第2章 お風呂に入る
美容健康入浴法
風呂入浴で肌が生まれ変わる
前ページで朝シャワーの効果を解説したばかりだが、美容・健康面を考えるとなるべく浴槽入浴をおすすめしたい。なぜなら、浴槽入浴はシャワー浴と比べて肌にもたらす効果が段違いだからだ。東京ガス都市生活研究所が“日頃シャワー入浴で済ませていた人が14日間浴槽入浴したときの肌の変化”を調査したところ、頬のキメが整い、下腿のかさつきが減少するなどの効果が見られた。また、水分量・肌弾力・キメ係数などのデータでも、浴槽入浴をした人は明らかに数値がよくなっている。肌の状態を気にする人はまず浴槽入浴をためしてみよう。
第2章 お風呂に入る
P.41
◎目覚めのシャワー
朝が苦手だという人には“朝シャワー”だ。特に、目覚めが悪い人は設定温度43度ほどのシャワーでリフレッシュ。熱めのお湯は交感神経を活発にして、目覚めない身体にエンジンをかけてくれるのだ。シャワーの勢いを強めにすれば、お湯の熱さと水しぶきが身体への刺激になって頭もすっきりするはず。シャワーの刺激効果を得るためには最低でも2分以上は当てよう。
◎二日酔い、体臭予防にも
二日酔いや体臭予防にも朝シャワーが効果的。体臭は寝ている間にかいた大量の汗や皮脂の分泌が原因といわれている。しかし、たった1分の朝シャワーによる臭いの元となる皮脂量の抑制効果は、夕方まで続くこともわかっている。
第1章 お風呂を知る
P.22~23
お風呂の種類
風呂好き日本人のこだわりで浴槽の形は今も進化中
日本の家庭用浴槽というと、多くの人は膝~腿くらいの高さの長方形の形を思い浮かべるだろう。それは、かつての日本の浴槽と欧米の浴槽を組み合わせた和洋折衷式というものであり、現在、日本で新設される浴槽としては主流のタイプとなっている。かつて日本の浴槽は深くて狭いものが主流だった。これは洗い場で身体を流してから、全身を湯につからせるという日本の入浴文化が現れている。一方、欧米の浴槽は浅くて横に長いものが主流。欧米の風呂場には洗い場がなく、浴槽で身体を洗う。つかるための湯を張ることはなく、身体を洗って溜まったお湯も入浴後には捨ててしまう。入浴において、湯につかるという習慣がほとんどないのだ。欧米ではスペースの問題で浴槽自体がない浴室もある。浴室はあくまで身体を洗うところなので、シャワーだけあれば十分、ということなのだろう。使われているバスタブは足を伸ばせる広いものが多いことからリラックス空間としての概念はあるのだろう。しかし、全身たっぷり湯につかることを好む日本人からすれば、そんなバスタイムはどうも物足りないものではないか。和洋折衷式は、そんな身体を伸ばしてゆったりくつろぎたいという希望と、湯にしっかりつきりたい希望をどちらも叶えられるサイズになっている。近年では円形や扇形など、横にも広がったタイプの浴槽も登場しており、日本人の風呂愛は留まることを知らない。
欧州を影から支配してきた「ENU(ヨーロッパ貴族連合)」に拉致され、拷問に晒される“夫”を想う篠塚。慎悟に想いを馳せることで“女の顔”を見せる。そのため、どんな理由を掲げようとも人殺しがしたい集団のボスの結城は欲情し、引き倒して馬乗りになりレイプしようとした。
身長:178cm
体重:58kg
B:87cm
W:63cm
H:90cm
足:25cm
民族:フランス人
配偶者:アンドレ・グランディエ
家族:父、母、姉5人
【夢芝居】
梅沢富美男
作詞&作曲:小椋桂
恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ忘れもしない
誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない
男と女 操りつられ 細い絆の 糸引き引かれ
稽古不足を 幕は待たない
恋はいつでも初舞台 恋は怪しい夢芝居
たぎる思い おさえられない
化粧衣裳の 花舞台
かい間見る 素顔可愛い
男と女 あやつりつられ
心の鏡 のぞき のぞかれ
こなしきれない 涙と笑い
恋はいつでも 初舞台
男と女 あやつりつられ
対のあげはの 誘い 誘われ
心はらはら 舞う夢芝居
恋はいつでも 初舞台
2012年9月12日18時55分
(Photograph by David Courtenay, Getty Images)
胸に乗せた石を使い、トゲだらけのウニを器用に食べるラッコ。最新の研究から、地球温暖化の緩和に一役買っている事実が明らかになった。ウニは温室効果ガスを吸収するケルプ(コンブ)をエサにしている。ラッコがウニを捕食すれば、ケルプの繁殖が促されるのだ。 ラッコが“手助け”したケルプの群れでは、貪欲なウニに食べられた場合と比べ、大気中の二酸化炭素(CO2)吸収量が12倍高くなるという。研究では、アラスカとカナダ沖の太平洋におけるラッコとケルプ群生に関する40年間のデータを解析。「この地域に限って言えば、ラッコがCO2の貯蔵サイクルに大きな影響を与えているのは間違いない」との結論に至った。
ラッコは地球温暖化の新たな“救世主”となるのだろうか? アメリカ、インディアナ州にあるパデュー大学気候変動研究センター(Purdue Climate Change Research Center)のジェフリー・デュークス氏は、「そうとは言い切れない」と指摘する。 「ラッコのおかげでCO2吸収が増えたとしても、地球全体の気候変動から見れば取るに足らない量だ。しかし、とある生態系の中で、捕食動物がCO2サイクルを劇的に変化させる事実を突き止めた点は興味深い」。 研究チームの一員でカリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)の生物学者クリス・ウィルマース(Chris Wilmers)氏も、「地球温暖化に大きな影響を与える可能性は低い」と認めている。
同じく共同研究者でUCSCのジェームズ・エステス(James Estes)氏は、「ラッコだけでは大きな効果はないかもしれない。しかし、自然界における少量のCO2削減が積み重なれば、大きな効果を生み出す可能性がある。気候変動の影響を緩和する方法を見つけるためにも、生物の相互作用がCO2サイクルとどのように関係するのか、全体的な現象に目を向けたい」と話している。
今回の研究は、「Frontiers in Ecology and the Environment」誌に9月7日付けで掲載された。
ただ事件に怯え救われるのならば頼もしい限りだが、個人的に執着してしまう恋心を抱いた時、任務だから守るという篠塚高(No.9)の言動は刃となって護衛対象者の心を抉ってしまう。
表題作「籠の鳥」:表紙の絵は、白い小鳥を手にしている少年はフレデリック、横向きの女性はその母、フレデリックを見つめる青年はジョン・トレンチャード。