Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

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たまに更新します。
最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

ライオンは、ねぐらからでなければならない。

2021-07-24 | Esoteric Astrology
ライオンは、ねぐらからでなければならない。



獅子座のマークはこんな感じです。〇は魂や自我を表し、そこにしっぽがついて動き始めるような感じ。

獅子座のオレ様意識は、自分の中にとどまる限り低次表現。ねぐらから出て、様々な人の気持ちに寄り添ったり理解したりすることで、獅子座は本来のリーダーシップがとれる。

今日は11時37分という昼間に満月を迎えます。水瓶座の満月ですが、秘教的には太陽が獅子座にある時に迎える満月なので、獅子座の満月という言い方をします。

地球に獅子座的なエネルギーが降り注がれる日。それを満月の瞑想で意図をもって行います。一人ではなくグループ、人類というグループでおこなっていることを忘れないことが重要です。

「私はそれであり、それは私である」

これは獅子座の秘教的な言葉です。

ねぐらから出た獅子は、周囲に自分と同じような星がたくさん瞬いていることに気づきます。獅子はより一層、自分らしい光を最大限に輝かせることで、周囲の光たちが、より自分自身の光を放てるように鼓舞していきます。

そのイメージから、オリンピックに向かうアスリートたち、もしく昨日の開会式のようにパフォーマンスをする一人一人の存在が頭に浮かびました。

真の自我の輝きは、周囲を善き方向に向かうよう刺激し、鼓舞する。

獅子座の満月は、獅子座の自我意識、そして水瓶座のグループ意識が融合するときでもあります。それが善き方向に向かうことを願わずにはいられません。

noteに月1回、占星学のこと書いてます。
星々のことば

自分自身と真理を頼りに生きよ

2021-04-17 | Esoteric Astrology
「そういうわけで、私があなた方に教えたのは、そう聞いたからというだけで、信じてはならないが、自らの意識で確信したならば、その信念にしたがって一所懸命に行動せよということである」
(『イニシエーション』アリス・ベイリー著 「主仏陀は言われた」より)

仏陀は入滅の直前に弟子たちに
「自分自身と真理を頼りに生きていきなさい」
と説いたと言われており、それを自灯明(じとうみょう)・法灯明(ほうとうみょう)というそう。

仏陀は私たちの様々な階層にある欲求と、それがもたらす苦難について明らかにし、その土台のもと、キリストが欲求の変性を説いたと考えることができます。

4月20日5:33に太陽は牡羊座から牡牛座に移動します。牡牛座の秘教的なキーワードに「欲求」があります。欲求とは、私たちが望むところに連れて行ってくれる「力」でもある。

牡牛座は一般的には「地」のエレメントであり物質世界、五感の世界とかかわりが深い星座と捉えられています。それは低次表現において物質界の欲求に目が向いているから。

この牡牛が方向転換をし、その目が霊的方向に向いたとき、欲求の牡牛は神聖なる牡牛に変容します。
もう一つの牡牛座のキーワードは「イルミネーション」。イルミネーションを得た牡牛は、神聖なる方向に向かい、今度はその方向に向かって突進するパワーを使うことができるようになります。

人間は物質方向と霊的魂的方向の間で、長い間葛藤を続けてきていると言えるでしょう。どこでイルミネーションを得るか?それは欲求に従って行動することで、いつか得られるものなのかもしれません。そのためには自分の欲求に自覚的である必要があります。

人の言うことを簡単に信じてはいけないが、自分が真実だと思ったならば、そこに向かって進みなさいとあります。この言葉には、イルミネーションと突き進む力、そして自分と真理への信頼が含まれていると捉えることができます。

仏陀は太陽が牡牛座にある満月の時に誕生し、悟りを開き、入滅したと言われています(花祭りは4月8日だけど(;^ω^)あれ?)。というわけで、牡牛座太陽の時に起きる満月は、仏陀の力とつながることができる日であると言われています。今年は4月27日。

現在、牡牛座には変革の星である天王星が滞在中。
これが少しでも、人類にイルミネーションをもたらし、物質方向への欲求から、より高次の方向への意識の方向転換の刺激になりますように。

時間の認識 

2021-03-19 | Esoteric Astrology
明日に太陽は牡羊座に移動します。そして春分の日。
一年のはじまり。

一年をどこからはじめるかは、ケルトでは暗い方向に向かう11月だったそう。闇からはじまり後半が光の時期になるという流れも、じっくりと準備ができてよさそうです。

直線的でなく、円環的な時間の中に生きていると、もっと柔軟に「とき(時)」を感じることができるんだなと思ったりします。そして円には中心がある。自分がもどる中心があるのです。ただの直線のイメージだと、自分の居場所は???となりますね。

時間の認識、空間の認識は自分の世界観、人間観すべてに影響してくる大きな問題です。
今日から新しい占星学関係の講座がはじまりますが、占星学も前提となる時空間認識をかえるところが一仕事です。星々に意識を向けることで、頭の中を柔軟にしていけたらと思っています。

そういう世界を感じるために必要だなと思うことは、エネルギーという視点を持つことです。エネルギーっていう言葉が適切かどうかはちょっと?ですけど。

私はもともとボディワークが自分のよりどころなので、その延長でエネルギーワークを考えているので、物事を「エネルギーとそれが濃密になった物質」というシンプル視点に戻ることにしています。
エネルギーという概念で見る世界はシンプルです。ただ、多様な種類のエネルギーがあるというだけです。目の前に現れる様々な形、現象などはその結果をみているので、とても複雑に見えますが、「ああ、これって多様なエネルギーの順列組み合わせってことだ」と思えば、よろしいのです。

でも、その順列組み合わせ、そして異なるものが衝突したときの影響の予測、それがとっても複雑で、神の視点にならなければ、全てを見通すことはとてもできないし、それに比べたら、私たちの認識など、スズメの涙ぐらいのものなのです。

でも、人間は可能性をもっている。すべての生命は可能性を持っていると言った方がよいかな。
自分が見えている範囲というものが、誰にでもあるわけで、その範囲をしっかり認識していくことが大事です。そこに、既に必要なものが与えられている場合が多かったりするので。

この春からも、それを確認しながら、みんなで前に進んでいきたいと思います。

急がば回れ。

水瓶座の言葉

2021-01-21 | Esoteric Astrology
「私は渇いた人々に注がれる命の水である」

1月20日に太陽は山羊座から水瓶座に移動しました。昨年末の土星と木星のグレートコンジャンクションが水瓶座で起きたことは記憶に新しいことでしょう。

そして、春分点が水瓶座に移動しつつあり、これからの約2000年の水瓶座の時代がはじまると言われ久しくたちます。1969年、アポロの月面着陸があった年に、『アクエリアス』という曲がヒットし、調和と信頼の時代、水瓶座の時代、と喜びをもって歌われました。
https://www.youtube.com/watch?v=x90WHlvKasQ

水瓶座のモデルはトロイアの王子ガニメデが水瓶を持つ姿であると言われています。ガニメデは美しい少年で彼を気に入ったゼウスが鷲に姿を変えてオリンポス山に連れて来たといわれています。ガニメデは故郷を思いながらも、神々に不死の酒ネクタールを給仕するなどの役割を担当していたそう。

また、水瓶座から流れる水は、宇宙に行きわたる生命のエネルギーであり、私たちの肉体に流れる血液とも関連しています。まさに、命の源、不死の酒ネクタールに通じるイメージがあります。

水瓶座の対極には獅子座が君臨しています。獅子座は自我意識、私は私であるという意識の象徴です。その自我意識にどっぷりと入り探求し深めていくことで、利己的な獅子座的存在は水瓶座的な友愛と奉仕の存在へ変容します。

それが、まさに、私たち人類が辿る「人の道」です。

「私は渇いた人に注がれる命の水である」
は、秘教的な水瓶座の言葉です。

これから1か月、太陽が水瓶座を通過する間に、これから始まる(人間にとっては)長い長い水瓶座の時代の中での私たちの責務を考えていきたいと思います。

絵:アントニオ・コレッジョ『ガニメデスの略奪』

2021年 最初の新月

2021-01-13 | Esoteric Astrology
今日は今年最初の新月ですね。
今年もよろしくお願いいたします。

新月あたりに、今年1年のこと、考えたらよいかなと思っていたのですが、あまり、新しいことをしようという気分にならず、山羊のようにコツコツと山を登っています。

昨年末のグレートコンジャンクションの響きが続いているように思います。水瓶座に入った木星と土星、太陽が水瓶座に移動したころに、水瓶座的なバイブレーションがもう少し現実に落ちてくるかな。
そして、それより前の1月17日に立春前の土用に入ります。冬から春に向けての準備をする時間。自然界では、そのあたりの期間に大地が宇宙諸力を結晶化すると言われていますので、もう少し、静かに過ごしたいと思います。

2020年 最後の満月によせて

2020-12-30 | Esoteric Astrology
今年最後の満月瞑想によせて
今日は今年最後の満月。瞑想会を行いました。今年はCOVID19の感染拡大一色でしたが、天の事象としては、いろいろありました。
私的に一番印象に残っているのはネオワイズ彗星の出現です。これは以前からわかっていたわけではなく、今年の3月になってから観測衛星ネオワイズ(2009年打ち上げ)が発見したものです。
土星と木星のグレートコンジャンクションも、過去200年、地のサインで起きていたものが、今年2020年は水瓶座で起き、以降、しばらくは風のサインで起きます。春分点も魚座から水瓶座へ移動しつつあると言われており、新しい2000年がやっとスタート地点についたともいえるでしょう。
これまでの古い物語が、既に機能不全に陥り、地球の気候も危機的状況にあります。新しい物語、新しい叡智(Neowise)を見出す流れに私たちはあるのでしょう。
それは、2020年に天から送られたメッセージにはっきりと記されています。
そしてこの満月は、山羊座のエネルギーにフォーカスします。
山羊は荒野をさまよい、食べ物を求めて断崖絶壁をも登っていきます。私たちは、このコロナ禍の中で荒野をさまよう羽目になっているといってもよいでしょう。欲求に従って何かを求めていけるところまで行ってみた時に、これ以上、上に行けない山頂に達します。
物質を求める、または権力を求める上昇は、もうこれ以上、行く道はないと方向転換すべき時ではないでしょうか。
また、山羊座はイニシエーションのサインでもあります。イニシエーションとは何か次の段階に移行する門を通ること。
今年の4月ぐらいに目にした、あるエッセイの一文を思い出しました。
これは何のイニシエーションなのでしょうか?
それはコロナウイルスの名前に
手掛かりがあります。コロナとは「王冠」です。
「新型コロナのパンデミック」とは
「万人のための新しい戴冠式」を
意味するのです。
(”The Coronation” by Charles Eisenstein)
https://charleseisenstein.org/essays/the-coronation/
戴冠とは自分に権威が与えられること。
誰かがつくった物語の中に生きることをやめ、誰かに預けていた力を取り戻すことが、戴冠式ともいえるかと思います。
それは自立した個人がつながっていくグループ意識を司る水瓶座の時代のはじまりに相応しいことが、起きていると言える。
ひとりひとりが真摯に自分に向き合うことで、この禍から、新しい物語のはじまり、新しい叡智、新しい希望の光を見出せますように。

太陽は山羊座へ

2020-12-22 | Esoteric Astrology
photo by mabi2000 CC BY-SA 2.0

昨日12月21日に太陽は山羊座に移動しました。

山羊は食料を求めて不毛な岩場を歩き、そして山頂へと登っていきます。
山羊座の山羊は、霊的な方向性を求めて高みへと登ろうとする人間の象徴です。

はじめ、人間を導く力は欲求や欲望、野心。しかし、自分の内側を見つけつつ進むことでそれは、物質界から山頂に意識を方向転換する。霊性を高めるためのたゆまない熱誠と変容する。

そこで出会うのは、イエスキリストが悪魔の誘惑を受けたように、様々な自分を試す事柄に遭遇する。登っては転げ落ち、また昇っては転げ落ちるという経験を繰り返すこともあるでしょう。

しかし、終に人は、自分自身が作り出した幻想や幻惑の霧の中を通り抜け、この世のすべてを見渡せる山頂へとたどり着く。その時に、様々な秘密がその人に明らかにされる。

太陽が山羊座にいるこの期間、木星と土星が水瓶座で出会い新しい時代の兆しを届けます。冥王星は未だ山羊座の中にいて、古いシステムを壊す仕事を続けるでしょう。

そして、キリストの地球への受肉という出来事を祝うクリスマスがあります。イエスは山羊座の山羊の方に山頂に登り、すべてを見渡し、再び地上へ降り人々の内なる光として水瓶座の時代が来る準備をしました。

この冬の静かな時間、自分の内なる光に意識を向けてみましょう。

山羊座における秘教の言葉はキリストのその人類に対する愛の行為を示しているかのようです。
「私は天上の光の中で迷いながらも、その光に背を向けよう」
(Lost am I in light supernal, yet on that light I turn my back.)

Make ○○ Great Again?

2020-12-20 | Esoteric Astrology
あさってはグレイトコンジャンクションだ。木星と土星が合に、しかも水瓶座で、だ。

しかしグレイトっていう言葉にモヤモヤする。世の中、なかなか良くならない風に思えるのは、グレイトな何かにみんな期待しているからではないだろうか。。。とか。

高度経済成長のころ、劣等感をバネに頑張ってきたオヤジたちは、そして、バブル期を経験してきたおやじたちは(わたしもいちおうバブル期は通ってきているが)、またグレイトアゲインを夢見てたりするのだろうか?「がんばればなんとかなるのに、今の若いものは弱すぎる」とかいう。いや、あんたの時代は高度経済成長期だったから・・・。そして相変わらずの男尊女卑や無自覚の差別意識に無頓着。

世界に救世主を求める人たちは、祈っていれば、地球は(自分は?)アセンションすると思っている。グレイトな変化を求めている。いや、そんなにすぐに変わらないから・・・。変わるのは自分がいなくなってからかもよ。

3.11の震災の後の脱原発運動、安倍やめろ運動、幾度かの選挙、後なんかあったっけ?われらが声をあげた運動はことごとく負けている。世界が変わらないことに対する苛立ちや敗北感から、もう闘うことに疲れ、燃え尽きる人、あきらめる人も多いことだろうと思う。

でも、昨日、もりぞうがこう言っていた。現在行われている政府のエネルギー基本計画の会議をみていると、原発を使うことに対して積極的ではないという。少なからず、市民の原発への反発がボディブロウのように効いているのだろうと。

私たちは大事なことが決まる前の政府の動きを意識していない。知らされていないし、知ろうともしないし、あることすらわからない。メディアも何も言わない。どうでもいい情報しか流さない。気づいたときに、「あれは陰謀だ」と言い被害者モードになる。

しかし、世界をよく観察している人は、どこで何が起きているか、そして、そこにある希望も絶望も良く観ている。そして、小さな変化に気づいている。だからこそ、あきらめず、たゆまずコツコツ進んでいける。

グレイトなものではなく、小さいところに真実がある。もう、時代遅れの、やり方はやめたい。

土星と木星が出会うことは大事にしたいけど、オレの動きもちゃんと見てくれと、私の中の水星は言っている。グレイトなものに期待するなんて雑でダッサい野郎だな、と言っている。おいらが逆行したら、すぐにあたふたするお前らもダサいなと言っている。もっと、注意力を研ぎ澄ませと言っている。

(絵:Abraham Danielsz. Hondius - Mercury and Argos

金星の光

2020-12-18 | Esoteric Astrology
今日は金曜日。金星の日。

というわけで、朝の瞑想会では金星を意識した瞑想をしてみました。
金星が誘うのは、真理をみようとする欲求や衝動。自分の内面を浄化し、感情の渦や思考の思い込みを排し、真理を見る明るい光。

一般的な占星術では、愛と美の女神ビーナスの名で親しまれている。恋愛、金銭、物質性、女性性などが金星のキーワード。秘教的には金星は科学の光線であり、宇宙の真理、神の思考をみようとする力。

愛とは、自分勝手な感情や、自分の思い込みを排し、他者の深いところにある言葉や思いに静かに耳を傾けるという意味で、秘教的な金星が持つ力とつながります。そして金星の光はアジナチャクラと関連します。

植物においても、金星力は、これから空間に顕われようとするものを受け止める役割をしています。

静かに耳を傾ける。これから顕現しようとする萌芽にスペースをつくる。

冬至とクリスマスに向けて、地上に光が生まれる場を整える適役とも言えるでしょう。