益鳥の思いつき放題放談之記

他愛のない話題で綴る無責任放談・・・

夜回り先生

2006-11-05 15:56:17 | Weblog
    画像は夜回り先生「水谷修」人権情報ネットワーク・・・より

益鳥の身辺余話

先日午前0時をまわって一時半過ぎまで「夜回り先生水谷修」の密着ルポ番組をみた。家内が見ていたものをそのまま二人で見ただけのことであったが、水谷修氏の取り組みとその実践の模様を見て、「現代の神」と言っても良いのではないかとさえ思った。

生徒の陥る世界と事件が毎日のようにマスコミを賑わわせている。いじめ、落ちこぼれ、不登校、内籠もり、家庭内暴力、家出、売春、シンナー、タバコ、リストカット、他の麻薬・覚醒剤と言われるドラッグ・・・等々の常習化から、一人でも多くの生徒を救い出そうとする献身的、命がけの行為にはキリストを感じさせるだけではなく、悩める者にとってのみに限らず「神、キリスト」そのものだと言っても過言ではないのではないかとすら思った。

勿論陥った者の救済は当然のことながら、陥る寸前の彼等を救いたい・・・と願う氏の気持ちの尊とさと、その氏の根底にある犠牲的精神は、多くの傍観者が口にするであろう「彼そのものは神ではあろう筈はなく、普通の人間である」としても、彼に宿った病める彼等、悩める彼女達を救いたいと願い行動するその元となる精神生活エネルギーは、「神」がなせる業に等しいと言って過ちはないであろう。

「こうした人も居るんだねぇ・・・」二人して放心したように見入っていた余韻のまま数分が過ぎて、家内がポツンと言った。「ああ・・・ご立派なもんだねぇ。現代の神だよこの人は・・・」彼等にとってということのみに限ったことではない。現状社会全体にとって・・・といった意味からでもそうではないか・・・と思いながら私は応えた。

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