ERP(企業資源計画)データファイル

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◇ERP◇ 日本郵船がLinux上でSAP「R/3」を稼働させた

2006-06-18 11:53:52 | ERPユーザー


 日本IBMとIBMビジネスコンンサルティングサービス(IBCS)は、ERPパッケージSAP「R/3」を導入し、日本郵船の新会計システムをメインフレーム「IBM eServer zSeries」とLinux上に構築した。

 IBCSの「バリューデリバリーセンター(VDC)」では今回、ERP導入に不可欠な企業共通の業務プロセスとITアーキテクチャーに通じたノウハウとスキルを統合し、新システムの戦略策定から導入までを包括的に支援した。

 <短評>SAP「R/3」はこれまでUNIXサーバーかWindowsサーバー上で構築されるケースがほとんどであった。今回の日本郵船のケースは、IBMのLinuxメインフレームを導入して、Linux上で構築したところに新鮮味がある。日本IBMは今回成功したコンビの“日本IBM+IBCS+SAP「R/3」+Linuxメインフレーム”を今後の決め球として全力を投入するはずだ。そうなるとSAP「R/3」のプラットフォームがLinuxで当たり前の時代が到来しそうだ。
http://www-06.ibm.com/jp/press/20060616001.html