昨年の今頃(正確には1週間ほど前)北陸本線は倶利伽羅峠に居ました。
信州の鐡友である32Countさんと北陸撮影行で、
ここで北陸や能登を撮るべく計画をしておりました。
前日は、信越線の青海川界隈で撮影ののち上越線と只見線を撮影して長野へ戻り、
翌日の北陸行きに備えましたが、少々ボルテージが上がり過ぎて・・・
そこから先に起きたことは以前にも書きましたが、
大幅の寝坊を列車の遅れでなんとかリカバリーできたのでした。
優等列車の撮影もさることながら、
この名勝地で電関人が狙いたかったもう一つのターゲットは、EF81が牽く貨物列車。
北海道寝台列車牽引からの完全引退が迫る同機ですが、
昭和40年代にデビューした万能機もそろそろ寿命が迫っており、
全国の主要路線で可能な限り記録したく、北陸本線はこの倶利伽羅峠を越える同機を
この機会に撮影しました。
一つは落成当初からのローズピンクを纏いながらもこの地区特有の白色
ストライプ入りの115号機。
もう一つは今回初めて対面した貨物標準色を纏う異端児450番代の455号機。
髭無しで、前面ナンバーが右に寄っているのがチャーミングポイントです。
目下次なる計画は羽越線を行くEF81の貨物列車撮影です。
S字蛇行が気に入っているカットです。
初めて撮影した450番代。
撮影;2009年7月4日 北陸本線 倶利伽羅~石動 OLYMPUS E300