2024/6/15
プロレスラーの川田利明が、運営するラーメン屋の苦労話を書いた本。
本当に笑えない程度の現実的な愚痴を言いながらも、こだわりは捨てられないナルシシズム全開の内容。
人には「絶対になるな」と言いつつ、自分は「今更やめられない」という矛盾。
不器用キャラを演じていたと言っている。
たしかに小さいスケールでみるととても器用なのにその生き方は不器用そのもの。
世の中のあらゆる表現は発信者の人間性を見せるものだと思うけど、こんなにプロレスとラーメン屋の作風が一致していることがあるんだろうか。
10年続いていると言っても、読めば読むほど次の一年が乗り越えられるかわからない。次に東京に行ったときには何としてもラーメンとカラアゲを食べに伺いたいと思う。
常連にはなれないからそんなに喜ばれないかもしれないけど、「おいしかった」と「本読みました」だけはお伝えしたい。
不味かったらどうしよう。
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