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撮影会@葛西臨海公園

2022年06月25日 | 写真


今日は晴れ。今朝はほぼ快晴で、地平線付近に雲が漂っているのが見えるが、上空には澄んだ青空が広がっていて、朝日が照りつけている。今朝の気温は26℃で湿度が高く、南よりの風が吹いている。未明に少し気温が下がったので熱帯夜とはならなかったものの、日射しが強く、朝から既に蒸し暑い。
今日は久しぶりに写真部の撮影会があり、朝から出かけることにした。今回はの撮影機材は先週手元に戻ってきたミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」の大三元レンズ3本セット、単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」を持っていくことにした。

今日は猛暑日になるとの天気予報を見て、Tシャツ1枚で外出する。日野駅から電車に乗って、集合場所の葛西臨海公園駅に向かう。


駅前のスタバでモーニングでも、と思っていたのだが、当てが外れた。土日の営業は10時からということで、店は閉まっている。店の並びにあるコンビニでおにぎりとドリンクを買って簡単に朝食を済ませると、海側に向かって歩いていく。集合時間まで海を眺めて過ごした。
葛西臨海公園の正面には羽田空港が望める。空港からは豆粒のような飛行機がひっきりなしに離発着していて、それを見ているだけでも面白い。その手前には東京ゲートブリッジが見えていた。

海岸沿いは強い海風が吹いている。強い日射しと湿り気を帯びた海風でたちまちの内に汗だくになってしまったが、日陰に入ると風が心地よい。公園の木々の濃い陰の下にある腰掛けに座って、朝のひとときを過ごした。


集合時間の少し前に葛西臨海公園駅改札に行き、そこからメンバー全員で葛西臨海水族園に向かう。既に気温は30℃を越えていて、強い日射しが照りつけている。木陰を探しながら水族館の館内に入った。建物の中は空調が効いていて涼しい。だいたい考えていることは他の人も同じらしく、水族館の館内は思いのほか混んでいた。


エスカレーターで下に降りるとクラゲやウナギの稚魚のシラスの水槽がある。青い光に透けるクラゲは涼しげに見えた。


久しぶりの水族館での写真撮影だが、なかなかうまくは撮影できなかった。この水族館はドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロが有名だが、高速で泳ぐ魚の撮影はなかなか難しい。


そもそも水族館での撮影についてはいくつも禁止事項がある。三脚・一脚の使用は出来ないのは当然だが、その他ライト・フラッシュを使っての撮影や、レフ板も使えない。
その上、水槽によっては暗く、水の汚れや水槽のガラスの傷などをオートフォーカスが拾ってしまうと、魚に焦点が合わなかったりする。実際、マグロの撮影はかなり難しかった。

比較的うまく撮影できたのは世界の海や渚の生物、ペンギンの生態、東京の海、淡水生物館のエリアである。
ゆっくりと動く魚もなかなか写真に撮るのは難しい。


色とりどりの魚が泳ぐ水槽では、キンメダイの一種が岩陰に休んでいた。


隣の水槽ではオーストラリア南部の海に生息するヨウジウオのなかまの「ウィーディシードラゴン」がゆっくりと水槽の中を泳いでいる。魚を写真に撮るのは難しくないが、水槽への映り込みが課題だった。


別の水槽では銀色に輝く体をひるがえしながら悠々と泳ぐ魚の群れが目に入る。


このルックダウンという魚は西大西洋の熱帯域に分布している肉食魚で、正面から見ると驚くほどに薄い。


薄い魚といえば、ワイドアイド フラウンダーというカレイ目の魚は横に平べったい。薄い円盤状の体から目だけがぎょろりと尽きだしているような魚である。


他にも着物を着たような美しい姿をしたミノカサゴが水槽の中を悠然と泳いでいる。この魚はひれには毒を持ったとげがあるとのことだが、写真映えのする美しい魚で、見ているだけならいつまでも見飽きない。


また別の水槽ではカクレクマノミがイソギンチャクの中から顔を出していた。


一方、大洋の航海者や深海の生物、海鳥の生態といったエリアは全くといっていいほど写真が撮れなかった。
それでもドーナツ型の大水槽の上部をゆっくりと泳ぐエイの雄大な姿を写真に撮ってみた。


撮影に利用したレンズは交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」以外の出番はほとんど無かった。逆にいえば、標準レンズで十分だということである。もっとも建物の撮影には広角レンズが欠かせない。一方で、ペンギンの生態のエリアでも望遠レンズは出番が無く、標準レンズでもかなり楽しめた。
水中を泳ぐフンボルトペンギンはさながら水中の鳥だ。


羽を広げてグライダーのように滑空ならぬ滑水をしているように見える。


日中の最高気温は32℃で真夏日となった。ちなみに都心や八王子は35℃を越えて猛暑日となったとのこと。葛西臨海公園は海に近いということもあって、そこまで気温が上がらなかったものの、猛烈な南よりの風が吹いていて、外に出ると海面に白波が立っているのが見える。


海から運ばれてくる風は湿度が高くて、体がべたつくような感覚が不快に感じられた。
本館を楽しんだところで、少し休憩をすることにした。

( 今日のスイーツ(ペンギンのあしあと@シーウィンド) に続く )

本館を出た後は、敷地の中にある淡水生物館に向かった。淡水生物館は自然が豊かだったころの東京周辺の水辺が再現されており、その水中を鑑賞することが出来る。


せせらぎにはモツゴが光の中を泳いでいる。


下流域にはクサガメの後ろをオイカワの群れが片時も離れないように泳いでいるのが見えた。


淡水生物館を出ると、庭をぐるりと廻って、葛西臨海水族園を出た。既に時計の針は午後にさしかかっているが、まだ日は高い。そこで、鳥類園に行ってみることにした。

( 撮影散歩@葛西臨海公園 に続く )


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