2024/2/25
2023年3月に退職した養護教諭が、34年間の教員生活で培った仕事に対する考え方を、一日の時系列や印象に残ったエピソードとともに書いたエッセイ。
前に読んだ養護教諭の方と雰囲気が似ているものの、詳細は結構違うのでたぶん別人。
保健室の先生は普段何をやっているのかよくわからないので、こういう具体的な仕事の内容を書いてもらえるとイメージがつかみやすい。ありがたい。
事務仕事や直接生徒をケアをする仕事も多いけど、それより、野球のバックアッププレイのような何かあった場合に対応するための仕事が多いように見える。
大体は意味がなく終わるけど、これを大事だと思えるかどうかで全然違う環境になりそう。
保健室の性質上、生徒に忙しいと思わせてはいけないという話もおもしろい。結構損な役割だと思う。
本書は小学校の分量多めなので、いろんな学校の仕事の様子を読んでみたい。
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