益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

国民の英知

2006-11-09 16:27:25 | Weblog

 

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益鳥の身辺余話

AM7時02分16℃、湿度61%。陽が射すと上昇する気温がPM3時30頃まで26度。この寒暖の差を初め、その他の極端な対極的大差を見せる現象を「極端現象」と呼んでいますと専門家が言っていた。この極端現象が気象の世界で近年頻発していることは、日本に限らない世界的な現象で、地球が病んでいる前駆症状とも言える憂うべき現象である。人為的要因がその主なることは指摘されて長く、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的として、気候変動枠組条約、京都議定書定書が締結されており、先進国等に対し、温室効果ガスを1990年比で、2008年~2012年に一定数値(日本6%、米7%、EU8%)を削減することを義務づけている。

世界の4分の1も二酸化炭素を放出しているアメリカがまずこの条約からの離脱を発表しました。2001年3月、ブッシュ大統領はアメリカが京都議定書から離脱することを発表しました。その理由は、
1) 途上国が削減をしない
2) アメリカの経済に悪影響がある
3) エネルギー政策は重要だ
というもの・・・。(*印内はWeb京都議定書ページより抜粋したものである)

ブッシュ政権は加えて正当な理由が存在しないにも拘わらず、情報操作等々に自国民のみに限らず、世界の各国国民を騙してイラク戦争に踏み切ったが、その正当性は存在しなかったことが次々と明らかとなり、今回の注目の米中間選挙で野党民主党が十二年ぶりに下院の過半数を制し、上院でも議席伯仲となった。

投票有権者の英知が実を結んだ結果と言えるすばらしい投票結果だ。ブッシュ政権の誤ったイラク戦争に真っ先に尾を振り加担した我国日本の政権、その首相の責任への審判はどうであったか。恥ずかしい限りだ。嘆かわしい限りだ。政界事情の基本的違いのあることを知らないわけではないが、国民が下す選挙という唯一の参政権の行使における有権者意識、民意の反映が我国のように、常に裏切られ、騙され、口先で誤魔化され、苦しみだけを押し付けられ続けながら、その政権に「NO!」を突きつけることが出来得た例がないというのも、何と言うお粗末で哀しい事なんであろうか。

国民投票法、教育基本法、ひいては憲法改悪への自公民政権の企てに、野党第一党「民主党」が肩入れしている我国の政界事情は、真の民主政治が機能している「民主国家」とは程遠いものだ。民主党は壊滅せよ!不要な政党だ!そして国民よ!如何にどの政党が必要で、投票権を如何に有効に「自分達国民の為の」政治が行える政党選びに行使するべきかに、真に目覚めなければ我国の上から下へ腐りきった病巣病症を呈している体質改善は実現することがないまま過ぎて往くだけであろうと思う。


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