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Holistic Approach今までの英会話学習法とはまったく違う

ネイティブは当然、インドや中国の人たちの英会話学習法とは

2010年06月07日 | Trecking-basic1

●ネイティブは当然、インドや中国の人たちの英会話学習法とは

英会話の基礎は文法だと、「助動詞willは動詞の原形をとる」とか「to+動詞の原形」などと熱中したり、エイとばかりに日常生活で役に立つ例文を丸暗記するのが英会話学習だと思い込まされている。

一方彼らは例えばgo to Saigonといった動詞フレーズをどんどん蓄積していく。

  go abroad  外国に行く    go home  帰宅する
  go far    遠くに行く   go for a walk 散歩に行く
  go shopping  買い物に行く  go on a diet ダイエットする
  go on a tour ツアーに行く  go sightseeing 観光に行く
  go to the amusement park 遊園地に行く

そしてそれと同時進行にWe willやWe want toといったフレーズがひとまとまりの意味あるものとしてどんな意味を持つのか身につけていく。それが彼らの英会話学習法なのだ。

私たちもそろそろ彼らの英会話学習法を学ぶべき時がやって来たのではないだろうか。

●ファンクションメソッドとは

私は、We willやWe want toなどをファンクションフレーズと名づけている。これは主体(主語)と意志や情緒、あるいは欲求などを表すフレーズ(意味ある単位)だ。一方go to Saigonを動詞フレーズ、つまり動詞が導くフレーズ(意味ある単位)と名づけている。

英語はこのファンクションフレーズと動詞フレーズの順列・組合せで成り立つ、とても合理的でシンプルな言語なのだ

ここにとりあげたGo to to Saigonは「サイゴンに行くこと」という客観的な行為だ。これを様々なファンクションフレーズが飾り、まるで列車の機関車が客車を連結するような働きをする。

したがって、英会話学習というものは、異なる機関車とそれに連結される客車をいくつ覚えるかということになる。もちろん連結は機関車が連結する客車を選ぶように、無原則、無機的、機械的に行なわれるものではない。しかし基本のしくみはしくみとして身につけ、例外は例外として処理する、これがことばの学習なのだ。

 電子出版本「たった16の動詞で自由に英語が話せる瞬間英作音読トレーニング」中嶋太一郎著より転載



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