Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

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note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

百合の花たち

2021-08-05 | 星々と草木研究所/薬草占星学
百合の花たち

毎日10分間スケッチを習慣化しようと思いつつ、全然できていません。10分間スケッチは、描くのに慣れるため。パッと見てサクッと特徴を捉えられるように。



涼しくなった夕方ごろにコオニユリをスケッチ。みているだけと、描いてみることでは、気づきが違ってきます。花弁のそり具合などは、描いてみると、見ている時よりも「なんで、こんなカーブを描いているんだろう?」「すごい勢い!」などいろんなことを感じます。



ちょうど、今週末からシュタイナー美術教員養成の講座が始まるので、宿題の水彩を描きつつ、絵の具が余ったので、コオニユリも描いてみました。

水彩は、よりその植物が色を通して語り掛けてくるものに気づきやすいのと、筆を動かすことで、形をつくる背後にある動きに、鉛筆で描いている時よりも気づきやすくなるように思います。描くプロセスで多くのことを感じました。

・花弁が上に向かう勢いは、炎のよう(色も)
・花全体の形が描いている時に玉ねぎっぽくなった。ゆり根もおそらく玉ねぎに似た形だなと思う
・ある意味、玉ねぎの形は炎のような形でもある。上昇する火の形
・ヤマユリは横向きに咲くけれど、コオニユリは下を向いて咲く。雌しべも雄しべの花糸もオレンジ色、雄しべは小豆色っぽい。光と熱



もうちょっと時間をかけたいところですが、そうしているうちに、花が終わり、また来年・・・となります。ヤマユリは今朝みたら、花弁がすっかり落ちていました。





シュタイナーは芸術的な取り組みを重要視しています。絵などは上手か下手かということではなく、それを通して何かを体験することがとても大事。

それは、ただ、植物を知ることだけではなく、生きることの様々なところに必要な力を養うことになるのだと思います。

もっと、そうしたことを分かち合えるように、週末の講座でいろいろ学んできたいと思います。

ハニーサックル

2021-07-14 | 星々と草木研究所/薬草占星学
バッチフラワーエッセンスでは、過去に浸り今に生きられていない人のためのレメディとして登場するハニーサックル。

過ぎ去った感情の中に揺蕩い、その水の中から出ることができない状態に対し、ハニーサックルは、過去からの学びを未来に統合し、魂の光を生きることをサポートする。

星と草木講座の研究クラスでは、『魂の植物』を読みながら、各植物の天体とのかかわりを検証しています。私の身近なところにはハニーサックルがないので、近縁種を観察してみたりしましたが、最後は絵を描くか、と思い、色と戯れてみました。

植物のフィールドに入っていくのに、色や形を通して感じるのも、一種の瞑想的な作業となり、様々なことに気づかせてくれます。

時間がなかったので、手軽なパステルを使ってみましたが、パステルも色と対話するのに、なかなか良い画材だなと思ったので、ちょっと勉強してみたい。

時を得る

2021-07-10 | 星々と草木研究所/薬草占星学
時を得る

薬草を摘むときはいつが良い、という話はいろいろあります。満月が良いという言説もあれば、満月はダメだという言い伝えも。

ケルトのドルイドたちは、薬草を採取するときに厳密な儀式にもとづいてとりおこないました。各地のシャーマンたちも同様でしょう。

日常的に茶にしたりセルフケアに使うような場合は、それほど厳密である必要はないのですが、治療効果をより高めようとすると、どの時期にどうやって採取するかが重要になってくる、というわけです。
特に植物から霊力を引き出そうとするならば、そう簡単に採取するものではなく、あるきまった儀式に従って採取するものです。動物を狩る場合においても、前から自分を清め仮の準備をするのも、同様に、自然の存在に対する畏敬の念と敬意の現れです。

人間が生命力を見ることができるようになれば、自然とそのようにするのではないかと思いますし、先人の叡智はそれを示しています。

大地から離れがちの現代では、植物の力を簡便に利用できる様々な方法を入手することができます。しかし、それはあくまでも、植物たちが私たちを生命の世界に誘う入口であって、到達点ではないことを知り、彼らが指し示す方向に気づけることが重要です。

そして、植物たちと対峙するときには、時間の感覚を直線的なものではなく、円環的なものとして捉えるように、自分の中をセットする必要があり、だからこそ、植物と対話ができ、時を得ることができると言っても言い過ぎではないでしょう。

神の思考

2021-07-08 | 星々と草木研究所/薬草占星学
神の思考

ある人から聞いた話。
まだ幼稚園にもいかない娘さんが
足元の草花を見て、お父さんにこう聞いたそう。

「お父さん、これは誰がつくったの?」

そう聞かれたら、
「誰がつくったんだろうね?」って答えるかな?

毎日、庭に出るとたくさんの植物や昆虫にであう。まじまじと見れば、驚くほど精巧な作りをしていることに気づく。植物の場合は、ものによっては、規則性を感じられないもの、とても規則的で幾何学的なものも存在する。

自然界に存在する生命あるものは、神の思考の現われである。それをじっと見て、その言葉に触れることのできるものは、宇宙の成り立ちを理解する。

神の思考をつかむには、まずは自分の思考を積極的に使う必要がある。そして日常を超えたところの思考は、つまり直観なのだ。

直観に到達するまでの階段は、自分自身でつくっていくしかない。

無限の周縁と無限の中心

2021-06-16 | 星々と草木研究所/薬草占星学
無限の周縁から、光がらせんを描きながらどこかにある中心に向かってやってくる。その動きは中心点に達しても止まることなく、無限の中心に入っていく。
そして、あるところで反転した力が、今度は無限の周縁をめざしてらせんを描きながら去っていく。

その二つの力は生命の秘密であり、生命の原型である。

植物とは地上に刻印された星々の言葉

2021-05-27 | 星々と草木研究所/薬草占星学
植物とは地上に刻印された星々の言葉

古代文明の研究者の中で、ギザの3つのピラミッドはオリオン座の3つの星の並びと角度がピッタリであると主張している人がいる、というのは有名な話かと思います。しかし、それを認めてしまうと、それが建造されたのは紀元前1万年ほどになり、今まで伝えられているエジプトの歴史が覆ってしまうそう。
そのピラミッドのように、地球上にある古代の建造物は、星の位置などを投影したものが数多く見つかると言います。古代の人は星の示す言葉を理解していたのだろうと思います。

昨日の皆既月食。それは全然見えなかったのですが、空の上の部分だけ晴れていて、いくつかの星座や木星、土星を見ることができました。なかでも、北斗七星が高いところに輝き、子どもの頃に、柄杓型の北斗七星を母に教えてもらった時の衝撃を思い出しました。

その時の衝撃はいったい何だったのかを、これからは、もうちょっと思い出していきたいなと思っています。

ふと、思ったのは、天体と植物の関係性を、ずっと探求していますが、それに何かつながることがあるのかもしれないと思いました。



植物とは地上に刻印された星々の言葉。

なぜ、植物に星々の言葉が刻印される必要があったのか、その植物たちが、人間を養ったり癒したりしているのはどういうことなのか。そして、地球の細胞の一つとして、自分は何をしたらよいのかを、あらためてクリアにしていきたいと思います。




果実と種~植物のかたちとエーテル観察講座

2021-01-17 | 星々と草木研究所/薬草占星学
植物のかたちとエーテル観察講座。今日は果実の観察。ミカンやリンゴなど手に入りやすいフルーツを手元に用意してもらって観察。

いつもは、外にある野草やハーブなどを観察することが多いので、なんだか新鮮でした。野菜を題材にしても面白いかなと思います。

植物は、葉っぱが基本で、それが変容して花にいたり、雄蕊、雌蕊、果実、種へと至ります。そのプロセスは百花百様。そのプロセスにどのような力が働いているか、植物の話す言語をしっかり聞けるようになるための基本が、植物に穴があくまで見ること、だと思っております。穴が開いたときに、形態の背後にある力が見えるといっても良いのかもしれません。







フルーツたちは穴があくまで見る前に、食べたくなってしまうのですけどね(;^_^A今日も、いろいろ気づきがありました。

ズームでやるのも、身近な植物を選んでできるので、よいのですが、リアルに集まって、みんなで観察するのも、今年はしたいなと思うので、そういう機会をつくれたらと思います!

射手座から始まる植物の一年

2020-12-22 | 星々と草木研究所/薬草占星学
植物たちの活動は「射手座」から始まる、と何かで読んだ。???でしたが、太陽が射手座にある時に、家の中にいれてある植物たちが動き出すのは、去年あたりから気づいた。

冬に室内にいれなければいけない植物が増えると、お世話が大変!と思っていましたが、冬の間、いかなるタイミングで植物に変化があるかは、家の中に一緒にいるからこそ気づけることもいろいろあることが分かりました。

先日、寒さにやられて、もうダメかなと思った柑橘の茎(幹)から緑の小さな芽が出てきたのを発見。とても嬉しくなる。



アロマティカスからは小さな葉の赤ちゃんが。



そして名前を知らない多肉植物からは根っこが! どこから根が出ているかというと、「節」からなのです。茎がないように見えるけど、実は短く圧縮されたような茎に葉っぱがついている。



植物というものの原型を知っていれば、いかなる植物もその形に添ってつくられているのを見つけることができます。

周囲に満ちている小さな不思議に、もっと多くの人が目を向けてくれるようになるといいなと思っています。

植物のかたちとエーテル観察講座~宇宙の思考に同調する

2020-11-15 | 星々と草木研究所/薬草占星学
植物のかたちとエーテル観察講座、今日は第2回目。

水の流れから葉っぱが生まれるところを、みんなで体験してみました。植物を見て正確に描こうとするとき、私たちの意識は宇宙の思考と同調するのだなとあらためて思いました。
自然界を感じることは、宇宙の愛を感じることであり、自然界を良く観ることは宇宙の真理を知ることにつながります。

私たちが生きるための教科書はやはり自然界にあるのです。






植物学・植物形態学の参考サイト

2020-11-13 | 星々と草木研究所/薬草占星学
北海道大学 TSUYUZAKI Shiroさんのページ

植物形態学
福岡教育大学 教育学部 (分野: 理科・生物学)の福原先生のページ

Botany Web

松江の花図鑑
植物の部位の拡大写真など充実

身近な野生植物/生薬・薬用植物
帝京大学 木下先生のページ