狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

追憶 蕨を往来したボンネット急行能登

2010年07月24日 17時05分33秒 | 徒然鉄ネタ

今でも週末など多客時には臨時急行として運転される夜行急行“能登”
しかし、今年春のダイヤ改正以前の定期列車時代とは使用車両が違います。

改正前には、489系交直流特急車両ボンネット型の先頭車両が使用されていました。
このボンネット型は、かつて東海道本線に初めて電車特急としてデビューした
151系こだま以来踏襲されてきた言わば特急型電車の代表的なフォルムでした。
その伝統的な電車特急車両のスタイルは、
この春急行能登をもって定期列車から引退してしまいました。

その引退日から少し経ちましたが、今回は我が地元蕨を往来していた頃の
489系急行能登号を特集してみました。
上り612M急行能登は大宮発5時40分で約8分で蕨を通過という早朝のため、
デジタル一眼の高感度でないとなかなかまともに撮影できませんでした。
ということで、ようやく電関人もデジイチを投入した少しあとからの記録になります。


南浦和寄りで、07年の夏至に向かって日があがくなりつつある5月末の撮影です。
曇天で、できるだけ編成全体にピンがいくように1/200シャッターで少しブレてます。


某RM誌面で有名になったS字カーブ後ろに直前に通過した京浜東北線北行が
写っています。蕨界隈は京浜東北や貨物線(湘南新宿ライン)と列車密度が高く、
中々撮影にも苦労します。(09年4月撮影)


約600㎜で圧縮して撮影しました。(09年5月撮影)


西川口寄りのストレートポイントでやはり約600㎜で。(09年9月撮影)


今度は南浦和寄りの跨線橋上から約960㎜で撮影。(09年9月末)


引退をひと月後に控えて、蕨駅構内照明を利用して感度はISO3200でチャレンジ。
処理速度が落ちて2カット目ではフレームアウト!!


そして改正の日の朝、最終列車を高感度の流し撮りで・・・。
少し消化不良もありつつ、何とか思うように地元を通過する
ボンネット急行能登の記録ができました。

撮影機材;OLYMPUS E300/E30
                ZUIKO D Zoom14-45㎜、40-150㎜、14-54㎜
                Nikkor300㎜、180㎜ with アダプターリング

 

コメント (4)
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