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園コミ

育児が趣味の公認会計士・税理士のブログです。
保育園の情報など子育て家庭に役立つことをご紹介しています。

保活レポート:わくわく保育園

2012-05-28 | 保活レポート

「保活レポート」第18回は、船橋市習志野台の保育園「わくわく保育園」(http://www.kidslink.jp/wakuwaku/)の桑垣博一先生にお話を伺った。 

保育園や児童養護施設で保育士として働いていた桑垣先生は、待機児童の問題がクローズアップされてくる中で、困っている親御さんたちのために、そして、自分の思う保育、教育を実践するために、自ら保育園を開園することを決めたそうだ。 

桑垣先生が第一に考えているのは、子どもたちが安心、安全、そして元気に過ごすことができる環境を用意してあげることだ。 

今の子どもたちは運動能力が低下していて、すぐに息切れしてしまうといった傾向があるので、近くの公園で元気に遊んで体力をつける時間をできる限り多く取るようにされているそうだ。 

そして、もう一つ大事にされているのが、子どもが持っている限りない才能を最大限に伸ばしてあげるということだ。 

子どもには一人一人に個性があって得意としていることも違うので、興味を示す瞬間を見つけたら、その時に集中的に取り組ませてあげて、せっかくの才能が埋もれてしまわないようにいつも心がけていらっしゃるそうだ。 

また、子どもの才能を伸ばすための刺激を与える機会も数多く用意されている。 

まず、学習の時間では、小学校入学の準備の意味も込めて、ひらがなや数字を教えている。 

文字を覚えるには書くことが一番効果的だと考えられていて、年上の子どもたちは先生と一緒にひらがなを書きながら覚えていくそうだ。 

さらに、英語の学習も取り入れていて、例えば朝の会の時に「おはようは英語で何というのかな?」と問いかけて子どもたちに答えさせるといったように、子どもたちが嫌がらないように、自然に楽しく身に付けていけるようにしているそうだ。 

それから、食育にも力を入れていて、有機野菜を取り入れた安全な食材を使った自園調理で、野菜本来の美味しさや味を知ってもらうことから始めている。 

そして、自分たちで野菜を植えて育てて食べるという体験学習も近く始める予定だそうだ。 

また、年間の行事も、夏祭りや、遠足、クリスマス会やお楽しみ会など、たくさんの行事を行っている。 

夏祭りでは保育園の中に屋台を出して、親子で遊びにきてお祭りの雰囲気を味わうことができ、お楽しみ会では、子どもたちが歌を披露したり、親子で一緒に踊ったりするそうで、子どもたちも親御さんもとても喜んでくれるそうだ。 

最後に、この保育園の保育理念「一人でも多くの子どもが、人間が生まれながらに持っている素晴らしい力を育ませることに喜びを感じ、笑顔と元気が溢れた園を創造すること。」について伺った。 

この「素晴らしい力」について、桑垣先生は、例えば、優しさ・努力・元気・正直・素直・思いやりといったものだと考えていて、人はだんだんとこうしたものを忘れてしまうし、また、現代の日本社会においては、これらを「恥ずかしい事」と捉える傾向さえ見られる。 

あわただしい世の中ではあるけれど、子どもたちがこうしたものを失わずに成長していけるように、できる限り落ち着いた気持ちで穏やかに過ごせるようにしてあげたいと語ってくださった。 

お昼寝の時に流れる柔らかなオルゴールの音色に象徴される、この保育園の優しい環境が、子どもたちのこうした素晴らしい力を大事に大事に育んでいるのだと思う。

 

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保活レポート:カイルアインターナショナルスクール

2012-05-18 | 保活レポート

「保活レポート」第17回は、津田沼のインターナショナルスクール「カイルアインターナショナルスクール」(http://kailua-international-school.info/)にお話を伺った。 

カイルアインターナショナルスクールの1週間のスケジュールの中には、朝の会から始まって、フォニックス、ライティング、リーディング、読み聞かせ、算数、理科、社会、図画工作、ピアニカ、演劇、クッキング、外遊び、リトミック、体操、フラダンス、空手など、実に様々なことが予定されている。 

その中には、インターナショナルスクールならではというものもあれば、カイルアインターナショナルスクール独自のものもあるが、一般的な日本の幼稚園や保育園で行われているものももちろん含まれていて、フォークやスプーン、お箸の持ち方、トイレトレーニングなど生活に必要な基本的なことを身に付けたり、それから芋ほりなど食育の要素を含んだ体験学習なども経験することができるそうだ。 

また、カイルアインターナショナルスクールではこうしたカリキュラムを各月ごとに共通したテーマのもとに実施していく。 

例えば、「ハワイ」がテーマの月には、ハワイに関係する単語の読み書きをし、演劇ではハワイの伝説を演じたり、火山の噴火を全身で表現したり、理科では火山の模型を作り、重層と酢で化学反応を起こし、火山の噴火を模してみるといった具合だ。 

このように一つのテーマに沿って関連付けて学んでいくことで、それぞれが点で終わってしまうことがなく、より深い理解につながっていくというわけだ。 

そして、こうした教育が全て英語で行われる。 

このインターナショナルスクールの先生たちはみな、各国の保育、幼児教育や英語の先生の資格を持った方で、子どもたち同士も日本語で話すということは認めていない。 

といっても、日本語が出てしまったときに、厳しく否定するといったわけではなく、先生たちが英語で言い換えることで、子どもたちは自然に自分の伝えたいことを英語で話せるようになり、卒園する頃には高校レベルの英語が身に付くそうだ。 

もちろんその後もある程度継続的に英語に触れていることは必要ではあるが、大きくなってから机に向かってひたすら単語を覚えるといった苦労をすることを考えると、とても価値のあることだろう。 

ただ、カイルアインターナショナルスクールの目指すところは、単に英語を話せるようになればいいということではない。 

子どもたちが英語をツールとして身に付けた上で、日本がどんなにいいところでどんなに美しいかを世界に伝えられるような人間になってほしいと考えている。 

そして、このインターナショナルスクールで育まれた多様性を認める心、相手のことを考えられる思いやりの心を胸に、世界中の人とのコミュニケーションを楽しんで、いつも笑顔でいてほしい、それが願いなのだそうだ。 

最後にカイルアインターナショナルスクールの年齢ごとのクラスの名称を紹介したいと思う。 

1歳~2歳までのクラスがHonua(地球)、2歳~未就園がKai(海)、年少がKuahiwi(山)、年中がMakani(風)、年長がLani(空)となっている。 

この名称には、まず、大地を踏みしめ前に向かって第一歩を踏み出し、団体生活という大海原へ航海に出て、そびえたつ学びの山に挑み、山の頂上でまぶしく吹き抜ける風から季節の到来を運んでくる風まで様々なものを体感し、そして自分の力で世界へ羽ばたくことのできる子どもたちへと成長してもらいたい、そんな思いが込められているそうだ。 

このインターナショナルスクールの中で語学力とコミュニケーション能力を身に付けた子どもたちが、世界へ羽ばたいてどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみなことだと思う。

 

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保活レポート:保育所キッズプラザ南行徳駅前園

2012-05-16 | 保活レポート

「保活レポート」第16回は、南行徳の保育園「保育所キッズプラザ南行徳駅前園」(http://www.kidsplaza-com.aki.gs/index_m.html)の代表である宮本一之先生にお話を伺った。

保育所キッズプラザ南行徳駅前園は地下鉄東西線南行徳駅から徒歩1分という場所にある。 

そんな利便性の高い立地にもかかわらず、近くには畑もあるそうで、子どもたちはその畑で農業体験をすることができるそうだ。 

大根、じゃがいも、さつまいも、ブロッコリーといった様々な作物を、種植えから収穫までさせてもらうことができるそうで、食育という点でもとても意義のあることだと思う。 

さて、この保育園の最大の特徴というと、専任の外国人の先生が毎日英会話教室を行ってくれるという点だ。 

ジェフ先生の教室は、机に向かって単語を一つ一つ覚えていくといった授業ではなく、正しい発音を身に付け、会話ができるようになるということが重視されている。 

そのため、まだ小さくてじっとしていられない子どもたちは周りを走り回っていても構わなくて、それでも先生の声が耳に入ることで、大きな効果が得られるそうだ。 

また、毎日英会話教室を受講できるだけでも珍しいことだが、より恵まれているのは、このジェフ先生が保育園の先生として、毎日10時から19時まで子どもたちと共に生活しているということだ。 

日常生活の中で英語でのやりとりをすることができるので、より活きた英語を身に付けることができるし、普段から子どもたちと接している先生から自然に学ぶことによる吸収の速さは目覚ましいものがあるそうだ。 

さらに、より英語を専門的に身に付けたいという場合には、家庭訪問によるプライベートレッスンを受けることもでき、これを受けた子どもの中には、年中で児童英検のブロンズからゴールドまで全て初挑戦で合格した子どももいるそうで、日常的に英語に触れられる環境と相まって、その成果は折り紙つきだということができると思う。 

それから、この保育園では英語以外にも、いろいろな習い事を選択することができる。 

水泳教室やサッカー教室、ピアノ教室が用意されていて、いずれもプロの先生に教えてもらうことができるので、もちろんスキルを高めることもできるし、健康な体作り、礼儀を身に付けるといったことにも役立っている。 

そして、教室への送迎も含めて、水泳教室なら月額3,900円、サッカー教室なら月額3,000円という低料金に抑えてくれていることも、家計にはとても助かる配慮だと思う。 

最後に、宮本先生にどんな子どもたちを育てていきたいかお伺いしたところ、もちろん元気でのびのびと育ってほしいと思うが、それと併せて基本的な学力を身に付けるということも大事にしたいと答えてくださった。 

それは、いわゆるお受験教育といったイメージではなくて、楽しみながら勉強できる姿勢を身に付けるということだ。 

この保育園でも鉛筆の持ち方から始めて、国語と数字のドリルなどを行っているが、遊びの延長の中で取り組んでいるので、子どもたちは自分から進んで勉強がしたいと言うそうだ。 

子どもにたくさんのことを身に付けさせてあげたいという親の気持ち、これを丸ごと受けとめてくれている保育園だと思う。 

 

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保活レポート:まほろば保育所

2012-05-10 | 保活レポート

「保活レポート」第15回は、都町の保育園「まほろば保育所」(http://www.kidslink.jp/mahoroba-020610/)の園長である原岡愛弥先生にお話を伺った。

原岡先生が保育園を開園された理由は明快、「子どもが好き」で、一生子どもたちと携わっていける仕事をしたかったからだ。

そんな原岡先生の保育の方針は、子どもをのびのびと育てることである。

ただ、のびのびといっても子どもの好きなことだけをやらせて放任するというわけではもちろんなく、良いことと悪いことの分別、これは厳しく教えていく。

それは、子どもが大事だからこそ、子どもの将来を真剣に考え、しっかり社会で生きていく力を身に付けてもらいたいからだ。

のびのび過ごすための最低限のルール、これを守った上で、できる限り子どもたちが自分で考え、多くのことに意欲を持って過ごせるように心がけている。

設定保育の時間には年齢に応じた学習の時間も含まれるが、ここでも子どもたちが意欲的に取り組めるように、遊びの延長の中で学ぶという要素を取り入れている。

例えば、ひらがなを覚えるのであれば、ロッカーに書いてある自分の名前、お友達の名前を探して、正しい場所に荷物を入れられるかということに挑戦させてみたり、足し算や引き算であれば、おやつの時間に、おやつが何個あって、いくつ食べると残りは何個になるかといった具合に、子どもが楽しみながら学べる工夫をしている。

こうした工夫は保育の様々な場面で活かされているが、それを絶えず求めていけるのは、この保育園にいる全ての先生たちが、子どものことが好きで、子どもの将来のためにできることをできるだけ多く取り入れていこうとしているからだ。

この保育園の先生たちは「先生さようなら、明日もまたくるから待っててね」という子どもたちの言葉を聞くために、保育園にいる時間の中でどれだけ子どもを楽しませて、どれだけ子どもの話を聞いて、子どもの将来のためにどうやっていい環境を創ってあげられるか、この探究に余念がない。

預かっている時間を無難に過ごせればいい、そんな考えはそこには存在しないのだ。

先生たちの子どもを思う気持ちは子どもたちにも伝わっていて、子どもたちは保育園を卒園した後も先生たちのことを慕って保育園に遊びに来ては、その日の出来事を話してくれたり、小さい子たちのお世話をしてくれたりするそうだ。

その中の一人の子は、まだ小学4年生にもかかわらず、将来の夢は保育園を経営することだそうだ。

「保育士さんになりたい」ではなくて、「保育園の経営がしたい」、それは、この保育園で過ごした時間がとても楽しかったから、自分もこんな場を創りたいということらしい。

子どものことが好き、この真っ直ぐな気持ちが、子どもたちのためにという熱意につながり、子どもたちの心の中に素敵な思い出を残してあげられているのだと思う。

 

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保活レポート:ハニーキッズ稲毛園

2012-05-08 | 保活レポート

「保活レポート」第14回は、稲毛、宮野木の保育園「ハニーキッズ稲毛園」(http://sites.google.com/site/inagehoneykids/)の園長である関根雅晴先生にお話を伺った。

もともと子どもが好きだったという関根先生、将来のある子どもたちに接していられる仕事ということで保育園を開園された。 

保育園の開園に際しては、いくつもの保育園を見学し、英語に注力しているところ、リトミックを取り入れているところなど、様々な園を見てきたそうだが、まずは、子どもが子どもらしく過ごせる場所、これを提供したいという結論に至った。 

そこで、一番大事にしているのは、思い切り体を動かして、外で元気に遊ぶということ。 

園の近くにはいくつもの公園があるそうで、天気のいい日には毎日外に出かける。 

公園の中で自然に触れるということだけでも、子どもは大人とは違った、様々なことを感じ、そして発想する。 

子どもの可能性は非常に大きく広がっているので、小さい時から何かに特化して教え込んでいくことは、かえってその可能性を狭くしてしまう恐れがあり、この時期は将来子どもたちが自分で選んだことで成長していくための土台が作られればいい、これが関根先生の考えだ。 

その中で、子どもは自分のペースで成長していく。 

立ち上がること、歩けること、着替えられるようになること、できなかったことが一つ一つできるようになっていくのを見るのが、とても嬉しいことだと話してくれた。 

それから、年間の行事だが、規模の大きい園ではないので、それほどたくさんのことはできないが、主なものとしては運動会と保育参観を行っているそうだ。 

運動会は、小学校の体育館を借りて、5園の園児と保護者が集まって行われるので、子どもたちにとってたくさんの人と接する貴重な体験になる。 

保育参観は、普段なかなか見ることができない保育の様子を保護者に見てもらう機会になっている。 

ハニーキッズ稲毛園では、保護者とのコミュニケーションも大事にしていて、アンケートを実施して、保護者の視点で気付いてもらったことを取り入れることで、よりよい環境作りをおこなっているそうだ。 

また、子どもたちの安全、安心ということにも配慮していて、飲料水はすべてミネラルウォーターを使い、保育室はできるだけ死角のない、見通しの良い空間にするなどの工夫もなされている。 

今後も、子どもたちと保育園の先生方とがみんなで仲良く過ごす中で、子どもたちが真っ直ぐ育っていく、そんな保育園にしていきたいと語ってくださった。 

子どもが子どもらしく過ごせること、これからもこの基本的なことを大事に、ますます地域に愛される保育園になってもらいたいと思う。 

 

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