今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空にどんよりとした雲が広がっていたが、東の空は雲が切れて薄明るくなってきていた。春分の日を過ぎて、急に朝が明るくなってきたように感じられる。今朝の気温は11℃で、強い北よりの風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面はほとんど乾いていたが、まだ所々、シミのように黒く濡れていた。湿った空気がヒンヤリと感じられる。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから出勤することになっている。朝5時過ぎに起床すると、髭を剃って顔を洗い、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れた。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませる。朝日が昇ってくると、上空の雲の合間から青空が広がって、外が明るくなってきた。
定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始する。外が明るかったのは朝だけで、再び雲が上空に広がってきた。雲の隙間から薄日が射すことがあるものの、スッキリしない空模様である。時計の針が10時を廻ったところでテレワークの業務を終了すると、端末をビジネスリュックサックに入れて出勤した。
日野駅から中央線中央特快電車に乗って新宿に向かった。緊急事態宣言が明けて最初の今日は、電車の車内もそれほど混んでいなかったが、それでも、危うく席に座れないかと思ったほどである。電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて外に出た。
日中は雲の多いスッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は16℃で湿度が低く、北よりの風が吹いている。4月上旬並みの気温とのことだが、乾いた風が冷たくて、薄手のコートが手放せない。雲の隙間から陽光がこぼれ落ちるように日が射していて、空気がヒンヤリと感じられた。
時計の針はちょうどお昼にかかるところだったので、今日も職場に行く前にお昼を食べていくことにした。先日、「ロースカツ定食上」を食べた居酒屋「旅籠(はたご)」と通りを挟んで、斜め向かいにあるビルの地下1階にある和食料理店「元祖*石器日本料理 三是」に入ることにした。この店のあるビルの1階と2階には先日お茶をしたカフェ「ドトールコーヒーショップ 西新宿一丁目店」がある。
階段を降りていき、換気のために開け放たれた扉に入った。
入口のレジに置かれた消毒液で手指を消毒すると、店員が出てきて席に案内してくれた。案内された席は店の一番奥の丸い4人掛けのテーブル席である。テーブル席の上には十字形に仕切られたパーティションが置かれていて、各席ごとに紙ナプキンと楊枝、メニューが置かれている。席に座ると、店員が温かい麦茶の入った湯呑みと冷たいおしぼりを運んできた。
麦茶を飲みながらメニューを眺める。
注文したのは「すき焼き膳刺身付き」である。ランチはごはん、赤だし、お新香、サラダ付きとなっているが、刺身が付く料理にはサラダは付かないとのこと。また、ごはんと赤だしはお替りができるとのことなので、ごはん大盛で注文することにした。料理を注文すると、メニューが下げられた。
お茶を飲んでいると、しばらくして、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上にはすき焼きの鍋、生玉子、刺身、醤油皿、漬物、ご飯、赤だしといった料理が所狭しと置かれていて、箸が添えられている。
テーブルの上に店員がトレーを置くと、すき焼きの鍋の下の簡易コンロの中の固形燃料に火をつけた。すき焼きの鍋にはさしが適度に入った薄い牛肉が折りたたむように載せられていて、湯気が盛んに上がっている。
まずはおしぼりで顔を手を拭くと、お椀の蓋を取って、赤だしの味噌汁を飲むことにする。味噌汁はトサカ海苔が入っていて、ミツバがたっぷりと浮かべられている。
ミツバの清涼感に海苔のふんわりとした食感が美味しい。赤だしの濃い味噌汁は空腹の胃袋に染み渡るようである。
続いて、刺身を食べることにした。刺身は大根のツマの上に大葉を1枚敷き、その上にマグロの赤身とブリの刺身が2切ずつ載せて、おろしワサビを添えている。
醤油皿には既に醤油が入っている。
この醤油におろしワサビを溶かして、ワサビ醤油を作った。
最初にマグロの刺身をワサビ醤油にたっぷりと浸けると、口に運ぶ。厚めにカットされたマグロの赤身はもっちりとした食感で、濃厚な味わいで美味しい。ワサビのツンとした辛味がアクセントになっている。マグロの余韻を楽しみながらご飯をかき込む。
ご飯はお碗に山盛りに盛られている。
硬めに炊かれたご飯は口の中でパラパラとほぐれるように散らばって、マグロの赤身の旨味と一体となるようにして喉の奥に消えていく。2切れ目のマグロは、ワサビ醤油に付けると、ご飯の上に載せた。ごはんと一緒に食べると、また格別の味わいである。赤身の旨味がダイレクトにごはんに伝わって、それをご飯がしっかりと受け止めて口の中に飛び込んでくる。赤身一切れでごはんが見る見るうちに減っていく。
続いてブリを食べた。ブリもまた厚めにカットされていて、口の中に入れると、舌の上でとろけるような食感と淡白な旨味が美味しい。2切のブリを食べると、大根のツマも平らげた。
刺身を食べ終えるころには、すき焼きの肉もだいぶ煮えてきたようである。肉をひっくり返すと、いよいよすき焼きを食べることにした。すき焼き鍋には大きな薄切りの牛肉の他、シイタケが2個、お麩と焼き豆腐が1切れずつ、ネギ、しらたき、エノキ、シメジ、春菊が入っていて、紅心大根のスライスが1枚トッピングされて彩りを添えている。
すき焼き鍋には生玉子が付いている。生玉子の黄身はオレンジ色のような鮮やかな黄色である。
生玉子を軽く箸でかき回すと、肉を1枚取り、生玉子が落とされた小器に肉を移してたっぷりの生玉子を絡めて口に運んだ。玉子の濃厚な甘味にふんわりとした食感の牛肉の組み合わせはえもいわれぬほどに美味しい。薄いながらも肉の歯応えがあり、しかも割り下を吸った肉はジューシーで、赤身の旨さに脂身の甘さが口の中で玉子と絡みあう。1枚の牛肉でご飯が進む。我を忘れるように肉を食べていると、肉が無くなった。
ご飯はお替りするつもりで、残りのご飯は漬物で食べることにする。漬物は厚切りのタクアンが2切れときゅうりの浅漬けが2切れである。
きゅうりの浅漬けはヒンヤリとしていて、ほんのりとした塩味が美味しい。タクアンはパリパリとした歯応えで、良い箸休めとなった。ご飯が無くなったところで、赤だしの味噌汁も飲み干した。
ここで、ご飯をお替わり。量は並盛りとした。赤だしの味噌汁もお替わりすることにした。
並盛りのご飯が運ばれてきた。
赤だしの味噌汁は、2杯目も蓋付きのお椀である。
すき焼きのさまざまな具を生玉子の小器に入れると、生玉子と絡めてご飯の上に移し、ご飯をかき込む。シイタケは肉厚で、ジューシーな上にボリュームがあって美味しい。熱の通ったネギは甘くて、とろけるような味わいである。割り下をたっぷりと吸ったしらたきはジューシーで味が濃くて美味しい。
お麩はふんわりとした食感で、優しい味わいである。焼き豆腐はしっかりとした歯応えで、なかなかのボリューム感が楽しめた。紅心大根のスライスは熱が入ってもなおシャキシャキとした食感で、料理にアクセントを与えている。エノキやシメジはジューシーな味わいで美味しい。春菊の苦みもすき焼きにアクセントを与えている。
残ったご飯に生玉子の器に入った生玉子と少量の具をかけて、サラサラと食べる。すき焼きの鍋もおおかた空になったが、まだ具が少し残っている上に、割り下も溜まっているのがもったいない。そこに残ったご飯を投入した。割り下や具をご飯に絡めて食べる。すき焼きの鍋は重い上に、まだ熱い。注意深く箸でご飯を一粒一粒つまむようにして食べた。
残った漬物を片付けると、最後に2杯目の赤だしの味噌汁を飲む。
濃い味わいの味噌汁は口の中の甘辛い割り下の余韻を全て洗い流すようにして、その味わいが口の中に広がった。ミツバの清涼な風味を味わいながら味噌汁を飲み干して完食。満腹で、しかも大満足である。最後に湯呑みに残った麦茶を飲み干した。
おしぼりで口を拭くと、身支度を調えた。コートとビジネスリュックサックを持つと、伝票を持って店の入口にあるレジに進む。代金を精算すると店を出た。
店を出た直後は日が射して明るかったが、再び太陽が雲に隠れて、薄暗くなってしまった。途中、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後は事務室で仕事である。今日は特に会議の予定などもなかったが、いろいろと打合せが入って、気が付くと夜になってしまっていた。仕事に区切りが付いたところで、机上を整理して職場を出る。
建物を出ると、弱い雨がパラパラと降っていた。傘を差すほどでもないと思ったのだが、地下道に入るまで急ぎ足で歩いても、少し濡れてしまったようだ。地下道から新宿駅まで歩いて行き、そのまま改札を抜けて中央線ホームに昇った。
混雑を避けて通勤快速電車の1本前の快速電車に乗ると、空席がいくつか空いている。その中の1つに腰を下ろすと、眠気が襲ってきた。窓に頭を預けて、そのまま睡魔に身を任せる。気が付くと、電車は日野駅に到着するところだった。
ホームに降りて、駅の外に出た。日野駅のあたりは雨は降っていなかったが、路面に濡れた跡があり、雨が降ったらしいことは分かった。上空には白っぽい雲が広がっている。北よりの風が吹いていて、湿った空気が涼しく感じられた。
今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空を雲が覆っているものの、東の空は雲が切れて明るくなっている。今朝の気温は8℃で湿度が低く、弱い西よりの風が吹いていた。ベランダの外に出ると、寝起きの頭がヒンヤリとした冷たい朝の冷気で目が覚めるようである。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから出勤することになっている。朝5時過ぎに起床すると、髭を剃って顔を洗い、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れた。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませる。窓の外からは鳥がさえずる音が聞こえている。
定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始する。窓から見える雲は薄くなって、青空が透けて見える。空はすっかり明るくなっていて、薄日が射していた。時計の針が10時を廻ったところでテレワークの業務を終了すると、端末をビジネスリュックサックに入れて出勤した。
日野駅から乗った電車は混んでいた。立川駅でシートに座ることが出来たが、車内は月曜日よりも明らかに混んでいる。電車が新宿駅に到着して、駅に降りると、新宿駅周辺もかなりの人出である。
日中は上空に大小の雲をちりばめたように浮かんでいるものの、青空が広がった。昼間の最高気温は19℃で、爽やかな北よりの風が吹いている。春の日差しがポカポカと穏やかに降り注いでいて、コートを着ていると汗ばむような陽気である。
時計の針はちょうどお昼にかかるところだったので、今日も職場に行く前にお昼を食べていくことにする。先日、路上でランチ割引券の付いたチラシを受け取ったので、その店に行くことにした。店は新宿郵便局西側を南北に貫く通り沿いにあるビジネスホテル「かどやホテル」の地下1階ににある居酒屋「旅籠(はたご)」である。
この店は以前、お茶をしたことのあるカフェ「カフェ ラ ヴォワ」脇の階段を下に降りていったところにある。今日はこの店に入ることにした。
店内に入る。入口正面にレジがあり、ここで、検温と手指消毒をすると、店の奥に進んだ。入口から見て右手に厨房があり、その周囲にカウンター席が9席L字形に配されている他、その正面に2人掛けのテーブル席が3卓配されている。店内にはこの他に個室が5室ほどある他、テーブル席も配されているようである。
店員の案内に従ってカウンター席に腰を下ろす。カウンターテーブルの上には席毎にアクリル製の衝立で仕切られており、ラミネートされたメニューが1枚置かれている他、カウンターに設けられた棚にはとんかつソースの入った壺が置かれている。席に座ると、温かいほうじ茶の入った湯呑みと冷たいおしぼりが運ばれてきた。
ほうじ茶を飲みながらメニューを眺める。ちなみに月の前半は天丼ウィーク、後半は豚肉ウィークとなっているとのこと。
店員を呼んで料理を注文する。注文したのはロースカツ定食上である。ちなみに並と上の違いはロースカツが120gか150gの違いだけとのこと。ご飯のお替わりは出来ないが、大盛りは無料ということなので、ご飯大盛りで注文する。
料理を注文した後、ほうじ茶を飲みながら料理が出来るのを待つ。しばらくして料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。
トレーの上にはロースカツの載った皿の他にご飯と味噌汁、漬物、ソース用の器、箸が置かれている。
まずはソース用の器にソースを注いだ。味噌汁のお椀の蓋を取ったところで、おしぼりの存在を思い出し、慌てておしぼりで手と顔を拭く。あらためて箸を取ると、味噌汁を飲むことにした。
味噌汁には巻き麩とワカメが入っていて、刻んだミツバが浮かべられている。
具だくさんの味噌汁で、なかなかのボリュームである。ふんわりとした食感のワカメに巻き麩がジューシーで美味しい。ミツバの香りがほのかに春を感じさせてくれる。
味噌汁を少し飲むと、ロースカツを食べることにした。平皿に載せられた金網の上に6切れにカットされたロースカツが載っていて、その脇にキャベツの千切りが山盛りに盛られている。キャベツの山の脇にはカットレモンが1切れとミニトマトが添えられている他、ブロッコリーがキャベツの山に載せられていて、彩りを添えている。ロースカツにはマスタードソースが添えられている。
ロースカツの魔力に抗しかねて、肉の断面を見てみる。
ロースカツは最大幅8cm、長さ17cmほどの小判形の大きさで、厚みが2cmほどある。脂身が少なく、白っぽい断面の豚肉からはほんのりと肉汁が染み出している。
カットレモンをロースカツの上から絞ると、ロースカツを1切れ取ってそのまま口に運んでみる。さっくりと柔らかい口当たりの生パン粉の衣を纏った豚肉はふんわりと柔らかく、淡泊な豚肉の旨味が感じられる。上品な脂身の甘みが赤身の旨さにアクセントを与えている。
使用している豚肉は「上州せせらぎポーク」とのこと。群馬県赤城山麓で育てられた銘柄豚で脂肪分に臭みが無く、美味で上質な肉質がウリとのことである。ソース無しでも十分に美味しい。
ロースカツを食べながらご飯を食べる。大盛にしたご飯は米粒が艶々としていて美味しそうだ。ご飯のお替わりはできないとのことなので、贅沢にロースカツを食べながらご飯を食べた。
ロースカツを1切れ食べてしまうと、キャベツの千切りを先に片付けることにした。キャベツの歯応えが感じられるほどにざく切りにしたキャベツは、キャベツの甘みが感じられる。そのままでも美味しかったが、やはりソースをかけて食べることにした。濃厚なソースはさっぱりとした味わいで、キャベツとも相性が良い。みるみるうちにキャベツの山が無くなってしまった。
ブロッコリーとミニトマトも食べてしまうと、2切れ目のロースカツを箸に取った。今度はソースに浸けて食べることにする。ソースはロースカツをより美味しく食べられるように特別に調合したロースカツ専用の手作りソースとのこと。
ソース用の器にソースにたっぷりとロースカツを浸けると、ロースカツを口に運ぶ。柔らかな肉質の豚肉にまろやかで爽やかな味わいのソースが絡むと、ご飯が進まないわけが無い。脂身の甘さに赤身の旨味、さっぱりとしたソースの味わいが口の中で渾然一体となって喉の奥に通り過ぎていく。ご飯がその味わいをしっかりと受け止めるかのようで美味しい。みるみるうちにロースカツとご飯が無くなっていく。
ロースカツを食べながら、箸休めにお新香を食べる。お新香は2切れの厚めにカットされたタクアンとキュウリの柴漬けである。
パリパリとした食感のタクアンは、いい気分転換になる。歯応えがあって、ほんのりとジューシーで美味しい。キュウリの柴漬けもほんのりとした酸味が美味しかった。
ご飯が無くなってしまったところで、最後にロースカツが1切れ残ってしまったので、贅沢にソースに浸けると口に運ぶ。やっぱり、もう一杯ご飯が欲しかった。有料でもいいからご飯のお替わりをすれば良かったなと思いながらロースカツを食べる。最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
湯呑みの残ったほうじ茶を飲み干すと、おしぼりで口を拭った。ビジネスリュックサックとコートを手に持って、席を立つと店の入口脇のレジに進む。代金を払うと店を出た。近くの工学院大学では卒業式があるらしく、羽織袴姿の女子大生の姿も多数見られた。外は暖かかったので、コートを手に持ったまま職場に向かう。途中、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後は事務室で仕事である。デスクワークの合間に打合せをしながら業務をこなしていると、次第に空が暗くなってきた。西の空から大きな雲の塊が流れてきて、上空には雲が広がってきた。日が沈むと、急速に空が暗くなってきたように感じられる。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。明らかに新宿の街は人出が増えたように思える。これまでの新宿駅に到着すると混雑を避けて中央線快速電車に乗った。立川行きの電車にもかかわらず、国立駅まで座ることができなかったのは辛かった。
立川で電車を乗り換えて日野駅に到着する。改札を抜けて駅西側のロータリーから空を見上げると、上空には厚い雲が一面を覆っていた。弱い北よりの風が吹いていたが、昼間の暖かさの余韻が残っていて、それほど寒くもない。風に吹かれながら、家路を急いだ。
今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空に薄い雲が広がっていて、薄暗い朝となった。今朝の気温は7℃で弱い北よりの風が吹いている。湿度が高いせいか、少し空気がシメシメと感じられた。ヒンヤリとした空気が心地よく感じられる。
今日も朝から出勤する。今日は二十四節句の啓蟄である。ポメラに搭載されている国語辞典によれば「冬ごもりをしていた虫が地上にはい出るの意」とある。だいぶ暖かくなってきて、そろそろコートも脱ごうかと思うのだが、今日は夜に雨が降るとの天気予報に、やっぱり薄手のモッズコートを羽織って家を出た。新宿駅に到着すると、上空の雲を透かすように青空が垣間見えている。朝日が昇ってきて、次第に空が黄金色に染まってきた。
今日も午前中は外出。昼過ぎになって、新宿に戻った。日中は上空に雲が多いものの、雲が切れて青空が広がった。昼間の最高気温は17℃で、弱い北よりの風が吹いている。日射しが燦々と降り注いでいて、風が涼しく感じられるものの、上着を着ていると汗ばむほどの陽気となった。
既に時計の針は12時を廻っていたので、お昼を食べて職場に向かうことにした。以前「牛たれカツ丼」を食べた京都牛カツ専門店「勝牛 新宿西口店」があったビルの隣の建物の1階に居酒屋「とく一」がある。今日はこの店に入ることにした。
店は建物の1階と3階にあるが、ランチ営業しているのは1階のみだけである。
店内は入口からみて右手奥に厨房があり、その前にカウンター席が4席設けられている他、厨房の周囲に4人掛けのテーブル席が10卓と3人掛けのテーブル席が2卓、2人掛けのテーブル席が2卓配されている。出てきた店員に4人掛けのテーブル席の1つに案内されて、席に座った。席に座ると店員が紙おしぼりと冷麦茶の入った湯呑みを運んできた。卓上には冷麦茶の入ったポットと七味が置かれている。
ランチメニューは壁にかかっている。
店の入口にあったメニューと同じものだが、料理の順番が異なる。店の入口にあったメニューでは日替わりメニューの「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」と「長崎海鮮かたやきそばと五目ご飯」が上に書かれていた。この店の看板メニューは「究極生玉子と唐揚定食」のようなのだが、ここは初志貫徹、最初に店の外で見た日替わりメニューの「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」を注文することにした。ライス大盛で注文できるとのことなので、ご飯大盛りで料理を注文する。
冷麦茶を飲んでいると、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」と味噌汁、2種類の小鉢、温泉卵が載せられていて、箸が添えられている。
紙おしぼりで手を拭き、箸を取ると、まずは味噌汁を飲むことにする。味噌汁はワカメと巻き麩が入った味噌汁である。
空腹の胃袋に味噌汁の旨味が染み渡るように美味しい。ダシをたっぷりと吸った巻き麩はジューシーで美味しい。ふんわりと膨らんだワカメが味噌汁にボリューム感を与えている。
味噌汁を少し飲むと、続いて「牛肉と下仁田ネギのすき焼き重」を食べる。お重にはご飯が詰められて、その上に豆腐とたっぷりの薄切りの牛肉、下仁田ネギ、しらたきが載せられていて、春菊が彩りを添えている。
最初に豆腐を口に運んだ。すき焼きの割下が絡んだ豆腐はふんわりとした食感で、豆腐の甘みと割り下の旨味が微妙に絡んで美味しい。豆腐を食べながら、豆腐の下のご飯を箸で掬って食べる。豆腐が無くなると、今度は牛肉とご飯をかき込むようにして食べた。
甘辛い割下が絡んだ牛肉はジューシーで美味しい。牛肉には適度に脂が入っていて、牛肉の脂の甘みに赤身の旨味のバランスが美味しい。煮られた下仁田ネギは甘く、しかも舌の上でとろけるような味わいである。しらたきにも割下がたっぷりと絡んで、ジューシーな味わいである。春菊の食感とほんのりとした苦みが「すき焼き重」にアクセントを与えている。
「すき焼き重」を食べながら小鉢を食べる。小鉢は2つの窪みがついた小皿に盛られている。
左はひじきの煮付けで、2つのカットのがんもどきとニンジン、大豆が入っている。
ひじきの優しい味わいにがんもどきのジューシーな食感の組み合わせが美味しい。ニンジンと大豆の食感がアクセントを与えている。ひじきを箸休めに食べながら、「すき焼き重」をかき込んだ。
右は小さなレタス片を敷いて、その上に2切れの鶏の唐揚げのカットを載せ、和風のタレがかけられている。
和風のタレは刻みネギと刻みタマネギが入っていて、酸味があってサッパリとした味わいである。これだけでもご飯が軽く一杯は食べられそうだ。
2つの小鉢を食べてしまう頃には「すき焼き重」もだいぶご飯の量が減ってしまった。既にすき焼きの肉は無く、重箱の中には微妙にすき焼きの割下が染みこんだご飯が残っているだけである。これに温泉玉子を投入する。
温泉玉子をご飯の上に載せると、黄身を崩してご飯に絡ませ、残りのご飯をかき込んだ。温泉玉子の優しい味わいに旨味がご飯に染みこんだ割下と絡んで、なかなか美味しい。あっという間に重箱は空になってしまった。
お椀に残った味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。最後に湯呑みに残った冷麦茶を飲み干すと、身支度をして席を立った。
店の入口正面にあるレジで代金を払って店を出る。ちなみに支払いは現金のみとなっている。外に出ると、強い日射しが降り注いでいて、空が眩しかった。雨が降るという予報は外れたのでは無いかと思ったくらいである。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後になって南よりの風が吹いてくると、次第に上空の雲が広がってきた。青空の領域が狭まり、太陽が雲に隠れて薄日が射している。集中して業務に取り組んでいると、夕方5時前になって雨が降り始めたことに気付いた。
夜、仕事を終えて職場の外に出る。外は傘を差すか差さないか判断に迷うような雨が降っていて、しっとりと濡れた空気がヒンヤリと感じられた。今日も帰りに夕食を食べて帰ることにしていたが、職場を出るのが遅かったので、新宿センタービルにある牛丼屋「吉野家 新宿センタービル店」で食べて帰る。店を出る頃には時計の針は夜8時にさしかかるところだった。
新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に着くと、弱い雨が降っていた。
今日は晴れ。今朝、起床したのはいつもより1時間遅い午前6時だった。カーテンを開けると、既に白々と空が明るくなっていて、日の出前の東の地平線付近は赤く染まっている。東から西へのグラデーションが目も覚めるほどに美しかった。
今朝の気温は2℃で弱い西よりの風が吹いている。湿度が低く、ベランダの外に出てみると風がヒンヤリとしていて、まるで冷蔵庫の中に入ったような陽気である。しかし、冷たい空気が心地よく、寝起きの頭がスッキリとした。
今日は終日テレワークをすることになっている。髭を剃って顔を洗うと、コーヒーを淹れて簡単に朝食を食べた。玄関のドアポストに投函されている朝刊を取り出して朝刊を読んだりして、朝の時間を過ごす。定時よりも少し前の時間になったところで、職場から持ってきた端末に電源を入れ、業務を開始した。
午前中に南よりの風が吹いてくると、気温が次第に上がってきた。上空にはところどころちぎれたような雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、心地よい日射しが降り注いでいる。風が爽やかに感じられて、過ごしやすい陽気となった。
昼間の最高気温は12℃で湿度が低く、強い北よりの風が吹いている。日射しがポカポカと暖かく感じられるものの、昼前から吹いてきた北よりの風が冷たく感じられた。強風で花粉がかなり舞っているらしく、いつもにもまして、目や鼻がむず痒く感じられる。
時計の針が12時を廻ったところで、お昼を食べに行くことにする。今日は以前、ランチを食べた牛丼屋「松屋 日野店」に行くことにした。
店に入る。今日は先月、松屋から復刻販売になった「シュクメルリ鍋定食」を食べに行くつもりでいたのだが、タッチパネル形式の券売機を見ると、「取扱中止」になっている。発売から1ヶ月も経たない内にもう売り切れたのかと、愕然としてながら店員に聞いてみると、数食用意出来るとのこと。そこで、店内で食べることを告げて、ライス特盛で注文することにした。
食券は買えないので、店員に直接代金を渡して、料理を注文する。席に座ると、温かい麦茶の入ったコップが置かれたので、麦茶を飲みながら料理が出来るのを待った。
料理はまもなく、トレーの上に一式載せられて運ばれてきた。トレーの上には「シュクメルリ鍋」とサラダ、ご飯、味噌汁が載せられている。
さっそく箸を取ると、お椀の蓋を取って味噌汁を少し飲んだ。味噌汁はワカメと刻んだ油揚げが浮かんでいる。
味噌汁に浮かんだ刻んだ油揚げは、ダシをたっぷりと吸ってジューシーな味わいである。ワカメのボリューム感も加わって、空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。
続いてサラダを食べる。サラダはキャベツの千切りにちぎったレタスを盛り、彩りにニンジンの千切りとレッドキャベツの千切りを少量添えて、コーンをトッピングしている。
サラダにはたっぷりのゴマドレッシングをかけて食べることにした。
器に盛られた千切りキャベツは思った以上にボリュームがある。シャキシャキとしたレタスにコーンの甘さがサラダに適度なアクセントを与えている。レッドキャベツとニンジンの彩りが目を楽しませてくれるようである。ゴマドレッシングをたっぷりとかけたこともあって、ドレッシングをたっぷりと含んだキャベツの千切りが、ジューシーで美味しかった。
「シュクメルリ鍋」を食べる。火の付いた固形燃料の簡易コンロに載せられた「シュクメルリ鍋」は最初の内はグツグツと音を立てていたが、鍋を食べる頃には湯気も収まっていた。鍋の中には中央にサツマイモの小さなカットが4切れほど載せられていて、その周囲に皮付きの鶏肉が6切れ並べられていて、たっぷりのガーリッククリームソースに浸かっている。料理にはたっぷりのチーズがトッピングされていて、粉バジルが散らしてある。
そもそも「シュクメルリ」とは北にロシア、東にアジア、西にヨーロッパ、南に中東という位置の「ジョージア国」の郷土料理で、鶏肉をガーリッククリームソースで煮込んだ料理である。
鶏肉を1切れ取り上げて、ご飯の上に載せると、鶏肉にかぶりつきながらご飯をかき込む。松屋の「シュクメルリ鍋」の1番のポイントは、世界一美味しい「日本のごはん」に合うように仕上げているとのこと。国産米にこだわり、独自ブレンドによって最高に美味しいブレンド米を追求したライスにシュクメルリの鶏肉は最高に合う。ジューシーな鶏肉の旨味にミルクの甘さとニンニクの風味、チーズのコクが絡み合い、食べ応えのある味わいである。鶏肉1切れでご飯が進んだ。
ひたすら鶏肉にかぶりつきながら、ライスを食べる。その合間にサツマイモも口に運んだ。熱が入ったサツマイモはホクホクとして甘みがあり、ガーリッククリームソースとも相性がいい。サツマイモを箸休めに食べながら鶏肉を食べる。あっという間に鶏肉が無くなってしまった。
残ったライスに鍋のホワイトガーリックソースをかけて食べようと考えたのだが、鍋はまだ熱く、といってスプーンで全てのソースを余さずライスにかけるのは、ちょっと難しそうだ。そこで、残ったライスを鍋に投入することにした。ライスとソースをかき混ぜると、ちょっとしたリゾット風になる。これをスプーンでひたすら食べる。
旨い。旨すぎる。ニンニクのコクに旨味が適度に絡み合って、ライスが進む。コショウが欲しいところだが、それはないので、代わりに七味を振りかけた。ピリ辛の七味がアクセントになって、無茶苦茶美味しい。あっという間に鍋に投入したライスが無くなった。最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。大満足である。
コップに残った麦茶を飲み干すと、席を立って店を出る。自宅に帰ると、窓を開けて外気を部屋の中に入れて、短時間ではあるが換気をする。午後1時前に端末の電源を再投入すると、午後の業務を開始した。
午後になって、一時、雲が広がって日射しが無くなったものの、再び太陽が雲から現れて、日射しが豊かに降り注いだ。午後3時くらいから強い西よりの風が吹いてくると、気温がぐっと下がってきた。窓の外を見ると、団地の前庭の木々の枝が大きくしなるほどに揺れている。上空の雲は強い風で、いずこかに流されてしまったらしく、澄んだ青空が広がっている。
定時を廻って予定していた業務を終えたところで、職場に業務終了の連絡メールを送信し、業務を終了する。夕方、買い物に行くために家を出ると、外は既に日が沈んで暗くなってきていた。
電車に乗って1駅隣の豊田駅に着くと、イオンモール多摩平の森で買物をして帰宅の途につく。すっかり暗くなった西の空に、円弧を描いたような月が浮かんでいるのが見えた。
深夜になって、ゴミを出すために外に出る。日中の暖かさが嘘だったかのような厳しい冷え込みに、思わず身をすくめた。南西から吹き込む風が、容赦なく体温を奪っていくかのようである。空を見上げると、月が沈んで暗く冴え渡った夜空に、満点の星が輝いていた。
今日は曇り。今朝は上空に雲が広がっていて、空が白っぽく見える。今朝の気温は1℃で、冷たい北よりの風が吹いている。冬日からは解放されたとはいっても、空気が冷たく、玄関の扉を開けると、冷蔵庫を開けたような冷気が室内に流れ込んできた。ベランダの外に出てみると、吐く息が白く、風が容赦なく体温を奪っていくかのようである。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定としている。朝5時に起床すると、髭を剃って顔を洗い、昨日淹れたコーヒーを飲みながら簡単に朝食を摂る。定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れ、仕事を開始した。日が昇るにつれて薄日が射してきて、次第に窓の外は明るくなってきた。
10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れて、業務端末の電源を落とす。端末をビジネスリュックサックに入れると、出勤の支度をして家を出た。上空にはベールのような雲が広がっていて、日射しが弱々しく感じられる。日野駅から乗った中央線特別快速電車は空いていた。席に座り、しばらくまどろんでいると、電車は新宿駅に到着した。
新宿駅のホームに降りると、新宿駅西口の中央西改札を抜ける。日中は曇りで、上空一面に雲が広がるスッキリしない空模様となった。雲を透かすように薄日が射している。昼間の最高気温は12℃で湿度が低く、冷たい東よりの風が吹いている。空気がヒンヤリとしていて、風が冷たく感じられた。少し肌寒く感じられる陽気である。
時計の針はちょうどお昼にかかるところだったので、今日も職場に行く前にお昼を食べていくことにする。駅西口から新宿副都心4号街路地下道を抜け、中央通りから新宿住友ビルに入り、1階の三角広場西に出た。先日「担々麺」を食べた中華料理店「京鼎樓 新宿住友ビル店」の隣にあるビアレストラン「シュマッツ・ビア・ダイニング 新宿住友ビル店」がある。今日はこの店に入ることにした。
店の入口には検温と手指消毒が出来る機械が設置されているので、検温を行い、手指消毒をして店内に進む。店内は入口から見えて右手に厨房があり、その左手に4人掛けのテーブル席が9卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。ちなみに店の前にはテラス席が設けられていて、4人掛けのテーブル席が3卓配されている。
店員に案内されて、奥の4人掛けのテーブル席に座る。卓上には木のマドラーとスティックシュガー、ミルク、ガムシロップの入った樹脂製のボックスが置かれている他、メニューが広げられている。席に座ると店員がナイフとフォーク、紙おしぼりの入った籠とお冷やを運んできた。
お冷やを飲みながらランチメニューを眺める。今日の「ランチスペシャル」は「ポークグーラッシュ」とのことである。
ランチメニューにはオプションでビールを付けることが出来る。ビールのメニューは、卓上の脇に置かれたメニューに記載されている。
ビールのメニューの裏はメニューの表紙とラガーとエールの説明が書かれている。午後が休みなら、ビールも注文したいところだが、そういうわけにはいかない。
注文したのはメニューの右上に記載された「ビアチキンから揚げと自家製ジャーマンタルタルソース」である。この料理にはライス又はパンとホット又はアイスのコーヒー又は紅茶が付くということなので、ライスを大盛りで注文することにした。ドリンクはホットコーヒーをもらうことにして、食後にもらうことにした。ちなみにドリンクのテイクアウトも出来るとのこと。
お冷やを飲んでいると、料理が運ばれてきた。
大きな平皿に盛られた「ビアチキンから揚げと自家製ジャーマンタルタルソース」はシュマッツのドイツ風チキン南蛮である。特大のビアチキンから揚げが5個と鶏皮の唐揚げが1個載せられた上に自家製ジャーマンタルタルソースをたっぷりと載せている。
自家製ジャーマンタルタルソースの上にはパプリカパウダー、ブラックペッパー、カレーパウダーが振りかけられていて、ドイツの国旗を表現しているとのこと。その脇には粉バジルがトッピングされている。
唐揚げの脇にはサラダとザワークラウトが載せられている。
サラダの脇には、ポテトサラダが添えられている。
紙おしぼりで手を拭くと、まずはサラダから食べる。サラダはちぎったレタスに刻んだ紫キャベツ、カットしたパプリカが盛られていて、ドレッシングがかけられている。ザワークラウトにはオリーブがトッピングされている。
レタスはシャキシャキとした食感が美味しい。野菜にはほんのりと酸味のあるドレッシングがかけられていて、どの野菜も美味しく食べられる。彩りを添えている紫キャベツを味わいながら、パプリカにかぶりつく。ザワークラウトはサッパリとした味わいで、オリーブの食感がアクセントを与えている。カレーパウダーのスパイシーな風味が感じられて、美味しい。
ポテトサラダはキメが細かく、舌触りが滑らかで優しい味わいである。ポテト以外に何も入っていないポテトサラダは、ポテトの甘みが感じられる。
いよいよ唐揚げを食べる。自家製ジャーマンタルタルソースはタルタルソースにザワークラウトが混ぜられている。このタルタルソースを鶏皮の唐揚げにたっぷりと載せて口に運んだ。サクサクとした食感の唐揚げに、ジャーマンタルタルソースのほのかな酸味と玉子の甘みが感じられて美味しい。カリッと揚げられた唐揚げの衣はサクサクとした食感で、衣の中にはジューシーな鶏肉が詰まっている。鶏肉の旨味にジャーマンタルタルソースのさっぱりとした味わいがマッチしている。
唐揚げを食べながらライスを食べる。ライスは「ビアチキンから揚げと自家製ジャーマンタルタルソース」の載った皿よりもひと回り小さな皿に山盛りに盛られている。
唐揚げとライスを交互に食べていると、あっという間に唐揚げとライスが無くなってしまった。最後に料理の載っていた皿の上に残った食材をナイフの背でかき集めるようにして、フォークに載せると、それを一口で食べて完食。美味かった。料理を食べ終えると、コップに残ったお冷やを一気に飲み干した。
食後のホットコーヒーをもらう。更にお冷やもお替わりをした。コーヒーは蓋付きの紙コップに注がれて出された。
まずはコーヒーをブラックのまま飲んでみる。
優しい苦みのコーヒーは、すっきりした味わいで美味しい。少しブラックコーヒーのまま、コーヒーを楽しんでいたが、やがて、甘いコーヒーが欲しくなり、ミルクとスティッシュクガーを注いで、再びコーヒーを飲んだ。ほんのりと甘いコーヒーは、スッキリした飲み口で美味しかった。
コーヒーを飲み干して完食。美味かった。満足である。卓上に置かれた伝票を持って席を立つと、店の入口脇のレジに進んで代金を精算する。店を出ると、中央通りを渡って職場に向かった。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後もスッキリしない空模様で、日射しが傾いてくると、西の雲がオレンジ色に染まってきた。日が沈むと急に暗くなったように感じられる。
今日は仕事のため、夜遅くまで職場に残った。ようやく、職場待機が解除されると、机上を整理して帰り支度をする。来週の月曜日は、朝テレワークの予定なので、端末をビジネスリュックサックに入れると、職場を出た。
帰りの電車は混んでいたが、三鷹を過ぎる頃にはぐっと車内も空いてきた。席に座ると、一気に瞼が重くなり、襲ってきた眠気に身を委ねてしまった。気が付くと、ちょうど電車が日野駅に到着するところだった。
改札を抜けて、甲州街道沿いに家路を急ぐ。空を見上げると、薄い綿を広げたような雲から暗い空が透けて見えた。