「ミッシング」(1982年米)
73年のチリのクーデターに巻き込まれた人々を描くドラマ。
主演はジャック・レモンとシシー・スペイセク。
レモンは「チャイナ・シンドローム」の後、
シシーは「歌え!ロレット愛のために」の後。
いずれもアカデミー賞候補にノミネートされたそうです。
シシーは、作家である夫とチリで活動していたが
クーデターで夫が行方不明になり、夫の父親であるレモンがかけつける。
シシー夫婦はもともと政府に批判的だったのに対し
レモンは米政府を信頼しており、息子を見付けてもらえるものと期待する。
実は夫は処刑されており、
クーデターに協力する米国政府が、捜索に消極的だったとわかる展開。
政府を信頼していたレモンが裏切られると言う所がポイントで
現状の日本にも連想できるシーンがありますね。
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