウガ、おろしニンニクといった薬味、割り箸、塗り箸、楊枝、レンゲ、ティッシュボックスが置かれている。
お冷やを一口飲んだところで、カウンターの中からラーメンが出された。
「白」豚骨ラーメンは平皿に載せられた小ぶりの丼の中に入れられている。麺は極細麺で表面に油の浮いた白い豚骨スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが1枚とキクラゲ、刻みネギが載せられていて、海苔が1枚添えられている。
まず卓上のレンゲでスープを掬って飲んでみる。スープは豚骨、豚足、鶏ガラ、背脂、腹脂を強火で16時間以上煮出して作った白湯豚骨スープをベースとした醤油味のスープとのことである。濃厚な豚骨スープはこってりめで、トロリとした食感である。甘さと旨さが絡み合ったようなスープで美味しい。
続いて麺を食べる。極細の麺は程良い弾力があって、シコシコとした食感である。ドロリとしたスープが麺にたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。キクラゲは麺にあわせて細くカットされていて、麺に絡んで口の中に入ってくる。あっという間に麺が無くなってしまった。
さっそく替玉を注文する。麺の硬さは引き続き「ふつう」で注文した。
少し間をおいて、替玉が皿に載せられて運ばれてきた。
替玉を丼に投入し、麺をすする。麺を食べながら、今度はチャーシューを食べる。赤身が多めのチャーシューは脂が甘い。やや固めで、スープを吸ってぼろぼろと口の中で崩れるようである。チャーシューを食べ終わる頃には麺も無くなってしまった。
再び替玉を注文する。麺の硬さは「ふつう」とした。間をおいて運ばれてきた替玉は、店員がそのままラーメンの丼に投入した。
麺を食べていると添えられた海苔がスープを吸って、次第にその形を無くしていく。海苔の小片が浮かんだスープはまた少し異なった風味である。最初の1杯のラーメンを含めて、3玉めの麺が無くなると、目に見えてスープが減ったような気がする。
続いて替玉を注文する。今回も麺の硬さは「ふつう」とした。3回目の注文をするときに、店員に不穏な空気を感じる。あきらかに不機嫌な様子である。しかし、店の看板に替玉無制限無料とあるので、気にせずに、替玉が出されるのを待った。
再び間をおいて替玉が運ばれてくると、丼にそのまま投入された。スープにはほとんど具は残っておらず、刻みネギが少量浮かんでいるだけである。ここにおろしニンニクを投入して、ラーメンを食べる。ニンニクを投入したスープはコクがあって美味しい。いくらでも食べられてしまいそうである。
麺が無くなると、明らかにスープの量が減っている。だが、もう1玉くらいは食べられそうである。そこで、4回目の替玉を注文した。今回も麺の硬さは「ふつう」とした。
店員があきらめ顔で替玉を運んできて、丼に麺を投入した。麺を丼の底に溜まっているスープによくかき混ぜるようにして麺を食べた。ふと、昨日の「白湯濃厚つけ麺」を思い出した。今回の「白」豚骨ラーメンはつけ麺ではないが、まるでつけ麺のように思える。つけ麺と違うのは目の前につけ麺の丼が無く、厨房から麺が運ばれてくることである。それをラーメン丼に溜まっているスープに浸けて食べるのである。
麺を食べ終わると、丼の底にほんの少しだけスープが溜まっている。これに替玉を入れるのは無理だ。スープが明らかに足りない。替玉無制限無料といっても、一杯のラーメンで替玉4回までが限度のようである。替玉を注文せずに半ライスを別途注文して、ライスを投入し、雑炊風にして食べてしまうのが良さげに思える。
ただ、最初の1杯を含めて5玉分の麺を食べたお腹は既に満腹である。ここはおとなしく残ったスープを飲み干すこととしよう。ということで、丼を傾けてスープを飲み干す。
ドロリとしたスープは麺の茹で汁が加わって、更に粘性が増しているように思えた。レンゲでスープを掻き出すようにしてスープを飲み干して完食。美味かった。満腹である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。外は気温が下がっていて、弱い北風が吹いているものの、冷たい空気がラーメンを食べて火照った体に心地よく思える。朝のような寒さと比べると、少し気温も高いようである。
店からは自宅まで歩いて帰宅した。
今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い暗い空が広がっていて、東の空が白々と明るくなってきている。朝の気温はー1℃で2日ぶりに再び冬日となった。弱い北風が吹いていて、空気の冷たさが肌を刺すような氷点下の寒さである。
昼間は少し上空に雲がたなびいているものの、日射しが燦々と降り注ぐ晴天の空模様となった。昼間の最高気温は12℃で昨日よりも少し気温が上がった。厳しい寒さから少し和らいだような陽気である。
今日も昼休みに買い物で外に出かけたものの、あとは1日中職場で仕事に没頭していた。気が付くと外は既に日が沈んで暗くなっている。仕事にひと区切りを入れると、帰宅することにした。
仕事の帰りに夕食を食べて帰ることにする。職場を出ると、地下道メトロプロムナードを通って新宿駅東口に出た。新宿サブナード地下街を通って歌舞伎町に抜けた。セントラルロードを直進して正面に見える新宿東宝ビルの背後に出ると、花道通りを東に歩いていく。しばらく行くと右手に一昨年の夏に「魚介豚骨つけ麺」を食べたラーメン屋「竹虎 新宿店」のある建物が見えてくるが、その角を左に折れて、今度は北に向かう。しばらく行くと、右手にラーメン屋「麺処 しゅう」がある。今日はこの店に入ることにした。
店の入口を入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房に面して7席のカウンター席が直線上に配されている他、左手には4人掛けのテーブル席が2卓配されている。どの席にもIHヒーターが設置されているが、カウンター席の2席は故障中となっていた。
この店の営業時間は午後8時から翌日の午前9時ということで、入店したのは開店直後ということになる。店内には先客はおらず、客は自分だけである。とりあえず、入口側のカウンター席に腰を下ろした。
席に座るとお冷やが出された。カウンターの上には重ねられたコップとお冷やのポット、スープ割りのポットが置かれており、卓上には生醤油とブラックペッパーグラウンド、一味唐辛子、コショウ、ラー油、酢といった調味料の他、メニュー、箸、楊枝、レンゲ、紙ナプキン、紙おしぼりが置かれている。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。メニューの構成は「濃厚白湯つけ麺」「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」「油そば」といった麺のメニューと一品料理、ミニ丼、餃子、飲み物で構成されている。注文したのは「濃厚白湯つけ麺 ミニ丼セット」である。
「濃厚白湯つけ麺」の麺の量は並盛が茹で上がりで360g、大盛は420g、特大盛が600g、メガ盛が760gとのことで大盛無料となっている。お腹も空いていたので「メガ盛」で注文することにした。またセットのミニ丼はチャーシュー丼か明太丼のいずれかを選べるということで、「チャーシュー丼」を注文することにした。
お冷やを飲みながら料理ができるのを待っていると、最初につけ汁が運ばれてきた。つけ汁は卓上のIHヒーターの中央に置かれて、スイッチが入れられた。自分でスイッチの加減をすることができるということである。ちなみに強度を中央にしておくと、熱々のつけ麺が食べられるとのことである。続いてチャーシュー丼とつけ麺が運ばれてきた。
つけ麺の麺は太麺で、麺の上にチャーシューとナルトが1枚ずつ、メンマが載せられていて、海苔が2枚添えられている。
つけ汁は茶褐色の鶏白湯スープで刻んだチャーシューが浮かんでいて、表面には膜が張っている。
チャーシュー丼は小さなお碗にご飯が盛られ、その上に刻み海苔と刻んだチャーシュー、刻みネギが載せられている。
まずは紙おしぼりで手を拭くとあらためてお冷やを飲んで喉を潤し、つけ麺を食べることにした。まずは最初にレンゲでつけ汁を少し掬って飲んだ。ドロリとした食感のつけ汁はIHヒーターで熱々となっている。舌触りが滑らかで濃厚な味わいである。
続いて麺をスープに浸けると口に運んだ。太い麺はもちもちとコシがあって美味しい。つるつるとした喉越しでいくらでも食べられそうである。その麺につけ汁がたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。なかなか存在感のあるつけ麺である。
麺の上に載せられたチャーシューは脂身の少ない肉質系で、厚みがある。口の中に入れると、やや固めのハムのような食感である。一方、つけ汁の中に入っている刻みチャーシューは熱いつけ汁の中に入っているせいか、柔らかく、口の中でとろけるような味わいである。麺の上に載せられているチャーシューを食べながら麺を食べた。
麺をあらかた食べ終えたところで、チャーシュー丼を食べる。味の良く染み込んだチャーシューはミニ丼ながらもガッツリとした味わいで美味しい。チャーシュー丼を食べると、お腹もかなり膨れてきた。
最後にカウンターの上に載せられているスープ割りのポットを取り、残ったつけ汁に適量注いだ。スープ割りは熱々の魚介系ダシである。箸でつけ汁と適度にかき混ぜて飲み干して完食。満腹でベルトがきついくらいである。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、レジで代金を払って店を出た。
そのまま歌舞伎町の北側に抜けると、職安通りを西に進み、小滝橋通りに出たところで、北に向かって歩き出した。少々食べ過ぎた感があるので、歩いて少しでもエネルギーを消費しないと、肥満に拍車をかけることになりそうである。
夜になって気温がぐっと下がってきたが、食後の身にはむしろ心地よく感じられる。風も無く、冷たい空気がヒンヤリと感じられた。
今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていたが、朝日が東の空に昇ってくると次第に明るくなってきた。朝の気温は3℃で南風が強く吹いていて、玄関の扉を開けると冷蔵庫が開いたような冷気が室内に流れ込んできた。
日中はよく晴れて、上空には青空が広がったが、南風はますます強くなった。昼間の最高気温は11℃で、季節はずれの暖かさとなった昨日からグンと気温が下がった。しかも強い風で身を切るように寒い。それでも日なたに出れば、日射しの温もりを感じることができたが、日影に入ると冷たい風が身を切るように寒かった。
今日も仕事の帰りに夕食を食べて帰ることにした。新宿駅から電車に乗って大久保駅で降りると、駅北口改札を出て大久保通りを西に向かって進む。小滝橋通りと交差する北新宿一丁目交差点を右に折れて小滝橋通りを北に進んだ。中央線の鉄橋をくぐり、更に進むと左手に中華料理屋「料麺館」が見えてきた。今日はこの店に入店することにした。
店に入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、入口側にはカウンター席が7席配されている他、左手奥に7人掛けのテーブル席が2卓とその手前のスペースに4人掛けのテーブル席が9卓配されている。
入口近くにいた店員に入口近くの4人掛けのテーブル席に座るように案内されて席に座った。席に座ると、店員がお冷やとお冷やのポット、紙おしぼりを持ってきた。卓上には醤油と酢、塩、ラー油、コショウといった調味料の他、箸と楊枝、ティッシュボックス、取り皿、メニューが置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
メニューは各種セットメニューに一品料理、麺類、ご飯もの、ドリンク等で構成されている。
注文したのは「パイコー唐揚げ刀削麺」「大盛」である。セットにするとライスまたは半チャーハンが付くということなので、セットにして半チャーハンを注文する。なお、サービスで杏仁豆腐が付くとのことである。料理を注文すると店員にパイコー唐揚げを揚げるのに10分ほどかかると言われて了解した。
料理ができるまでの間、お冷やを飲みながらカバンの中から読み物を取り出し、記事に目を通す。しばらくして料理が運ばれてきた。
「パイコー唐揚げ刀削麺」はきしめんを思わせるような太麺で、薄い色の醤油スープに浸かっている。麺の上にはタケノコの入った辛子高菜、チンゲンサイ、刻みネギが載っていて、その上に9切れにカットされたパイコー唐揚げが載せられている。
セットの半チャーハンは刻みネギだけが入った玉子チャーハンである。半チャーハンという割には結構、量がありそうだ。
最後にサービスの杏仁豆腐が運ばれてきた。ガラスの小碗に入った杏仁豆腐には2切れの小さなモモが入っている。
まずはレンゲで「パイコー唐揚げ刀削麺」のスープを掬って飲んだ。鶏ガラベースの中華スープはあっさりとした醤油味のスープで旨みが感じられて美味しい。
続いて麺を食べた。極太の麺は薄く平べったくて、箸だとなかなかつかみづらい。しかも麺は絡み合っているようで食べにくい。気を抜くと、スープが撥ねそうだったので、丼に顔を近づけて麺を食べる。麺を口に入れると、そのまま顔を上げて麺を引っ張り上げた。そして麺を箸で口に送り込む。するとスープは撥ねない。傍らから見ると、きっと不思議な食べ方をしていると思われているだろうが、紙エプロン等がなければ、この方法で食べるしかない。
麺の上にあるパイコー唐揚げを食べる。唐揚げは豚の骨付きあばら肉を揚げたものである。断面を見ると衣に包まれた肉は薄い赤身で、脂身は無いようだ。唐揚げを口に入れると、カリカリとした食感の衣はカレーの味付けがされていて、なかなか美味しい。スープに浸すと、衣はスープを吸ってジューシーな味わいである。肉は軟らかく意外にあっさりとしている。
一番大きな唐揚げにかぶりついた。すると、歯が欠けるかと思われたくらいに固い。よくよく見ると骨である。骨の周囲に衣が付いていた。危なかった。骨から衣を削ぐようにして食べると、骨は卓上の小皿に待避した。
刀削麺をしばらく食べていたが、途中で箸を置き、今度は半チャーハンを食べる。半チャーハンに添えられたスプーンでチャーハンを掬って口に運んだ。適度にパラパラとした食感で、玉子の甘みが美味しい。ボリュームもあって、刀削麺を大盛りにしなくても良かったなと後悔したほどである。
チャーハンを食べ終えると、再び刀削麺を食べる。パイコー唐揚げを片づけると、麺を食べる。最後にスープを飲む。最初はさっぱりとした味わいのスープだったが、食べている内に唐揚げの衣から油と味付けがスープに染み出したのか、スープにコクが生まれて、また別の味わいである。丼を傾けてスープを飲み干すと、結構お腹もいっぱいになった。
最後にサービスの杏仁豆腐を食べる。甘さ控えめの杏仁豆腐はフルーティーな甘みのモモがアクセントになっていて、ジューシーで美味しかった。刀削麺を食べた後の口がさっぱりしたような味わいである。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、店の中央にあるレジで代金を払って店を出る。ちなみにこの店のメニューは全て税抜金額だった。料金を払うときに、ちょっと焦った。
食事を終えると、額が汗ばむくらいに暑かったが、店の外に出ると冷たい南風で一気に体がクールダウンした。正面から吹き付ける風で顔全体がこわばるような寒さである。帰宅する足取りも自然と早まった。