今日は曇り時々雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、小雨がぱらつく生憎の空模様となった。朝の気温は19℃で弱い北風が吹いていて、水分をたっぷりと含んだ空気がヒンヤリと感じられる。
だいぶ涼しくなってきたので、上着を着るか悩むのだが、今日は上着省略で出勤する。朝の通勤電車の車内はワイシャツ姿のサラリーマンはちらほらと目にする程度である。しかし、混雑している車内は結構、蒸し暑く、上着を省略していてちょうど良いくらいの室温である。とはいえ、来週から気温も下がってくるので、週末には秋物のスーツを出しておこう。
今日は昼前に出張のために外出する。新宿駅から中央線快速電車に乗り、昼頃、青梅線河辺駅で下車した。日中の青梅は曇っていて、上空には厚い雲が広がっている。昼間の最高気温は21℃で朝からほとんど気温が上がっていない。日射しは無く、弱い北風が吹いていて、シメシメとした空気が肌寒く感じられるような陽気である。
改札を出て駅南口に出ると、事務所に行く前にお昼を食べることにした。駅南口ロータリーから南に伸びる体育館通りを南に下り、奥多摩街道に出た。河辺駅前交差点を右折し、東青梅駅方面に歩いていく。市立総合病院前交差点脇に蕎麦屋「寿美吉」がある。今日はこの店に入ることにした。
店内に入る。小さい店の奥には厨房があり、その手前右手は一段あがったところに座敷があって、4人掛けのテーブル席が2卓ある他、左手には6人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が1卓ある。なお、店内にはトイレは無いとのことである。右手の座敷の席は先客で埋まっていたので、自分は左手のテーブル席に腰を下ろした。
女将さんが熱いほうじ茶の入った湯呑みを出してくれた。卓上には醤油とソース、七味唐辛子といった調味料の他、箸と楊枝、メニューが置かれており、傍らに雑誌が重ねられている。
ほうじ茶を飲みながらメニューを眺める。メニューは各種うどんとそば、ご飯物、定食、ビール、お酒等で構成されている。
注文したのは「カレー南蛮」「大盛」と「ライス」である。「カレー南蛮」はうどんで注文した。
料理を注文すると、ほうじ茶を飲んで料理が出来るのを待つ。店内には店に向けられた色紙ではないが、演歌歌手の色紙が多数貼ってある。マンガなどの棚があり、郵便局の営業職員だろうか、3人ほど座ってマンガを読んで、時間を潰しているようである。
しばらくして奥の厨房から女将さんが料理を一式トレーの上に載せて運んできた。トレーの上には「カレー南蛮」うどんの「大盛」と「ライス」の他に薬味、お新香、フルーツ、ふりかけ、冷水の入ったコップが置かれている。
大きな丼に入った「カレー南蛮」うどんの「大盛」は太いうどんがタマネギと豚肉の入ったたっぷりのカレーだしに浸かっている。
「カレー南蛮」うどんには薬味が添えられた。薬味は刻みネギである。
お椀に盛られたライスは並盛りである。
ライスにはお新香とフルーツ、ふりかけが添えられた。お新香はキュウリの浅漬けで、小皿に5切れほど載せられている。
フルーツはカットキウイで2切れほど小皿に載せられている。
ふりかけは鮭のふりかけである。
さっそく「カレー南蛮」うどんを食べる。薬味の刻みネギを全て「カレー南蛮」うどんに投入すると、まずはレンゲでだしを掬って口に運んだ。熱々のだしはサラサラとした食感で、結構辛めである。しかし、旨みとコクのある辛さで、なかなか美味しい。
続いて箸を取ってうどんを食べる。太いうどんはもちもちとした食感でつるつると喉越しが良くて美味しい。うどんにはタマネギや細切りにした豚肉が絡んで口の中に入ってくる。だしにはタマネギと豚肉がたっぷりと入っていて、食べ応えがある。
うどんをおおかた食べてしまったところで、レンゲでだしを掬って「ライス」に注ぐ。「ライス」がカレーだしに浸かってもなお、丼の半分くらいの量のカレーだしが残っている。
「ライス」にはふりかけも投入した。レンゲでライスとカレーだしをかき混ぜながらライスを口に運ぶ。ちょっと辛いカレー雑炊といった感じで、なかなか美味しい。サラサラとライスを食べてしまった。
丼に残ったカレーだしをレンゲで掬って飲む。箸休めにキュウリの浅漬けを食べた。浅漬けは冷たく、ちょっとした気分転換になる。厚めにカットされていて、ボリボリとした食感が美味しい。
カレーだしを飲み干すと、額に汗がにじんだ。汗拭き用のタオルで顔を拭い、お冷やを飲み干す。最後にキウイを箸で食べた。キウイはまだ若く、酸味が強いが、それはそれで美味しい。厚めにカットされているので、食べ応えもあった。
キウイを食べていると、アイスコーヒーが出された。コップに入ったアイスコーヒーには氷が浮かべられている。
アイスコーヒーにはミルクやガムシロップは無く、ブラックのまま飲んだ。苦みが強いアイスコーヒーは口の中がさっぱりとするかのようである。
アイスコーヒーを飲み干して完食。水腹なのだろうが、お腹もいっぱいになって満足である。会計を済ませると、店を出た。
お昼を食べた後は奥多摩街道を逆向きに歩いて事務所に向かった。
事務所で打合せを終えて、河辺駅に向かう。今日は直帰の予定なので、このまま帰宅するつもりだった。しかし、河辺駅に到着する前に、突然、職場から電話があり、急遽新宿に戻る事にした。
夜、新宿に戻って仕事にとりかかる。結局、帰ったのは夜遅くになってからだった。
連休明けの今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に澄んだ青空が広がっていて、朝日に照らされた小さい雲の切れ端が所々に浮かんでいる。渡り鳥らしい鳥の群が南から北に向かって飛んでいくのが見えた。
今朝の気温は16℃を下回り、弱い北風が吹いていることも手伝って、空気がヒンヤリと感じられた。今日の昼間は夏日になるとの天気予報に上着を省略して出勤したが、1日の寒暖の差が大きくて、朝は肌寒く感じられる。電車の中の通勤客もワイシャツ姿がぐっと減ったように思えた。
連休明けの通勤電車はどことなく混んでいるように思える。そういう自分はこの3連休、予定を入れずにゆっくり休むつもりでいたのだが、あまりそういうわけにはいかなかった。西新宿のホテルのディナーバイキングに妻と出かけたり、冬物のスーツを新調しに外出したりした。1日寝て過ごすというわけにはなかなかいかない。
今日の午前中は出張のため、西国分寺に行く。自宅から直行で行けないのは辛いところであるが仕方ない。一旦、新宿に出勤し、荷物を持って外出した。
午前中に所用を終えると、既に昼前になっていた。そこでお昼を食べて新宿に帰ることにした。昨年「カレー南蛮」を食べた蕎麦屋「京屋そば」から多喜窪通りを西に歩いていくと、府中メディカルプラザ入口交差点を越えたところで右手に蕎麦屋「そば処 増田屋」が見えてくる。今日はこの店に入ることにした。
店に入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、左手に4人掛けのテーブル席が6卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。女将さんに空いているテーブル席に座るように案内されて、入口に近いテーブル席に座った。席に座ると、女将さんが冷麦茶の入ったコップと紙おしぼりを運んできた。
卓上には醤油と一味唐辛子、楊枝、メニュー、冷麦茶のポットが置かれている。お冷やの冷麦茶を飲みながらメニューを眺めた。メニューは各種そば・うどんのメニューとして「温かいもの」「冷たいもの」「鍋物」「きしめん」「春夏おすすめメニュー」「季節限定メニュー」「府中もりあげそば」が用意されている他、「ご飯物」「お好み天ぷら」「お飲物」「一品料理」がある。また「ご飯物」にそばやうどんが付いた「お得なセットメニュー」や飲み物と一品料理の付いた「晩酌セット」がある。
店頭に「本日のサービス」として「カツ丼セット もり又はかけ」「ミニソバ定食(野菜天ぷら、もり、ライス、サラダ、お新香付」が掲示されていた。そこで「カツ丼セット もり又はかけ」を注文することにする。そばはもりそばを注文することにして、カツ丼ともりそば両方を大盛りで注文した。
注文を終えて、冷麦茶を飲んでいると、しばらくして料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。
トレーの上にはもりそばと蕎麦徳利、薬味の載った小皿の載った蕎麦猪口、カツ丼、お新香が載せられている。少し遅れて、そば湯の入った湯桶が運ばれてきた。
蕎麦は簀の子が敷かれた平皿に盛られている。やや白っぽい蕎麦である。
薬味はおろしワサビと刻みネギである。
カツ丼は丼に盛られたご飯の上にタマネギの入ったダシで煮られて、玉子でとじたカツが3切れ載せられていて、グリーンピースが散らされ、彩りを添えている。
お新香は白菜とニンジン、キュウリの浅漬けと沢庵が2切れである。ニンジンの浅漬けは細長くカットされて、彩り程度に添えられている。
まずは蕎麦を食べることにした。最初に蕎麦猪口に載せられている薬味皿を下ろすと、蕎麦徳利から蕎麦猪口にそばつゆを注ぐ。そばつゆは醤油ベースで、ほのかに甘みが感じられる艶のある口当たりの柔らかい濃厚なつゆである。これに薬味を全て投入すると、蕎麦をそばつゆに浸けて、そばをすすった。
蕎麦は柔らかめの食感でつるつるとのど越しが良く、美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。ひたすら蕎麦を食べると、蕎麦が無くなってしまった。
ここでカツ丼を食べることにする。カツ丼に載せられたカツは分厚く、厚みが2cmほどもある脂身の少ない豚肉を使用している。カツにかぶりつくと、淡泊な豚肉の旨みに濃いめのダシの旨みが口の中に広がった。ふわとろの玉子は甘く、カツとタマネギを優しく包み込むかのような味わいである。タマネギの旨みと甘みがアクセントになっていて美味しい。
カツはボリュームがあって、ご飯の量とのバランスがちょうどいい。カツにかぶりつきながらご飯を食べていると、カツが無くなったくらいで丼が空になった。残ったお新香は箸休めに食べてしまった。
最後にそばつゆに湯桶からそば湯を注いで飲む。
盛んに湯気の立っているそば湯は、ほどほどの濃さである。
箸でそばつゆとそば湯を適度にかき混ぜると、そばつゆを飲み干して完食。美味かった。満足である。
最後にコップに残った冷麦茶を飲み干すと、店の入口脇の厨房のカウンターで代金を払い、店を出た。西国分寺駅に出ると、電車に乗って新宿に向かう。
日中は雲が多いものの、雲と雲の合間から青空も見えて、日も射し込んでいる。昼間の最高気温は26℃で夏日となった。湿度はやや高く、少し動くと汗ばむほどの陽気である。
午後は事務室で仕事をした後、夜になって帰宅の途についた。夕方になって北風が強めに吹いて、空気が冷たく感じられた。
3連休初日の今日は雨のち曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、弱い雨が降っている。朝の気温は20℃で弱い北よりの風が吹いていて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられた。
雨は昼過ぎに止んだ。日中も上空には厚い雲が広がっていて、日射しのない空模様となった。昼間の最高気温は22℃と朝とあまり気温が変わらないが、湿度が高いせいか、空気は涼しく感じられるものの、少し動くと蒸し暑さを感じた。
今日は午前中、近所の医者に行った。先日から咳が止まらなくなった。熱は無く、風邪をひいた訳でもないが、喉の奥がむず痒くて、咳が出る。夜も寝れないくらいになってしまったので、仕方なく雨の中、傘を差して行ったのである。薬を処方してもらい、近くの薬局に行って薬を受け取ると、一旦、自宅に帰った。
午後は実家に顔を出すことにした。昼過ぎに家を出ると、雨は止んでいたが、また雨が降るかもしれないと折り畳み傘を持って家を出た。日野駅から電車に乗って八王子駅に出る。
八王子からは横浜線で町田に出て、町田から小田急線に乗り換えるのだが、考えてみれば朝から何も食べていないことに気付いて、お昼を食べていくことにした。電車が八王子駅に到着したところで、改札を出ると、駅北口に出た。1階に降りて駅前のロータリーを時計回りに歩いていくと西放射線ユーロード入口前の五叉路に出るが、その手前の左手のビルの地下1階にうどん屋「はなまるうどん 八王子駅北口店」がある。今日はこの店に入ることにした。
階段を下りると、店の入口があるので扉を開いて店内に入った。店内は右手に厨房があって、入口脇には天ぷらコーナーがあり、各種天ぷらが並んでいる。天ぷらコーナーの手前にはトレーや天ぷら用の皿が重ねられている。
トレーと天ぷら用の皿を1枚取り、先に進んだ。天ぷらコーナーには「鶏の唐揚げ」「北海道男爵のコロッケ」「えび天」「さつまいも天」「ちくわ磯辺揚げ」「とり天」「げそ天」「野菜かき揚げ」が並んでいる。その中から「げそ天」を皿に1個載せると、先に進んだ。
天ぷらコーナーの隣にはおにぎりのコーナーがある。4種類のおにぎりが並んでいたが、その前を通り過ぎて、うどんの注文コーナーに進んだ。注文カウンター脇に掲げられたメニューを見て、料理を注文する。
注文したのは「ふわ玉サラダうどん(冷)中サイズ」である。この「ふわ玉サラダうどん」は大サイズの用意は無いとのこと。有料で野菜増量にもできるが、今回は見送った。また、サラダうどんはドレッシングは「焙煎胡麻」と「生姜と玉葱」の2種類が選べるということで、「焙煎胡麻」を選んだ。
これにライス(小)も注文した。料理をトレーの上に載せてもらうと、レジカウンターに進む。レジ前でスマホのはなまるのアプリを立ち上げて、天ぷら1個無料のクーポンの画面を店員に提示し、代金を精算する。
レジの正面には薬味台がある。薬味台にの左手には給水器が設置されていて、その横にコップが置かれた棚があり、その右手に薬味が置かれている棚が置かれている。薬味台には天かすと天玉、おろし生姜、白胡麻、醤油、七味、ソース、塩、小袋に入ったおろしワサビといった薬味が並べられている他、取り皿とレンゲ、スプーンが用意されている。
トレーを薬味台に置くと、コップを1つ手に取り、コップに冷水をそそぎ入れた。更に小皿を1つ手に取り、小皿に天玉と天かす、おろし生姜を適量盛ってトレーの上に置いた。
「げそ天」の載った天ぷら用の小皿には塩を少し盛った。スプーンもトレーの上に載せると、店内に進んだ。
店内は店の奥に4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が1卓設けられている他に、その中央に仕切り板を設けてカウンター席としている11人掛けのテーブル席が1卓と7人掛けのテーブル席が1卓、仕切壁に面して設けられたカウンター席が5席、壁に面して設けられたカウンター席が合計で6席ある。
壁に面して設けられたカウンター席の1つに腰を下ろした。卓上にははなまる醤油と七味、箸、楊枝、紙ナプキンが置かれている。まずはお冷やを少し飲んで喉を潤すと、まずは「ふわ玉サラダうどん(冷)」を食べることにした。
「ふわ玉サラダうどん(冷)」は舟形の器に盛られたうどんの上にダイコンとニンジンの千切り、カットされたサニーレタスが盛られ、揚げたゴボウとオクラがその周囲に添えられている他、サニーレタスの上にスクランブルエッグをトッピングされていて、その周囲に焙煎胡麻ドレッシングがたっぷりとかけられている。船形の器の底にはつけだしが溜まっている。
まずは箸で全ての野菜とうどんがつけだしに絡むようにかき混ぜた。更に薬味を半分うどんの器に入れて、更にかき混ぜ、口に運ぶ。もちもちとした極太のうどんは胡麻のドレッシングとつけだしが絡んで、さっぱりと美味しい。ドレッシングの酸味につけだしの旨みが絡んでなかなか食べ応えのある味わいである。
サニーレタスやニンジン、ダイコンのシャキシャキとした歯ごたえにオクラのネバネバとした食感が絡む。揚げたゴボウは衣がサクサクとしていて、これに天玉や天かすのサクサクとした食感が加わり、食感のアクセントになっている。うどんを食べているとふんわりとした食感の玉子の甘みがほんのわずかにアクセントになっているようである。
うどんをあらかた食べてしまうと、げそ天を食べることにした。げそ天は昨年冬に食べ損ねた天ぷらである。いかげその原料となるスルメイカは近年不漁で、はなまるうどんの「げそ天」は名物の天ぷらでありながら、安定した原材料の入荷が困難となり、季節限定となりつつある。
「げそ天」はイカの足4本分に米粉を配合した天ぷら粉を使用した衣をつけて揚げてある。塩をつけて食べることにした。「げそ天」はカリカリとした食感の衣の下にプリプリとした歯応えのイカが詰まっている。これを塩で食べることで、イカの甘みと淡泊なうまみが凝縮されたような味わいである。しかもなかなかボリュームがあって美味しい。
げそ天を食べながらご飯を食べる。
前回の経験で、うどんの残ったつけだしにお碗一杯分のご飯を入れると、つけだしが少なめに感じたため、今回はげそ天を食べながらご飯を半分くらい食べることにした。ボリュームのあるげそ天では、ご飯(小)は逆に少なすぎる。ご飯をセーブしつつ、げそ天にかぶりつく。
げそ天を食べ終えると、残ったご飯をうどんを食べ終えた丼に投入し、更に、先ほど残しておいた天かすや天玉、おろし生姜を投入して、丼の底に溜まっているつけだしや薬味と軽くかき混ぜて、スプーンで掬って食べた。ご飯を食べてしまうと、丼も綺麗に空になった。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。お腹もいっぱいである。
食事を終えると席を立って、食器を返却し、店を出た。再び駅に戻り、電車に乗って藤沢に向かった。
藤沢の実家に寄ると、馴染みの理容店に行って散髪してもらった。髪を短く切ってもらうと、気分もスッキリとした。
夜になって日野の自宅に戻る。日野駅から自宅までの道を歩きながら、上空を見上げると、雲の合間から暗い空が見えていた。
8月最終日の今日は晴れ一時雨。今朝は上空に薄雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて朝日が射し込んでいる。朝の気温は25℃で熱帯夜とはならなかったものの、風は無く、湿度が高くて蒸し暑い朝となった。
今日は先日の休日出勤の代休で1日休みである。昨日、飲み会で遅く帰ってきたこともあり、朝、妻の出勤を見送るとそのまま布団にUターンをして二度寝をしてしまった。
再び目を覚ましたのは昼前である。上空には朝と同じく、薄雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、暴力的な日射しが降り注いでいる。昼前から南風が吹いてきて気温はぐんぐんと上昇し、昼間の最高気温は36℃と猛暑日となった。
とりあえず、お腹が空いた。とはいえ、昨日結構、飲んだり食べたりしたので、軽くお昼を済ませたいところである。そこで、地元のそば屋で蕎麦を食べようと、身支度をして家を出た。
日野駅から日野駅前通りを歩いて東に向かうと、やがて用水路が傍らを流れる道に合流する。この道を歩いて行くと、右手に小学校が見えてくるのだが、その左手に「手打ちそば ちばい」と書かれた看板が目に入る。
ここで左に折れて用水路を渡り、直進した。店などあるのかと半信半疑に思いながら道を歩いていくと、正面突き当たり左手の民家に「手打ちそば ちばい」と書かれた看板が見えてきた。
店はこの家のようである。看板の誘導するとおりに家の敷地に入った。
家の玄関には「散策組屯所 ちばい」と書かれた紙と竹で作られた看板が掲げられており、営業中の札がかかっている。ちょっと意を決しながら扉を開けた。
自宅をそのまま店にした店内、というよりは家の中は玄関の右手に厨房があり、左手に座敷の大部屋がある。店主が出てきて、座敷に通された。庭に面した部屋の右手は座敷に4人ほどが座れる座卓が2卓と2人ほどが座れる座卓が1卓あり、衝立を挟んで左手に6人ほどが座れるテーブル席がある。床の間のある座敷には仏壇も置かれていて生活感あふれる空間である。
先客は女性の1人客で手前の座卓に座っていたので、自分は窓側の座卓に腰を下ろした。卓上には七味とメニューに加えて、この店を紹介する新聞のスクラップのラミネートや新撰組に関する各種雑誌などが置かれている。
座布団に腰を下ろすと、店主が冷麦茶の入った湯呑みと紙おしぼりを運んできた。卓上に置かれたメニューを見ながら料理を注文する。メニューは冷たい蕎麦として「盛り蕎麦」「とろろ蕎麦」「大根蕎麦」「鴨蕎麦」、温かい蕎麦として「かけ蕎麦」「かけとろろ」「鴨かけ」「熱盛蕎麦」が用意されている他、各種甘味、飲み物、「かきあげ」「蕎麦がき」「生蕎麦(要予約)」「蕎麦かっけ」「玉子焼き」「揚げ蕎麦がき」で構成されている。
注文したのは「盛り蕎麦」「大盛」である。これに「かきあげ」をあわせて注文することにした。料理を注文すると、冷麦茶を飲みながら卓上の雑誌などに目を通す。この店の店名でもある「ちばい」とは新撰組組長の近藤勇がその慎ましく咲く姿に心打たれたという逸話が残る梅のことで、この店の店主は新撰組についての博識をお持ちだった郷土史家のご子息とのこと。
しばらく冊子などに目を通していると、やがて奥から店主が料理を一式トレーの上に載せて運んできた。
トレーの上には蕎麦と蕎麦徳利、薬味の載った小皿を載せた蕎麦猪口、かきあげが載せられている。
大盛りの蕎麦は大きな丸皿に簀の子が敷かれて盛られている。少し扁平な形をした蕎麦である。
蕎麦猪口の上に載せられた薬味皿に盛られた薬味は刻みネギとおろしワサビである。
ネギと小エビが入っているかきあげは皿に敷かれた紙の上に2個載せられていて、抹茶塩が添えられている。
まずは蕎麦を食べることにした。最初に蕎麦猪口に載せられている薬味皿を下ろすと、蕎麦徳利から蕎麦猪口にそばつゆを注ぐ。つけ汁は醤油ベースのサラサラとした食感で旨みの濃い味わいである。
これに薬味を全て投入すると、蕎麦をそばつゆにつけて、蕎麦をすすった。蕎麦はシコシコとした歯応えでつるつるとした喉越しが美味しい。蕎麦にたっぷりとそばつゆを浸けて食べるためか、そばつゆがやや少な目に感じられるのは気のせいか。とにかく大事に蕎麦をすすった。
蕎麦を食べながら、抹茶塩を付けてかきあげを食べる。サクサクとした食感の薄い衣をまとったかきあげはジューシーなネギとぷりぷりとした海老の組み合わせが美味しい。輪切りにされたネギは熱が入って甘く、これに海老の甘さが加わって、なかなか食べ応えがある。抹茶塩が海老とネギの旨みを凝縮しているかのようである。
かきあげを食べながら蕎麦をすすっていると、店主が湯桶に入れたそば湯を運んできた。
蕎麦とかきあげを全て食べてしまうと、残ったそばつゆにそば湯を注いで飲む。湯桶の中には薄い感じがするそば湯が入っていた。
そばつゆを飲み干して完食。美味かった。満足である。最後に湯呑みに残った冷麦茶を飲み干すと、席を立って、玄関に進んだ。店主が出てきたので、勘定を払って店を出る。雰囲気は悪くないが、知らないと店に入るのに勇気が要るのが難点といったところだろうか。
店を出た後は、日野駅から電車に乗って立川に出た。立川で所用を済ませて、帰宅する。
午後2時半くらいににわかに雷鳴が轟き始めると、次第に雲が広がってきた。やがて大粒の雨が降り出してきたが、雨は20分ほどで止み、再び青空が広がってきた。上空には薄雲が浮かんでいるが、強い日射しも戻って、蒸し暑くなった。雨が降ると気温も幾分下がり、北よりの風が吹いてきた。
夕方、再び買い物のために外出。電車に乗って隣駅の豊田にあるイオンモール多摩平の森に向かった。外は再びどんよりとした雲が広がっていて、いつ雨が降り出してもおかしくないような空模様である。気温はだいぶ下がっているが、湿度が高くて、空気がシメシメとしていた。再び汗だくになりながら、買い物を済ませて帰宅した。
今日は晴れ。今朝は上空に小さな雲がいくつか浮かんでいるものの、青空が広がって、朝日が燦々と強い日射しを降り注いでいる。朝の気温は26℃で、今朝は再び熱帯夜となった。北風が吹いていて、湿度が高く、ムシムシとした陽気である。
日中は雲が増えてきたものの、上空には青空が広がっていて、強烈な日射しが降り注いでいる。都心では昨日から暖かく湿った空気を伴った南風が吹いていて、湿度が高く、蒸し暑い。昼間の最高気温は35℃を若干下回って真夏日となったが、場所によっては35℃を越えた所もあるようである。厳しい残暑となった。
今日は金曜日ということもあるが、結構、精神的に疲れた気分である。しかも明日は休みだが、明後日は出勤の予定となっている。今日は仕事をを終えると、早々に帰宅することにした。
定時を回り、仕事に区切りをつけると、帰り支度をして職場を出た。空には雲が浮かんでいるが、雲と雲の合間から西日が射し込んでいて、湿度が高く、蒸し暑い。足早に歩いて新宿駅に入った。
今日は夕食を食べて帰ることにした。新宿駅から電車に立川行きの中央線快速電車に乗って、終点の立川駅で下車する。電車は立川駅上りホーム3・4番線に到着した。ホームの東側コンコースに上る階段の裏手に立ち食い蕎麦屋「清流そば立川3・4番線ホーム店」がある。今日はここで食べることにした。
店はホーム中央側と3番線側に入口があり、ホーム中央側の入口外側の右脇にタッチ式の券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは基本的に先日「鬼おろし海苔つけ蕎麦」を食べた立ち食い蕎麦屋「清流そば立川5・6番線ホーム店」と同じである。
購入した食券を手に店内に入った。店内は店の中央から奥にかけて厨房となっていて、厨房を囲むようにL地形に立ち食い用のカウンターが設けられている。9人くらいは同時に食事ができそうなくらいのスペースである。
カウンターの一番端に着くと、食券をカウンター内にいる店員に手渡した。注文したのは季節限定メニュー「ぶっかけネバネバそば」「大盛り」と「ライス」である。「ライス」を券売機で買う前に、店員にそば湯が無いことを確認してから「ライス」を購入した。先日立ち食い蕎麦屋「いろり庵きらく 八王子店」で「肉つけ蕎麦」を食べたときのような愚を犯すまいと思ったからである。
注文を済ませると、店の角付近に設置されている給水器の前に進んだ。給水器が置かれている棚の下には空のコップが重ねられていて、コップを1つ手に取ると、給水器からコップに注いで、まずは一気に水を飲み干した。水は冷たくなく、むしろ常温といった感じだが、とにかく体が水を欲していたので仕方ない。もう1杯水をコップに注ぐと、確保したカウンターに戻った。
カウンター卓の上には七味とすりごま、箸、楊枝、紙ナプキン、レンゲ、台ふきんが置かれている。
しばらくして、料理がカウンターの中から出された。
「ぶっかけネバネバそば」「大盛り」は丼の中に冷水でしめた蕎麦が盛られていて、その上に大きめにカットされたオクラとモロヘイヤが載せられた上にミニトマトがトッピングされ、その脇に削り節と刻みネギが添えられて、その上からそばつゆがかけられている。これで1日の1/2の緑黄色野菜が入っているとのことである。丼の縁にはおろしワサビがトッピングされている。
ライスは小さめのご飯茶碗にすりきりくらいに盛られている。
箸を取ると、蕎麦と蕎麦の上に載せられた野菜が適度に混ざり合うように箸でかき混ぜる。おろしワサビも全部、かき混ぜると、蕎麦を口に運んだ。
冷水でしめられた茶褐色の蕎麦はシコシコとした食感で、弾力のある歯ごたえが美味しい。削り節の入ったそばつゆは旨みが濃くて、ツンとしたワサビの風味が美味しい。ネバネバ野菜にジューシーなトマトとシャキシャキとしたネギが蕎麦に絡んで口の中に入ってくる。さっぱりとした味わいで美味しかった。
蕎麦をあらかた食べ終わったところで、ライスを丼に投入。箸でライスをそばつゆに絡ませるように適度にかき混ぜると、丼を持って、雑炊風にかき込んだ。とにかく食べている間は夢中だったのだが、レンゲがあるので、レンゲで食べれば良かったと、食べ終わってから気が付いた。
ライスを食べ終えて完食。結構、お腹もいっぱいになった。コップに残ったお冷やも飲み干すと、店員に声をかけて店を出た。
コンコースに上がり、中央線下りホームに降りると、再び電車に乗って帰宅の途につく。電車が日野駅に到着し、駅から自宅を目指して歩き出す。空は既に暗くなり、雲の合間から星が瞬いていた。