今日もキハ181系定期列車運用引退を記念して気動車特急ネタをアップします。
私が足繁く通っていた1970年後半から1980年代にかけての山陰本線は
まさに気動車特急王国と言っていいほど、
キハ82系やキハ181系の列車がひしめいていました。
単線の山陰本線ですので何処かの駅で必ず列車同士が交換するわけですから、
ダイヤグラムを見て、気動車特急同士が出会う駅を探して、
そのシーンを撮りに行きました。
先ずはキハ82同士で、
場所は、居組駅。この頃は冬だというのに暖冬で降るのは雨ばかり・・・
山に挟まれた小さな駅で、運転停車の8Dまつかぜ1号を横目に21Dはまかぜ1号が
通過して行きました。(1977年12月)
次は交換ではなく出会いの1枚。
場所は城崎駅です。
14Dあさしお3号と15Dあさしお3号の出会いです。(1977年12月)
もうひとつの交換シーンは181系同士です。
1022Dおき1号と31Dやくも1号の交換で荘原駅です。(1978年1月1日)
もうひとつおまけで、
37Dやくも4号と1026Dおき3号の出雲市駅での顔合わせです。
この時代には、山陰本線の大半とと福知山線を走破する特急まつかぜ、
播但線回りで大阪と山陰中部を結ぶ特急はまかぜと山陰本線・宮津線で山陰北部の
観光地と京都を結ぶ特急あさしお、それに陰陽連絡特急のやくも、おきが活躍していた
まさに気動車特急の黄金期でした。
現在の山陰本線の列車密度からすると想像がつかないほどだと思います。
撮影;NikonF2 PhotomicSB Nikkor50㎜ f2/OLYMPUS OM-1 ZUIKO 50㎜ f1.8 TX