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この凧の大きさは 残っている骨組を測ったところ
縦六尺 × 横三尺六寸 (約1.8m × 1.1m)
大正時代に作られた凧なので、寸法は 尺 を使っただろう
・・・と言う判断から、尺物差し を持参した・・・
今日は 六尺 × 三尺六寸 の 和紙を用意する。
手漉きの和紙(黒谷10匁を使用)の大きさは
約90cm × 60cmだ。
和紙の角を すべて 90度 になるように
・・・つまり、角が直角の正確な長方形を作りだすために
和紙に筆で水を引き、手でちぎる。
この時、ちぎられた和紙の縁にできた繊維が大事で
和紙を貼り合わせた時に、和紙の厚みの段差ができない。
『喰い裂きつなぎ』 と言う伝統技。
つなぎ目のわかりにくい大きな和紙を作る
和紙の四辺すべて この方法でちぎる
正確な長方形の和紙を横幅の大きさに糊で貼り合わせる
糊刷毛で和紙に糊をつけ・・・
貼り合わせ・・・
打ち刷毛でなでて 押える。
二枚づつ貼り合わせた和紙を
すべて貼り合わせて 大きい1枚の和紙を作る
和紙は 互い違いになるように 『煉瓦貼り』 にする
糊が乾けば OK!
和紙の出来上がり で~す。
これだけで、かなりの時間が必要。
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