Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

セラピーに植物が介在することの意味②Plant Medicine

2020-09-06 | Plant Medicine
アロマ、ハーブ、フラワーレメディなど、
植物療法の有用性は多角的視点から理解しつつも、
多くの有用植物が搾取されているのを見るにつけ、
植物療法が世の中に「流行ること」の違和感は、
ずっと感じていた。

15年前ぐらいから、精油やドライハーブ、
フラワーエッセンスなどを使うのではなく、
直接、生きている植物の言葉を聴くことが、
ひとりひとりの癒しにつながる、ということを志向して、
セッションやワークショップなどをやり始めた。

植物と天体の関係性のことや、ハーバルタロット、
フラワーエッセンスというものの成り立ちなども、
その助けとなっている。

自然に直接触れていくことで、
人は自分に向き合い、自分の可能性を開いていく。
必要なメッセージを、自分で受け取っていく。
それをとても強く感じている。

手ごたえは感じつつも、試行錯誤している中で、
シュタイナーの自然界に対する考え方に出会ったのは、
とても大きかったし、今はそれが指針となっている。

植物に限らずだが、地球上のいのちあるものは、
宇宙諸力の影響を受けている。
影響を受けているどころか、
宇宙的な力と地球的な力の間に生まれたものと理解される。

その探求は、「人間としての自分とはなんなのか?」
という、本質的な問いにつながっていく。

そこで示唆される、私たちが生きる世界、宇宙の豊かさは、
地球に生まれてきた限りは、多くの人が知る必要があることだ。

私は人と植物との関係性を、
単に「人間が消費するもの」ではなく、
もっと豊かなものとして提示していきたいと思っている。

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