「トランスフォーマー/ビースト覚醒」(2023年米)
「トランスフォーマー」シリーズの6作目。
番外編「バンブルビー」を含めると7作目。
シリーズの最初の3作はシャイア・ラブーフ、
続く2作はマーク・ウォールバーグ主演で、番外編も別の人が主人公だった。
毎回、主人公が変わるとちょっと面白くなるんだけど、
その人で2作目になると、退屈になる事の繰り返し。
番外編を除く過去5作は、長尺で知られるマイケル・ベイ監督で
長尺が苦手の自分としては、主人公と監督が変わった本作には若干の期待が。
主人公ノアらは、金属生命体と敵の争いに巻き込まれると言う展開で
敵の素性は、過去作と変わってきてるのかも知れないけど、
観ていて、これは過去作よりも大変な事になったぞと言う印象は受けない。
過去作の金属生命体は、車等のマシンに変形する形だったが
本作では動物型(のロボ)に変形すると言う形。
これが物語的に目新しさを生むかと言うと、そうでもない。
敵はスカージと言う金属生命体だが
彼はボスであるユニクロンと言う存在を呼ぼうとして、呼べずにやられる。
「ミュータントタートルズ」でもこんな事あったけど、
散々おどかしたラスボスが出てこない展開は拍子抜け。
時代は90年代と言う事で、
過去作との時系列上の思惑があったのかも知れないけど、
観ていてもその意図は分からず。
主人公を変えたら、少し盛り上がるかもと言う作戦も、何度もは通用せず。
今回の主人公ノアが、ラストでGIジョーに参加すると言うシーンがあり
両シリーズのクロスオーバー企画もある模様。
企画が続いているかどうかはわからないけど、さほど期待させられない。
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