ERP(企業資源計画)データファイル

ERPのデータバンク作りを目指す

<ERP> SAPジャパンは4社と協力し「人事・給与テンプレート」の提供開始

2006-02-28 23:15:50 | 大規模ERP


 SAPジャパンは、NTTデータウェーブ、サン・マイクロシステムズ、日本HP、日立情報システムズの4社と協力し、「公共機関向け統合人事・給与テンプレート」の提供を開始した。

 今回のテンプレートにより、公共機関機関向けの人事・給与システムの導入期間は、大幅に短縮され、職員数1000名規模の期間の場合、5か月程度の短期間で導入が可能になる。

 SAPジャパンは設立以降、パートナーとの連係プレーは上手い。今回は、NTT、サン、日本HP、日立という超大手とパートナーを組み、しかも公共機関の人事・給与にターゲット絞っている。マーケティング的に見るとやはり一流の企業という感がする。逆に言うと国産メーカーは何故、SAPのような切れ味の良い戦略が取れないのか。ここ当分SAPの天下は続きそうだ。
http://www30.sap.com/japan/Company/Press/Press.epx?PressID=5940


<ERP> 日本オラクルが「オラクルオープンワールド」を3月1日から3日間開催

2006-02-27 21:12:25 | ERPニュース


 「Oracle OpenWorld Tokyo 2006」が3月1日(水)―3日(金)の3日間、東京国際フォーラム(有楽町)で開催される。時間は午前11時―午後6時30分。テーマは「TURNAROUND JAPAN~事業再生とITの役割~」で、特に経営者、ビジネスの現場の従事者を対象にしたセッションが数多く用意されている。出展者150社以上、230セッション以上のセミナーにより、「経営とITの融合」の現在の姿が分かるようになっている。

 今回のキーノートセッションは、米国オラクルから最高経営責任者のラリー・エリソン氏、日本オラクルの新宅正明社長などが行うことになっている。このセッションの中で、ラリー・エリソン氏が来場者から質問を受ける予定となっているので、我はと思われん方は、ぜひとも質問をされればと思う。ちなみに、ラリー・エリソン氏は自宅に日本庭園をつくるほどの親日派で、大相撲の大ファン。この関係からか米国オラクルの中にも大相撲が好きな社員もいるという話を聞いたことがある。
http://www.oracleopenworld.jp/index.html


<ERP> 大・中規模ERP市場で守りのSAPと攻めのオラクル

2006-02-25 20:40:57 | IT・視点


 【IT視点】 世界の大規模・中堅ERP市場の1位、2位を占めるSAPとオラクルが、最近日本市場で新たな戦略を発表した。SAPジャパンは新たなサポート・サービスとして「SAP Premium Suport」を提供し、従来からのハイエンドのサポート・サービスと標準サポート・サービスを加え、SAPのサポート・サービスのロードマップが完成したとしている。今後、SAPは中堅・中小企業市場にも打って出ようとしているが、今回の新たなサポート・サービスの提供で、いわば、守りの体制を万全なものとした。

 これに対し、オラクルは顧客のSAP資産を最大限活用するミドルウエア製品群「Oracle Fusion Middleware for SAP」の提供を開始すると発表。同製品を利用することによって、SAPユーザーは既存の資産を最大限に活用しながらSAP R/3環をSOA化することができる。これはSAPユーザー獲得を狙うオラクルの高等戦術である。ちょうどメインフレーム全盛時代にIBM互換機戦略をとった富士通や日立に似ている。

 このようにみて見ると、大規模・中堅ERP市場は、守りのSAPに対し攻めのオラクルといった図式が見えてくる。ところで、オラクルの今回のSOA戦略は大変興味深い戦略なのだが、SOA自身の互換性にもう1つ明確でないところがある。つまり、現在SOA仕様は①マイクロソフトのドットネット仕様②サンのJBI仕様③IBM、オラクル、SAPなど8社のプログラミングモデル仕様―の3方式が並存している。ユーザーサイドからすると早急にSOAの国際標準化が望まれる。 (erpdata)

 


<ERP> 日本オラクルがSAPユーザー向けSOAミドルウエアの提供開始

2006-02-24 21:30:09 | 大規模ERP


 日本オラクルは、顧客のSAP資産を最大限に活用するミドルウエア製品群「Oracle Fusion Middleware for SAP」の提供を開始する。

 同製品を提供することにより、SAPユーザーは既存の資産を最大限に活用しながらSAP R/3環境をSOA化することが可能となる。同製品は3月1日―3月3日に開催される「Oracle OpenWord Tokyo 2006」での展示を予定している。

 SAPとオラクルはともにSOA(サービス・オリエンテッド・アーキテクチャー)対応に力をいれている。SOAは国際標準を取り入れることが前提になっており、この時点で異なるベンダー同士のソフトのつながりができる。このチャンスをオラクルは見過ごさなかった。SAPのシェアの前にオラクルは阻まれて、このままでは万年2位に甘んじてしまう。1つの策として打ち出されたのが企業買収であり、そしてもう1つの手がSOAというわけである。これは昔行われたメインフレームにおけるIBM互換機戦略に似たところがある。今回のオラクルのSOA戦略によって果たしてSAPの牙城を切りくずせるか、まずはお手並み拝見といったところだ。
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1533


<ERP> SAPジャパンが新たなサポート・サービスメニューを提供

2006-02-23 21:49:23 | 大規模ERP


 SAPジャパンは、新たなサポート・サービスとして「SAP Premium Support」を加え、提供を開始すると発表した。これは、同社の質の高い支援を必要とするユーザー企業のニーズに応えるため提供するもの。

 今回のサポート・サービスは、SAPジャパンが従来提供してきた標準サポート・サービス「SAP Standard Suport」と大企業の独自ニーズに応えるためカスタマイズされたハイエンドなサポート・サービス「SAP MaxAttenntion」の中間に位置づけられるもの。

 同社では今回のサポート・サービスの発表で、SAPのサポート・ロードマップが完成したとしている。つまり、従業員3人から大規模な多国籍企業まで、あらゆる規模の企業を対象にすることができるようになったというわけだ。SAPはターゲットを従来の大手企業から中堅・中小企業にシフトさせようとしている。このためサポート・サービスでの対応も幅広いものにならざるを得なくなる。日本の市場において、SAPは中堅・中小企業の攻略は成功するかどうかは、ここ当分は決着を見ないであろう。
http://www30.sap.com/japan/Company/Press/Press.epx?PressID=5674

 

 


<ERP>> インテンシアジャパンが中堅企業向けERP の新製品発売

2006-02-22 23:57:09 | 中規模ERP


 インテンシアジャパンは、中堅企業向けERPパッケージソフト「インテンシア・アプリケーションズ・スイート5.2(IAS5.2)」の販売を開始すると発表した。

 今回の新商品の特徴は、各国固有の機能がサポートされている点。例えば、日本固有の機能として以前から追加されていた月締め請求にも、締め日に出荷される商品の請求書は自動的に次回の対象分に含まれるなど、キメ細かな対応が可能となった。

 インテンシア社はスウェーデンのERPパッケージソフトベンダーで、アパレル市場に強く、知名度は高くはないものの、日本市場で健闘している。同社のマーケティングは国産ベンダーも大いに参考となる。
http://www.intentia.com/wcw.nsf/pub/JP_N060221


<ERP> 日本情報サービス産業協会(JISA)が経産省・特サビの05年12月確報値を公開

2006-02-21 20:56:08 | 調査・統計


 日本情報サービス産業協会(JISA)は、経済産業省が毎月発表する特定サービス産業動態統計(特サビ動態統計)をもとにした、情報サービス業のデータを公開している。これによると、05年12月の売上高は前年同月比▲0.5%と8カ月ぶりの減少となった。

http://www.jisa.or.jp/statistics/download/dotai200512.pdf


また、平成18年1月―3月の売上高DI値は、28.7ポイントプラスとなった。

http://www.jisa.or.jp/statistics/download/di200512.pdf


<ERP> アーク・シンク・タンクが「中・小企業のERPパッケージ選びのポイント」掲載

2006-02-20 21:43:45 | 中規模ERP


 大手企業でのERPパッケージソフトの導入は、歴史もあり、導入事例の発表も多く、さらにコンサルタントも多いので、比較的導入時での情報収集はしやすい。それに対し中堅・中小企業がERPパッケージソフトを導入しようとするときは、なかなか必要な情報が手に入らない場合も少なくない。

 コンサルティング・グループのアーク・シンク・タンクのホームページには「中堅・中小企業におけるERPパッケージ選びのポイント」が掲載されており、導入の際に大いに参考になる。

 また、同ホームページには「ビジネス拡大の可能性を秘める情報システム資産のアウトソーシング」「CIO登用者の出身は?」「業界一のシステム」など企業ユーザーにとって興味のあるテーマも掲載されている。
http://www.att.or.jp/index.html


 


<ERP> ミック経済研究所がCRMアウトソーシング市場動向の調査レポートを発表

2006-02-19 17:49:38 | CRM


 ミック経済研究所は、調査レポート「CRMアウトソーシング市場の現状と展望2006」を発刊した。これは、主要アウトソーサーの売上げ動向を集計・分析することで、国内CRMアウトソーシング市場の現状を明らかにして、2010年までの中期展望を試みている。

 主な調査結果は次のとおり。05年度、CRMアウトソーシング市場は前年度比112.7%で5500億円。06年度は前年度比109.2%で拡大。安定期に入りながらも拡大を続け、2010年度には約8350億円。

 CRMはあらゆる業種での利用が拡大している。この傾向は今後も続くものと見られる。これは、効率の良い顧客管理が企業の業績や自治体のサービス度向上に直結するからだ。今後はいかに高度のCRMを提供できるかが、CRMアウトソーシング企業の企業間格差につながることになる。
http://www.mic-r.co.jp/mr/00108/index.html


<ERP> 経営情報システムの情報が充実するサイト「みのる’s情報源」

2006-02-18 11:04:53 | 調査・統計


 「みのる’s情報源」は“経営情報システム”をテーマに、解説・書籍・リンク集などの各種情報を提供するサイト。

 全体の構成は「ERPの情報源」「SCMの情報源」「DWHの情報源」「MESの情報源」からなっており、幅広く中身の濃い情報を得ることができるようになっている。
http://homepage2.nifty.com/mnakamura/