南部縦貫鉄道中間駅で最大の天間林
上屋付きの積込線もあって本格的
留置される黒貨車は、これから出荷されるりんごのためか
当時のダイヤを紐解くと上下列車が当駅で交換するのは夜のみ
1983年11月 天間林駅
南部縦貫鉄道中間駅で最大の天間林
上屋付きの積込線もあって本格的
留置される黒貨車は、これから出荷されるりんごのためか
当時のダイヤを紐解くと上下列車が当駅で交換するのは夜のみ
1983年11月 天間林駅
この鉄道で最後に投入されたキハ104は
レールバスの101、102から1番とんでいる
その間の103を付番されたのは元関東鉄道常総線から譲渡されたもので
ガソリンカーからのエンジン換装車だった
101と102の予備車だったらしいが
歴史の中で103が運用に入っていた痕跡には出会えていない
正式な社史など調べていないので正確でなないのだが
雪国でこの華奢に見えるクルマが活躍している姿が見たかった
1983?年 11月
か細い南部縦貫鉄道に助っ人が入線した
国鉄キハ10型で、同線では104を附番された
沿線の学童輸送が主目的だったようだ
賑やかな車内は暫し南部縦貫鉄道に乗っていることを
忘れさせるような賑わいだった
1983?年11月
秋の七戸駅構内
次のレールバスが来るまでのひととき
駅員が忙しなくネコで荷物を運ぶ
かつてこの鉄道は砂鉄を運ぶために敷かれたのだったが
それも昔の話で今はもっぱら沿線の産品を中心とした小荷物だ
この時期はりんごが主な荷物のようである
まだまだ鉄道が小口貨物輸送の主体を担っていた時代
1983?年11月 南部縦貫鉄道 七戸駅
小さなレールバスは残雪の小径に踏み込んでいく
ガーガーガー、ダンダンダン
自動車同様に運転手はクラッチを切ってギアを操作しながら
車内では多くの荷物が幅を利かせて
まだまだ地方の自動車輸送網が発達していない時代に
鉄道は沿線のまちを繋ぐ重要な輸送手段だった
1981年3月 南部縦貫鉄道車内