「クーリエ:最高機密の運び屋」(2020年英米)
グレヴィル・ウィン セールスマン(ベネディクト・カンバーバッチ)
オレグ・ペンコフスキー ソ連要人。通称アレックス
シーラ ウィンの妻
アンドリュー ウィンの息子
エミリー CIA
起:セールスマンのウィンは、ソ連要人オレグとの情報の受け渡しを担う。
承:受け渡しは何回も行われる。
転:キューバ危機となり、ウィンはオレグを助ける為にモスクワへ乗り込む。
結:ウィンは逮捕され、数年後に釈放されるが、オレグは処刑される。
冷戦時代。米ソは人類を滅亡させる規模の兵器を持ち、人々はその動向に怯えた。
CIAエミリーは英国MI6を訪ね、協力を求める。
東欧で仕事した事があるセールスマンのウィンは、ソ連へ行く事を求められる。
彼はそれがスパイ行為だと気付くが詳細は伏せられ、自然にふるまってほしいと言う。
ウィンはモスクワを訪問。
製造会社の話を提案する。東西が対立していても機械は必要なはずだと。
そんな中、貿易使節団のオレグに声をかけられ、彼が接触すべき相手だと気付く。
西側へ情報を持ち出すのがオレグの任務なのだ。
ウィンとオレグは、同様の仕事を続ける。
オルグはフルシチョフに反発し、米ソの核戦争を恐れていた。
西側へ軍事情報を流し、必要な時は亡命するように求める。
ウィンはオレグの提案で新たな仕事をする事に。
危険な仕事だと警戒するが、核戦争が回避できるかもと言われて動揺する。
ウィンはスパイの掟を教えられる。盗聴に警戒しろと。
オレグとは、取引相手として頻繁に会う。
東ドイツがベルリン境界を封鎖。
ウィンを妻シーラは、たびたびソ連を訪問する夫を心配する。
シーラは、モスクワには行かないでと頼む。彼女はウィンの浮気を疑っていた。
ウィンは、オレグに早く亡命してほしいと思う。
その頃から、ソ連内部では内通者がいるらしいと言う噂が広がる。
KGBはオレグに、ウィンを疑っていると告げる。
キューバが危険な状態となり、米国はミサイルの所在を確認したいと考える。
ウィンは部屋を調べられたと明かすと、MI6は彼を抜けさせる事を決める。
だがエミリーはウィンが抜ける事に反対。ウィンは、オレグが危険だと心配する。
ケネディは、キューバにミサイル基地があると発表。
ミサイルが発射されれば、西側への攻撃とみなして攻撃すると告げる。
米ソは意地の張り合いになっており、何が起きてもおかしくない。
ウィンはオレグの亡命が出来ないと知る。亡命計画を伝える事が出来ない為だ。
ウィンは、このまま処刑させるのかと反発。
自分が亡命計画を伝えると言って、乗り込む覚悟だ。
エミリーも同行する事に。彼女は外交特権で守られるのだ。
ウィンはモスクワに行く事になり、これが最後だと言うが、シーラは怒る。
モスクワ。ウィンはオレグと再会。
ウィンは、盗聴を恐れて、煙草に隠したメモで連絡する。
エミリーは亡命に向けて手配する。
1962年。オレグはKGBに捕まる。
彼は以前から監視されており、妻子と引き離される。
ウィンは旅客機に乗るが、下ろされ、刑務所の独房に入れられる。
エミリーも拘束されるが、彼女には外交特権があり、国外退去命令が出る。
帰国したエミリーはシーラに会い、ウィンが逮捕されたと告げる。
シーラは、ウィンの浮気を疑っていたと話す。
ウィンは尋問を受け、情報の内容は知らなかったと話す。
過酷な環境で、わずかな食事しか与えられない。
半年後。シーラはウィンに面会。
やせ細ったウィンの姿にショックを受ける。
帰国したらやり直しましょうと言われ、ウィンは、必ず戻ると約束する。
エミリーはウィンを助けようと奮戦していた。
ウィンのおかげで戦争は避けられた。
だが、人質交換で重要人物を引き渡せば、彼の重要性が知られてしまう。
ウィンはオレグと会う事を許される。
オレグは、家族を助ける為にすべてKGBに話したと言う。
ウィンのおかげで戦争は避けられた。成功したのだと。
1年後。1964年に、ウィンはソ連スパイとの交換で解放される。
家に戻ったウィンはセールスの仕事を続け、1990年に死んだ。
オレグは処刑され、その家族は静かに暮らした。
彼らは5000もの情報を流した。この事件を経て、米ソにはホットラインができた。
と言う訳で、ベネディクト・カンバーバッチ主演の実録もの。
時代はキューバ危機前後。
カンバーバッチ扮するウィンは、東欧で仕事をした事がある経験を買われ
ソ連の内通者オレグとの情報の受け渡しをする事に。
オレグは亡命を保証されて、米国へ情報を渡し続ける危険を冒す。
ところがキューバ危機が勃発し、亡命の段取りを知らせる事が出来ず
CIAもオレグを見捨てるしかないと判断。
オレグとの友情を覚えていたウィンは、自身も危険である事を承知でソ連に乗り込む。
だが、オレグもウィンも逮捕されてしまうと言う訳。
ウィンの妻シーラは出番が少ないが、ソ連まで行って面会するシーンは感動的。
ところで、ソ連の人が「キーウ」と言っているシーンがあるけど、
これはおかしいのでは。
グレヴィル・ウィン セールスマン(ベネディクト・カンバーバッチ)
オレグ・ペンコフスキー ソ連要人。通称アレックス
シーラ ウィンの妻
アンドリュー ウィンの息子
エミリー CIA
起:セールスマンのウィンは、ソ連要人オレグとの情報の受け渡しを担う。
承:受け渡しは何回も行われる。
転:キューバ危機となり、ウィンはオレグを助ける為にモスクワへ乗り込む。
結:ウィンは逮捕され、数年後に釈放されるが、オレグは処刑される。
冷戦時代。米ソは人類を滅亡させる規模の兵器を持ち、人々はその動向に怯えた。
CIAエミリーは英国MI6を訪ね、協力を求める。
東欧で仕事した事があるセールスマンのウィンは、ソ連へ行く事を求められる。
彼はそれがスパイ行為だと気付くが詳細は伏せられ、自然にふるまってほしいと言う。
ウィンはモスクワを訪問。
製造会社の話を提案する。東西が対立していても機械は必要なはずだと。
そんな中、貿易使節団のオレグに声をかけられ、彼が接触すべき相手だと気付く。
西側へ情報を持ち出すのがオレグの任務なのだ。
ウィンとオレグは、同様の仕事を続ける。
オルグはフルシチョフに反発し、米ソの核戦争を恐れていた。
西側へ軍事情報を流し、必要な時は亡命するように求める。
ウィンはオレグの提案で新たな仕事をする事に。
危険な仕事だと警戒するが、核戦争が回避できるかもと言われて動揺する。
ウィンはスパイの掟を教えられる。盗聴に警戒しろと。
オレグとは、取引相手として頻繁に会う。
東ドイツがベルリン境界を封鎖。
ウィンを妻シーラは、たびたびソ連を訪問する夫を心配する。
シーラは、モスクワには行かないでと頼む。彼女はウィンの浮気を疑っていた。
ウィンは、オレグに早く亡命してほしいと思う。
その頃から、ソ連内部では内通者がいるらしいと言う噂が広がる。
KGBはオレグに、ウィンを疑っていると告げる。
キューバが危険な状態となり、米国はミサイルの所在を確認したいと考える。
ウィンは部屋を調べられたと明かすと、MI6は彼を抜けさせる事を決める。
だがエミリーはウィンが抜ける事に反対。ウィンは、オレグが危険だと心配する。
ケネディは、キューバにミサイル基地があると発表。
ミサイルが発射されれば、西側への攻撃とみなして攻撃すると告げる。
米ソは意地の張り合いになっており、何が起きてもおかしくない。
ウィンはオレグの亡命が出来ないと知る。亡命計画を伝える事が出来ない為だ。
ウィンは、このまま処刑させるのかと反発。
自分が亡命計画を伝えると言って、乗り込む覚悟だ。
エミリーも同行する事に。彼女は外交特権で守られるのだ。
ウィンはモスクワに行く事になり、これが最後だと言うが、シーラは怒る。
モスクワ。ウィンはオレグと再会。
ウィンは、盗聴を恐れて、煙草に隠したメモで連絡する。
エミリーは亡命に向けて手配する。
1962年。オレグはKGBに捕まる。
彼は以前から監視されており、妻子と引き離される。
ウィンは旅客機に乗るが、下ろされ、刑務所の独房に入れられる。
エミリーも拘束されるが、彼女には外交特権があり、国外退去命令が出る。
帰国したエミリーはシーラに会い、ウィンが逮捕されたと告げる。
シーラは、ウィンの浮気を疑っていたと話す。
ウィンは尋問を受け、情報の内容は知らなかったと話す。
過酷な環境で、わずかな食事しか与えられない。
半年後。シーラはウィンに面会。
やせ細ったウィンの姿にショックを受ける。
帰国したらやり直しましょうと言われ、ウィンは、必ず戻ると約束する。
エミリーはウィンを助けようと奮戦していた。
ウィンのおかげで戦争は避けられた。
だが、人質交換で重要人物を引き渡せば、彼の重要性が知られてしまう。
ウィンはオレグと会う事を許される。
オレグは、家族を助ける為にすべてKGBに話したと言う。
ウィンのおかげで戦争は避けられた。成功したのだと。
1年後。1964年に、ウィンはソ連スパイとの交換で解放される。
家に戻ったウィンはセールスの仕事を続け、1990年に死んだ。
オレグは処刑され、その家族は静かに暮らした。
彼らは5000もの情報を流した。この事件を経て、米ソにはホットラインができた。
と言う訳で、ベネディクト・カンバーバッチ主演の実録もの。
時代はキューバ危機前後。
カンバーバッチ扮するウィンは、東欧で仕事をした事がある経験を買われ
ソ連の内通者オレグとの情報の受け渡しをする事に。
オレグは亡命を保証されて、米国へ情報を渡し続ける危険を冒す。
ところがキューバ危機が勃発し、亡命の段取りを知らせる事が出来ず
CIAもオレグを見捨てるしかないと判断。
オレグとの友情を覚えていたウィンは、自身も危険である事を承知でソ連に乗り込む。
だが、オレグもウィンも逮捕されてしまうと言う訳。
ウィンの妻シーラは出番が少ないが、ソ連まで行って面会するシーンは感動的。
ところで、ソ連の人が「キーウ」と言っているシーンがあるけど、
これはおかしいのでは。
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