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Holistic Approach今までの英会話学習法とはまったく違う

(英語で)パイにかぶりつく

2017年01月18日 | have・do動詞でこれだけ話せる



【どうして日本人は英語を話せないのか?】

たった16の動詞で日常会話のすべてができると指摘したのはイギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)だ。彼はたった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。
この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は造語法*や一定の範囲の方位語(方位副詞。前置詞)の組み合わせで多様な意味を表し、しかも英語のネイティブスピーカーにはそのような表現を好んで使う傾向があるとした。


C. K. Ogdenはイギリスの植民地支配における言語強制を支えた言語学者です。彼はリチャードとギブソンという二人の弟子を中国に派遣した記録が残っています。イギリスによるアジアの植民地と言えば、インド、スリランカ、シンガポール、マレーシア、中国、香港、ミャンマー(旧ビルマ)、インドネシアなどがあります。

これらの国をイギリスの植民地支配を解放したのが日本です。このアジアの開放のための戦争を「大東亜戦争」と呼びます。

さて、C. K. Ogdenの「植民地の原住民に英語を話させる」という試みは戦後、「英語を母国語としたり、共通言語とする国など」として残りました。
受講者の方の中に、これらの国に駐在している方が多いですが、寄せられるメールに「彼らはどうして英語を話す能力が優れているのか」といった意見が多いです。

さて、この問に答えるヒントの1つがあります。
日本の敗戦を引き替えに、解放された国々は次々に独立しました。このことについて述べるつもりはありませんが、私たち日本人の英語教育についての示唆を与える事実を述べておきます。
私が子供達に英語を教えていた1970年代にこれらの国々では、英語のネイティブスピーカーによる英語教育に代えて「自国の英語の先生を養成、採用しました」、当時このことは「あの朝日新聞」でも報道していました。
彼らが英語教育でやったのは、ネイティブの物まねではなく、「とのようにして自分の意志を英語を使って表すか」ということでした。それを自国語で説明できる英語の先生に託しました。重要なことは、この時役だったの皮肉にも、まさにC. K. OgdenのBasic Englishだっのです。

英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要があるのだ。


以上が、当オンライン講座の副教材に以下の教材を加えた理由です。

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[今日の学習]

あなたも全所収文例約9,600に挑戦しませんか?!

今回も、「ENGLISH-TREKKING教材Vol.4 Essential verbs 70」の学習となります。

digの動詞フレーズ
[基本的意味]
 
digの意味は、「(土を)掘る、掘り出す、掘って作る」というのが第一義ですが、「(金でも掘って探すように)探求する、掘る、得る」といった意味ともなります。

[今回のポイント]
「ENGLISH-TREKKING教材Vol.4 Essential verbs 70」に登場する動詞のほとんどが馴染みのものばかりです。

日常会話で使われるのはほとんどがTwo Word Verbsです。
digは、「(土を)掘る、掘り出す、掘って作る」だけの意味ではありません。
何かを掘ったり、掘り出すというイメージがメタフォーとして以下のような意味となって展開します。

(in) 「範囲内」
(1) dig in and study
    熱心に勉強を始める
(2) dig in and work
    熱心に仕事を始める

(into) 「範囲内+到達」
(1) dig into a piece of pie
    パイにかぶりつく

(out) 「範囲外」
(1) He dug out a faded photograph and showed it to me.
    彼は1枚の色あせた写真を見つけだしてきて、私にそれを見せた


言葉というものはもフレーズPhrase、つまり「意味ある単位」でとらえてこそ、その意味が定着・蓄積するものです。もう一度、赤文字で表記した動詞フレーズの意味をとらえてください.
これがことばとして身につけるための英語学習法です

【ファンクションメソッド 一般動詞フレーズ5段活用】 表現展開の例
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
  She digs into a piece of pie.
  彼女は、(ふだん)パイにかぶりつく
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
  She dug into a piece of pie.
  彼女は、(その時)パイにかぶりついた
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す]
  She will dig into a piece of pie.
  彼女は、パイにかぶりつくだろう
  She cannot dig into a piece of pie.
  彼女は、パイにかぶりつくはずはない
④ ing形動詞フレーズ 「未来の事実・継続的な意味などを表す] 
  She is digging into a piece of pie.
  彼女は、パイにかぶりついている
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況]  現在完了形
  She has never dig into a piece of pie.
  彼女は、一度もパイにかぶりついたことはない

ファンクションメソッドは英語発想を元にしています。英語発想とはファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組み合わせで文が成り立っているということです。
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