25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

再挑戦

2019年09月06日 | 日記
母の交通事故があって、バリ島での仕事通いができなくなったので、その事業を売却した。それまでは若い人たちといつも会って、話をしていた。バリ島だけでなく講習は東京、北海道、博多、那覇でもやっていたので、よく通ったものだった。
 母の見守り、そして裁判と長期に渡ったが、もう会う人は友人と弁護士だけとなってしまった。2010年のブログを校正・整理していると自分がいかに人と多く会っていたかわかる。しかし、それでも三十代、四十代の頃に比べたら話にならないほど少ない。
 尾根からいつ落ちるかもわからないような状態でこの20年歩いてきたような気がする。

 仕事で出かけることがなくなるということは若い人にも出会わないということだ。だから積極的にボランティアでもサークル活動でもしなければと思う人も多いだろう。
 母の交通事故以降、緩やかで、忙しさのない生活を送ってきた。それで気が付くことがあった。久しぶりに人と会って長話をすると、疲れるのだ。久しぶりにスピーチなどを頼まれるとさらにひどく疲れるのである。この緩やかな時の経過とともに、バリ島や沖縄で必死こいて説明し、体使って講習できていた頃と現在の自分との差を考えてしまう。
 
 体から酵素が減りつつあるのか。マグネシウムでも不足しがちなのか、それが今の自分の時の経過というものなのか。

 人生の最後にどうしてもリベンジしておきたいことがあって、「書くこと」と同時にこのリベンジをやる。自分へのリベンジである。「再挑戦」と言ってもいい。そのスタートが九月半ばくらいからとなる。世界でおそらく初の超便利な語学学習プレイヤーアプリだ。他社のものと比べてもこちらが上だ(と自分で判断している。ただガラパゴス化が恐ろしい)。日本語を勉強する人や、他外国語を勉強する世界中の人に使ってほしい、と思っている。

 とりあえず、慎重に始める。ホームページ作りからだ。そして Google Play への登録となる。そしてもうひとつのフォーマットiOS 用開発を始める、という段取りである。うまくいくかどうか。もちろんいってほしいが、開発の難しさ、不具合の発生については過去に知っているので、用心、用心と自分に言い聞かせる。また人と会うことが増えるのかもしれない。