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J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のランチ(Ricoプレミアムハンバーグ@Rico 新宿三井ビル店)

2021年05月19日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は曇りときどき雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は17℃で、弱い北よりの風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面は、所々乾き始めていた。空気が湿っぽく、風が少し涼しく感じられる朝である。
今日は朝2時間のテレワークをして出勤することにしている。通常の平日よりも少し遅い時間に起床すると、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れた。ドアポストに投函された朝刊を取り出して、新聞を読みながら簡単に朝食を摂る。しばらくすると、霧雨のような雨が降ってきた。

定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始した。仕事をしていると、窓の外からは鳥のさえずりが聞こえ、前庭ではドバトが餌を探して歩き回っている。もう雨も上がったようだ。メールのチェックや資料の確認をしているうちに2時間が経過した。
テレワークの業務を終了して職場に連絡を入れると、端末をビジネスリュックサックに入れて家を出る。雨で再び濡れた路面も、再び所々乾いている。日野駅に到着すると、中央線特別快速電車に乗った。今日は緊急事態宣言下であることに加えて、天気も悪いせいか、車内は比較的空いている。電車が新宿駅に到着するまで、席が埋まることは無かった。新宿駅に到着すると改札を抜けて外に出た。

日中は雨で、上空には厚い雲が広がっていて、弱い雨がパラパラと降っている。昼間の最高気温は18℃で、4月並みの陽気となったとのこと。冷たい北よりの風が吹いていて、湿った空気がヒンヤリと感じられる。まるで梅雨寒のような陽気である。ワイシャツ姿では少々肌寒いくらいだが、歩いていると汗が乾かないせいか、少し蒸すように感じられた。
傘を差したくないので、新宿副都心4号街路地下道を抜けて中央通り北側の新宿三井ビルまで来たところで、職場に向かう前にお昼を食べていくことにした。新宿三井ビルディング地下1階の55広場に降りると、広場奥にあるスパニッシュダイニング「Rico」に入店することにした。


に入ると、店員が出てきて、アルコール消毒液で消毒するように言われて、手指に吹き付けると、両手をもむようにして消毒液を手になじませた。入口の正面にあるカウンターの上には「週替り シェフのおすすめ料理」と「週替り ランチパスタ」が記載されたボードが置かれている。


店員に案内されて店の奥に進んだ。店内は入口から見て左手手前に厨房があり、その周囲を囲むようにして4人掛けのテーブル席が10卓と3人掛けのテーブル席が3卓、2人掛けのテーブル席が14卓配されており、更に奥に個室が設けられている。店員に案内されて、奥の2人掛けのテーブル席に座った。
卓上にはナイフとフォーク、スプーン、紙おしぼりが入った箱が置かれている他、お冷やとメニューが置かれていた。お冷やを飲みながらメニューを眺める。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「Rico プレミアムハンバーグ」である。ちなみに「プレミアムハンバーグと大海老フライの盛り合わせ」も魅力的だったが、「Rico プレミアムハンバーグ」のハンバーグは150gあるのに対して、「プレミアムハンバーグと大海老フライの盛り合わせ」のハンバーグは100gとなる。お得ではあるに違いないのだが、やはりハンバーグが魅力的だったので、「Rico プレミアムハンバーグ」を注文することにした。この料理にはサラダとRicoライスが付く。別途料金がかかるが、Ricoライスを大盛で注文することにした。
料理を注文するとメニューが下げられた。続いて紙エプロンが運ばれてくる。「ソースが跳ねるので、紙エプロンをお着けください。」とのこと。さっそく紙エプロンを身につけて、料理が出来るのを待った。

最初にサラダが運ばれてきた。ガラスの器に入ったサラダがちぎったサニーレタスにキュウリのスライス、レッドオニオンのスライス、刻んだニンジンが載せられて、ドレッシングがかけられている。


しばらく間が空いて、ハンバーグとライスが運ばれてきた。


木の箱からナイフとフォーク、スプーン、紙おしぼりを1つずつ出すと、さっそく食べることにする。最初に紙おしぼりで手指を拭うようにして拭くと、あらためてお冷やで喉を潤した。それからフォークを取って、サラダを食べる。
ふんわりとしたサニーレタスは葉先の柔らかいところが使用されていて、ボリュームがあって美味しい。ドレッシングはバルサミコ酢を使ったドレッシングで、サッパリとした酸味が野菜の旨味を引き立てている。レッドオニオンの辛味にシャキシャキとした食感のキュウリがサラダにアクセントを与えている。サラダに彩りを与えている刻んだニンジンはパリパリとして美味しい。あっという間にサラダが無くなってしまった。

今度はフォークを左手に持ち替えて、ナイフを右手に取り、ハンバーグを食べることにした。ハンバーグの載った鉄板の上には焼いたブロッコリーとソテーしたニンジン、フライにしたポテトの小片が載せられている。


まずはハンバーグを切って、断面を見てみる。ふっくらと焼かれたハンバーグの断面からは肉汁が滴って、ほのかに湯気を上げている。


ハンバーグを8等分にカットすると、何も付けずにハンバーグを口に運んだ。前沢牛80%とイベリコ豚20%を使ったハンバーグは、外はカリッとしていて香ばしく、中はふっくらとジューシーで柔らかくて美味しい。
今度はカットしたハンバーグ片をソースにたっぷりと浸けて口に運ぶ。ソースはオニオンソースでドロリとしている。


オニオンソースのさっぱりとした味わいとオニオンの旨味がハンバーグの肉の旨味を引き立てている。ハンバーグを食べながらライスをスプーンで掬って口に運ぶ。ライスは野菜のブイヨンで炊いているとのことで、もっちりとした歯応えと野菜の旨味が美味しい。


ハンバーグとライスを交互に口に放り込む。ハンバーグは肉の味が濃くて、なかなか食べ応えがある。あっという間にハンバーグが残り1切れになってしまった。
付け合わせの野菜を食べる。ニンジンは甘くて、ジューシーな味わいである。ブロッコリーは少し焦げ目が付いていたが、熱の入ったブロッコリーも甘みがあって美味しかった。ポテトは外がカリッとしていて、中はホクホクとした食感で美味しい。舌触りが滑らかで、クリーミーな味わいである。ポテトを食べながらライスをかき込む。

最後のハンバーグ片を食べてしまうと、残りのライスを鉄板の上に全て載せた。鉄板の上の肉汁とライスを絡ませた上から、残ったオニオンソースを全部投入して全てをかき混ぜると、スプーンでライスを掬って食べる。オニオンソースの旨味と肉汁の旨味をまとったライスはとても贅沢な味わいである。夢中でライスをかき込むと、あっという間に鉄板の上は綺麗に空になってしまった。
最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。

紙エプロンを外し、身支度を調えると、卓上に置かれた伝票を持って立ち上がった。店の入口脇のレジで代金を精算すると、店を出る。雨脚はさっきよりも更に強くなってきたようだ。
ビルから地下道に入り、都営大江戸線都庁前駅のコンコースに入ると、地下道を歩いて職場に向かう。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行った。

午後は職場でデスクワークである。外は弱い雨が降っていたが、夕方5時を過ぎるころになって、雨は止んだ。職場から西の方角を眺めると、雲が切れて、その間から赤く染まった空が見えた。
定時を廻ったところで机上を整理すると、ビジネスリュックサックをかついで職場を出た。しっとりと濡れた歩道を歩きながら新宿駅に向かう。新宿駅から混雑を避けて中央線快速電車に乗ると、運良くシートが1つ空いていたので席に座った。押し寄せる眠気に身を任せる。どれほど寝てしまったのか、気が付くと、既に電車は多摩川の鉄橋を渡っているところだった。

日野駅で電車を降りてホームから西の空を望む。上空には薄い雲が広がっているのか、半月が朧に光っているのが見えた。改札を抜けて甲州街道沿いに歩き出す。雨は降っていなかったが、路面はしっとりと濡れていて、湿った空気がヒンヤリと感じられた。

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今日のランチ(元気カルビ焼肉定食 お肉大盛@ 牛繁 立川店)

2021年05月02日 | 食べ歩き(肉料理)


GW2日目の今日は晴れ時々曇りまたは雨。今日は所用で外出する予定があり、朝6時に起床した。カーテンを開けて空を見上げると、西の空には厚い雲がかかっているものの、上空には青空が広がっていて、大小のちぎれたような雲が所々に浮かんでいる。東の空に昇ってきた朝日が眩しく見えた。今朝の気温は13℃で、弱い北よりの風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面はほぼ乾いていたが、所々に濡れた跡が黒いシミのように残っていた。
昼前から南よりの強い風が吹いてくると、西から雲が流れてきて、雲の多い空模様となった。た。大気の状態が不安定で、青空は見えているものの、雨が突然降ってきたりと、空模様がめまぐるしく変化する。昼間の最高気温は24℃で湿度が高く、少し蒸し暑い陽気である。ただ、雨が降ると、気温が下がって涼しくなった。

所用を終えて電車に乗って立川駅に到着したのは昼過ぎである。遅いお昼を食べることにして、電車を降りた。改札を出ると、駅南口に出る。ペデストリアンデッキからすずらん通りに降りると、西国立駅方面に歩いて行く。途中、錦中央通りと交差する交差点にさしかかった。先日、「カレーうどん」を食べたうどん屋「香川 一福 立川店」すずらん通りを挟んで反対側にある交差点角の建物の1階と2階に焼肉屋「七輪焼肉 牛繁 立川店」がある。今日はこの店に入ることにした。


1階の入口を入ると、店員にアルコール消毒液で消毒をするように促されて、手指の消毒をした。店内は入口から見て左手に厨房があり、チュ帽に面して2人掛けのカウンター席が3卓設けられている他、店の中央に4人掛けのテーブル席が4卓と2人掛けのテーブル席が3卓が配されており、更にその周囲に掘り炬燵形式の4人掛けのテーブル席が7卓配されている。


店員に案内されて4人掛けのテーブル席の1つに腰を下ろした。卓上の端には焼肉ダレとコク旨ホルモン味噌ダレ、おろしポン酢、レモンダレ、塩、コショウ、激辛ヤンギンといった調味料がある他、小分けの袋に入ったおろしニンニクとコチュジャン、楊枝、メニューが置かれていて、その脇に重ねられた数枚の小皿が置かれている。また各席毎に3つのくぼみが付いたタレ入れの皿と箸が置かれている。店員が冷たいおしぼりを持ってきた。
おしぼりで手と顔を拭き、メニューを眺める。メニューはランチメニューの他、各種単品メニュー、韓国フェア及び牛繁プレミアム焼肉メニュー、ドリンクメニュー、肉の各種盛り合わせがある。この内、ランチメニューを机に広げた。


いろいろとあって、よく分からなくなってしまったので、左上の「国産牛 元気カルビ焼肉定食 お肉大盛」を注文することにした。ちなみに各種定食セットを注文するとライス、スープ、漬物はお替り無料となっている。そこで、ご飯を大盛りで持ってきてもらうことにした。
料理を注文すると、ドリンクの注文を聞かれた。緊急事態宣言下でアルコールメニューは提供されていないはずなので、ちょっと不思議に思ったが、おそらくソフトドリンクの注文をするかどうか聞いているのだろう。お冷やで十分なので、お冷やをもらうことにした。

料理を注文すると、最初に七輪が運ばれてきた。七輪の中には炭が入っていて、既に火が付いている。まもなくして料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。更に冷水が注がれたジョッキが運ばれてきた。


トレーの上にはカルビ肉が載せられた皿とチョレギサラダ、ご飯、スープ、漬物、トングが載っている。


最初にタレ入れの皿にタレを入れる。3つの窪みがあるので、3種類のタレを入れることにした。入れたのは焼肉ダレとコチュジャン、レモンダレである。


まずはスープを飲む。スープはワカメスープで刻みネギと白ゴマが入っていて、ミツバが浮かべられている。


熱々のスープは空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。スープを吸ったワカメはふんわりとしていて、それだけでなかなかのボリューム感がある。刻みネギのシャキシャキとした食感と白ゴマの粒々とした食感がアクセントになっていて、なかなかの食べ応えである。
続いてチョレギサラダを食べる。サラダはちぎったサニーレタスを盛った上にスライスしたレッドオニオンを載せて彩りを添え、刻んだダイコンとニンジンをトッピングし、醤油ベースのドレッシングをかけてある。


サラダもなかなかのボリューム感である。ふんわりとしたレタスの葉にダイコンやニンジンがジューシーな歯応えで美味しい。ドレッシングの旨味が適度に絡んでいて、生のタマネギの辛味がアクセントになっている。
サラダを食べ終えたところで、肉を焼くことにした。皿にはカルビ肉が10枚載せられていて、ゴマが振られている。


トングで3枚の肉を七輪の上の網の上に載せた。


頃合いを見計らって、肉をひっくり返す。表面には肉汁が滴っていて美味そうだ。


適度に火が通ったと判断して、3枚の肉をそれぞれ3つのタレに載せた。それぞれの肉をタレにたっぷりと絡ませると、肉を食べながらご飯を食べることにする。
大盛にしたご飯はなかなかの量である。大きなお碗に盛られたご飯は、米粒が艶々としていて美味そうだ。


ご飯の上に焼肉を載せると、肉にかぶりつきながら、ご飯をかき込む。焼肉のタレを絡ませた焼肉は甘いタレに肉汁が絡み合う。厚めにカットされた肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。噛みしめる毎に、口の中に肉汁が溢れ出すようだ。あっという間に1枚の肉を食べてしまった。
コチュジャンに浸けた肉はほどよい辛味と甘い肉汁が絡んで、辛くて美味い。激辛は苦手だが、これくらいの辛さは病み付きになりそうだ。肉の旨味を堪能しながらご飯をかき込んだ。

レモンダレに浸けた肉は、レモンの酸味がサッパリとして美味しい。肉の旨味にレモンの酸味が絡んで、いくらでも食べられそうである。
肉を食べながら、再び3枚の肉を七輪に載せて焼く。その間に漬物でご飯を食べた。漬物は白菜キムチである。


見た目赤いキムチはそれほど辛くなく、白菜がジュシーで美味しい。キムチでひたすらご飯をかき込んでいると、肉が焼けた。
再び3枚の肉を3種類のタレに浸け、それぞれの肉を食べながらご飯をかき込む。肉を食べてしまうと、残ったご飯をキムチで片付けてしまった。スープも飲み干すと、店員を呼んでご飯とスープ、漬物を全てお替わりする。ご飯は中盛りにしてもらった。

しばらくして、ご飯とスープ、漬物が運ばれてきた。ここで、再び肉を焼く。肉を焼きながらスープを飲んだ。


熱々のスープは、肉を消化している胃袋を労るような優しい味わいで美味しい。スープを飲んでいると肉が焼けたので、再び肉を3種類のタレに浸けた。たっぷりとタレを絡ませると、焼肉を食べながらご飯を食べる。
中盛りのご飯は大盛に比べると少ないとはいえ、それでもなかなかの量である。


3枚の肉を食べながら、最後の1枚の肉を七輪の上に載せる。肉を焼きながら焼肉を食べてご飯をかき込む。なんと贅沢な食べ方だろうか。
最後の1枚の肉が焼けると、今度はそのままご飯の上に載せた。その上から、3種類のタレを注いだ器を傾ける。タレがこぼれないように肉にタレをかけると、最後の1枚の肉にかぶりつきながらご飯を頬張った。3種類のタレのそれぞれの味わいが絡んで、更に肉汁と一体となって、カルビ肉をコーティングしているかのようである。これが美味しくないわけは無い。肉を味わいながらご飯を食べた。

お碗に残ったご飯はお替わりをしたキムチで食べる。


キムチを全てご飯の上に載せると、キムチを食べながらご飯をかき込んだ。ご飯茶碗が空になる頃にはキムチも無くなった。お腹もいっぱいで、少々ベルトが苦しい。
最後にスープを飲み干して完食。美味かった。満足である。ジョッキに残った冷水も飲み干すと、席に近い柱にかけられた伝票を持って、入口脇のレジに進んだ。レジには飴玉やガムが置かれていて、自由に持って行けるようになっている。

代金を精算すると、店を出た。空気は湿っぽく、嫌な風が吹いている。上空にはいつの間にか灰色の雲が広がっていて、今にも雨が降り出しそうである。
少し急ぎ足で立川駅に戻る。案の定、駅に着くまでに弱い雨が降り出してきた。間一髪で駅の構内に入ると、中央線下りホームに降りて、豊田行きの電車に飛び乗った。1駅隣の日野駅に着くと、雨は降っていない。ただ、後ろを振り返ると、立川の上空に灰色の厚い雲がかかっているのが見えた。

日野駅から歩いて自宅に向かう。家に着くと、熱いコーヒーを淹れて、ちょっと休憩する。夕方になって、次第に強い北よりの風が吹いてきた。気温もぐっと下がってきて、風が冷たく感じられる。
夜、ゴミを出すために家を出た。上空には雲が所々にかかっていて、雲の合間から暗い空が見える。空気が冷たく、乾いた風が体温を容赦なく奪っていくかのように肌寒く感じられた。

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今日のランチ(揚げ鶏のスタミナソース@オーガニックハウス新宿三井ビル店)

2021年04月23日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は東の空に薄い雲がかかっている他、西の空にもちぎれたような雲が浮かんでいたが、雲と雲の合間から青空が見えていて、朝日が射し込んでいる。今朝の気温は9℃で東よりの風が吹いている。ベランダに出てみると空気がヒンヤリとしていて、風が冷たく感じられた。
今日は朝2時間のテレワークをして出勤することにしている。いつもと同じ時間に起床すると、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れる。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませた後、髭を剃って顔を洗い、定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始した。

日が昇るにつれて、次第に上空の雲が減り、気持ちの良いくらいに青い空が広がってきた。メールのチェックや資料を作成していると、あっという間に2時間が経過した。テレワークの業務を終了して職場に連絡を入れると、端末をビジネスリュックサックに入れて家を出た。
日野駅に到着するとホームには電車を待つ客が既に何人もいる。ここしばらくはこの時間帯に電車待ちの客の姿がほとんどなかっただけに、今日は電車に座れないかと覚悟した。ところが、ホームに滑り込んできた電車はガラガラに空いていて、余裕で座ることができた。立川で乗った車両のシートは全て埋まった。新宿駅に到着すると改札を抜けて外に出る。地上に昇ると、太陽が照り付けていて、陽光が眩しい。

日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は20℃で湿度が低く、強い北よりの風が吹いている。強い日射しが降り注いでいるせいか、気温以上に暑く感じられるものの、風が爽やかに感じられた。
職場に向かう前に、お昼を食べていくことにした。新宿副都心4号街路地下道を抜けて中央通り北側の新宿三井ビルディング地下1階の55広場に降りた。広場の奥に進み、ビル地下1階にあるオーガニックレストラン「オーガニックハウス 新宿三井ビル店」に入ることにした。


店の入口を入るとすぐ左手にレジがあり、ここで料理を注文する。


レジ台にはメニューが敷かれているが、これとは別に「本日の日替わりプレート」が書かれた卓上スタンドが置かれている。


「本日の日替わりプレート」は「サバの韓国風焼き」「サバの竜田揚げ」「揚げ鶏のスタミナソース」の3つがあった。この中から「揚げ鶏のスタミナソース」を注文することにした。「本日の日替わりプレート」には味噌汁が付いていないので、味噌汁を別途つけるとともに、ごはん大盛りで注文した。
代金を払うと、札をもらう。この札を持って、店内に進んだ。L字形の店内は4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が10卓配されている他、柱の周囲に8席のカウンター席と外に面して8席のカウンター席が配されている。柱を囲むように設置されたカウンター席に座ると、札を置いた。

店の奥と中程には台が設けられていて、ガラスのコップが並べられたトレーが重ねて置かれている他、冷水のポットと温かい有機番茶の給茶器、消毒液、楊枝、紙ナプキンが置かれている。


消毒液で手指の消毒を済ませると、コップを1つ手に取り、冷水を注ぐと確保したカウンター席に戻った。
しばらくして、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上にはプレートランチと味噌汁、箸、紙おしぼりが置かれている。


トレーを店員が卓上に置くと、札は回収された。まずはお冷やで喉を潤すと、紙おしぼりで手指を拭った。それから箸を取って味噌汁を飲む。味噌汁にはタマネギとホウレンソウ、わかめが入っている。


お椀を手に取ると、味噌汁を飲んだ。たっぷりと野菜の入った具だくさんの味噌汁はダシの旨みに野菜の甘みが加わって美味しい。タマネギの甘みとホウレンソウの味わいが感じられる。ふんわりとした食感のワカメが味噌汁にボリューム感を与えている。
次に「揚げ鶏のスタミナソース」を食べることにした。プレートの上にはドーム状に盛られたライスと揚げ鶏、サラダが盛られている。


揚げ鶏は6切れにカットされていて、ソースがかかっている。


断面を見てみると、白っぽい肉にほんのりと肉汁が滴っていた。


ライスは玄米である。


最初にサラダを食べることにした。サラダはちぎったレタスとケールを盛り、カットした水菜とタマネギを散らして、半分にカットしたミニトマトを載せ、その周囲に1/4カットの茹で玉子とニンジンやジャガイモ、ブロッコリーのカットを載せ、パセリをトッピングしている。サラダには生姜をベースにしたドレッシングがかかっている。


最初にミニトマトを食べてしまうと、ニンジンやジャガイモ、ブロッコリーを食べる。どの野菜もそれぞれの素材の甘さにドレッシングの酸味が合わさってサッパリとした美味しさである。茹で玉子の黄身は濃く、パセリの苦みが美味しい。レタスとケールはサラダにボリューム感を与えている。
続いて揚げ鶏を食べながらライスを食べる。サクサクとした軽い食感の衣をまとった揚げ鶏はジューシーで美味しい。甘辛いソースが揚げ鶏の衣に絡んで、肉の旨味と合わさって食べ応えがある。揚げ鶏を食べながらライスを食べる。揚げ鶏とライスを交互に食べていると、あっという間に皿の上に盛り付けられた料理が無くなった。

最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かったが、ちょっと量的には物足りない気分がする。まあ、たまには腹八分目ということで良しとするか。コップに残ったお冷やを飲み干すと、温かい有機番茶をコップに注いで、お茶を楽しむ。スッキリした味わいで、口の中がサッパリとするかのようである。
食器の載ったトレーを返却口に返すと、身支度をして店の外に出た。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行く。

午後になって西の空に薄いベールのような雲が広がってきた。夜までデスクワークをしていたが、夕方の打合せを終える頃には窓の外も暗くなってきた。
定時を廻り、机上を整理したところで帰宅することにした。月曜日の午前中を急遽テレワークとしたので、再び端末をビジネスリュックサックに入れて職場を後にする。

新宿駅に到着すると、混雑を避けて通勤快速電車の1本後の快速電車に乗った。途中、吉祥寺駅で座ることができた。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を出る。家路を急ぎながら上空を見上げると、少し膨らんだ感じの半月が薄い雲を通して朧な光を放っているのが見える。雲の合間には星が瞬いていた。

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今日の夕食(油淋鶏定食(6個)@から好し 立川駅南口店)

2021年04月16日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空に雲が広がっているものの、雲を透かすようにして青空が広がって、朝日が射し込んでいる。今朝の気温は9℃で、弱い北よりの風が吹いている。ヒンヤリとした空気が心地よく感じられた。
今日は朝2時間のテレワークをして出勤することにしている。いつもと同じ時間に起床してみたものの、眠くて、少し朝寝坊をした。定時より1時間ほど前に起床すると、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れた。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませる。その後、髭を剃って顔を洗い、定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始した。

日が昇るにつれて次第に雲の厚みが増してきて、日も陰ってきた。メールのチェックや資料の確認をしている内に2時間が経過したので、テレワークの業務を終了する。端末をビジネスリュックサックに入れ、出勤することにした。
日野駅から中央線特別快速電車に乗って新宿に向かう。車内は決して混んではいなかったが、席は全て埋まっていた。荷物を網棚に載せて、吊革に掴まったものの、立川駅で座ることができた。シートに腰を下ろしてうとうととしていると、電車は新宿駅に到着するところだった。

新宿駅で下車して、改札を抜けた。上空を見上げると、雲が多いものの青空が広がって日が射している。昼間の最高気温は19℃で湿度が低く、強い南よりの風が吹いていた。日射しがポカポカと暖かくて汗ばむほどの陽気となったが、乾いた風が心地よく感じられた。
今日はお昼を簡単に済ませて職場に急行する。午後は夜までデスクワークした後、定時を廻ったところで机上を整理して帰ることにした。来週月曜日はテレワークの予定は無いが、週末に備えて端末を持って帰ることにして、ビジネスリュックサックの中に端末を入れると、職場を後にした。

建物の外に出る。一見すると雨は降っていなかったが、冷たい水滴のようなものが額に当たる。路面は乾いていたが、雨が降った後のように、空気が湿っぽく感じられた。少し早足で、地下道に入って駅に向かった。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。新宿で食べても良いのだが、知っている人に会う可能性も考えると、立川あたりで食べる方が良さそうに思えた。もっとも立川市もまん延防止等重点措置適用区域なので、飲食店の営業は夜8時までとなっている。7時までには店を決めて、入店したいところである。

中央線快速電車に乗ろうとして、中野駅で起きた人身事故や神田駅で起きたガラス破損事故でダイヤが乱れていることを知る。夕食を立川で食べるというアイデアは失敗だったかと思いつつも、なんとか快速電車に乗り込んだ。通勤快速電車をやり過ごして乗った快速電車だったが、時間が原因なのか、ダイヤ乱れが原因なのか分からないが、電車の車内は混み合っている。なんとか武蔵小金井駅で座ることができたが、電車はあっという間に立川駅に着いてしまったので、寝ているヒマも無かった。
立川駅で下車すると、改札を抜けて駅南口に出てペデストリアンデッキからすずらん通りに降りた。カフェ「ドトールコーヒーショップ 立川南口駅前店」の隣にから揚げ専門店「から好し 立川駅南口店」がある。店内は比較的空いているように見えた。そこで、今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、その前に3席のカウンター席と5席のカウンター席が向かい合うように配されている他、右手の壁際にも6席のカウンター席が配されている。店の正面にあるカウンター席は消毒液専用台になっていて、消毒液が置かれていた。店員に手指の消毒をするように案内されて消毒を済ませると、店の奥に進んだ。
カウンター卓は各席毎に仕切板が設けられている。卓上にはマヨネーズとゴマドレッシング、カットしたタクアンの入った壺の他、楊枝と紙ナプキンが置かれていて、メニューが載せられている。席に座ると、お冷やが出された。

お冷やを飲みながらメニューを見る。


メニューを開くと、1枚のラミネートされた期間限定メニューが挟まれていた。メニューの見開きは定番メニューとサイドメニューが掲載されている。


更に開くと大判から揚げや各種定食メニュー、丼、カレーが掲載されている。


裏面はドリンク類が掲載されていた。


もう少し早い時間に店に入れば、夕食を食べる前に1杯軽く飲みながら、から揚げをつまんでも良かったのだが、既に時計の針は7時を廻っていて、アルコールの注文はできない。そこでさっそく料理を注文することにした。注文したのは「油淋鶏定食」である。から揚げの個数が4個または6個のどちらかを選べるので、から揚げ6個で料理を注文する。ちなみにライスは大盛無料となっているので、ライス大盛りで注文する。
料理を注文した後にお冷やを飲んでいると、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。メインの皿の上には千切りキャベツが盛られていて、油淋鶏のから揚げが6個載せられている。から揚げには醤油ベースのタレをかけられていて、刻みネギとショウガがトッピングされている。


最初に味噌汁を飲む。味噌汁はワカメの味噌汁で刻みネギが浮かんでいる。


ワカメの味噌汁は、ダシの旨みが空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。ワカメのボリューム感も加わって、なかなか美味しかった。
味噌汁を半分くらい飲んでしまうと、さっそくから揚げを食べることにした。最初に刻みキャベツを片付けてしまおうと思ったのだが、から揚げの魅惑から逃れられず、から揚げを1個味わうことにしたのである。


大盛のライスは米粒が艶々としていて、ほのかに湯気が立ち上っている。


このライスの上にから揚げを1個載せてみた。


から揚げは1個でなかなかのボリュームである。衣にタレが染みこんでいて、見るからに美味そうである。


箸で割ってみる。箸で切れるはずもないとたかをくくっていたのだが、予想に反して箸で切れてしまった。衣が薄く、肉は軟らかい。箸で切ると、鶏肉の断面から肉汁が染み出してきた。もう我慢が出来ない。


から揚げを頬張り、ご飯をかき込む。サクサクとした軽い食感の薄い衣の中に詰まった鶏モモ肉はジューシーで美味しい。鶏肉は柔らかく、鶏の淡泊な旨味と醤油ベースのタレの旨味が絡み合う。さっぱりとした味わいのタレで、唐揚げの油も全くしつこくなく、むしろ鶏肉の旨味が強調されているようだ。刻みネギとショウガのシャキシャキとした食感とショウガ清涼感がアクセントになっている。
夢中でから揚げを1個食べてしまうと、我に返って、刻みキャベツを片付けることにした、刻みキャベツにはゴマドレッシングをかけて食べる。ふんわりとした絹のような食感の千切りキャベツは、シャキシャキとした食感で美味しい。キャベツを片付けると、改めて、から揚げを食べながらご飯を食べる。

あとはもう夢中でから揚げとライスを交互に食べた。から揚げのボリュームに比して、ご飯の量が少なすぎる。もう1杯ご飯を頼むかどうか悩むところだが、今回は自制した。ご飯を食べ終えた後に残ったから揚げを堪能した後、お椀に残った味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
最後にお冷やを飲み干すと、伝票を持って席を立った。

入口脇のレジで代金を払って店を出る。食事を終えて熱くなった体に夜風が心地よく感じられた。8時前の立川駅南口はまん延防止等重点措置適用区域とは思えないほどに混んでいる。人混みを避けるようにして駅に向かうと、改札を抜けて中央線下りホームに降りた。
電車に乗って日野駅に移動する。改札を抜けて駅西口前のロータリーに出た。上空を見上げると、一面に雲が覆っていて、空が白っぽく見える。雨は降っていなかった。

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今日のランチ(タイ風チキンライス@バンコクスパイス 新宿店)

2021年03月26日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ空が広がっていて、日の出前の東の地平線付近はピンク色に染まっている。今朝の気温は6℃で、弱い北西からの風が吹いている。空気がヒンヤリと感じられて、寝起きの頭がスッキリと目覚めるような清々しい陽気である。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから出勤することになっている。昨日は寝たのが少し遅い時間だったこともあって、起床したのは朝6時過ぎである。髭を剃って顔を洗うと、湯を沸かしてインスタントコーヒーを淹れた。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませる。朝日が東の空に昇ってくると、次第に空の青みが増してきた。

定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始する。2時間という業務時間は大量に来るメールのチェックや書類の確認をするには足りないくらいの時間である。時計の針が10時を廻ったところでテレワークの業務を終了すると、端末をビジネスリュックサックに入れて出勤する。既に外は気温が上昇していくことに加えて、夜もそれほど気温が下がらないことが見込めたので、コートを省略して家を出た。
外に出ると、上空には薄い雲がかかっていて、柔らかい日射しが降り注いでいる。団地の前庭の桜は既に満開で、枝には花をみっしりとつけていた。日野駅から中央線中央特快電車に乗って新宿に向かった。電車の車内は混んでいて、日野駅から座ることは出来なかったが、立川で偶然空いた席に座ることが出来た。電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて外に出た。

日中はほぼ快晴で、上空には青空が広がった。空が少し白っぽく見えるのは薄い雲がかかっているからだろうか。昼間の最高気温は21℃で湿度が低く、乾いた北よりの風が吹いている。空気が爽やかに感じられるものの、日射しがポカポカと暖かくて、汗ばむような陽気である。
時計の針はちょうどお昼にかかるところだったので、今日も職場に行く前にお昼を食べていくことにした。以前、ランチを食べた居酒屋「鳥衛門」の斜め向かいのビルの1階にタイ料理店「バンコクスパイス 新宿店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が10席配されている他、入口からみて右手と奥に4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブル席が4卓配されている。カウンターテーブルの上には各席毎にパーティションの板が置かれていた。店員の案内でカウンター席に座った。
席に座ると店員がお冷やを運んできた。卓上には箸とスプーンの入ったケースと楊枝、紙ナプキンが置かれていて、各席毎にラミネートされたメニューが置かれている。

お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは各種グランドメニューの他に週替わりメニューが用意されている。


裏面には「カオソーイ(カレーヌードル)」と「マッサマンカレー」のメニューが掲載されている。


散々悩んだ末、店員を呼んで料理を注文する。週替わりメニューの中から「タイ風チキンライス」を注文することにした。ライス大盛無料とのことなので、ライスを大盛りで注文する。
お冷やを飲みながら店内を見回していると、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には「タイ風チキンライス」とサラダ、スープ、デザートが置かれていて、デザート用の小さいスプーンが添えられている。


卓上の紙ナプキンを取り、ケースの中からスプーンと箸を取り出すと、さっそく料理を食べることにした。最初に箸を取って、スープを飲む。スープはキャベツとニンジンの入った玉子スープで、カットしたネギが散らされている。


優しい味わいのスープは玉子と野菜の甘みが美味しい。ネギの食感がアクセントになっている。スープを半分ほども飲むと、今度はサラダを食べることにした。
サラダは千切りキャベツに刻んだニンジンが散らされていて、カットした水菜をトッピングしている。サラダにはゴマドレッシングがかけられていた。


千切りキャベツにはドレッシングが染みこむように絡んでいて、ジューシーで美味しい。赤い彩りを添えたようなニンジンの歯応えに水菜の食感がアクセントになっている。生野菜のシャキシャキとした食感にゴマドレッシングの甘い味わいが美味しかった。
サラダを食べてしまうと、今度は「タイ風チキンライス」を食べることにする。「タイ風チキンライス」は平皿にショウガの千切りを入れて炒めたライスの山がそびえ立っており、その上にパクチーがあしらわれている。ライスの山の脇には10枚ほどにカットされた蒸し鶏と2枚のスライスしたキュウリが置かれていて、陶製のココットにタレが入っている。


蒸し鶏は皮付きで、蒸し鶏の上にはカットされたネギが散らされていて、彩りを添えている。


断面を見ると、白っぽい肉の所々に脂が入っていて、ほんのりと肉汁が滴っているのが見える。


まずはスプーンでライスの山を崩しながらライスを食べる。ライスは香り高いタイ米を使用しており、米粒が艶々としていて美味しい。米の甘さに刻んだ生姜の辛味と食感があわさって、ライスだけでも結構食べられる。
まずはライスを堪能した。パクチーを口に入れてライスを食べると、パクチーの香りにほのかな苦みが加わって、ライスにアクセントを与えている。ひたすらライスを食べていたが、我に返って、蒸し鶏を食べることにした。

蒸し鶏をそのまま1口食べてみる。淡泊な鶏肉の味わいがほのかな甘みがあって、ジューシーで美味しい。2切れ目はタレに浸けてみる。タレは生姜をトッピングしたチャツネで、生姜のサッパリとした味わいとさまざまな香辛料をミックスしたスパイシーな辛味が感じられて、濃厚で美味しい。鶏肉とライスを交互に食べていると、ライスと鶏肉がみるみるうちに減ってきた。
途中でキュウリを箸休めに食べる。再び鶏肉とライスを夢中になって食べていると、あっという間に皿の上に盛り付けられた料理が無くなった。

最後にデザートを食べる。デザートはタピオカ入りのココナツミルクである。


ココナツミルクの中にはたっぷりのタピオカの粒が入っていて、ツルツルとした喉越しにモチモチとした歯応えが美味しい。ココナツミルクのミルキーな優しい甘さが口の中に広がって、サッパリとする。
デザートを食べた後に、コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹かつ満足である。

身支度を調えると、卓上に置かれた伝票を持って席を立つ。店の中程のカウンター脇にあるレジで代金を精算すると店を出た。外は春の日射しが燦々と降り注いでいて、少し暑いくらいである。途中、売店でアイスコーヒーを買って行った。
午後は仕事である。来週の水曜日までに机上のファイルを整理し、更にパソコンのファイルも整理しなくてはいけない。業務に没頭していると、日没の時間を迎えた。窓から西の方角を見ると、空が赤く染まっていて、山々の稜線に夕日が沈んでいくのが見える。日が沈むと、空は急速に暗くなってきた。

週末に出勤するつもりは毛頭無く、端末も持って帰る予定は無いので、職場で遅くまで仕事をした後、帰宅の途につく。今日も帰宅ラッシュを避けて、通勤快速電車の1本前の電車に乗った。それでも電車の車内は少し混んでいたが、通勤快速電車を待ち合わせるために三鷹駅に電車が停まると、車内は一気に空いたので、空いた席に座った。シートに腰を下ろすと、眠気が押し寄せてきた。
そのまま日野駅まで電車に乗っていく。駅に着くと、ホームに降りて改札を抜けた。帰宅の道を歩きながら空を見上げると、上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。

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