観劇三昧:幻灯劇場『DADA』(全国学生演劇祭)
2017/4/23
ロッカーに捨てられた赤子が、幽霊かつロッカーになって成仏していく話。
タイトルはダダイズムのDADAでいいのかな?
掛詞を多用して世界を拡張していくやり方は野田秀樹作品っぽいけど、言葉の選び方はだいぶん荒っぽい。
舞台装置は3×4×1のジャングルジム状の物体のみ。
シンプルでかっこよく、場面場面での利便性も高い。うまく使いこなしている。
BGMや効果音はエレキギターの生演奏。かなり主張が強い。
登場人物も役者の人数も多く、強い表現をどんどん足していくやり方。
セリフと演奏と歌と踊りのそれぞれのバランスを取りながら、総合芸術としての表現にチャレンジしている。
ただ、映像で見る限りそのバランスが取れていないような感じがして、集中力が続かなかった。
客席は沸いていたようなので、録画環境のほうの問題なのかも。
================メモ===============
公演時期:2017/02/26
脚本/演出:藤井颯太郎
配役
らじお:谷風作
マリア:松本真依
ケンちゃん:小輝
サナエ:鳩川七海
サンショウウオ:神保七味
小石:戸根亮太
お菊:橘かれん
バッキー:小野桃子
ブッキー:平元花奈
ボッキー:藤井颯太郎
おばば代表:富永美里
金さん:今井聖菜
銀さん:西園寺桜子
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