「KANIZAME シャークラブ」(2022年米)
ブラドック 潜入捜査官
グアリスコ 薬物組織のボス
フエンテ グアリスコの手下
ペルセポネ グアリスコの手下
起:捜査官ブラドックは、麻薬組織に潜入する。
承:ブラドックは新薬を勧められる。
転:ブラドックは裏切りを疑われる。
結:カニザメが組織を倒すが、ブラドックはサメ人間にされる。
組織のボスであるグアリスコは、新薬に投資していた。
その実態はHT25と言う薬物で、シンジケートに売る予定だったが、
実験過程で怪物を生み出し、その一部が逃げ出した。
最悪の存在は、サメとカニのDNAを持つカニザメだ。
捜査官のブラドックは、グアリスコの組織に潜入していた。
ブラドックはグアリスコに気に入られ、
組織の施設を探るが、内通者ルーイが殺されたと知る。
ブラドックは、グアリスコの部下である女性ペルセポネと親しくなる。
ペルセポネは新薬を勧め、ブラドックはサメになった気分を味わう。
湖畔で暮らす女性も怪しい生物を見かけるが、幻覚だと信じる。
高飛びしようとした一味の博士は、車のトランクに閉じ込められるが、何とか脱出。
惨殺死体が見付かったとニュースになる。
ブラドックは、捜査よりもペルセポネや薬物に夢中になっていた。
一方、グアリスコはブラドックを怪しみ、始末しようとする。
ブラドックは、グアリスコの部下であるフエンテとボートに乗せられる。
だが、サメに襲われ、薬物の入ったケースを水中へ落としてしまう。
ケースを手に入れたブラドックは、湖畔の女性に助けを求める。
ブラドックは、湖畔の女性が男に脅されていると気付き、彼女を助ける。
湖畔の女性は、怪物が幻覚ではなく本物だと知る。
グアリスコらはケースを回収するが、カニザメに襲われる。
だが、そのカニザメも溶けてしまう。
ブラドックはすべてを思い出した。
彼はペルセポネに捕まっていた。
ベルセポネは、ブラドックが警官だと気付いていたのだ。
その上で、ブラドックには新薬の被験者になってもらうと告げる。
ブラドックは生き延びると誓い、
サメ人間となって関係者である科学者を襲うのだった。。
と言う訳で、サメが出てくる珍品。
WOWOWでサメ映画の一挙配信をしていて、五番目に観た代物。
主人公は潜入捜査官のブラドックだが、
気が付くと病室にいて、奇妙な体験したらしき記憶が徐々に甦る展開。
ブラドックが潜入したのは麻薬組織だが、
組織では新薬を開発しており、この影響で人々は幻覚を見たり
実験に使われた動物に異変が発生したりしていた。
その中に、サメとカニが合わさった、カニザメことシャークラブがいた。
何かメイクラブみたいな語感すね。
その見た目は、サメと言うより大き目のザリガニ(の人形)。
組織が薬物を回収しようとしたり、ザリガニに襲われたりのシーンがあるが
全編通して緊迫感はほぼない。
「エイリアンVSジョーズ」と同じ監督作で、
この人はこういうクオリティのサメ映画をたくさん作ってるようです。
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