首都高中環 山手トンネル開通

　実際に走ってはいないので詳しくはわからないが、図形渋滞情報を見る限り、新規開業区間～新宿線下り方向の渋滞はひどくなっているような気がする・・・。逆に５号上りの熊野町～竹橋～江戸橋間、Ｃ１の竹橋～三宅坂間は若干空いているようで、効果は少しはあるのか？まだまだ新ルートが定着するまでは様子見だろうが。


　首都高の中環延伸に対する気合の入れ方も素晴らしく、公式ページも大きく変わった。細かいところでは、湾岸線東京地区の１３号地出入口の出入口名を「臨海副都心出入口」に変更も同時に行われた。
　
　さてさて、これで４号から東京北東部へは中環がメインになり、４号上りの渋滞は大きく緩和する。それの影響もあって、６号や中環の堀切付近も少しは渋滞が緩和されるだろう。もちろんＣ１の三宅坂～江戸橋間も。
　　
　問題は、５号下り、４号下り、そして中環内回り江北～熊野町間である。５号下りは熊野町～板橋間が先頭に今後渋滞は拡大するかもしれない。これが竹橋まで繋がれば、結局Ｃ１も影響を受ける。なかなかうまくならないものだ。

　それでもルートが選択できるようになったのは大きいし、既存渋滞区間でも交通量が減れば距離が同じでも渋滞通過時間は短くなる。従来渋滞しなかったポイントが混むのは問題だが、首都高全体でみると、分散化の効果はやはり大きいだろう。


　そして大橋までの延伸、湾岸までの延伸が完成すれば、Ｃ１西側の渋滞はかなり緩和されるだろう。もちろん中環本線自体も西側はトンネル区間が長く、渋滞するだろうが、現状の環状線が実質Ｃ１しかない西側の状況は大きく改善する。あとは外環ですね。