5月9日、坊守の実家のお寺、山口教区岩国組の浄蓮寺の住職継職奉告法要に出勤。
午前は稚児行列。快晴の空の下、87名のお稚児さんとそのご家族、ご出勤のご法中とともに法要をお祝いさせていただいた。
午後より継職奉告法要に親族法中として列衆出勤。無量寿経作法をおつとめ。
このたび法灯を継いだ新住職の学友の皆さんが美しい雅楽の調べを奏でてくださった。一緒に学んだ友に囲まれた義弟の顔を見ていると仕合わせそうであった。
記念法話は行信教校の天岸淨圓先生。
自分が理解できること、納得することしか受け入れないこの私の姿を明らかにしつつ、我執を超えてはたらくお念仏のはたらきに出あうことが大切であると、お聴聞を勧めてくださいました。
終始なごやかな雰囲気の中で法要は勤められた。新たな一歩を踏み出したそのひとときを共有でき、ありがたい限りであった。