ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/01/11「96時間 レクイエム」

2015-01-11 00:00:00 | 日記
「96時間 レクイエム」を見た。(2014年仏)

 年取ってからアクション系が増えたリーアム・ニーソン主演シリーズ。
昔その道のプロだった彼は、娘が誘拐されると言う事態に大暴れしたりした過去が。
続編では自身と元妻が誘拐されたりして、まだ続けるかのシリーズ第3弾。
うっかり前作までは劇場で見なかったが、本作は見ます。

ブライアン・ミルズ (リーアム・ニーソン)
キム ブライアンの娘
レノーア ブライアンの元妻(ファムケ・ヤンセン)
スチュアート レノーアの夫
フランク・ドッツラー刑事 (フォレスト・ウィテカー)
サム ブライアンの元仲間
マランコフ ロシアマフィア
ジミー キムの彼氏

 冒頭、悪そうな連中に男が脅される。
お前のボスに金を貸しているが、返さない。金庫を開けろと。
やむなく男は金庫を開けるが、中に金はなく、見せしめだと始末される。

 元妻や娘と疎遠になっていたブライアンも、
シリーズ2作を通じて絆を取り戻しつつあった。
娘キムは、両親公認の彼氏ジミーがいるのだが、妊娠は言い出せないでいる。
一方元妻レノーアは、夫スチュアートとはすれ違いで、離婚を考えている。
(キムはそもそもスチュアートと馬が合わない)
やっぱりあなたが最高だったわなんて言い出す始末。
しばらく仕事で不在にするが、
もし居心地が悪かったら、俺の家を使っていいと合鍵を渡すブライアン。
一方でスチュアートも訪ねてくる。
レノーアとは関係を修復しようとしている、すぐに決着をつけるから、
それまで彼女に合わないでくれと言われ、わかったと言うブライアン。
それから数日して、レノーアからメールが入り、
ベーグルを買って家(ブライアンの)に来てと言われる。
ブライアンはスチュアートとの約束も気にせず、家へ向かう。
すると、寝室で死んでいるレノーアを発見。
愕然としていると、なぜかすぐに警察が現れ、ブライアンは逮捕されそうに。
こんな奴らに捕まる俺じゃないぜと逃げ回り、
近所の家の中を勝手に通過したりした挙げ句、車庫の車の下へ隠れる。
床の板をはずすと、下水道があったので、飛び降りて逃れる。
刑事たちは犯人が消えたとうらたえるが、責任者であるドッツラー刑事は
証拠品になるかも知れないベーグルをぱくぱく食べながら、
下水道に逃げたと気付き、なかなかやる奴だわいと感心する。

 警察はレノーアの車を押収。
そんな事は物ともしないブライアンは、警察に侵入して、GPSの履歴を調査。
レノーアがなぜかガソリンスタンドに行ったと知る。
そこで、ブライアンはスタンドに乗り込み、
警官のフリをして監視カメラの映像を調べる事に。
何者かがレノーアを拉致する光景を見て、愕然とする。
一方、警察もこのスタンドにたどり着き、
レノーアの写真を見せて彼女が来なかったかと聞くものだから、
店員はさっきも別の警官が来た。連携悪いわねなんて言う。
はっとした刑事たちは、
監視カメラの映像を見る部屋に乗り込み、ブライアンを確保。
普段なら一暴れありそうだが、素直にパトカーに乗せられる。
楽勝だったっすなんて報告を聞いたドッツラー刑事は、
ブライアンが何か企んでいると気付き、留まれと指示。
大丈夫っすよと言う刑事たちをあっという間に倒したブライアンは、
追ってくるパトカーも蹴散らして退散。
実は、パトカーに搭載された装置で、何やらデータを採取するのが目的だったのだ。

 ブライアンは隠れ家へ行き、元仲間のサムにデータの調査を頼む。
一方キムは、ブライアンがレノーアを殺すはずがないと信じていた。
コンビニへ行くと、いつもの買うミルクだかに、「店内で飲め」とメモが。
ブライアンの指示だと確信したキムはためらわず飲み、大学の授業に。
気持ち悪くなって退席し、トイレへ行くと、そこにブライアンが潜んでいた。
ミルクには気持ち悪くなる薬が入れられていて、
ブライアンが渡した錠剤で楽になると言う。
(妊婦に変な物飲ませんな!)
警察に追われてるが、俺は犯人じゃないと伝えると、わかってると言う調子のキム。
自身は妊娠した事を知らせ、ブライアンを驚かせる。
一方、キムを監視している刑事は、
彼女が店の中でミルクを飲んだ時点で怪しんでいて、ブライアンが接触したと確信。
ドッツラーの到着を待ってトイレに乗り込むが、
ブライアンは個室にある窓から退散した後だった。

 ブライアンは酒屋とかで謎のロシア人一味に襲われるが撃退。
襲撃を手引きしたのがスチュアートだと確信し、彼の所へ乗り込む。
仕事が思わしくないスチュアートは、ロシアマフィアのマランコフに借金しており、
それで一味にレノーアが殺されたのだと言う。
レノーアの復讐と、キムの安全を確保する為には、マランコフを倒すしかない。
スチュアートに協力させて、アジトに乗り込む事に。
借金を返しに来たと称するスチュアートを確認し、下の階の護衛が、上の階に連絡。
上の階で操作してエレベータを降ろすと言う寸法だ。
ここで潜んでいたブライアンが下の階の護衛を倒し、
スチュアートと入れ替わってエレベータへ。
上の階ではエレベータの中を監視しているが、
サムが監視映像を差し替えた為、気付かない。
上の階(つまりペントハウス)に乗り込んだブライアンは、たちまち護衛たちを倒す。
女たちとよろしくやっていたマランコフはパンツ姿でブライアンと対決。
ブライアンに倒されたマランコフは、これでスチュアートの勝ちだと言う。
借金が返せないスチュアートは、
ブライアンと復縁しそうなレノーアに保険金をかけた。
ブライアンに扮してレノーアを呼び出して始末。
今度はレノーアに扮してブライアンを呼び出し、
彼の家に死体を置いて、犯人に仕立てようとしたのだ。
だが、ブライアンがなかなか捕まらず、マランコフに始末させようとするが失敗。
逆にマランコフが倒された事で、結果的にスチュアートの借金はちゃらになったのだ。
なんて言ってる頃に、待機するスチュアートは、サムを倒し(殺してはいない)、
キムを連れて退散していた。
ドッツラーらもブライアンがマランコフを襲撃したと知り、かけつけるが、
ブライアンも退散。
ブライアンはスチュアートのいる空港へ車で急行。
スチュアートはキムを連れて、小型機で離陸しようとしていたが、
ブライアンが機体に体当たりして阻止。(何度も言いますが、キムは妊婦です)
スチュアートは逮捕されて一件落着。
ドッツラーはブライアンが犯人でないと思っていたと語る。
残されたベーグルが暖かかった事から、これから人を殺すつもりではないと感じたと。
マランコフ一味を始末した件はおとがめなしで、ブライアンは解放される。
キムは恋人ジミーと共に、女の子だったらママの名前にすると伝え
ブライアンはママも喜ぶだろうと答えるのだった。

 と言う訳で、娘が誘拐されて96時間で救出した凄腕の男を描くシリーズ第3弾。
本作では、寄りを戻しかけた元妻が殺され、彼が容疑者として追われる羽目に。
それなりに出来る刑事フォレスト・ウィテッカーに追われつつ、
真相に迫ると言う展開。
まあ、犯人は序盤で察しがついてた通りで、真相もさほどの意外性なし。
暴走親父の暴れぶりはなかなかだけど、めちゃめちゃ痛快と言うには及ばず。
1作目が面白すぎたね。

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