Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

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たまに更新します。
最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

Walk In Beauty

2021-07-06 | スピリチュアリティ・魂の癒し
Walk in Beauty

「今日も一日世界は美しくある
わたしの前にある美とともに
わたしの後ろにある美とともに
わたしは歩む」

ネイティブアメリカンのナバホの人たちは、
早朝、太陽の昇る前に東の空に祈ります

小さな草花から、天高く輝く大きな太陽まで、
自然界は美しさに満ちています

それを生きる基準であり土台としなければ、
人間は誤った道しか歩めないでしょう


Now I Walk In Beauty Libana- Fire Within



自分のことは自分で決める

2021-06-28 | スピリチュアリティ・魂の癒し
東日本大震災の後、私が住む福島では、放射能の影響を考えて、ここから避難する人、移住する人、残る人がいて、それぞれが、自分の行く末を自分で考えて決めることになった。

その時、人は大きな決断をするときに、何を基準に決めるのだろう、決めたらいいのだろうという問いが、自分の中から湧いてきた。

自分の中に迷いはなかったので、自分の中の声に従えばいいと思いつつ、迷っている人にどうサポートするのが良いかと考えた。そのためには、もっと深い人間の在り方を学ぶ必要があると考え、いろいろ学んでみることにした。

そこで得た結論は、「人には魂の計画があり、魂が進化するように計画されている」ということだった。それは、私の子どもの時からの長年の疑問を解くことにもつながった。

放射能の問題は、情報が錯綜し、しかも大量の情報が押し寄せてきて、考えれば考えるほどわからないものとなった。どれを真実と捉えるかで、人と人の中で分断も起きた。

そこでは、ひとりひとりの事情が違う中で、ひとりひとりの決断を尊重することが大事なことを学んだ。

今、コロナのワクチン接種のことでは、同じようなことが起きているようだ。大量の情報が押し寄せ、どれを真理として受け取るかによって、受けるべきか、受けてはいけないかの中で分断が起きている。
私たちは、3.11の学びを生かすとしたら、ひとりひとりの事情の違いを理解し、各々の選択を尊重することが重要なことになる。

自分の正義はいったん脇に置くこと。そして、同調圧力、人任せ、自分の決断に自信や責任を持てない、というマインドセットから抜け出すことも必要。

自分のことは自分で決めるという、自我意識をしっかり持っていくこと、他者を尊重することを学ぶ機会としてとらえることも大事。

また、このことと、権力者が権力やお金を適切に使うことができていないことに対し、監視し批判していくことは、別な問題であることも、自覚しておく必要もある。

自分の魂と、明晰な意識の光に繋がれますよう。

自然界のヒーリング

2021-03-26 | スピリチュアリティ・魂の癒し
ヒーリングの研修から帰ってきたら、近所で大規模に木の伐採がおこなわれていました。何か事情があってのことだと思うので、残念ですが見守るしかなく・・・。

今朝、その場所から切られたカラマツの枝を拾ってきてヒーリングをしてみることにしました。

自然界には目には見えない様々な存在達がいます。高次の存在になるにつれて慈悲深く、ヒーリングをしてみて感じたことは、自然界をヒーリングしているつもりが、実は自分たちがされているんだなということ。

その土地の伐採などに関わっている人たちにも癒しのエネルギーが送られていました。
春の遅い裏磐梯では、これから様々な植物たちが目覚めるとき。大きな木が何本も切られ、場のエネルギーが全く変わってしまいましたが、またその土地に調和が訪れますように。

動物と人間

2021-03-09 | スピリチュアリティ・魂の癒し
私は子どものころからこう思っていました。
「人間はほおっておいても自分で自分の面倒は見れるけれども、動物たちは人間がケアをしてあげなければいけない存在だ」と。
幼稚園にも行く前の話。

結局、物心ついたばかりぐらいに思っていたことは、自分の今世の課題となっているかもしれないと、歳を重ねるたびに、そう感じることが多くなってきます。

もう一つの課題があります。これも同時期のことですが、拾ってきた子猫がアクシデントで次の日に死んでしまい、「この子は生きていて幸せだったのだろうか?」という想いが残りました。それは、その後、父が癌の闘病を経て亡くなった時にも、同じ疑問が残りました。自分たちも本人も精いっぱいやってきたにもかかわらず。

3.11の震災後、重大な局面を迎えた時に、人がどこにつながって決断をしていくか?を、人をサポートするセラピストとして、もっと深く知らなければいけないと思い、スピリチュアリティについて学びたいと、やっと強く思いました。

そのプロセスの中で、母の病気や飼い猫の失踪などの体験の中で、多くのことを実践する機会がありました。そして、幼少期からの疑問は、3.11という避けがたい高い山を登らざるを得なくなったことで、いくつかは答えの方向性を見出すことができています。

人間のことは、なんとなく分かったので、ほっと一息と思っていると、また家出癖のある飼い猫が、ふらっといなくなったりします。そうすると、やはり動物たちに私はどう向き合うのか、までが自分の課題の中にあるのかと思い至りました。

2009年に神奈川県の相模湖町から裏磐梯まで連れてこられた、わが家のにゃんこ姉妹、12歳。震災当時は2歳。

もうすぐ、丸10年目の3月11日がやってきます。その時までには戻ってきて欲しいですが、いずれにしても、自分の新しい課題を生きることに、また自覚を持つ日にしたらよいかなと思っています。

自然界からあまりにも乖離してしまった人間に、また自然界とのつながりをもたらすための何かを、動物たちや自然界の生き物とともに、貢献できること、考えていきたいと思います。

本当は、人間と動物の魂的な違いを書こうと思ったのですが、その前提が長すぎて、すみません。
今日はここまでにしたいと思います。

思考することの重要性①

2021-03-02 | スピリチュアリティ・魂の癒し
【思考することの重要性①】
考えるな、感じろ、とか
頭ばっかり使っていないで感覚をつかうんだよ、とか
そんな言葉、よく聴きます。
思考や考える、ということが
あたかも悪いことのように聞こえますよね。
しかし、ここは誤解なきように
理解する必要があります。
特に現代の私たちにとっては。
簡単に言えば、
「考えること」も「感じること」も大切で、
要はそのバランスが重要であるということです。
そのことが、さらに高次世界、
スピリチュアルな世界を理解する土台となります。
そこができていないと、
時には幻想や思い込みに囚われて、
人生の時間を無駄にすることも生じえます。
しかし、そんな時期があっても、
ある時、ふと気づくことができれば、
その体験も大事なことだったと言えるかと思います。
私自身は、感覚人間、もっというと、
触覚人間なので、
考えることは後回しになる傾向があります。
仕事柄、人に教えたり、
何かを伝えることをすることが多かったので、
言語化するうえで、
自分が感覚で捉えたことや体験したことについて、
考えたりまとめたりすることで、
そのバランスをとっていたように思います。
なので、考えること、感じることの
バランスをとるための方法はたくさんあると思いますが、
書くことは助けになります。
シュタイナーは内的働きを
「思考」「感情」「意志」に分けて語っています。
また、アリスベイリーなど神智学的な観点では、
思考のレベルは、「具体マインド(低位メンタル)」と
「抽象マインド(高位メンタル)」に分けています。
自分の魂とつながることや、
植物の言葉を理解するうえで、
重要な話につながっていくので、
この続きは、また、
あらためて書きたいと思います。

シュタイナーの言葉

2021-02-27 | スピリチュアリティ・魂の癒し
今日、2月27日はルドルフ・シュタイナー先生のお誕生日だったようです。
それにちなんで、満月瞑想会の中で、シュタイナーの瞑想の言葉を紹介させていただきました。

宇宙と人間ー平和の踊り

魂の望みが芽生える
意志の行為が生長する
人生の果実が実る
わたしはわたしの運命を感じ
わたしの運命は私を見出す
わたしはわたしの星を感じ
わたしの星はわたしを見出す
わたしはわたしの目標を感じ
わたしの目標はわたしを見出す
わたしの魂と世界は、ただひとつのものだ
生がわたしのまわりで明るくなる
生がわたしのために重くなる
生がわたしのなかで豊かになる
平和にむけて努めよ
平和の中に生きよ
平和を愛せよ

『瞑想と祈りの言葉』(ルドルフ・シュタイナー 西川隆範編訳)より

シュタイナーの言葉には力があります。
人間は思考という領域を超えて初めて普遍的な領域に到達することができます。それを「世界思考」「宇宙思考」とも言います。感覚世界をあらわす思考や言語を超えた、普遍的な言葉の響きとして、私たちの内側に響いてきます。
この、何度も出てくる「わたし」という言葉は、自分の中の中心をつくる響きに感じます。わたしの核を感じつつ、他者との調和をめざす。
シュタイナーが意図した平和な世界へと向かいますように。
魚座ー乙女座の満月の夜、ルドルフ・シュタイナーに畏敬の念と感謝を込めて。

ウィルスは変わるけど、人間は変わろうとしない

2020-12-27 | スピリチュアリティ・魂の癒し
今朝は、今年最後の朝の瞑想会でした。

自然王国とともに呼吸をする瞑想をしました。コロナパンデミックの中、オンラインで始めた瞑想会ではじめのうちよく取り上げていたものです。

瞑想会を始めた春には、2020年の年末がどうなっているかは、全く想像がつきませんでしたが、コロナは収まる気配もなく世界各地で第2波、第3波がやってきています。
最近では変異株がいくつかの国で見つかり、日本にもそれが入ってきたことがニュースになっていたことは皆さまもご存じかと思います。
人間がなかなか変わることができない中、ウィルスたちは軽やかに変化していきます。「風の時代」という言葉が独り歩きしていますが、もうすでに、私たちは風の時代からの要請を受けていること、気づく必要があります。

鉱物王国、植物王国、動物王国といった自然王国の上に、成り立っている人間王国。そして、自身が地球のケアテイカーであることを忘れて、支配者であると勘違いしている人間王国。
ミューテーションすべきなのは自分自身であるにもかかわらず、周囲を変えようとする人間王国。
自分が地球上の一員という意識を持つこと、そして、今すべきことに多くの人が気づく年末年始となりますよう、よき年末年始をお迎えください。

分析ではなく、吸収によって学ぶ

2020-12-26 | スピリチュアリティ・魂の癒し
「分析ではなく、吸収によって学ぶ」
「相違を探すのではなく、類似点を認識する」

秘教の膨大な体系を学ぶときに重要な態度として、繰り返し言われることです。それから、表や図にすることも、あまりお勧めされない。
私は講座の時に必要なものについてざっくりと図や表をつくるようにしています。特にオンラインの場合、なかなか、板書することなど難しいので。ただ、それが絶対的なものと捉えてしまうと、道に迷うということもお伝えしています(しているつもり(;^ω^))
日本の学校教育を受けていると、暗記すること、一つの答えを出すことを繰り返していくうちに、どこかにわかりやすい答えがある、とマインドが勘違いしていることが多々あります。
そこをまず払拭していかないと、霊的な世界、スピリチュアルな世界を理解することは不可能なので、じゃあ、どうしたらよいかというと、冒頭に書いたところに力を注ぐことになります。
そうしていくうちに、いつの間にか自分の中で、知っていることが増えて、それぞれをつなげていくことができます。急がず焦らずに進んでいくことも大切です。

旅の終焉と未知の扉

2020-12-26 | スピリチュアリティ・魂の癒し
未知の扉を開ける前に必ず旅があり、旅の終焉には大きな出来事がやってくる。

あと1週間もしないうちに今年が終わります。振り返ればコロナに翻弄(?)された一年。私たちは外側への旅ができなくなりました。それはある意味、象徴的な出来事であるかと思います。今までの旅は終わりました。
イニシエーション(次の段階に入る)の扉を開けたら、引き返すことは不可能。自分の中で何を次の段階に進める必要があるのか、カレンダー上の新年を迎えるにあたり、今一度振り返る必要があります。
外側に答えはありません。外側の旅を終わらせ、内側を巡るよい機会。そして、私たちは形態としては分離しているけれど、内側ではすべてがつながっていることに気づきます。
世界に広がる恐怖や不安、その霧を通り抜けた時に見える、先に続く光、それを見つけていきたいものです。

深い闇の中の小さな光

2020-12-19 | スピリチュアリティ・魂の癒し
©Binny V A

朝の瞑想会では、冬至とクリスマスに向けて、シュタイナーの魂のこよみを読んでいます。

魂のこよみ 12月15日~21日 冬

世界の冬の夜に 精神の光を 担おうと
私の心は 浄福な勤めにいそしむ
すると 輝く 魂の萌芽が
世界の根底に 根付き
神の言葉が 感覚の闇を貫いて
あらゆる存在を 照らし 響き渡る

(『魂のこよみ』秦理絵子訳 イザラ書房)

私たちは自分の内側に小さなろうそくの光を灯します
そして、周囲にも同じように小さな光がたくさんいることに気づきます
たくさんのいのちたち

「火」はどんな質を持っているでしょうか?
はじめに暗闇の中に熱だけがありました
熱が徐々に高まってくると、突然、光が顕われます

神は「光あれ」と言った。そしてそこには光があった

天地創造の一節です。光は熱から生まれます

火は熱と光から成っています
熱とは意志
存在への意志が最初にありました

私たちはその熱をもって地上に受肉しました
その熱と光を灯し続け、ここにいます

地球の大気圏には、宇宙から舞い降りた光が柔らかく地球を包み、
地上の小さな火はその光を見上げます
炎はいつも上に向かいます
宇宙からひらりと舞い降りた光に引きつけられているからです

最も闇が深まる冬至。地球の真夜中の季節を過ぎた瞬間に、
地上の光は復活の道に戻ります

深い闇の中にあっても、静かに自分の内側に火をともし続けよう