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新名神開通に向けて着々と・・・・

2008-02-20 13:51:30 | 道路関連情報
 新名神開通により求められるのが「現名神から新名神への移行」だと思われる。今回の開通は距離・時間共に新ルートの方が利便性に優れている為に、できるだけ多くの利用者の流動を名神から新名神へ移行させる必要がある。その際に必要なのは確実な情報の提供である。

 従来同一起終点の経路が複数ある区間は短いものが多かった(名神天王山や東名下り大井松田~御殿場間、長いもので名神茨木~瀬田間)。しかし、今回の豊田~草津間は100km以上にも渡って2ルートは別ルートをたどる。豊田以東~草津以西の流動が一日どの程度あるのかはわからないが、近畿~九州間の流動よりは覆いだろう。


 名神の場合はこの時期関ヶ原地区の雪の影響があるので、基本的に天候リスクが低い新名神がメインルートになるだろうが、東名阪の渋滞がひどくなれば、現名神ルートの分担も必要になる。効果が最もあるのはお盆や年末年始などの帰省時だろう。豊田以西の流動がどのように変わるか、これは大変気になる。また、このページでは本線上の分岐点での情報版について言及しているが、他の媒体(特にハイウェイラジオ)でもできるだけ早く情報を提供すべきである(東名なら全線、名神ならば中国道や近畿道でも新名神・名神の所要時間情報が確認できるようになれば便利である)。



 さて、いよいよ新名神は開通するのだが、今回の亀山~草津間の開業は「暫定4車線」での開通となる。元々第二東名・第二名神は6車線規格で建設しているはずであるが、昨今の高速道路建設の見直しによってまずは片側2車線での開通となる。橋梁やトンネルなどは始めから6車線規格になっているので、開通後の需要を見て順次拡幅されるかもしれない(まあこの区間は4車線でも渋滞することは皆無だろうが)。
 しかしながら新名神に接続する草津付近の名神や、東名阪道の渋滞は大幅にひどくなる可能性がある。東名阪は付加車線の設置を行っているが、四日市~亀山間を全線拡幅しなければ効果は薄いだろう。逆に言えば6車線化が行われれば、新名神の亀山~四日市間の建設は不要である。


 新名神の環境対策(標識・交通情報板・路面標示)

 

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