あまり更新もせず、見ていただいてる方もかなり少ないウェブログですが、2つの記事に関してはかなり古い記事にも関わらず
未だに多くのアクセスをいただいています。
そのうちひとつは、「環八外回り」で、
最近環七の記事を書いたものの、環八はやはり渋滞が多い路線であり、多くの方の関心があるのだと思います。
もうひとつが、「名古屋圏の渋滞回避コース」の記事です。
この記事は今からもう7年も前に書いたもので、ちょうど名鉄本線の鳴海付近の立体化が行われた時期でした。それから302一般部の全通など、名古屋圏の道路インフラも
大きく変わっています。
この記事は今でも毎日のようにアクセスがあり、実際に役に立っているのかはわかりませんが、ちょうど年末で時間も空いているので、久しぶりに更新した2013版を
まとめてみようと思います。(環八の記事ではありません。)
今回は、
・この区間は高速を使うべき
・一般道間の比較
・302を迂回するか、都心を通過するか
を重点に、やや地域を拡大してまとめてみたいと思います。
※これはあくまでも個人的な見解ですので、実際に役立つかはもちろんわかりません。できるかぎりVICSや道路交通情報センターの情報がある路線が中心となります。
まず、現在の名古屋圏における渋滞の状況を路線、地点別に整理してみます。
1、高速道路本線渋滞
・東名上り日進BS→平日朝に最大で10km程度。
・東名下り日進BS→平日夕方に5km程度。
・名二環内回り上社→平日朝に最大10km程度。
・名二環外回り大森→平日夕方に5km程度。
・名神及び東海北陸上り一宮JCT→平日夕方に5km程度。
・東名阪道下り四日市→平日朝5km程度。
2、高速道路出口渋滞
・東名下り小牧(平日朝)
・東名下り名古屋(平日夕方)
・伊勢湾岸下り飛島(平日朝)
高速道路のうち連休時等の渋滞は東名や東名阪道などは普通の週末でも30km程度渋滞することも多いですが、時間をずらすことで関東圏のような渋滞は回避できることが多いと感じます。
東名に関しては新東名の開通で大幅に渋滞は減ると考えられます。東名阪道の渋滞については後述します。
このように、名古屋圏の渋滞は一つの傾向があります。それは、名古屋市を中心とする愛知県尾張地方から、自動車関連企業を始めとする大企業が多い西三河地方へ通勤する人が多いということです。
朝は東方面への渋滞が、夕方は西方面への渋滞が一つの流れとして見えてきます。西三河方面の企業は鉄道のアクセスが悪い場所が多いですので、このような傾向となっています。これは一般道に関しても
いえることと思います。
3、名古屋高速
・3号下り堀田付近→平日朝に5km程度。
・3号上り堀田付近→平日夕方に5km程度。但し曜日によっては都心環状を先頭に大高まで12km。
・都心環状線各出口渋滞(平日夕方)
・5号万場線黄金出口渋滞(平日夕方)
・11号下り小牧北出口渋滞(平日終日)
名古屋高速に関しても三河方面へのアクセスに優れた3号の渋滞が多くなっています。但し、名古屋高速の渋滞はより夕方の渋滞の方がひどい場合が多いです。
まず、三河方面への利用者は、三河方面へ直接通勤する人の流れと、名古屋都心のオフィスから営業で向かう流れの二つがあります。ですので、朝は渋滞が分散する傾向があります。
また、都心環状線の入口は街路状況によりある程度流入を制御することができますが、3号の大高での流入は信号制御のない名四、知多半島道路からの流入が多いため、
一気に渋滞が悪化する傾向があります。
夕方の渋滞がひどいのは、こうした流入によるものと、通勤で利用する方と業務で都心へ帰る方の時間帯が重なるためです。名古屋高速は基本的に入口閉鎖を行わないため、
渋滞はすぐに伸びてしまう傾向もあります。
その他、11号小牧北出口に関しては、41号の拡幅が決まったので、その拡幅までは様子見という感じでしょうか。小牧インター付近の41号は走ったことがある方ならおわかりだと思いますが、
右から名古屋高速の合流、左から東名、名神の合流があり、その先の村中交差点北側で3→2車線となるため、非常にカオスな状態となっています。
4、一般道(頻度の高いもの)
・国道1号豊橋市西八帖付近(上下線)→国道1号側が右左折する必要がある。
・国道19号若宮付近(名古屋市)→交差点の複雑さによるもの。
・国道22号中之郷南付近(清須市)→北行きの場合しばらく信号のない区間が続いた後の最初の信号であるため。
・国道23号丹後通付近(上下線)→ほぼ終日渋滞している。西行きの場合平日夕方には5km程度渋滞することも。
・国道23号十一屋付近(下り)→しばらく信号のない区間が続いた後の最初の信号であるため。平日は日中も渋滞する。
・国道23号庄内新川橋付近(上り)→上記と一緒。
・国道302号上社付近(内回り外回り共)→信号制御による影響。内回りは手前の高針橋南交差点も渋滞のメッカ。
・岐阜環状線うかい大橋付近(外回り)→国道156号との合流によるもの。
・国道19号虎渓大橋付近(多治見市)→信号制御による影響。
・国道362号晴丘付近(尾張旭市)→この先で片側2車線となるため、ここを先頭とした渋滞。
以上はあくまでも頻度の高いものですが、名古屋圏において日常的に一般道で渋滞が数キロもある地点はあまりありません。
では、ここから渋滞回避コースをまとめてみます。
1、超広域編
・連休時等の東名阪道四日市付近の渋滞part1
→東名~湾岸~東名阪~新名神ルートが定着した今、東海、首都圏から関西へは東名阪の渋滞時は名神米原経由へ。
東名阪の渋滞は渋滞距離だけでなく、渋滞通過時間も長い渋滞なので、天候がよければ名神経由の方が遠回りだが早い。
東名下り岡崎付近と名神上り草津付近の渋滞情報版(2ルートの比較)だけではなかなか判断が難しいが、
西向きの場合は渋滞が伊勢湾岸まで伸びている場合、東向きは新名神まで伸びている場合が目安になる。
もちろん名神ルートも渋滞が多いので、その判断材料としては滋賀県内の名神の渋滞がない場合は名神ルートの方が早い。
但し米原積雪時は絶対的に東名阪へ。
・連休時等の東名阪道四日市付近の渋滞part2
→これは更に広域的な移動の際に有効なルート。条件としては、大阪南部及び関西以西へ行く場合に、上記東名阪の他に、
中国道宝塚付近の渋滞もある場合。また、名神リフレッシュ工事時にも有効なルート。
まず、湾岸の渋滞直前のインターでおりて国道23号→国道1号→名阪国道で天理へ抜けるルート。その先は西名阪→阪神高速14~
1~3~第ニ神明~加古川・姫路・太子龍野バイパスと進む。岡山方面へは姫路西インターから山陽道へ。
このルートは必ず早いとは限らないが、流れている区間が多いこと、料金が安いことなど、利点も多い。但し阪神高速神戸線は休日も
渋滞が多いので、湾岸線~新神戸トンネル~7号北神戸線へと迂回する必要がある。かなりわかりにくいし、ナビでは推奨ルートではないので、
ある程度関西圏に詳しくないと難しいかもしれません。
・連休時の東海北陸道の渋滞
→高山などへは渋滞していても東海北陸を使うのが早いですが、飛騨トンネルを超えて金沢方面へは米原ルートの方が早い場合があります。
東海北陸も4車線化が進んでいますが、今でも高鷲トンネル等を中心に渋滞が頻発していますので、名神の渋滞次第では米原ルートの方が
早いです。
なお、一宮JCTで上りは名神も東海北陸も渋滞が多いですが、ここは東海北陸側のランプウェイを短くしたことで、名神の方が流れるように
なっています。
・東名か中央道か
これは対関東圏への移動ですが、平日ならば中央道、休日は絶対的に東名です。関東側はどちらも25km程度渋滞しますが、3車線の東名の方が
通過時間は短くなります。また、関東圏は一般道も渋滞がひどいので、高速そのものが迂回路として考えた方がいいと思います。
なお、TDRへは横浜町田インター→保土ヶ谷バイパス→首都高K3→Bが早いです。但し以前と比較して3号渋谷線の大橋から都心寄りは渋滞が
緩和しつつありますので、3号の渋滞次第では3号→C1内→6→9→Bの方が早いケースも多くなったと思われます。
料金に関しては、首都高の料金が対キロ制に変わったので保土ヶ谷バイパス経由の方が安くなりました。
2、広域編
※ここからは一般道を使った渋滞回避コースを中心にまとめます。
・浜松から名古屋へ
国道23号と潮見バイパスが直結したことにより、浜松南部から名古屋方面へのアクセスはかなり改善されました。
上記バイパスを使うことにより、国道1号音羽蒲郡付近までノンストップで移動ができるようになりました。
23号蒲郡バイパスが建設中のため、23号豊橋バイパス西端部から名古屋方面へは渋滞の多い23号現道を使うか、
これまた渋滞の多い1号を走るか悩むところですが、蒲郡市内の渋滞がひどい場合は23号岡崎バイパスまで1時間かかることも
多いですので、1号をのんびり走った方が早いと思います。
・岐阜から名古屋へ
相変わらず渋滞の多い22号ですが、春日~一宮東間の名古屋高速は350円であるので、この区間だけでも高速を使った方が早いです。
なお、名古屋高速清須線の開通で清洲JCT以南の22号はかなり流れるようになりました。
・岐阜県東濃から名古屋へ
通常は国道19号ですが、名古屋東部へは、19号の南側を走るr66か国道363号を使う方が信号が少なく早いです。但し愛知県内に入ると
国道363号は瀬戸~名東区にかけて渋滞が多く、なかなか時間短縮が難しいです。
豊田方面へは363号から419号へ、名古屋市東部へは瀬戸市内で155号へ進み八草からr6へと抜けることによって19号よりも早く移動が
可能です。
・四日市から名古屋へ
四日市へはやはり名四が早いです。上記のように庄内新川橋など渋滞するポイントもありますが、時間だけで見ると23号は早いです。
渋滞を回避する場合は目的地にもよりますが、稲荷西から西尾張中央道→東海通りと進めばほぼ渋滞は回避できます。
名古屋都心部へは寛政インターから環状線を進むか、築地口からR154へ進み白鳥橋へ出るルートが主要なものと考えられます。
3、名古屋周辺編
・名古屋都心から東名名古屋までは広小路で。栄から渋滞がない場合は30分程度。
栄から伊勢湾岸までは空港線や名四を使って豊明まで行くことになるが、これは非常に時間がかかります。
東名や湾岸で豊田JCT以東へ行く場合は名古屋インターを利用した方が早いです。
・名古屋都心部の東西方向の移動は錦通りが早く、外堀や出来町は時間がかかります。
南北方向の移動はどれも混む路線が多いですが、若宮以南は伏見通が早いです。伝馬町~上前津までは大津通も早いですが、
上前津以北は繁華街の中心を通るため、使えません。
久屋の南向きは流れる傾向にあります。
・名古屋東部~西部間の移動
南部では23号、中心部では八熊及び若宮、北部ではあまりおすすめできませんが堤防が早いです。
・名古屋南部~北部間の移動
西部では環状線、中心部は伏見や久屋を組み合わせて、東部ではr59やr30が早いと思われます。
4、国道302号を使うべきコース
一昨年の一般部の全通により、トリトンと組み合わせて完全な環状形態になった302ですが、平面交差点ばかりですが、
現状そこまで渋滞はなく、周辺部への移動には不可欠な路線となりました。
例えば天白区植田から緑区名古屋南インターまでは302が早いですし、名四までの時間は大きく短縮されました。
但し302の内側から一回302まで出て、目的地は302の内側という場合は絶対的に302が早いわけではありませんので、
あくまでも302の内側から302を経由して302外側への放射線への連絡という使い方が基本となります。
これこそが環状道路の本質であり、名二環と組み合わせて広域的な移動の際に時間短縮を発揮させるのです。
私は基本的に植田~勝川間など15km程度の区間は302を利用します。但し、それ以上の距離や、通勤割引時間帯は250円で利用できるため、
名二環を使うことが多いです。植田~清洲東間などは名二環を使います。
5、超個人的な名古屋東部の渋滞回避コース
・岡崎方面へはr56名古屋岡崎線がやはり早い。但し岡崎環状線はかなり信号制御が悪く、使いにくいが、岡崎インター方面へは最速ルート。
・瀬戸、八草方面へはr57が早い。r57までは様々なルートがあるが、極楽から淑徳へ抜けるコースが多い。
・名四へはr59で丸ノ内で合流する。四日市方面へは北頭がやはり早い。
・国道41号や22号は名二環を使うことが多くなった。
・国道19号へはr30か、八草~瀬戸と進む場合が多い。
・伊勢湾岸を利用する場合は、東名方面の場合は豊明、四日市方面へは東海インターを使う。なお、四日市市内へは東名阪四日市インターまで行かず、
伊勢湾岸みえ川越を使う方が早いし安い。
前回の記事と比較して大きく変わった部分は少ないが、302の全通後は名古屋市内の渋滞はかなり減っていると感じます。やはり以前の記事でも書きましたが、
名古屋市内までの郊外部の方が渋滞が多い。
高速を使えば早いが、渋滞も多く、費用対効果で考えた場合、一般道でもそこまで差がない場合も連休時を中心にあります。
名古屋市内に関しては以前よりも渋滞は減っているので、無理に迂回ルートを選択しなくても早く移動できるようになったと実感しました。
あまり参考にならない記事ですが、特に広域的な移動に関しては地図を広げるとサブルートが様々見えてきますので、また面白いものがあればと思います。
極端なことを言えば、下関まではR2よりもR9のが早いという話になりますが笑。以上、大王崎の記事はまたまとめる予定です。
未だに多くのアクセスをいただいています。
そのうちひとつは、「環八外回り」で、
最近環七の記事を書いたものの、環八はやはり渋滞が多い路線であり、多くの方の関心があるのだと思います。
もうひとつが、「名古屋圏の渋滞回避コース」の記事です。
この記事は今からもう7年も前に書いたもので、ちょうど名鉄本線の鳴海付近の立体化が行われた時期でした。それから302一般部の全通など、名古屋圏の道路インフラも
大きく変わっています。
この記事は今でも毎日のようにアクセスがあり、実際に役に立っているのかはわかりませんが、ちょうど年末で時間も空いているので、久しぶりに更新した2013版を
まとめてみようと思います。(環八の記事ではありません。)
今回は、
・この区間は高速を使うべき
・一般道間の比較
・302を迂回するか、都心を通過するか
を重点に、やや地域を拡大してまとめてみたいと思います。
※これはあくまでも個人的な見解ですので、実際に役立つかはもちろんわかりません。できるかぎりVICSや道路交通情報センターの情報がある路線が中心となります。
まず、現在の名古屋圏における渋滞の状況を路線、地点別に整理してみます。
1、高速道路本線渋滞
・東名上り日進BS→平日朝に最大で10km程度。
・東名下り日進BS→平日夕方に5km程度。
・名二環内回り上社→平日朝に最大10km程度。
・名二環外回り大森→平日夕方に5km程度。
・名神及び東海北陸上り一宮JCT→平日夕方に5km程度。
・東名阪道下り四日市→平日朝5km程度。
2、高速道路出口渋滞
・東名下り小牧(平日朝)
・東名下り名古屋(平日夕方)
・伊勢湾岸下り飛島(平日朝)
高速道路のうち連休時等の渋滞は東名や東名阪道などは普通の週末でも30km程度渋滞することも多いですが、時間をずらすことで関東圏のような渋滞は回避できることが多いと感じます。
東名に関しては新東名の開通で大幅に渋滞は減ると考えられます。東名阪道の渋滞については後述します。
このように、名古屋圏の渋滞は一つの傾向があります。それは、名古屋市を中心とする愛知県尾張地方から、自動車関連企業を始めとする大企業が多い西三河地方へ通勤する人が多いということです。
朝は東方面への渋滞が、夕方は西方面への渋滞が一つの流れとして見えてきます。西三河方面の企業は鉄道のアクセスが悪い場所が多いですので、このような傾向となっています。これは一般道に関しても
いえることと思います。
3、名古屋高速
・3号下り堀田付近→平日朝に5km程度。
・3号上り堀田付近→平日夕方に5km程度。但し曜日によっては都心環状を先頭に大高まで12km。
・都心環状線各出口渋滞(平日夕方)
・5号万場線黄金出口渋滞(平日夕方)
・11号下り小牧北出口渋滞(平日終日)
名古屋高速に関しても三河方面へのアクセスに優れた3号の渋滞が多くなっています。但し、名古屋高速の渋滞はより夕方の渋滞の方がひどい場合が多いです。
まず、三河方面への利用者は、三河方面へ直接通勤する人の流れと、名古屋都心のオフィスから営業で向かう流れの二つがあります。ですので、朝は渋滞が分散する傾向があります。
また、都心環状線の入口は街路状況によりある程度流入を制御することができますが、3号の大高での流入は信号制御のない名四、知多半島道路からの流入が多いため、
一気に渋滞が悪化する傾向があります。
夕方の渋滞がひどいのは、こうした流入によるものと、通勤で利用する方と業務で都心へ帰る方の時間帯が重なるためです。名古屋高速は基本的に入口閉鎖を行わないため、
渋滞はすぐに伸びてしまう傾向もあります。
その他、11号小牧北出口に関しては、41号の拡幅が決まったので、その拡幅までは様子見という感じでしょうか。小牧インター付近の41号は走ったことがある方ならおわかりだと思いますが、
右から名古屋高速の合流、左から東名、名神の合流があり、その先の村中交差点北側で3→2車線となるため、非常にカオスな状態となっています。
4、一般道(頻度の高いもの)
・国道1号豊橋市西八帖付近(上下線)→国道1号側が右左折する必要がある。
・国道19号若宮付近(名古屋市)→交差点の複雑さによるもの。
・国道22号中之郷南付近(清須市)→北行きの場合しばらく信号のない区間が続いた後の最初の信号であるため。
・国道23号丹後通付近(上下線)→ほぼ終日渋滞している。西行きの場合平日夕方には5km程度渋滞することも。
・国道23号十一屋付近(下り)→しばらく信号のない区間が続いた後の最初の信号であるため。平日は日中も渋滞する。
・国道23号庄内新川橋付近(上り)→上記と一緒。
・国道302号上社付近(内回り外回り共)→信号制御による影響。内回りは手前の高針橋南交差点も渋滞のメッカ。
・岐阜環状線うかい大橋付近(外回り)→国道156号との合流によるもの。
・国道19号虎渓大橋付近(多治見市)→信号制御による影響。
・国道362号晴丘付近(尾張旭市)→この先で片側2車線となるため、ここを先頭とした渋滞。
以上はあくまでも頻度の高いものですが、名古屋圏において日常的に一般道で渋滞が数キロもある地点はあまりありません。
では、ここから渋滞回避コースをまとめてみます。
1、超広域編
・連休時等の東名阪道四日市付近の渋滞part1
→東名~湾岸~東名阪~新名神ルートが定着した今、東海、首都圏から関西へは東名阪の渋滞時は名神米原経由へ。
東名阪の渋滞は渋滞距離だけでなく、渋滞通過時間も長い渋滞なので、天候がよければ名神経由の方が遠回りだが早い。
東名下り岡崎付近と名神上り草津付近の渋滞情報版(2ルートの比較)だけではなかなか判断が難しいが、
西向きの場合は渋滞が伊勢湾岸まで伸びている場合、東向きは新名神まで伸びている場合が目安になる。
もちろん名神ルートも渋滞が多いので、その判断材料としては滋賀県内の名神の渋滞がない場合は名神ルートの方が早い。
但し米原積雪時は絶対的に東名阪へ。
・連休時等の東名阪道四日市付近の渋滞part2
→これは更に広域的な移動の際に有効なルート。条件としては、大阪南部及び関西以西へ行く場合に、上記東名阪の他に、
中国道宝塚付近の渋滞もある場合。また、名神リフレッシュ工事時にも有効なルート。
まず、湾岸の渋滞直前のインターでおりて国道23号→国道1号→名阪国道で天理へ抜けるルート。その先は西名阪→阪神高速14~
1~3~第ニ神明~加古川・姫路・太子龍野バイパスと進む。岡山方面へは姫路西インターから山陽道へ。
このルートは必ず早いとは限らないが、流れている区間が多いこと、料金が安いことなど、利点も多い。但し阪神高速神戸線は休日も
渋滞が多いので、湾岸線~新神戸トンネル~7号北神戸線へと迂回する必要がある。かなりわかりにくいし、ナビでは推奨ルートではないので、
ある程度関西圏に詳しくないと難しいかもしれません。
・連休時の東海北陸道の渋滞
→高山などへは渋滞していても東海北陸を使うのが早いですが、飛騨トンネルを超えて金沢方面へは米原ルートの方が早い場合があります。
東海北陸も4車線化が進んでいますが、今でも高鷲トンネル等を中心に渋滞が頻発していますので、名神の渋滞次第では米原ルートの方が
早いです。
なお、一宮JCTで上りは名神も東海北陸も渋滞が多いですが、ここは東海北陸側のランプウェイを短くしたことで、名神の方が流れるように
なっています。
・東名か中央道か
これは対関東圏への移動ですが、平日ならば中央道、休日は絶対的に東名です。関東側はどちらも25km程度渋滞しますが、3車線の東名の方が
通過時間は短くなります。また、関東圏は一般道も渋滞がひどいので、高速そのものが迂回路として考えた方がいいと思います。
なお、TDRへは横浜町田インター→保土ヶ谷バイパス→首都高K3→Bが早いです。但し以前と比較して3号渋谷線の大橋から都心寄りは渋滞が
緩和しつつありますので、3号の渋滞次第では3号→C1内→6→9→Bの方が早いケースも多くなったと思われます。
料金に関しては、首都高の料金が対キロ制に変わったので保土ヶ谷バイパス経由の方が安くなりました。
2、広域編
※ここからは一般道を使った渋滞回避コースを中心にまとめます。
・浜松から名古屋へ
国道23号と潮見バイパスが直結したことにより、浜松南部から名古屋方面へのアクセスはかなり改善されました。
上記バイパスを使うことにより、国道1号音羽蒲郡付近までノンストップで移動ができるようになりました。
23号蒲郡バイパスが建設中のため、23号豊橋バイパス西端部から名古屋方面へは渋滞の多い23号現道を使うか、
これまた渋滞の多い1号を走るか悩むところですが、蒲郡市内の渋滞がひどい場合は23号岡崎バイパスまで1時間かかることも
多いですので、1号をのんびり走った方が早いと思います。
・岐阜から名古屋へ
相変わらず渋滞の多い22号ですが、春日~一宮東間の名古屋高速は350円であるので、この区間だけでも高速を使った方が早いです。
なお、名古屋高速清須線の開通で清洲JCT以南の22号はかなり流れるようになりました。
・岐阜県東濃から名古屋へ
通常は国道19号ですが、名古屋東部へは、19号の南側を走るr66か国道363号を使う方が信号が少なく早いです。但し愛知県内に入ると
国道363号は瀬戸~名東区にかけて渋滞が多く、なかなか時間短縮が難しいです。
豊田方面へは363号から419号へ、名古屋市東部へは瀬戸市内で155号へ進み八草からr6へと抜けることによって19号よりも早く移動が
可能です。
・四日市から名古屋へ
四日市へはやはり名四が早いです。上記のように庄内新川橋など渋滞するポイントもありますが、時間だけで見ると23号は早いです。
渋滞を回避する場合は目的地にもよりますが、稲荷西から西尾張中央道→東海通りと進めばほぼ渋滞は回避できます。
名古屋都心部へは寛政インターから環状線を進むか、築地口からR154へ進み白鳥橋へ出るルートが主要なものと考えられます。
3、名古屋周辺編
・名古屋都心から東名名古屋までは広小路で。栄から渋滞がない場合は30分程度。
栄から伊勢湾岸までは空港線や名四を使って豊明まで行くことになるが、これは非常に時間がかかります。
東名や湾岸で豊田JCT以東へ行く場合は名古屋インターを利用した方が早いです。
・名古屋都心部の東西方向の移動は錦通りが早く、外堀や出来町は時間がかかります。
南北方向の移動はどれも混む路線が多いですが、若宮以南は伏見通が早いです。伝馬町~上前津までは大津通も早いですが、
上前津以北は繁華街の中心を通るため、使えません。
久屋の南向きは流れる傾向にあります。
・名古屋東部~西部間の移動
南部では23号、中心部では八熊及び若宮、北部ではあまりおすすめできませんが堤防が早いです。
・名古屋南部~北部間の移動
西部では環状線、中心部は伏見や久屋を組み合わせて、東部ではr59やr30が早いと思われます。
4、国道302号を使うべきコース
一昨年の一般部の全通により、トリトンと組み合わせて完全な環状形態になった302ですが、平面交差点ばかりですが、
現状そこまで渋滞はなく、周辺部への移動には不可欠な路線となりました。
例えば天白区植田から緑区名古屋南インターまでは302が早いですし、名四までの時間は大きく短縮されました。
但し302の内側から一回302まで出て、目的地は302の内側という場合は絶対的に302が早いわけではありませんので、
あくまでも302の内側から302を経由して302外側への放射線への連絡という使い方が基本となります。
これこそが環状道路の本質であり、名二環と組み合わせて広域的な移動の際に時間短縮を発揮させるのです。
私は基本的に植田~勝川間など15km程度の区間は302を利用します。但し、それ以上の距離や、通勤割引時間帯は250円で利用できるため、
名二環を使うことが多いです。植田~清洲東間などは名二環を使います。
5、超個人的な名古屋東部の渋滞回避コース
・岡崎方面へはr56名古屋岡崎線がやはり早い。但し岡崎環状線はかなり信号制御が悪く、使いにくいが、岡崎インター方面へは最速ルート。
・瀬戸、八草方面へはr57が早い。r57までは様々なルートがあるが、極楽から淑徳へ抜けるコースが多い。
・名四へはr59で丸ノ内で合流する。四日市方面へは北頭がやはり早い。
・国道41号や22号は名二環を使うことが多くなった。
・国道19号へはr30か、八草~瀬戸と進む場合が多い。
・伊勢湾岸を利用する場合は、東名方面の場合は豊明、四日市方面へは東海インターを使う。なお、四日市市内へは東名阪四日市インターまで行かず、
伊勢湾岸みえ川越を使う方が早いし安い。
前回の記事と比較して大きく変わった部分は少ないが、302の全通後は名古屋市内の渋滞はかなり減っていると感じます。やはり以前の記事でも書きましたが、
名古屋市内までの郊外部の方が渋滞が多い。
高速を使えば早いが、渋滞も多く、費用対効果で考えた場合、一般道でもそこまで差がない場合も連休時を中心にあります。
名古屋市内に関しては以前よりも渋滞は減っているので、無理に迂回ルートを選択しなくても早く移動できるようになったと実感しました。
あまり参考にならない記事ですが、特に広域的な移動に関しては地図を広げるとサブルートが様々見えてきますので、また面白いものがあればと思います。
極端なことを言えば、下関まではR2よりもR9のが早いという話になりますが笑。以上、大王崎の記事はまたまとめる予定です。
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