ERP(企業資源計画)データファイル

ERPのデータバンク作りを目指す

<ERP> ITC-ERP研究会のセミナーが4月9日開催

2006-03-31 21:46:42 | 団体


 ITC-ERP研究会の定例研究会が4月9日(日)、首都圏コンピュータ技術者協同組合(東京都港区)で開催される(自由参加、会員外参加費1500円)。

 内容は「中堅・中小企業向けERPの特長について」(講師:アーティックコンピュータ 竹澤年男氏)など。

 ITC-ERP研究会は、中堅・中小企業を対象として経済産業省推奨資格のITコーディネータ(ITC)が、ERPを中心としたビジネス改革のサポートを行う組織。
http://www.itc-erp.jp/html/seihin-annai.html

 

 


<ERP> サーティワンアイスクリームが2社のERPソフトを導入して成果挙げる

2006-03-30 21:11:54 | ERPユーザー


 アイスクリーム店舗を展開している大手のB-Rサーティワンアイスクリームが、米国インフォア社の「SyteLine(サイトライン)」とSSJの「SuperStream(スーパーストリーム)」の2つのERPソフトを導入し稼働を開始している。

 「サイトライン」が原材料調達・精算情報・受注出荷の管理システム、「スーパーストリーム」が会計・人事システムと、2つに分け、6ヶ月という短期間で導入した。システム全体として、一元化による情報調整作業40%削減、システム運用効率20%向上という成果を挙げている。

ERPソフト導入も1社のソフトだけでなく、それぞれ得意分野をもつ複数のERPソフトを導入した方が効果が出やすい場合も少なくない。サーティワンアイスクリーム社の場合はこの典型的な事例といえる。
http://www.ssjkk.co.jp/main/jisseki/newsrelease/br_060329.pdf

 

 

 


<ERP> 日本オラクルのERPに東洋ビジネスがテンプレート提供

2006-03-29 23:14:31 | 大規模ERP


 東洋ビジネスエンジニアリング(B‐EN‐G)と日本オラクルは、B-EN-Gがオラクルの統合業務アプリケーションの最新版「Oracle E-Business Suite11i.10」の業界向け基幹システム導入テンプレート「b-FI」の提供を開始したと発表した。

 日本オラクルは同テンプレートを、「Oracle E-Business Suite 11i.10」の低価格・短期導入テンプレート「Oracle NeO」として登録し、共同で販売を推進する。

 B-EN‐Gは日本で最も歴史の古いSAPのパートナーとして知られる。そのB-EN-GがオラクルのERPにテンプレートを提供したことに意義がある。
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1553


<ERP> 日立情報システムズが会計ASPサービスで税理士事務所などと協業

2006-03-28 21:00:51 | 会計システム


 日立情報システムズは、中小企業・個人事業主向け会計ASPサービス「AccountMate(アカウントメイト)」の販売チャネル拡大を目的に、税理士事務所や保険代理人との協業を開始する。

 多忙な中小企業の経営者や個人事業主にとって、年々改正される税法に関する正確な知識を持つことや、会計ソフトウエアの利用方法について理解するのは困難な作業となっている。一方、税理事務所や保険代理店は、低コスト化、会計ソフトのセットアップの簡略化などの課題を抱えている。これらの課題を解決するのがASPサービス「アカウントメイト」である。

 ASPサービスは、最近需要が高まってきている。これは自社導入すると運用管理要員を置かねばならず、しかも法律の改正時になるたびに、ソフトを開発し直さなければならない。このような場合、ASPサービスを導入することによって問題を一挙に解決することができるからだ。今後、ASPサービスはいろいろなケースでユーザーを拡大していきそうだ。
http://www.hitachijoho.com/news/2006/060308.html


 


<ERP> グロービアインターナショナルがERPソフト導入パックを発売

2006-03-27 21:21:40 | 中規模ERP


 グロービアインターナショナルは、ERPソフト「glovia.com easio(イーシオ)」専用の導入サービスをメニュー化して、2種類の新導入パック「らくらくパック」「よくばりパック」の販売を開始する。

 これらは、ERPソフト「glovia.com ver.7.3」のサブブランドERPソフト「glovia.com easio(イーシオ)」のライセンス価格と稼働までのタスクをメニュー化して、短期・低額(定額)でERPを導入可能にした画期的パック商品。

 これまでERPソフトというとなんとなく漠然としている印象しかなく、しかも高額商品といったイメージが強い。今回同社が提供する2種類のパックは、これらのERPソフトに対するイメージを一新してくれそうだ。つまり、業務を限定し、価格もそれに見合った低額に設定されている。ともすると、システムをつめて行くに従い、SIヤーのペースとなり、気がついてみたら長い期間と高いコストが掛かったということもあるERP構築も、今回のパック商品で避けることができるかもしれない。
http://www.glovia.co.jp/news/2006/03-23


<ERP> OSS(オープンソースソフトウエア)対応のBIソフトに注目集まる

2006-03-26 20:11:13 | IT・視点


 経営データの分析に欠かせないBI(ビジネス・インテリジェンス)ソフトは、ERPソフトにも欠かせないツールとして今後ますます需要が拡大するものと思われる。しかし、これまでのBIソフトは1000万円以上のコストがかかり、中小企業が導入するには負担が重かった。ところが最近、オープンソースソフトウエア(OSS)対応の低価格(400万円以下)BIソフトが製品化され、注目を集めている。これまで価格のためBI導入をためらってきた中小企業に普及が見込める。さらにOSS対応であるため、あらゆる業種・業務に柔軟に対応できる点も、今後、ユーザーからの評価を高めるものと思われる。

  オープンソース・ジャパンは、OSSを基盤としたBIソリューション「BI on LAMP」に、アクセスの開発した簡易検索ツール「WASABI(ワサビ)」を組み込んだ「WasaBI on LAMP」の販売を開始した。「BI on LAMP」はアシストのBIソリューション「WebFOCUS]を、オールOSSのWebシステム基盤「LAMP(Linux、Apache、MYSQL、PHP)」環境上に構築した、開発トレーニングも含めたワンパッケージのソリューション。プラットフォームをOSSとすることで、325万円から導入可能と低価格を実現、しかも、他システムとの連携や機能追加が容易に行える環境を提供する。「WasaBI on LAMP」を利用することにより、ユーザーは導入と同時にBIを活用した経営分析・レポートを開始することができる。

 アイエイエフコンサルティングは、IPAのオープンソースソフトウエア(OSS)活用基盤整備事業の支援を受けOSS対応のBIソフト「OpenOLAP」を04年2月28日から公開した。現在までに共同開発環境サイトから約14000件のダウンロード実績がある。「OpenOLAP」の動作環境は、OSがLinux、WebアプリケーションサーバーがApach、Tomcat、DBMSがPostgreSQLを使用している。これにより、完全なOSS環境で企業分析システムを構築することができるようになった。このように「OpenOLAP」は、OSSの特性を生かし、ユーザーやITサービス企業が自らの視点で利用しやすいように変更を加えることができる。このため、あらゆる業種・業態の企業に、また、中小企業でも導入しやすいOLAPツールを提供することができるようになった。

 これらのOSS対応BIソフトの販売・サポート体制は、それぞれ十分なノウハウを持った企業が当たっている。OSSというととかく開発やサポートの体制は大丈夫かということが気になるが、そのような心配は無用のようだ。「WasaBI on LAMP」の販売元のオープンソース・ジャパンは、BIソリューション「WebFOCUS」の提供もとのアシスト、簡易検索ツール「WASABI(ワサビ)」の提供もとのアクセス、とともにOSS対応BIソリューション事業に取り組んでいる。また、アイエイエフコンサルティングが開発したOSS対応BIツール「OpenOLAP」は、東レシステムセンターがユーザーとして導入し、十分に使いこなした上で、同社が代理店となり販売を開始しているのでサポート体制は万全だ。東レシステムセンターの多田取締役は「OpenOLAPを導入したことにより、全体の状況をリアルタイムで把握できるようになり、経営・販売戦略面でも効果を発揮しつつある」と評価している。 (erpdata)

 


<ERP> 不動産業のポラスが富士通製会計統合ソフト「GLOVIA/SUMMIT」を導入して成果

2006-03-25 10:47:31 | ERPユーザー


 不動産業のポラスが、富士通の会計統合ソフト「GLOVIA/SUMMIT」を導入して、グループ企業の会計業務を集約し、情報を有効活用することに成功した。

 同社は、以前はオフコンをベースにした財務会計システムを利用していたが、事業の拡大に伴ってデータ量が増大した。システムを今後もそのまま利用し続けることが困難になったため、新システムを導入したもの。

 導入効果は①関連子会社22社の会計業務の集約を実現②拠点入力とシステム間連携により、月次・年度末決算日程の半減に成功③明細データを物件の収益分析に活用するなど、戦略性の高いビジネスを実現―など。
http://glovia.fujitsu.com/jp/case/glovia_s/polus/index1.html

 


<ERP> 富士通製UNIXサーバーがSAPテストで世界最高を達成

2006-03-23 23:34:42 | ERPニュース


 富士通は、同社のUNIXサーバー「PRIMEPOWER850」がSAPベンチマークテストで世界最高を達成したと発表した。この発表はドイツ富士通と米国オラクルが共同で発表したニュースリリースに基づいている。

 今回のベンチマークテストは、プロセッサーにSPARC64Vを16個搭載した富士通のUNIXサーバー「PRIMEPOWER850」、OSにSolaris10、DBにOracle Database 10gのシステム構成により達成したもの。

 SAPのERP「R/3」は、これまで多くのメーカーのUNIXサーバー上で稼働してきた。今回富士通機が世界最高値を達成したことは、同社がSAP「R/3」市場で優位に商談を進められる大きなセールストークとなる。メインフレーム時代が終わりつつある今、それを肩代わりできるマシンとしてUNIXサーバーが最も有力である。その意味からも今回の世界最高達成の意義は大きい。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/03/23.html


<ERP> SAPジャパンが東京、大阪、福岡で中堅企業向けセミナーを開催 

2006-03-22 22:28:03 | ERPニュース


 SAPジャパンは、東京、大阪、福岡で、中堅企業向け企業経営フォーラム2006「今、とりくみべき経営基盤の強化とその実践―先進事例から学ぶ、強い企業の経営戦略―」を開催する。

 同ホーラムでは、中堅企業の経営基盤の構築とその強化について、先進事例を含め、その進むべき方向を紹介することになっている。

 日本版SOX法など、ますます経営とITの結びつきは強くなってきた。しかし、システムを構築しそれを業績の向上に結びつけることはなかなか難しい。この解決策の1つとして、セミナーの受講は有効であろう。
http://www.sap-event.jp/erp2006/


<ERP> マイクロソフトが企業の内部統制システム構築を支援

2006-03-21 19:41:40 | 日本版SOX法

 
 マイクロソフトは、今後内部統制構築の支援に本格的に取り組む。これらは、業務プロセスの文書化と文書管理、リスク評価、IT統制にかかわるセキュリティ対策やアクセス管理など。

 具体的には、①内部統制の構築を支援するIT利用シナリオの提案②パートナー企業との連携による包括的なソリューションの提供―からなり、既にこの一環とし「Visioで書く内部統制対応文書作成ガイド」などの提供を開始を開始している。

 最近、マイクロソフトはエンタープライズシステム(企業システム)ということを盛んに言うようになってきた。従来はPCという枠の中での事業展開であったわけだが、今後は企業全体という捉え方で事業を展開していくことになる。今回の内部統制への
取り組みもその一環である。今後は、CRM、ERPなどの分野えも進出をすることにしている。これでマイクロソフトも普通のIT企業へと脱皮することになるが、PC分野では独占的な立場であったが、企業システムにはライバルが多く、これまでのようには行かないことを、どう克服するのか、見ものである。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2624