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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のランチ(思蓮ほうとう@思蓮)

2019年02月05日 | 食べ歩き(うどん・そば)



( 山梨散歩(勝沼ぶどう郷) より続く )

お食事処「思蓮」はワインショップのある建物前の階段を下りたところにある一軒家のレストランである。店内に入ると、まず靴を脱いで靴箱に靴を入れ、奥に進んだ。


入口から見て右手に厨房があり、左手に4人掛けのテーブル席が7卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている。店内からは勝沼ぶどう郷駅や甲府盆地が見渡せて、とても眺望が良い。店員の案内に従って、角の4人掛けのテーブル席に座った。


席に座るとお冷やと紙おしぼりが運ばれてきた。卓上には箸と楊枝、七味唐辛子、レンゲ、紙ナプキン、メニューが置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
メニューは「思蓮ほうとう」「ゆもり」「思蓮なべ」「鳥もつ煮」「手作り刺身こんにゃく」「玉こんにゃく(二串)」「十割豆腐」「味噌豆腐」「地菜のお漬物」「ライス」「甲州産甘草とそば粉のアイスクリーム」といった各種料理の他に「グラスワイン」「勝沼産ボトルワイン」「瓶ビール」「本醸造生酒」「ノンアルコールビール」「100%ぶどうジュース」「コーラ」「烏龍茶」「コーヒー・紅茶(ホット・アイス)」といった各種ドリンクメニューで構成されている。

もうお腹はペコペコで、とにかくガッツリと食べたい気分である。そこで、注文したのは「思蓮ほうとう」「大盛り」である。これに「ライス」もつけてもらうことにした。
料理を注文すると、最初に鍋敷とお椀が運ばれてきた。しばらくして運ばれてきたのは大きな鉄鍋に入ったかぼちゃほうとうである。木の蓋が載せられていて、店員が鍋敷に鍋を載せると、蓋を取ってくれた。


大きな鉄鍋の中には分厚く幅広のほうとうがドロリとした味噌仕立てのダシに浸かっている。鍋の中には刻んだ油揚げと白菜、ニンジン、ナメコ、インゲン、カボチャ、ネギ、里芋、ダイコンがたっぷりと入っている。
ご飯も運ばれてきた。


お腹も減っているので、さっそく食べることにした。箸を取って、まずは鉄鍋からほうとうや野菜をお椀に適量入れ、レンゲでダシを注いでほうとうを食べる。
ほうとう麺は1本の麺のボリューム感がたまらない。コシがあって、もちもちとした食感で美味しい。ドロリとしたダシがほうとう麺に絡みつくように口の中に入ってくる。野菜が溶けた味噌仕立てのダシは、カボチャの甘みが美味しい。

野菜はどの野菜も大きめにカットされていて、食べ応えがある。ダシが℃ロリとしているのは里芋が溶けているからだろうか。ダシに溶けかけた里芋はねっとりとした歯応えで甘くて美味しい。大きめにカットされたカボチャも甘くて美味しい。
ほうとうや野菜をある程度食べたところで、ダシをレンゲで掬い、ご飯にかけて、雑炊風にして食べる。


ドロリとしたダシは熱々で、食べていると、額に汗が浮かんだ。タオルで汗を拭いながらご飯をかきこみ、ダシを飲む。冷たいお冷やが美味しい。
ご飯を食べてしまうと、鍋を傾けて、鍋の中のダシを全てお椀に注いだ。鉄鍋はだいぶ冷えていて、手で持ってもそれほど熱くない。鍋の底にこびりついたほうとう麺を箸でこそぎ取り、お椀に入れると、お椀を傾けてほうとう麺を食べ、ダシを飲み干す。

相当な量があったが、なんとか食べ終えた。最初は食後にコーヒーでも飲もうかと思っていたが、とんでもない。もうお腹も苦しいくらいに満腹である。それでも最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
席を立ち、厨房の前にあるレジで代金を精算すると、帰り支度をして店を出た。熱くなった体に甲府盆地の冷気が気持ちよかった。

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今日のランチ(揚げもちおろしそば@そばいち nonowa東小金井店)

2019年01月27日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。昨日は久しぶりに独り呑みをしたこともあって、目が覚めたのは昨日と同様に10時前だった。カーテンの隙間から漏れてくる日射しに気付いてカーテンを開けると、たっぷりの陽光が室内に射し込んできた。窓の外を眺めると、小さな雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がっている。弱い西風が吹いていて、乾いた空気が冷え冷えと感じられた。
日中は日射しが燦々と降り注いで、室内にいるとガラスを通して室内に射し込む日射しがポカポカと暖かく感じられる。

午後になって外出する。昼間の最高気温は10℃まで上昇したものの、午後から強い北風が吹いてきて、風が険しさを感じるほど、冷たく感じられた。
今日は所用で東小金井に行く。ついでにお昼を食べることにして、東小金井駅の構内にある立ち食い蕎麦屋「そばいち nonowa東小金井店」に入店することにした。


店は3番ホーム階段脇にあって、ホーム階段脇とコンコース側に出入口がある。コンコース側入口から入ると、左手の店の片隅にタッチ式の券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは先日「肉つけそば」を食べた立ち食い蕎麦屋「いろり庵きらく 八王子店」と同じように見えるが、季節メニューがあるためか、若干異なっているようにも思える。購入した食券を手に斜め後ろにある注文口に置いた。
注文口に向かって左脇には、ちくわ天とコロッケが金網の上に並べられており、その手前に1つ1つパッケージされたいなり寿司が並んでいる。右手のカウンターの上にはスプーンとレンゲ、醤油が置かれていた。

注文したのは「揚げもちおろしそば」「たまご」と「肉小丼」である。注文をすると、さっそく店員がカウンターの中で餅を揚げ始めた。餅といっても白玉のような餅のように見える。
しばらく注文口の前で料理ができるのを待っていたが、やがて、トレーの上に「揚げもちおろしそば」と「肉小丼」が置かれた。「揚げもちおろしそば」には生玉子が落とされている。

料理が載ったトレーを持って、店の奥に進む。厨房に面して、4人くらいが食べられるくらいの立ち食い用のカウンターが設けられている他、手前のコンコースに面した壁際にも7人くらいが食べられる立ち食い用のカウンターが設けられている。店の奥には壁に面してカウンター席が6席並んでいる。
カウンター席にトレーを運んだ。カウンターテーブルの上段にある棚の上には七味とミル付すりごま、箸、楊枝、紙ナプキン、台ふきんが置かれている。カウンター席の背面の厨房に面したカウンターの上には給水器があり、その隣にそば湯のポットと重ねられたコップが並んでいる。

コップを1つ手に取り、給水器で冷水を注ぐと、トレーに置いた。まずは冷水で喉を潤すと、箸を取り、さっそく蕎麦を食べることにした。
「揚げもちおろしそば」は関東風の濃いダシに蕎麦が浸かっていて、蕎麦の上に揚げもちが3つとナルトが1枚、ダイコンおろしが載せられていて、色とりどりの天かすが散らされて刻みネギがトッピングされており、トッピングの生玉子が1個落とされている。


まず丼を傾けてダシを少し飲んだ。カツオ節の風味にサバ節をあわせたというダシは旨みに厚みがあり、ほのかに甘くて美味しい。続いて、揚げもちを食べる。餅というよりも白玉のような味わいの揚げ餅は、衣にダシが染み込んで、ジューシーで美味しい。舌触りが滑らかで、蕎麦にボリュームを与えている。
蕎麦をすする。細い蕎麦は柔らかく、弾力のある食感でもちもちとした食感である。蕎麦の上に載せられたダイコンおろしが、ダシを吸って蕎麦に絡み合って口の中に入ってくる。ダシの旨みが絡まった蕎麦は、ダイコンおろしでボリュームが加わっている。あっさりとした味わいで美味しい。蕎麦を食べながら揚げもちを頬張った。

蕎麦をあらかた食べ終えたところで、「肉小丼」を食べる。「肉小丼」は小さな丼にご飯が盛られ、薄切りの豚バラ肉を煮たものが載せられて、食べるラー油がトッピングされている。


薄切り豚バラ肉の旨みにラー油の香ばしさが加わって美味しい。豚バラ肉はやや固めで、その分歯応えがある。肉と一緒にご飯をかき込むと、後からラー油の辛さが追いかけてくるようである。
「肉小丼」を食べ終えたところで、丼に残った蕎麦のダシを飲み干して完食。美味かった。満足である。

コップに残ったお冷やを飲み干すと、食器の載ったトレーを返却台に戻して店を出た。そのまま脇の階段を上がって、下り中央線下りホームに上る。
中央線快速電車に乗ると、そのまま豊田駅に行き、駅北口のイオンモール多摩平の森で買い物をして、帰宅の途についた。

日が沈むと、ぐっと気温が下がってきた。そのかわり、風は幾分収まってきたようである。上空には雲ひとつ無い暗い空が広がっていて、星が瞬いていた。

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今日の夕食(豚バラ白菜あんかけうどん@はなまるうどん 中野通り店)

2019年01月24日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いている。朝の気温はー1℃で風はほとんど無く、涼しく感じられる陽気である。今日は再び寒くなるとの予報にダウンコートを着て出勤する。通勤電車に乗っていると、乗客が少ない区間は、車内を通る風が冷たかった。
日中も晴れて上空には青空が広がった。日射しは燦々と降り注いでいて、日中の最高気温は10℃まで上昇したが、冷たい北風が強く吹いていて、昨日とは一転して凍えるような寒さとなった。空気がカラカラに乾燥していることも手伝って、肌を刺すような寒さである。

今日は1日事務所で仕事をした後、夜になって職場を出た。帰りに夕食を食べて帰ることにしていたが、どこで食べるか決めておらず、とりあえず、電車に乗ることにした。混雑を避けて、中央・総武各駅停車線に乗ることにして、ホームに出た。目の前に止まっていた電車に乗ったのだが、その電車は中野行きだった。
中野駅で下車する。電車を乗り換えようとホームに降りたところで、夕食を中野で食べることを思いついた。北口改札を出て中野通りを北上する。中野サンプラザの裏側の信号付近にさしかかったときに、右手のビルの地下1階にうどん屋「はなまるうどん 中野通り店」の看板が視野に入った。今日は寒いということでもあるし、夕食はうどんを食べようと考えて、店に入ることにした。


階段を下りて店内に入る。店内の中央には中央に仕切り板を設けてカウンター席としている10人掛けのテーブル席が3卓あり、左手奥の壁際には2人掛けのテーブル席が7卓並んでいる。正面奥の柱の周囲や手前の壁際にはカウンター席が設けられていて、合計で12席配されている。


厨房は入口から見て右手にある。カウンター席を1つ確保すると、入口脇に積まれたトレーから1枚トレーを取り、天ぷら用の小皿を1枚載せて奥に進む。トレーの脇にはおでんが並んでいるが、その正面を通り過ぎて、天ぷらコーナーに進んだ。今日は「北海道男爵のコロッケ」を食べることにして、コロッケを小皿に載せると先に進む。
天ぷらコーナーの隣にはおにぎりのコーナーがある。その先にうどんの注文コーナーがあり、ここで料理を注文する。注文したのは期間限定メニュー「豚バラ白菜あんかけうどん大」である。更に期間限定メニュー「豚バラ白菜あんかけ丼」を注文し、その先のレジカウンターに進んだ。レジ前でスマホはなまるうどんのアプリを立ち上げて、画面を店員に提示し、天ぷら1個無料クーポンで割引サービスを受けて、代金を払った。

代金を払っている最中にトレーの上に「豚バラ白菜あんかけうどん大」と「豚バラ白菜あんかけ丼」が載せられた。ずっしりと重いトレーを持って、レジの背面の薬味台に進む。
壁に沿って設けられた薬味台には給茶器と給水器が置かれ、その右手にはコップと湯呑み、2種類の器、スプーン、レンゲが置かれている。その右手と給水器の左手には天かすと天玉、おろし生姜、白ごま、塩、ウスターソース、小分け袋に入ったおろしわさびが置かれている。

トレーを薬味台の上に置くと、湯呑みを1つ手に取り、給茶器で湯呑みに温かい緑茶を注いだ。更に小碗を1枚取って、天かすと天玉、おろし生姜を入れて、トレーの上に置いた。


更にスプーンとレンゲを持って、確保したカウンター席に戻る。


卓上にははなまる醤油と七味唐辛子、箸、楊枝、紙ナプキンが置かれている。箸を手にとって食べようとしたのだが、ふと思いついて、「北海道男爵のコロッケ」にウスターソースをかけることにした。


天ぷらなら塩で食べてしまうところなのだが、コロッケはソースと決めつけているので、先ほどの薬味台にコロッケの載った皿を持って行き、ソースをかけて席に戻る。
まずは緑茶を少し飲んで喉を潤した。続いて「豚バラ白菜あんかけうどん大」を食べることにする。「豚バラ白菜あんかけうどん大」は大きな丼に盛られた温かいうどんの上に白菜と豚バラ肉のスライスを載せて、その上から餡をかけ、刻みネギを散らしている。餡は帆立や海老、牡蠣などの海鮮の旨みをふんだんに加えた「清湯スープ」を使用したこだわりの餡で、仕上げにごま油を加えているとのこと。


まずは箸で餡がうどんによく絡まるように混ぜ合わせると、うどんを食べる。極太のうどんはもちもちとした食感で、うどんに程良く絡まった餡の旨みが美味しい。白菜はジューシーで甘く、豚バラ肉もその食感と旨みが美味しい。刻みネギのしゃきしゃきとした食感がアクセントになっている。
うどんを半分くらいまで食べてしまったところで、「豚バラ白菜あんかけ丼」を食べることにする。「豚バラ白菜あんかけ丼」は小さめの丼にご飯が盛られていて、その上に「豚バラ白菜あんかけうどん」と同様に白菜と豚バラ肉のスライスが載せられて、「清湯スープ」を使用した餡をかけ、刻みネギを散らしている。「豚バラ白菜あんかけ丼」はスプーンで食べた。


ご飯はうどんと異なる別の食感で美味しい。餡はご飯に程良く染み込んで、サラサラと食べられる。甘い白菜に豚肉の旨みがご飯と一緒に口の中に入ってくる。あっという間に丼が空になってしまった。
「豚バラ白菜あんかけ丼」を食べてしまうと、小器に入れてきた天かすと天玉、おろし生姜を残っている「豚バラ白菜あんかけうどん大」に全て投入して、うどんを食べることにした。薬味を投入したうどんを、あらためて箸で軽く薬味とかき混ぜて、うどんを食べる。天玉や天かすのサクサクとした食感がアクセントになっていて美味しい。「豚バラ白菜あんかけうどん大」は温かくて、今日のような寒い日には体の芯まで温まるように美味しいが、これにおろし生姜を投入すると、更に体の中から温まるように感じられて美味しい。

うどんを食べながら「北海道男爵のコロッケ」を食べることにする。コロッケは大きくて、なかなかボリュームがある。サクサクとした食感の衣を身にまとった「北海道男爵のコロッケ」の中は舌触りの滑らかなポテトが詰まっていて、ポテトの甘みが感じられる。衣にしみ込んだウスターソースの旨味がそのポテトに絡みつくようにして美味しい。


コロッケが無くなるタイミングでうどんも無くなった。丼の底には天かすや天玉、おろし生姜が混ざった餡が溜まっている。これを木のレンゲで掬って飲む。天かすや天玉が残った餡にボリューム感を与えていて、これだけでもなかなかの飲み応えである。
最後に丼を傾けて餡を飲み干す。湯呑みに残った緑茶も飲み干すと、一気に満腹感が襲ってきた。

席を立って、食器を返却台に戻すと、帰り支度をして店を出る。夕食を食べて温まった体に冷たい夜風が気持ちよかった。
電車に乗って帰宅の途に着く。幸い、途中の駅でシートに座ることができたので、そのまま寝てしまった。気が付くと、電車は日野駅のホームに滑り込むところだった。

電車を降りると、改札を出て自宅までの道を歩き始めた。夜になって一段と冷え込んできた。澄んだ暗い空には星が瞬いていた。

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今日のランチ(みそ煮込うどん@豊年屋)

2018年11月30日 | 食べ歩き(うどん・そば)


11月最終日の今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ暗い空が広がっている。朝の気温は5℃で弱い北風が吹いていて、風が冷たく感じられた。
今日は1日休みを取った。まだ起きるには早いと、再び布団に潜り込み、目が覚めた時には既に時計の針は10時を回るところだった。カーテンを開けると眩しいばかりに日射しが室内に降り注いできた。上空には雲ひとつ無い青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注いでいる。風はほとんど無く、穏やかな陽気である。

日中も良く晴れて、上空には青空が広がった。昼間の最高気温は16℃で、午後になって南よりの風が吹きはじめたものの、たっぷりの日射しが降り注いで過ごしやすい陽気となった。
午後になって、遅めのお昼を食べに行くことにした。昨日は久しぶりの飲み会に少々酔って帰ってきたこともあり、胃に優しい食事をしようと、今日は近所の蕎麦屋にうどんを食べに行くことにする。先日「天丼セット」を食べたそば処「大村庵」の前の通りを西に向かって200mほど歩いたところに蕎麦屋「そば処 豊年屋」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て右手奥に厨房があり、その手前に6人掛けのテーブル席がある他、正面には4人掛けのテーブル席が2卓とカウンター席が2卓、左手には一段上がって、座敷があり、4人掛けのテーブルが2卓配されていた。
女将さんにお好きな席にどうぞと言われて、4人掛けのテーブル席に腰を下ろした。テーブルには塩と七味、楊枝、灰皿、メニューが置かれている。

席に座ると湯呑みに入った緑茶が出された。緑茶を飲みながらメニューを眺める。メニューは各種そば・うどんとご飯もの等で構成されている。
注文したのは「みそ煮込うどん」「大盛り」である。一人前のライスを併せて注文した。注文を終えると、緑茶を飲んで料理ができるを待つ。しばらくして料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。

トレーの上には「みそ煮込うどん」と薬味、ライス、お新香が置かれ、空のお碗と箸、木製のレンゲが載せられている。
「みそ煮込うどん」は木の鍋敷の上に置かれた鉄鍋に入っている。麺は太麺で味噌味のダシに浸かっている。麺の上にはかまぼことネギ、白菜、シイタケ、豚バラ肉、こんにゃく、まいたけ、イモ、ニンジン、インゲン、ダイコン、油揚げといった具がたっぷりと載っていて、玉子が落とされている。


薬味は刻みネギである。


ご飯は茶碗に盛られている。


お新香はタクアンが2切れとカブの紫蘇漬けが3枚載せられている。


さっそく「みそ煮込うどん」を食べることにした。うどんをお碗に適量よそって食べるのが良いと思ったのだが、そうするとうどんが跳ねて汁が飛びかねない。鍋のままうどんを食べることにする。
添えられた大きなレンゲでダシを掬って小碗に注ぐと、ダシを飲む。熱々のダシは、サラサラとした食感で少々味噌辛い。続いて、薬味の刻みネギを全て鉄鍋に投入し、箸で直接鉄鍋からうどんを食べる。太いうどんはもちもちとした食感で柔らかい。

具の野菜はよく火が通っていて、柔らかくジューシーで美味しい。カマボコを食べながらうどんを食べた。うどんを食べていると、体が熱くなり、額に汗がにじんだ。デイパックの中から汗拭き用のタオルを取り出すと、タオルで汗を拭いながらうどんを食べた。
うどんがあらかた無くなったところで、今度は玉子を黄身を壊さないようにして、ご飯の上に載せた。その上からレンゲでダシをご飯の上にかけて、雑炊風にしてご飯を食べることにした。

玉子の黄身を崩すと、黄身がご飯に染み込んだ。玉子の甘みと味噌の旨みが合わさって、なんとも美味しい。これにお新香のタクアンとカブの紫蘇漬けをかじりながらご飯をかきこむ。ご飯の茶碗はあっという間に空になってしまった。
鉄鍋の底にはまだダシが残っている。このダシを鉄鍋を傾けて小碗に注いだ。だいぶ鉄鍋も冷えて、手で持っても熱くない程度まで冷えている。

ダシを注ぎきったところで、小碗を傾けて、ダシを飲み干した。
うどんを食べ終える頃に店のご主人がお冷やを運んできたので、コップを傾けてお冷やを飲む。


火照った体に冷水が美味しい。お冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
湯呑みに残った緑茶も飲み干すと、席を立って、勘定を払う。ところが、ご主人に告げられた値段は消費税が外税であることを勘案してもどう考えても高い。メニューの値段を見せて、これくらいの価格になると申し出たところ、メニューに載っていないご飯が250円になると、注文したときに聞いた価格と異なる価格を告げられた。どう考えても不満だったが、もうこの店に来ることは無いだろうと思いつつ、渋々、代金を払って店を出た。

一旦、家に帰り、机上の資料を整理。不要な物は処分し、書棚を整理する。その合間にパソコンを起動して、いろいろと作業を行う。そうこうする内に眠くなってきたので、1時間ほど昼寝をしてしまった。
しばらくすると、外は暗くなってきた。今日の日没の時間は16時28分で、この時期が一番日没の時刻が早くなる。昼間の時間がとても短いのが残念だ。結局、今日は無為に過ごしてしまった気がするが、たまにはこんな日があっても良い。

すっかり暗くなってしまったところで、風呂を沸かして風呂に入る。明日は出かけるのが早いということもあり、早々に布団の中に潜り込んだ。

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今日のランチ(富貴堂カレーうどん@富貴堂)

2018年11月12日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は日の出前の空にどんよりとした雲が広がっていて、暗い空がよりいっそう暗く思える。朝の気温は11℃で風はほとんど無く、やや湿度が高いせいか、冷たい空気が湿っぽく感じられる。
今日は有休消化のため1日休みを取った。朝、起きてモーニングコーヒーを飲みながらパソコンを起動し、メールを確認する。今日は朝刊が休みなので、インターネットでニュースを確認した。

日が昇ってくるに従って、薄日が射してきた。日中は上空に雲が広がっているものの、雲の合間から青空も広がってきた。昼間の最高気温は21℃で℃で湿度が高く、空気がヒンヤリしている割には動くと汗ばむような陽気である。
日中は所用で藤沢に行った。小田急線が今朝がた発生した人身事故の影響で、大きくダイヤが乱れていて、相模大野~片瀬江ノ島間が各駅停車のみの運転となっていた。予定より少し遅く藤沢に到着する。

予定していた所用を済ませたところで、お昼を食べることにした。お昼は藤沢駅北口銀座通り沿いにあるカレーうどん屋「富貴堂」で食べることにした。


店に入る。店内は奥と右手に厨房があり、厨房と壁を隔ててカウンター席が5席直線上に配されている他、左手には4人掛けのテーブル席が3卓配されている。
入口に店員がいて、カウンター席に座るように案内されて席に座った。卓上には七味唐辛子、箸、楊枝、紙ナプキン、ティッシュボックス、メニュー、冷水のポットが置かれている。冷水のポットには氷の浮かべられた冷水の中にカットレモンが入っている。

席に座るとお冷やと紙おしぼりが出された。お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューはAセット(お好みのうどん+ミニ丼)、Bセット(お好みのうどん+サラダ+デザート)、Cセット(お好みのうどん+ミニ丼+サラダ+デザート)の3つのセットがある。うどんは各種カレーうどんと讃岐うどんがあり、各種トッピングが用意されている。またミニ丼として「とろろ明太子丼」「しらす明太子丼」「とろっと玉子丼」「牛丼」「鮭丼」「高菜明太子丼」「カレー丼」がある。
注文したのはAセットである。うどんはカレーうどんの基本メニューとなっている「富貴堂カレーうどん」、ミニ丼は「しらす明太子丼」とした。「富貴堂カレーうどん」は「うどん大盛り」で注文することにした。

料理を注文するとお冷やを飲んで料理が出来るのを待つ。やがて、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。
トレーの上には「富貴堂カレーうどん」「うどん大盛り」と「しらす明太子丼」が載せられていて、木製のレンゲが添えられている。卓上の箸を一膳取り、トレーの上に載せた。

「富貴堂カレーうどん」「うどん大盛り」のうどんは太麺でクリーミーなカレーだしに浸かっている。うどんの上にはたっぷりの豚肉とネギが載せられている。


「しらす明太子丼」はうどんの丼よりは小さめの器にご飯が盛られ、その上に刻み海苔を散らしてシラスをたっぷりと載せ、中央に明太子を盛って、その周囲に醤油ベースのタレがかけられている。


さっそく「富貴堂カレーうどん」を食べる。最初にレンゲでダシを掬って口に運んだ。ダシはクリームスープのようなドロリとしたダシで、甘口のカレーといった味わいの中に濃厚な旨みが感じられる。ところが、最初に甘口のカレーうどんと思いきや、じんわりとした辛さが感じられて、次第に体が熱くなってきた。
うどんはコシのあるうどんで、弾力のある歯応えがあって美味しい。ネギは甘く、豚肉にダシが絡んで、うどんと一緒に口の中に入ってくる。うどんとネギ、豚肉をカレーのダシがうまくまとめているようである。

うどんをあらかた食べてしまったところで、ミニ丼の「しらす明太子丼」を食べる。最初はそのままで食べた。シラスの甘さに醤油ダレの旨みが加わって、箸が止まらなくなるくらいに美味しい。明太子のピリッとした辛さと粒々感が食感のアクセントになっている。
ご飯を少し残して、ここにダシを垂らし、雑炊風にしてご飯をかき込む。ご飯の粒がカレーのダシに浸って、サラサラと口の中に入ってくる。カレーとご飯の相性は抜群である。しかも濃厚な旨みで、ご飯が美味しい。

最後に丼を傾けてカレーうどんのスープを飲む。スープを飲み干すと、体が熱くなって、額に汗が浮かんだ。卓上のお冷やを飲み干して完食。美味かった。もう満腹である。
卓上に載せられた伝票を持って、入口脇のレジで代金を払って店を出た。外気が冷たくて気持ちが良い。少し、駅に向かってゆるゆると歩き始めた。

お昼を食べた後は、高校の同級生が営んでいるお店に行ってみる。懐かしい顔を見て、学生の頃に戻ったかのような気持ちになった。
夕方、電車に乗って帰宅する。再び上空に雲が広がってきたが、雨は降らなかった。

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