円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

2008年05月20日 | 日記
善導大師は

「経は経(たて)なり 経(たて)よく緯(ぬき)をたもつ」(観経疏玄義分)

と仏法をあらわされますが、

今日(シャレではない)、今更かもしれませんが、こんな歌があることを知りました。

中島みゆきさんの『糸』です。


「なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きていたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます」

すべてとは言えないかもしれないが、仏法に通ずる点も多いのではないでしょうか。
また、「幸せ」でなく「仕合わせ」と表現してくださったことにも感謝。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。