23号を内宮まで進まずに、通町インターで42号へ進んだのは、R167制覇のため。
国道167号は伊勢と賢島を結ぶ路線ですが、伊勢~鳥羽間は23号の記事でも書いたように42号との重複区間であり、
167号単独区間は約20km程度と短い路線です。それでも三重県最大の観光地を結ぶ路線であり、この付近の他の有料道路等と使い分けることによって、
観光シーズンには魅力的な観光地巡りができるようになっています。
167号の起点は三重県志摩市賢島であり、そこから内陸に鳥羽へ抜けて、伊勢までは海岸近くを通る路線となっています。
なお、今回の主目的は大王崎灯台でしたので、途中でR260へ寄り道しています。R260はまた別の記事にまとめる予定です。

伊勢市通町インター。ここがR167号終点部です。起点は賢島。
伊勢から鳥羽までは伊勢道直結の伊勢二見鳥羽ラインを利用するのが最短ですが、今回は海岸沿いに鳥羽へ進みます。

伊勢二見鳥羽ラインも42号指定となっていますが、現道へ。

夫婦岩など現道沿いの方が観光地は多い。

海沿いを走るとは書いたものの、実際に海が見える区間は少ない。

鳥羽駅前。直進方向に「豊橋」の文字が。ここで見るのにはかなり違和感を感じますが、確かに豊橋へはフェリーの方が早いです。

ここで初めてR167の文字が。42号はどこへ行くのでしょうか?
42号はこの先の中之郷交差点で左折してフェリー乗り場までが三重県側の陸上区間です。
それにしても42号は23号と大きくリンクしている路線と言えるかもしれません。
42号の起点は静岡県浜松市の国道1号上でしばらくR1との重複区間が続き、23号豊橋東インター付近でR1と離れて渥美半島表浜沿いに進みます。
23号の起点は豊橋東インターであり、ここから23号は伊勢湾岸を一回りして伊勢へ。
逆に42号は渥美半島伊良湖岬からフェリーで伊勢の隣に位置する鳥羽へほぼ一直線に伸びています。
直線に近い42号の方がもちろん距離、時間とも短いですが、フェリーという制約があります。23号もバイパスが未完成であるし、名古屋市内等を中心に
渋滞が多く、豊橋から鳥羽まで23号で行くのはかなり時間もかかるものです。
今回帰りに伊勢道~東名阪~伊勢湾岸と走りましたが、意外と伊勢道から豊橋方面へ向かう車も多く驚きました。フェリーの発想がないのか、高速の割引も
影響しているのかもしれません。
なお、鳥羽、伊勢などは観光都市であり、隣接して大都市があることもないので、産業用にはあまり利用されていないのが現状です。
結局のところ、三重県は東海~関西の通過点であり、それらの交通が集中する四日市付近を結ばない限り需要は少ないということです。
個人的にはかなり昔に、和歌山から延々42号を走ったことがありましたが、白浜から勢和多気で伊勢道に乗るまで半日以上かかったのを覚えています。
現在は紀勢道も延伸されていますが、紀伊半島の大きさに改めて驚いたものです(途中で熊野古道など寄り道もかなりしましたが)。
通常名古屋から白浜までは松原経由で阪和道で行くのが最速だと思いますが、紀勢道の延伸でその流れも変わるかもしれません。
逆に渥美半島の42号は交通量も少なく、のんびり走ることができます。

安楽島大橋北交差点で右折します。パールロードは直進。
観光客の多くはパールロードへ進むので、R167は生活道路のような路線となります。

加茂川沿いを南下します。

ここで第二伊勢道路と接続します。
第二伊勢道路に関しては全く知識がなかったのですが、伊勢二見鳥羽ラインとR167を結ぶ路線で、渋滞の多い鳥羽市内をパスして、
志摩市方面へ短絡する目的で造られたようです。開通は今年の秋、「伊勢道」のフォントがヒラギノになっていることから、最近できたのだな
とは思いましたが、本当に最近で未だにグーグルマップには表示がありません。

伊勢道路入口交差点。R167は右折しますが、ここはミスルートして直進しました。
この付近は鵜方磯部バイパスが開通しており、R167は右折して磯部の市街地をパスするルートになっています。
直進しててもミスルートに気づかずに磯部の市街地を走っていました。

この交差点でR167に復帰します。

R167はこの賢島口交差点を直進方向に進みますが、大王崎へ向かうため一旦R260へ進みます。
賢島口からはR260→大王崎→R260→パールロード鵜方入口交差点→阿児文化会館前交差点と走り、再びR167で賢島へ。

R167起点の近鉄賢島駅前。
R167の起点は実はあまりはっきりしていなく、他の国道等との交差点ではなく、賢島付近となっている。
賢島からは先ほどと逆の伊勢向きに走ります。

起点からすぐの近鉄の踏切。賢島も閑散としていたが、今でも名古屋や大阪から特急が多く運行されている。

賢島口交差点。ちなみにR260の起点も賢島であり、賢島口まではR167との重複区間となっている。

帰りは鵜方磯部バイパスへ。信号も少なく快適な道でした。

この先で左折しr16を進むと伊勢道玉城インターとなります。伊勢市内渋滞時はここで左折した方が早そうです。
帰りはそのまま伊勢道路を進んで伊勢市内へ。内宮近くは今も大渋滞で、更に伊勢道~東名阪までの大渋滞にはまり、
伊勢から名古屋まで4時間かかりました。
R167単独区間は生活道路であり、道路交通センサスでも平日の方が交通量が多い路線です。
観光客などはパールロードなどを走るので、景色が単調なR167は地元の方の利用が多いようです。
それでも単調な四日市以南のR23と比較すると楽しく、やはり志摩方面もまだまだ観光地としては強い位置にあると
感じました。伊勢神宮があまりにも有名ですので、どうしても比較されがちですが。
なおおまけの大王崎に関しては他の記事でまとめます。今回はここまで。
国道167号は伊勢と賢島を結ぶ路線ですが、伊勢~鳥羽間は23号の記事でも書いたように42号との重複区間であり、
167号単独区間は約20km程度と短い路線です。それでも三重県最大の観光地を結ぶ路線であり、この付近の他の有料道路等と使い分けることによって、
観光シーズンには魅力的な観光地巡りができるようになっています。
167号の起点は三重県志摩市賢島であり、そこから内陸に鳥羽へ抜けて、伊勢までは海岸近くを通る路線となっています。
なお、今回の主目的は大王崎灯台でしたので、途中でR260へ寄り道しています。R260はまた別の記事にまとめる予定です。

伊勢市通町インター。ここがR167号終点部です。起点は賢島。
伊勢から鳥羽までは伊勢道直結の伊勢二見鳥羽ラインを利用するのが最短ですが、今回は海岸沿いに鳥羽へ進みます。

伊勢二見鳥羽ラインも42号指定となっていますが、現道へ。

夫婦岩など現道沿いの方が観光地は多い。

海沿いを走るとは書いたものの、実際に海が見える区間は少ない。

鳥羽駅前。直進方向に「豊橋」の文字が。ここで見るのにはかなり違和感を感じますが、確かに豊橋へはフェリーの方が早いです。

ここで初めてR167の文字が。42号はどこへ行くのでしょうか?
42号はこの先の中之郷交差点で左折してフェリー乗り場までが三重県側の陸上区間です。
それにしても42号は23号と大きくリンクしている路線と言えるかもしれません。
42号の起点は静岡県浜松市の国道1号上でしばらくR1との重複区間が続き、23号豊橋東インター付近でR1と離れて渥美半島表浜沿いに進みます。
23号の起点は豊橋東インターであり、ここから23号は伊勢湾岸を一回りして伊勢へ。
逆に42号は渥美半島伊良湖岬からフェリーで伊勢の隣に位置する鳥羽へほぼ一直線に伸びています。
直線に近い42号の方がもちろん距離、時間とも短いですが、フェリーという制約があります。23号もバイパスが未完成であるし、名古屋市内等を中心に
渋滞が多く、豊橋から鳥羽まで23号で行くのはかなり時間もかかるものです。
今回帰りに伊勢道~東名阪~伊勢湾岸と走りましたが、意外と伊勢道から豊橋方面へ向かう車も多く驚きました。フェリーの発想がないのか、高速の割引も
影響しているのかもしれません。
なお、鳥羽、伊勢などは観光都市であり、隣接して大都市があることもないので、産業用にはあまり利用されていないのが現状です。
結局のところ、三重県は東海~関西の通過点であり、それらの交通が集中する四日市付近を結ばない限り需要は少ないということです。
個人的にはかなり昔に、和歌山から延々42号を走ったことがありましたが、白浜から勢和多気で伊勢道に乗るまで半日以上かかったのを覚えています。
現在は紀勢道も延伸されていますが、紀伊半島の大きさに改めて驚いたものです(途中で熊野古道など寄り道もかなりしましたが)。
通常名古屋から白浜までは松原経由で阪和道で行くのが最速だと思いますが、紀勢道の延伸でその流れも変わるかもしれません。
逆に渥美半島の42号は交通量も少なく、のんびり走ることができます。

安楽島大橋北交差点で右折します。パールロードは直進。
観光客の多くはパールロードへ進むので、R167は生活道路のような路線となります。

加茂川沿いを南下します。

ここで第二伊勢道路と接続します。
第二伊勢道路に関しては全く知識がなかったのですが、伊勢二見鳥羽ラインとR167を結ぶ路線で、渋滞の多い鳥羽市内をパスして、
志摩市方面へ短絡する目的で造られたようです。開通は今年の秋、「伊勢道」のフォントがヒラギノになっていることから、最近できたのだな
とは思いましたが、本当に最近で未だにグーグルマップには表示がありません。

伊勢道路入口交差点。R167は右折しますが、ここはミスルートして直進しました。
この付近は鵜方磯部バイパスが開通しており、R167は右折して磯部の市街地をパスするルートになっています。
直進しててもミスルートに気づかずに磯部の市街地を走っていました。

この交差点でR167に復帰します。

R167はこの賢島口交差点を直進方向に進みますが、大王崎へ向かうため一旦R260へ進みます。
賢島口からはR260→大王崎→R260→パールロード鵜方入口交差点→阿児文化会館前交差点と走り、再びR167で賢島へ。

R167起点の近鉄賢島駅前。
R167の起点は実はあまりはっきりしていなく、他の国道等との交差点ではなく、賢島付近となっている。
賢島からは先ほどと逆の伊勢向きに走ります。

起点からすぐの近鉄の踏切。賢島も閑散としていたが、今でも名古屋や大阪から特急が多く運行されている。

賢島口交差点。ちなみにR260の起点も賢島であり、賢島口まではR167との重複区間となっている。

帰りは鵜方磯部バイパスへ。信号も少なく快適な道でした。

この先で左折しr16を進むと伊勢道玉城インターとなります。伊勢市内渋滞時はここで左折した方が早そうです。
帰りはそのまま伊勢道路を進んで伊勢市内へ。内宮近くは今も大渋滞で、更に伊勢道~東名阪までの大渋滞にはまり、
伊勢から名古屋まで4時間かかりました。
R167単独区間は生活道路であり、道路交通センサスでも平日の方が交通量が多い路線です。
観光客などはパールロードなどを走るので、景色が単調なR167は地元の方の利用が多いようです。
それでも単調な四日市以南のR23と比較すると楽しく、やはり志摩方面もまだまだ観光地としては強い位置にあると
感じました。伊勢神宮があまりにも有名ですので、どうしても比較されがちですが。
なおおまけの大王崎に関しては他の記事でまとめます。今回はここまで。
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