前回はりりぱっとの石井先生が考える「点から線への教育」についてご紹介した。
この「点から線への教育」について、りりぱっとではもう一歩踏み込んだ取り組みが行われているので、今回はそれをご紹介していきたいと思う。
子どもたちの将来を考えて、保育園でもできる限りの事はしてあげたい、ただ、残念ながら長い人生の中で、先生たちが子どもたちに関われる時間はほんの僅かしかないのも事実だ。
それならば、保育園を卒園してからも常に子どもたちとともに過ごす保護者の方たちに、何か伝えられることがあるのではないか。
そんな考えから、りりぱっとでは、「ex Program」と称して、保護者向けのワークショップを提供している。
その内容は通常イメージする子育ての枠に捉われることのない、非常に多彩なものだ。
例えば、マインドマップを使った発想の仕方や視点の切り替え法であったり、NLP(神経言語プログラム)によるコミュニケーション技法や自己啓発技法といったものである。
保護者がこういった考え方、視点を知ることで、相手の心理を推し測る方法や自分のメンタルの鍛え方などを身に付けることができる。
それは、家庭内の円滑なコミュニケーションにもつながっていくだろうし、難しい用語は分からなくても、友達とのやり取りの中でこの言葉が相手にどんな思いをさせるのか、そんなことを子どもたちに教えていくための手掛かりにもなるだろう。
また、別の回では、ツィッターやSMSなどのソーシャルメディアの使い方や、これからのソーシャルメディアの在り方といったことも取り上げている。
ソーシャルメディアは先般の大震災の時にも活躍したように、家族同士、そして保育園と保護者をつなぐ重要なツールになり得る。
そして、こういったものに批判的な保護者の方もいるとは思うが、子どもたちが生きる将来において、これらのものは間違いなく今以上に社会に浸透していて非常に身近なものになってくる。
社会のめまぐるしい変化にも対応し、しっかりと理解した上で、あるべきルールを教えて正しく使えるようにしてあげることが、親として大人としての義務だと考えたとき、こうした場を設けてくれることは、非常にありがたいことではないだろうか。
子どもたちが家庭にいる時間、そして卒園してからの人生についても真剣に考えてくれている石井先生だからこそ、次々とこうした新しい取り組みに情熱を傾けることができるのだと思う。
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